JPH02186099A - トンネルのライニングコンクリート打設方法 - Google Patents

トンネルのライニングコンクリート打設方法

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Publication number
JPH02186099A
JPH02186099A JP1004234A JP423489A JPH02186099A JP H02186099 A JPH02186099 A JP H02186099A JP 1004234 A JP1004234 A JP 1004234A JP 423489 A JP423489 A JP 423489A JP H02186099 A JPH02186099 A JP H02186099A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tail
concrete
flexible sheet
shield
tail part
Prior art date
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Pending
Application number
JP1004234A
Other languages
English (en)
Inventor
Kaiji Yanagihara
柳原 海二
Tsunehisa Matsuda
松田 恒久
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Koki Co Ltd
Original Assignee
Nippon Koki Co Ltd
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Publication date
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  • Lining And Supports For Tunnels (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、シールド掘進機のテール部で打設されるライ
ニングコンクリートの品質向上手段に関する。
(従来の技術) トンネルへのライニングの構築方法として、例えば第6
図に示すようにシールド掘進機の後方でセグメント31
を組み立℃、セグメント31に形成した注入孔32がら
豆砂利とモルタルからなる裏込め材33を地山との間に
注入する工法が知られている。
(発明の課題) ところで、曲線部の掘進や、直線掘進時の上下左右の偏
心の修正の際には、掘進機が進行方向を変えやすいよう
、切羽を掘進機の外形より広く掘削する、いわゆる余掘
りが行われるが、その結果、図に示すようにセグメント
31と地山との隙間(テールボイド)13が大きくなる
ため、このような場合には地山が変形しないよう、テー
ルボイド13へ裏込め材を隙間なく充填することが肝要
である。しかしながら、セグメント31の裏側に注入さ
れた裏込め材は目に見えないため、施工品質の管理は容
易でなく、これがセグメント工法の難点となっていた。
これに対して、シールド掘進機のテール部の内側に型枠
を組み立て、これらの間に生コニ/クリートを投入しな
がら、掘進機をテール部とともに前進させ、生コンクリ
ートを後方に押し出して所定の圧力のもとで地山に密着
させる直か打ち工法も知られているが、テールボイドが
大きいと、投入したコンクリートがとテール部と地山と
の隙間からシールド機の側方へと回り込んでしまい、十
分な打設圧力の確保が難しくなるとともに、回り込んだ
コンクリートがシールド掘進機の前進の抵抗となるとい
う問題があった。
本発明は、以上の問題点に鑑みて、大きなテールボイド
においても、地山に密着した良質のライニングコンクリ
ートをh!!築することを目的とする。
(課題を達成するための手段) 本発明は、シールド掘進機の後部に形成した筒形のテー
ル部の内周に可撓性のシートを仮装着し、この可撓性シ
ートと内側に組み立てた内型枠との[15に生コンクリ
ートを投入し、シールド掘進機の推進に伴い、シールド
掘進機に備えた妻型枠支持ツヤツキによりこの生コンク
リートを前記可撓性シートとともに、テール部後方に残
る内型枠と地山との間に押し出すことにより、ライニン
グコンクリートを打設する。
(作用) テール部の内側に仮装着された可撓性シートが妻型枠支
持ジヤツキにより生コンクリートとともにテール部の後
方へ押し出され、テール部から地山へと展開することに
より、生コンクリートが地山とテール部の間からシール
ド掘進機の側方へ回り込むのを阻止する。このため、生
コンクリートは所定の打設圧力を維持しつつテールボイ
ドを満たす。
(実施例) 第1図〜第5図に本発明の実施例を示す。
第1図において、1はシールド掘進機のテール部であり
、トンネルの掘削断面とほぼ等しい筒形に形t、され、
その外周には切羽の山留とシールド掘進機の推進のため
に前後方向に駆動される数多くのメツセル2が並列に装
着されている。
このテール部1の内側にセグメント状の内型枠5が組み
立てられる。また、テール部1の内側にはピストンロッ
ドを後方に向けた複数の妻型枠支持ジヤツキ3が周方向
に適当な間隔をおいて掘進機に支持され、リング状の妻
型枠4がこれらのピストンロッドの先端に支持される。
この妻型枠4の内外周には内型枠5とテール部1とに圧
着するゴムチューブによるパツキン6がそれぞれ装着さ
れる。さらに、この妻型枠4には第2図に示す投入Ir
!7を介して後方のコンクリートポンプに着脱自在に接
続される生コンクリート投入口が形成される。なお、内
型枠5は図示されないツヤツキを介して掘進機に支持さ
れる。
テール部1の後端にはテール部1に連続して後方へ延び
る弾性材によるテールパツキン8が取り付けられる。
さらに、テール部1の内周部には、第5図に示すように
粘着テープ9を用いて重複部を作った可撓性シート10
が、後端を第1図のように後方の既設のライニングコン
クリート12に沿って折り返した形で仮装着される。な
お、テール部1の内周部には予め固いグリースが塗られ
ており、可視性シート10はこのグリースの上から幾つ
かの永久磁石片11によりテール部1に仮止めされる。
第1図においては、メツセル2が前方へlし、テール部
1の内側に可撓性シート10が仮装着されている。生コ
ンクリートは第2図に示すように内型枠5を組み立てた
後に、テール部1と内型枠5の間に投入管7を通じて所
定の圧力のもとで投入される。なお、ライニングコンク
リート12を鉄筋コンクリートで構成する場合には、内
型枠5の組み立てに先立ち、テール部1の内側で鉄筋を
組み立てておく。
一方、この生コン21ノートの投入に平行しで、すべて
のメツセル2を後退方向へ駆動する。この結果、地山と
メツセル2との摩擦抵抗により、掘進機が逆にメツセル
2側へ引き寄せられて前進する。また、これに同調して
妻型枠支持ジヤツキ3と内型枠5の支持ジヤツキとが伸
張駆動され、投入された生コンクリートは妻型枠4を介
して、前進するテール1の後方へと押し出される。
後方へ押し出された生コンクリートは、掘進機の前進に
よりテール部1と既設のライニングコンクリート12と
の間に生じた隙間から、可撓性シート10の後端の折り
返し部分を押し込むようにして、テールボイド13に侵
入する。
そして、テール部・1が更に前進すると、可撓性シート
10は後端に作用する生コンクリートの打設圧力のため
、テール部1の内周とテールパツキン8に沿って後方へ
滑動し始める。なお、この時テール部1の内周部に塗布
したグリースが可撓性シート10のスムーズな滑動を助
ける。一方、テール部1の後方へ押し出された生コンク
リートはこの可撓性シート10を地山に押し付けるよう
にしてテール部1の後方の拡大するテールボイド13を
満たす。なお、この時粘着テープ9で仮止めされた可撓
性シート10の重複部が生コンクリートの打設圧力で解
けることにより、可視性シート10は面積を拡大しつつ
テール部1より大径の地山表面に展開する。
このようにして、可撓性シー)10がテール部パツキン
8に連続してテールボイド13を前後に画成するので、
投入管7がら投入された生コンクリートは第4図に示す
ように、テール部1の側方に回り込むことなく、後方の
テールボイド13に隙間なく充填される。
テールボイド13に充填したこのコンクリートが自立可
能な程度に硬化したら、テール部1の内周部に新たな可
視性シート10を仮装着し、シールド掘進機の掘進と次
のライニングコンクリート12の打設とを繰り返す。こ
れにより、掘進機が一定距離を前進するごとに、後方に
地山にしっかりと密着した良質なシングルシェルライニ
ングがv!築される。
なお、可撓性シート10は必ずしもテール部1の全周に
渡って装着する必要はなく、テールパツキン8と地山と
の間に隙間ができる部分のみに使用すれば良い。
(発明の効果) 以上のように、本発明はシールド掘進機のテール部の内
周に可撓性のシートを仮装着し、この可撓性シートと内
側に組み立てた内型枠との間に投入した生コンクリート
を、シールド掘進機の前進に応じて可撓性シートととも
に後方へ押し出すことによI)ライニングコンクリート
を打設するので、投入したコンクリートはテール部と地
山との間に展開する可撓性シートに遮られて、テール部
側方へ回り込まず、後方のテールボイドに隙間なく充填
される。このため、テールボイドの大きな掘削部におい
ても地山に密着した良質のライニングを構築することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜15図は本発明の実施例を示し、第1図〜第4
図はコンクリート打設の各工程を順を追って説明するシ
ールド掘進機のコンクリート打設部の要部縦断面図、第
5図は可視性シートの形状を示す斜視図である。 また、第6図は従来例を示すトンネル要部の縦断面図で
ある。 1・・・テール部、2・・・メツセル、3・・・妻型枠
支持ジヤツキ、4・・・妻型枠、5・・・内型枠、7・
・・投入管、8・・・テールパツキン、10・・・可撓
性シート、11・・・永久磁石片、12・・・ライニン
グコンクリート、13・・・テールボイド。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. シールド掘進機の後部に形成した筒形のテール部の内周
    に可撓性のシートを仮装着し、この可撓性シートと内側
    に組み立てた内型枠との間に生コンクリートを投入し、
    シールド掘進機の推進に伴い、シールド掘進機に備えた
    妻型枠支持ジャッキによりこの生コンクリートを前記可
    撓性シートとともに、テール部後方に残る内型枠と地山
    との間に押し出すことを特徴とするトンネルのライニン
    グコンクリート打設方法。
JP1004234A 1989-01-11 1989-01-11 トンネルのライニングコンクリート打設方法 Pending JPH02186099A (ja)

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