JPH02185395A - 回転切削装置 - Google Patents

回転切削装置

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JPH02185395A
JPH02185395A JP1229431A JP22943189A JPH02185395A JP H02185395 A JPH02185395 A JP H02185395A JP 1229431 A JP1229431 A JP 1229431A JP 22943189 A JP22943189 A JP 22943189A JP H02185395 A JPH02185395 A JP H02185395A
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JP
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groove
cutter
cutter member
cutting device
cutting
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Hans Hench
ハンス・ヘンヒ
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    • B29B9/02Making granules by dividing preformed material
    • B29B9/06Making granules by dividing preformed material in the form of filamentary material, e.g. combined with extrusion
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B02CCRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING IN GENERAL; MILLING GRAIN
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    • B27G13/00Cutter blocks; Other rotary cutting tools
    • B27G13/02Cutter blocks; Other rotary cutting tools in the shape of long arbors, i.e. cylinder cutting blocks
    • B27G13/04Securing the cutters by mechanical clamping means
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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  • Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は回転切削装置、特にプラスチック材料を寸断し
あるいは細く砕いたりするために適した回転切削装置に
関する。
[従来の技術及びその課題] 通常、寸断あるいは細断用切削装置はほぼ軸線方向に沿
う複数の溝を形成した回転本体を有し、谷溝には、例え
ば細長いカッター刃が収容されていて、締め付は具など
により固定されている。カッター刃は磨耗するので取り
替え可能でなければならない。通常、カッター刃は、切
削装置の回転軸に対して僅かに(例えば、2″〜3@)
傾斜している。
カッター刃は、セラミック、ステライト、硬質合金など
で形成されている。カッター刃は、強化ファイバーなど
により強化されているプラスチックの寸断又は切削に使
用されると磨耗しやすいので、必要に応じてカッター刃
を取り替える必要がある。従って、回転切削装置はカッ
ター刃を取り替え可能に構成しなければならない。
切削装置本体及びカッター刃に関しては様々な形態のも
のが知られている。ある締め付は具では、カッター刃を
収容する溝の長手方向の壁にカッター刃を押し付ける締
め付はシステムが用いられている。このシステムでは、
長手方向の壁がカッター刃に作用する。即ち、溝の側壁
が回転方向に逆らってカッター刃を押圧して、カッター
刃を効果的に保持する。それでも、カッター刃に作用す
る切削力は締め付は力の方向に逆らって作用するので、
締め付は力は非常に強くなければならない。
一般に、粉砕用切削装置、特にプラスチック材料を粉砕
するカッターは、溝フライスに幾らか類似している。米
国特許第3.887,975号は溝フライスについて記
載している。しかし、溝フライスは粉砕用カッターとは
異なり、軸方向の幅が狭いカッター刃又はカッターイン
サートを有する。米国特許第3,887,975号では
、カッターインサートは逆向きにして使用することので
きるほぼ平行四辺形の形状をしており、円形状のディス
クの周囲に等間隔に設けられかつ平行な壁を有する溝の
中に挿入される。
溝フライスの回転方向前方側に位置する谷溝の壁は偏心
部材を収容しており、この偏心部材は回転して溝の中に
入り込み、カッターインサート内の対応する凹部と係合
する。カッターインサートは幅が狭いので、カッターイ
ンサートに作用する力は、軸線方向に細長いカッター刃
に作用する力とは相違する。
溝フライスのカッター刃は、切削を行わない側が溝の底
に当接するようにして半径方向に締め付けられる。とこ
ろで、この構成では溝の底と係合するカッター刃の部分
が以前の使用により磨耗した切削刃である場合は、半径
方向の最も外側にある切削刃の位置は新しいチップを挿
入した場合の位置とは異なってしまうことになる。即ち
、カッター刃を逆向きにすることにより、このカッター
刃の外側の端がまだ引っ繰り返されていない新しいカッ
ター刃の外側の端により形成される円筒状の仮想面には
位置しなくなってしまう。このように、最も外側にある
切削刃の半径方向の位置は、溝の底に当接する反対側の
切削刃の長さにより決まるので、各カッター刃に作用す
る力は相違することになる。
本発明は、カッター刃が挿入されると、カッター刃を正
確な位置に配置して、その位置でカッター刃を取り外し
可能に安定的に保持し、しかもこの取り外し可能なカッ
ター刃を含めた装置全体の製造を容易かつ安価にし、特
にプラスチック材料を寸断したり細かく砕いたりするた
めに用いられる回転切削装置すなわち回転カッターを提
供することを目的とする。
[課題を解決するための手段、作用及び効果]カッター
部材には、例えば肩部のような係合位置決め手段が形成
されている。この肩部が溝内に形成されている位置決め
用当接手段に係合すると、カッター部材の切削刃が共通
の仮想周面又は仮想円筒の周面上に位置するようにカッ
ター部材が正確に位置決めされる。そして、カッター部
材をこの正確な位置に保持するために偏心部材が本体の
回転方向前方側に設けられている。
このような構成であれば、溝内に形成されている位置決
め用当接手段が例えばカッター部材に形成されている肩
部のような係合位置決め手段と協働するので、調整手段
や再位置決め手段を用いるまでもなくカッター部材が正
確に位置決めされてカッター部材のカッター刃が共通の
仮想周面上に配置される。その実際の位置は、溝内に配
置された位置決め用当接手段及びカッター部材自体に配
置された係合位置決め肩部により定まる。刃の磨耗、又
は刃の形状は細長いカッターの最も外側の端の半径方向
の位置に影響しない。
本発明の特徴によれば、カッター刃の前方に位置する保
持装置、特に偏心部材により、カッター刃に作用する切
削力の方向が偏心部材の保持力の方向と同一方向になる
ので、カッター刃に反対方向に作用する力を効果的に防
止できる。即ち、切削動作及び保持部材の両者の力が相
互に反対方向に作用して部分的に打ち消し合ってしまう
ということを効果的に避けることができる。本体が回転
することによってカッター刃が遠心力の作用を受けて外
側へ突出することは非常に危険なので、保持力が例えば
装置本体の動作などの外部の力により減少してはならな
いということが重要である。
[実施例] 第1図及び第2図は、それぞれ本発明の回転切削装置に
おけるカッター部材の異なる実施例であり、カッター部
材を本体に取り付けるための構成が併せて示されている
鋼鉄製のカッター13は大きな円筒状の本体(第3図)
に保持される。本体1には、ハブを構成し、これと共に
回転する軸を受ける共軸の貫通ボア2が形成されている
。本体1を軸に固定するために、本体1にはボア2の近
くに周辺締め付は部材3が配置されている。円筒状の本
体1は軸方向に隣接して配備された同様な別の円筒状本
体に連結することができる。連結された本体相互が一緒
に同期して回転できるように、本体1には突出ビン又は
スタブ4が設けられていて、これが本体1に隣接する別
の本体の対応四部にはめ込まれる。
このようにして、複数個のカッターユニットを軸方向に
連結することにより、軸方向に延出した切削具を形成す
ることができる。
本体1の周面には、はぼ軸線方向に沿って延設された複
数の溝5(第1図)が周方向に等間隔に形成されている
。これらの溝は、本体1の回転軸を通る半径方向の面に
対していずれも約2@ないし3″傾斜している。この僅
かな傾斜により運転中の騒音が減少する。傾斜角度が非
常に小さいので、溝は「はぼ」軸線方向に延設されてい
る言うことができるが、好ましくは正確に軸線方向に沿
って延設されるのではないことを理解されたい。
溝5は両側壁6.7及び底壁8を有している。側壁6,
7は、例えば平行に構成することができる。
図示の例では、両側壁は相互に平行に延びている。
第1図に示すように、側壁7には位置決め用の用当接手
段12を形成する段部10が設けられている。段部10
は側壁7から垂直に延びている。
カッター部材13は、以下に述べるような形状をしてい
るので、支持部あるいは当接部12に係合して、溝5の
適切な箇所に正確に位置付けられる。
第2図の実施例では、溝5は半径方向の深さが第1図に
比べて浅くなっていて、底壁8が当接部12を構成する
段部10と同じ深さにある。したがって第2図の実施例
では、段部10は省略されている。
カッター部材13は溝5内にはめ込まれる。第1図に示
したように、カッター部材13は断面がほぼ台形をして
いる。カッター部材はいずれも逆向きにも使用できる。
即ち、両端にはそれぞれ刃が設けられていて、一方の切
削刃15が鈍くなったら、逆向きにして新しい研ぎ澄ま
されている刃を外側に配置することにより、更に切削操
作を継続することができる。カッター部材13は硬質合
金、セラミック、ステライトなどで形成することができ
る。切削刃15の部分には、すくい面あるいは切削面1
9と、後部逃げ而20とが形成されている。切削面19
及び後部逃げ面20は、例えば、35°という鋭角を形
成している。切削面19はカッター部材13の幅広い前
部主要側面22の一部である。後部主要側面23は前部
主要側面22と平行である。切削面19及び後部逃げ面
20の切削刃15から離隔する自由縁部は近接自由な端
部まで延設されている。即ち、切削面19はスロット2
5で終了している。カッター部材13を研磨して切削刃
15を再び鋭くすることがスロット25により容易にな
る。点線27(第1図)は、研磨によりカッター刃を再
使用できる限度を示している。カッター部材が研磨され
てその表面19.20が点線27に示される位置に至っ
ても、カッター部材を逆向きにすることにより、カッタ
ー部材を再び使用することができる。第1図の下側の例
は、同図中左側の刃が研磨により表面27の位置にまで
至っており、逆向きにして新しい表面19.20を有す
る新しい切削刃15が外に出ていることを示している。
カッター部材13は、係合位置決め段部である面26を
設けることにより、溝5の形状に一致される。面26は
、未使用の切削刃15に対し、当接部12と切削刃15
との離隔距離が正確に一定になるように設定されている
。従って、係合位置決め用の面26により切削刃15は
本体1の回転軸に対して正確に位置付けられる。また、
カッター部材を交換しても、第1図に示すように、面2
6と当接部12との係合により切削刃15は溝5の底壁
8に届かないように配置される。
第2図の実施例では、カッター部材13′には切削刃1
5は一個しか設けられていない。−個の切削刃15、表
面19.20及びスロット25はいずれも第1図と同じ
である。但し、カッター部材13′は逆向きにすること
ができない。カッター部材13′には満5の底壁8にま
で延びて、底壁8と係合する係合位置決め面26′が形
成されている。底壁8と係合位置決め面26′とは、切
削刃15が本体1の回転軸に対する所定位置に配備され
るような寸法に設定されている。係合位置決め面26.
26’ は、それぞれカッター部材13.13’の前部
主要側面22、及び後部主要側面23に対して直角に延
びている。
カッター部材13.13’には、軸線方向全体に亘って
延びる扇形形状の凹部30が形成されている。この凹部
30の最大の深さは、カッター部材13.13’の横断
寸法のほぼ115である。
第1図に示したように、カッター部材13の前部主要側
面22には凹部30に隣接して2個の張り出し部、突出
部、又は帯状部32が残っている。
張り出し部32は隣接したスロット25まで延びている
。係合位置決め面26は凹部30を中心軸として正確に
対称的に配置されているので、カッター部材13を逆向
きにしても、切削刃15の位置は変わらない。
カッター部材13′ (第2図)では、そのような張り
出し部32は凹部30に隣接した外側に一個だけ設けら
れている。張り出し部又は突出部32はスロット25の
辺りにまで延びている。前部主要側面22は第2図中の
左側が凹部30から係合位置決め面26′と交差するま
で延びている。
後部主要側面23は長手方向に延びる溝5の側壁7に完
全に係合している。
長手方向に延びる溝5の各々はカッター部材13.13
’ を締め付ける締め付は部材33を有している。締め
付は部材33は2つの部分からなり、矢印R(第1図)
で示す回転方向に関して、カッター部材13の前方に位
置している。締め付は部材33は、本体1(第3図参照
)の両側に鏡像のように対称的に一つづつ設けられた同
一構造の締め付はシステムよりなる。従って、両システ
ムの内の一方だけを説明する。
第3図に詳細を示したように、段付ボア35は溝5と平
行に位置し、本体1を貫通している。段付ボア35は、
内側に位置する円筒状ボア部36と外側に位置する2個
の大径偏心重ボア37とを有している。盲ボア37の軸
38と円筒状ボア36の軸39とは、第3図に示すよう
に、互いに位置がずれている。段付ボア35内には偏心
部材40がはめ込まれている。締め付は部材40は偏心
部材を形成する。
締め付は部材40は、中心軸39上でボア36内を回転
する円筒状のベアリング部41を有している。ベアリン
グ部又はベアリング部材41は、本体1の外方端又は表
面端に向かって延びて、盲ボア又は偏心溝37内に位置
する円筒状の偏心部42を形成している。偏心部42に
は、適切なレンチと係合して、締め付は部材40をボア
36の軸39を中心に回転させる工具係合部、例えば、
六角形のアレンレンチ用ソケット(AIlcn wre
nchsocket )その他の同様な係合溝43が形
成されている。
円筒状の偏心重ボア37は長手方向に延びる溝5と交差
している(第1図参照)。カッター部材13.13’上
に形成されている凹部30を延長した仮想曲面の径及び
偏心重ボア37の径は、この実施例では同一なので、カ
ッター部材13゜13′が溝5内にはめ込まれると、凹
部30により偏心部ボア37の欠けている部分が補われ
る。
円筒状ボア36内に位置するベアリング部41に対する
偏心部42の偏心は、偏心部42が180@を越えて回
転するとカッター部材13゜13′の凹部30内に完全
に入り込んで、凹部30内の締め付は領域又は締め付は
位置45内のカッター部材13.13’ と係合するよ
うに設定されている。偏心部42が回転すると、偏心部
は自己締め付は又は自己固定効果により適切な位置に固
定される。このように締め付けられると、カッター部材
13.13’ は後部主要側11023が長手方向に延
びる溝5の側壁7にしっかりと締め付けられる。更に、
係合位置決め面26及び26′が位置決め当接部12(
第1図)及び底壁8(第2図)にそれぞれ締め付けられ
る。
締め付はポイント、締め付はライン、又は締め付は領域
45は、偏心部42が第1図中で時計回り方向に回転し
た場合、四部30の最も深い地点より僅かに左側にある
。反時計回り方向に回転した場合は、締め付は部材40
は解放され、更に回転して偏心部42が凹部30から取
り出されると、カッター部材は半径方向に引っ張るだけ
で溝5から取り外せる。
プラスチ・ツクを寸断したり粉砕したりする力・ツタ−
の動作状態の一般的概略を示すために、本体1は寸法が
8ないし12cmで、回転速度が700ないし1000
 rpmであると仮定する。このような本体には、24
個のカッター部材13を周囲に均一に配置することがで
きる。しかしながら、これは−例にすぎない。本体の寸
法は実質的に変更することができる。例えば、本体1の
直径を200−にすれば、カッター部材13は32個設
けることができる。
次に第4図及び第5図の実施例について説明する。
第4図及び第5図の実施例における本体1′は中実では
なくて、カッター部材13.13′用の保持部材56を
有し、相互に離隔した2個のディスク又はホイール50
.50’で構成されている。
保持部材56は棒状又はボルト状をしていて、ディスク
50の周縁付近に相互に離隔して配置されている。カッ
ター13により切削されて粉砕されたプラスチック材料
は、保持部材56相互の間の空間を通過して、図示しな
い適切な容器に収集される。
保持部材56は遊びが生じないようにディスク50にし
っかりと締め付けられる。締め付はボルト52により両
ディスク50.50’が相互に締め付けられる。第4図
に示すように、右側のディスク50は段付貫通ボア55
を有している。このボアの内部をボルト52が貫通して
延びていて、このボルト52のヘッド54はこのボアに
収容されている。左側のディスク50′にはねじの切ら
れた孔55が形成されていて、ボルト54がねじ込まれ
ている。ボルト52を締め付けるること1こより、ディ
スク50.50’はそれぞれが保持部材56の側面57
に押圧されるので、両者がしっかりと保持される。ディ
スク50.50’には溝が形成されていて、この溝の中
には、保持部材56がはめ込まれていることが好ましい
。この構成は公知なので特に図示しないが、この構成に
より保持部材56と両ディスク50.50’ との間の
突起と凹みとが相互に係合する。また、別の取り付は構
造を設けて保持部材56をディスク50゜50′にしっ
かりと取り付けても良い。ディスク50は、カッター本
体50.50’ 、56を駆動するための適切なベアリ
ング内にディスクを維持する外部ベアリングスタブ51
を外側に保持している。
第5図は、保持部材56がディスク50に締め付けられ
た際の位置を示している。カッター部材13の締め付け
は、第1図との関連で述べたものと同じ締め付は部材3
0により行なわれる。
粉砕された材料が保持部材56の間を自由に通過できる
ように、保持部材には回転軸に平行に延びて保持部材の
側面を規定する平らな対向面62゜63が設けられてい
る。第7図に示したよ゛うに、保持部材間には空間が形
成されていて、プラスチツクの削り屑がこの空間を自由
に通過する。
第6図はカッター部材を満5内に締め付けるための更に
別の構造である。第6図は本体1内に位置するカッター
部材13″を示している。
溝5の前方側の側96′は溝5の底壁8′と約88°の
角度を形成している。底壁8′は平らである。後部側壁
7は溝5の底壁8′と直角を形成している。側壁6の角
度により、溝5の断面は本体1の軸から外側に向かって
狭くなっている。カッター部材13′はこの外側に向か
って狭くなっている溝5内にはめ込まれており、溝5の
狭くなっていく断面と同一の形状をしている。力・ツタ
−部材13′は基本的には平行な側部を有する。後部側
壁23及び主要側壁22に平行な線に対して約2″の傾
斜を有し、角のある四部220を力・ツタ一部材13′
の主要側壁22′に形成することにより、楔形状にする
ことができる。第6図の下側に示したカッター部材は、
側壁23と平行な別の上部主要側壁22を有している。
凹部220(第6図の上側のカッター)は溝5の端より
住かに上方に延びてカッター部材13′に食い込んでい
るので、第1図のカッター部材のスロット25と同じ機
能を有している。切削面19は後部主要側面23と平行
である。長手方向に延びる溝の側壁7はカッター部材1
3′の最大研磨ライン27の領域の辺りにまで延びて、
本体1が第1図の矢印Rで示す方向に回転したときにカ
ッター部材13′に作用する切削力に対してカッター部
材13′を支承している。
締め付は部材33′は先に述べた構造とほぼ同じ構造の
偏心部を有している。異なる部分は、締め付は部材40
がカッター部材13′の四部に係合するのではなく、本
体1の一部である締め付は部90をカッター部材13′
の角のある凹部220の領域内の前部主要側面22に係
合させる点である。締め付は部90は本体1の外周47
からボア37の全長に亘って半径方向に延びる一側面上
のスリット93により形成される。締め付は部材40の
回転又は捻りにより、締め付は部90は基部領域を中心
として弾性的に撓み、カッター部材13′の前部主要側
面22を押圧する。
本体1は別の形状のカッター部材を保持することができ
る。例えば、第6図の下側の例に示すように、溝は両側
壁を相互に平行にすることができる。符号13″aで示
すカッター部材はカッター部材13′ (第2図)にほ
ぼ対応した平行な側壁6を有している。四部30がない
ことを除けば、第2図のカッター部材と同じである。こ
の例でも、上側の例のカッター部材13′と同様に、本
体1の周辺領域部の変形により固定される。
カッター部材を締め付ける構成は中実である必要はなく
、第4図及び第5図との関連で述べたようにディスクの
間に締め付は部材を設けても良い。
第7図は第4図及び第5図との関連で述べたカッターを
用いたシュレッダ−又は裁断装置の概略である。ケージ
状の本体1′は簡略化するために省略した。
少なくとも一方が駆動されて相互に反対方向に回転する
2個の搬送ローラ72.73は、外部供給装置からカッ
ターに向けてストリップ状又はウェブ状の細長いプラス
チック材料74を供給する。
プラスチックは、カッター部材13の切削刃15により
規定される論理上の円周77のほんの僅か上方に刃76
が位置するようにしっかりと固定されて切削位置を形成
するナイフ75の上方に供給される。プラスチック材料
がストリップ又はストリングとして供給されている場合
は、プラスチックの粉になる。プラスチックのストリン
グは軸方向に複数個配置することができるので、カッタ
ー部材13は周に沿った様々な位置で複数個のプラスチ
ックストリングを切削することができる。このような供
給装置72,73.75をカッターの周囲に複数個配置
すれば、多重切削をすることができるので、軸方向の長
さだけが限定されているカッターで高い切削能力を得る
ことができる。
プラスチックストリング又はロープの切削により生じた
切り屑又はチップの長さは、材料74の供給速度、カッ
ター部材13相互の離隔距離、及び本体の回転速度に依
存する。
本発明は様々な変更及び修正が可能であり、いずれかの
実施例との関連で述べた特徴は本発明の概念の範囲内で
他のものに用いることができる。
以上に述べた様々な寸法は本発明にとって重要ではない
。例えば、カッター部材13.13’の凹部30(第1
図、第2図)の深さは、カッター道具の断面寸法の約1
5ないし35%の間で変更可能である。本体の外周に向
かって延びる溝表面6′ (第6図)の角度も変更可能
である。しかしながら、85″ないし88@の間である
ことが好ましい。この溝に対応する軽斜面220の角度
は5°ないし2@である。これらの値は、所望に応じて
変更することのできる好ましい範囲である。
カッター部材13′を収束又は傾斜スロットから取り除
くには、偏心締め付は部材40を解除してカッター部材
を溝から軸方向に摺動させるだけで良い。
【図面の簡単な説明】
第1図は、カッター本体の軸方向の断片を一部断面にし
てカッター本体の外周に相互に隣接して配置された2個
のカッター部材を示す本発明の実施例の部分断面図、第
2図は、カッター本体及びカッター部材の別の実施例の
軸方向の断片を一部断面にして示した部分断面図、第3
図は、第1図のカッターを縮小して示す軸方向に沿った
部分断面図、第4図は、本発明の理解を容易にするため
に不要な部分を省略し、カッター本体の別の形状を一部
切り欠いて示す軸方向に沿った部分断面図、第5図は、
第4図の本体におけるカッター部材収容部の拡大図、第
6図は、カッター部材の位置決めを概略的に示す第1図
に類似した図、第7図は、カッター本体に配置されて、
粉砕又は寸断されるプラスチック材料を受けるカッター
部材を他の図とは異なる大きさで示した部分側面図であ
る。 1.1′・・・本体、5・・・溝、8.8′・・・底壁
、12・・・当接手段、13.13’ 、13′、13
’a・・・カッター部材、26.26’・・・位置決め
面、30・・・凹部、33.33’ 、33’・・・締
め付は部材、40・・・締め付は部材。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 Fig、 1

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、軸線方向に沿って延設される複数の溝 (5)を周方向に等間隔に形成された円筒状の本体(1
    、1′)と、 これらの各溝に配置される取り外し可能な複数のカッタ
    ー部材(13、13′、13″、13″a)と、 前記溝内のカッター部材を解放可能に締め付ける偏心手
    段(40)を有し、溝内に配置された各カッター部材に
    係合可能な多数の締め付け要素(33、33′、33″
    )とを備える特にプラスチック材料を寸断する回転切削
    装置であって、前記溝(5)には内部位置決め用当接手
    段 (12、8、8′)が形成され、 前記カッター部材(13、13′、13″、13″a)
    には前記溝内の位置決め用当接手段に対応する係合位置
    決め手段(26)が形成され、カッター部材の係合位置
    決め手段が溝内の位置決め用当接手段に係合したときに
    、カッター部材が切削刃(15)と共に円筒状の本体の
    周面に対する所定位置に配置され、 前記係合位置決め手段は各々の部材の切削形状寸法とは
    独立しており、 前記偏心手段(40)は円筒状の本体の回転方向に対し
    てカッター部材(13、13′、13″、13″a)の
    前方に位置している切削装置。 2、前記カッター部材(13、13′)には凹部(30
    )が形成され、 前記偏心手段(40)は本体(1、1′)内に回転可能
    に配置され、前記カッター部材の凹部に選択的に嵌脱し
    、カッター部材の凹部に嵌合したときに締め付け又は係
    合位置(45)を限定する請求項1に記載の切削装置。 3、前記カッター本体(1)には所定範囲の弾力的な撓
    み特性を有する締め付け部(90)が溝(5)に隣接し
    て形成され、 前記偏心手段(40)は円筒状の本体内に配置され、回
    転したときに、締め付け部に係合し、前記溝内のカッタ
    ー部材(13′、13′a)に向けてこの締め付け部を
    移動させ、締め付け部をカッター部材に係合させる請求
    項1に記載の切削装置。 4、前記カッター部材(13)はほぼ平行な側面(22
    、23)を有するほぼ台形状の断面形状を備え、 この側面の少なくとも一方(22)は切削又は切断面と
    して形成されている表面部(19)を有する請求項1に
    記載の切削装置。 5、前記カッター部材にはほぼ平坦な側面 (23)が形成され、 前記係合位置決め手段はこの側面(23)から同側面の
    横断方向に向かってカッター部材(13)の横断寸法の
    少なくとも一部にまで延びている係合位置決め面(26
    、26′)を有している請求項1に記載の切削装置。 6、前記溝(5)内に形成される位置決め当接手段は、
    当接面を形成する溝の段部(26)を有し、 前記カッター部材の係合位置決め手段(26)は、切削
    刃から所定距離だけ離隔して段部(26)の表面と係合
    する肩面(12)を有し、 前記溝(5)の深さは切削刃と肩面との離隔距離よりも
    大きく、溝の底壁(8)に切削刃を所定の間隙を介して
    対向させてカッター部材を溝内に挿入可能である請求項
    5に記載の切削装置。 7、前記カッター部材の係合位置決め手段 (26′)はカッター部材(13′)の断面寸法全体を
    ほぼ横切って延設され、 位置決め当接手段は溝の底壁の表面(8)により形成さ
    れる請求項5に記載の切削装置。 8、前記凹部(30)は円弧状の断面形状を有し、深さ
    が各カッター部材(13、13′)の断面寸法の約15
    %ないし35%である請求項2に記載の切削装置。 9、前記溝(5)は本体(1)の周囲から内側に向かっ
    て延びる側壁(6、7)を有し、前記側壁(6、7)の
    少なくとも一方は溝の底壁(8)に向かって傾斜してい
    る請求項1に記載の切削装置。 10、前記側壁の少なくとも一部は、本体の回転との関
    連でカッター部材の前方に位置し、前記溝(5)の底壁
    を規定する表面(8′)に対して約85°〜88°傾斜
    している請求項9に記載の切削装置。 11、前記カッター部材(13″)には長手方向に延び
    る2つの主要面が形成され、この主要面の少なくとも一
    つの面(220)が楔形の凹部を有し、 前記カッター部材(13″)の断面形状は少なくとも長
    手方向溝の傾斜面(6′)の領域内では、傾斜面の形状
    にほぼ一致する請求項9に記載の切削装置。 12、前記本体は周方向に離隔して配置された保持部材
    (56)を含む開口ケージ構造を有し、前記カッター部
    材(13、13′、13″、13″a)は保持部材内に
    保持され、保持部材は相互間に削り屑を収容する自由空
    間を有し、ケージ構造を形成する円筒状の本体(1、1
    ′)の回転軸から均一に離隔している請求項1に記載の
    切削装置。 13、前記保持部材(56)は相互に向かい合ったほぼ
    平坦な側面(62、63)を有し、各側面は隣接する保
    持部材の対向側面との間に削り屑の通路としての空間又
    はギャップを形成する請求項12に記載の切削装置。
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