JPH021851Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH021851Y2 JPH021851Y2 JP155483U JP155483U JPH021851Y2 JP H021851 Y2 JPH021851 Y2 JP H021851Y2 JP 155483 U JP155483 U JP 155483U JP 155483 U JP155483 U JP 155483U JP H021851 Y2 JPH021851 Y2 JP H021851Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- contact
- timer
- switch
- closes
- cam switch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000001174 ascending effect Effects 0.000 claims description 3
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 4
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000006698 induction Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Motor And Converter Starters (AREA)
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、タツプ切換器の駆動制御装置、特
に駆動開放機構や逆相継電器のような特別な機器
を必要としない駆動制御装置に関するものであ
る。
に駆動開放機構や逆相継電器のような特別な機器
を必要としない駆動制御装置に関するものであ
る。
一般に、タツプ切換器は、上昇方向および下降
方向において或る限度を越えて動作し続けるとタ
ツプ切換器が破壊される極限位置を有するもので
ある。この種のタツプ切換器の駆動制御装置に
は、上限タツプ位置および下限タツプ位置を越え
る動作を防止し、ひいてはタツプ切換器を保護す
るための鎖錠装置が必要である。従来の装置は、
駆動電動機電源の極性を誤つて接続した場合有効
に働かないため、駆動電動機の機械出力をタツプ
切換器から切り離す駆動開放機構を併用してい
る。また、電気的に一般に用いられているものと
して逆相継電器がある。この逆相継電器は、別々
の位相によつて励磁される3個のコイルから成
り、誘導の原理によつて回路を開閉するものであ
る。このような保護装置は、構造が複雑かつ寸法
が大きく、タツプ切換器の駆動制御装置に収容し
ようとすればハウジングが大きくなるだけでな
く、信頼度の低下にもつながる。また、機器の価
格も高くなる。
方向において或る限度を越えて動作し続けるとタ
ツプ切換器が破壊される極限位置を有するもので
ある。この種のタツプ切換器の駆動制御装置に
は、上限タツプ位置および下限タツプ位置を越え
る動作を防止し、ひいてはタツプ切換器を保護す
るための鎖錠装置が必要である。従来の装置は、
駆動電動機電源の極性を誤つて接続した場合有効
に働かないため、駆動電動機の機械出力をタツプ
切換器から切り離す駆動開放機構を併用してい
る。また、電気的に一般に用いられているものと
して逆相継電器がある。この逆相継電器は、別々
の位相によつて励磁される3個のコイルから成
り、誘導の原理によつて回路を開閉するものであ
る。このような保護装置は、構造が複雑かつ寸法
が大きく、タツプ切換器の駆動制御装置に収容し
ようとすればハウジングが大きくなるだけでな
く、信頼度の低下にもつながる。また、機器の価
格も高くなる。
この考案は、以上のような欠点を除くためにな
されたものである。以下、この考案を添付図面に
示した一実施例について詳しく説明する。第1図
において、1,2はタツプ切換器(図示しない)
の切換中に駆動して閉じるそれぞれ第1、第2の
カムスイツチ(上昇時は1→2の順に閉じ、下降
時は逆に2→1の順に閉じる)、3,4は第1、
第2のカムスイツチ1,2が閉じることによつて
励磁されるそれぞれ第1、第2のタイマ、3′,
4′は各タイマの限時接点、5は上昇時に閉じる
電磁開閉器接点、6は下降時に閉じる電磁開閉器
接点、7は異常動作時に第1のカムスイツチ1、
限時接点4′および電磁開閉器接点6から成る第
1の直列回路、或はは第2のカムスイツチ2、限
時接点3′および電磁開閉器接点5から成る第2
の直列回路を通して励磁される電磁継電器、7′
は電磁継電器7の接点、8はトリツプコイルであ
る。
されたものである。以下、この考案を添付図面に
示した一実施例について詳しく説明する。第1図
において、1,2はタツプ切換器(図示しない)
の切換中に駆動して閉じるそれぞれ第1、第2の
カムスイツチ(上昇時は1→2の順に閉じ、下降
時は逆に2→1の順に閉じる)、3,4は第1、
第2のカムスイツチ1,2が閉じることによつて
励磁されるそれぞれ第1、第2のタイマ、3′,
4′は各タイマの限時接点、5は上昇時に閉じる
電磁開閉器接点、6は下降時に閉じる電磁開閉器
接点、7は異常動作時に第1のカムスイツチ1、
限時接点4′および電磁開閉器接点6から成る第
1の直列回路、或はは第2のカムスイツチ2、限
時接点3′および電磁開閉器接点5から成る第2
の直列回路を通して励磁される電磁継電器、7′
は電磁継電器7の接点、8はトリツプコイルであ
る。
次にこの考案の駆動制御装置の動作を、第2図
を参照しながら説明する。今タツプ切換器が規定
停止範囲内のタツプ位置Aにある時点t1では、カ
ムスイツチ1,2は両方共開いている。この状態
で電源の極性を正しく駆動電動機(図示しない)
に接続している場合は、上昇用電磁開閉器接点5
が閉じられると駆動電動機はタツプ切換器をタツ
プ位置Bの方向に回転させ始める。それから時点
t2で第1のカムスイツチ1が閉じると、第1のタ
イマ3は励磁されてその限時接点3′を即座に開
く。そして次に時点t3で第2のカムスイツチ2が
閉じ、第2のタイマ4が励磁されてその限時接点
4′を即座に開く。しかし、この時既に第1のタ
イマ3の限時接点3′が開いているので、電磁継
電器7は励磁されない。次に、時点t4で第1のカ
ムスイツチ1が開いて第1のタイマ3が消磁され
ても、その接点3′が限時接点であるため、開い
たままである。なお、限時接点3′は時点t5で第
2のカムスイツチ2が開いた後で閉じる。次にタ
ツプ切換器を下降方向に動作させる場合を説明す
る。今タツプ切換器が規定停止範囲内のタツプ位
置Bにある時、カムスイツチ1,2は両方共開い
ている。この状態で電源の極性を正しく駆動電動
機に接続している場合は、下降用電磁開閉器接点
6が閉じられると駆動電動機はタツプ切換器をタ
ツプ位置Aの方向に回転させ始める。第2のカム
スイツチ2が閉じると、第2のタイマ4は励磁さ
れてその限時接点4′を即座に開く。そして次に
第1のカムスイツチ1が閉じ第1のタイマ3が励
磁されてその限時接点3′を即座に開く。しかし、
この時既に第2のタイマ4の限時接点4′が開い
ているで、電磁継電器7は励磁されない。次に、
第2のカムスイツチ2が開いて第2のタイマ4が
消磁されても、その接点4′が限時接点であるた
め、開いたままである。なお、限時接点4′は第
1のカムスイツチ1が開いた後で閉じる。このよ
うに電源が正常に駆動電動機に接続されている場
合は、上昇時と下降時のどちらにおいても電磁継
電器7ひいてはトリツプコイル8が励磁されるこ
とはなく、正常な切換操作を得ることができる。
を参照しながら説明する。今タツプ切換器が規定
停止範囲内のタツプ位置Aにある時点t1では、カ
ムスイツチ1,2は両方共開いている。この状態
で電源の極性を正しく駆動電動機(図示しない)
に接続している場合は、上昇用電磁開閉器接点5
が閉じられると駆動電動機はタツプ切換器をタツ
プ位置Bの方向に回転させ始める。それから時点
t2で第1のカムスイツチ1が閉じると、第1のタ
イマ3は励磁されてその限時接点3′を即座に開
く。そして次に時点t3で第2のカムスイツチ2が
閉じ、第2のタイマ4が励磁されてその限時接点
4′を即座に開く。しかし、この時既に第1のタ
イマ3の限時接点3′が開いているので、電磁継
電器7は励磁されない。次に、時点t4で第1のカ
ムスイツチ1が開いて第1のタイマ3が消磁され
ても、その接点3′が限時接点であるため、開い
たままである。なお、限時接点3′は時点t5で第
2のカムスイツチ2が開いた後で閉じる。次にタ
ツプ切換器を下降方向に動作させる場合を説明す
る。今タツプ切換器が規定停止範囲内のタツプ位
置Bにある時、カムスイツチ1,2は両方共開い
ている。この状態で電源の極性を正しく駆動電動
機に接続している場合は、下降用電磁開閉器接点
6が閉じられると駆動電動機はタツプ切換器をタ
ツプ位置Aの方向に回転させ始める。第2のカム
スイツチ2が閉じると、第2のタイマ4は励磁さ
れてその限時接点4′を即座に開く。そして次に
第1のカムスイツチ1が閉じ第1のタイマ3が励
磁されてその限時接点3′を即座に開く。しかし、
この時既に第2のタイマ4の限時接点4′が開い
ているで、電磁継電器7は励磁されない。次に、
第2のカムスイツチ2が開いて第2のタイマ4が
消磁されても、その接点4′が限時接点であるた
め、開いたままである。なお、限時接点4′は第
1のカムスイツチ1が開いた後で閉じる。このよ
うに電源が正常に駆動電動機に接続されている場
合は、上昇時と下降時のどちらにおいても電磁継
電器7ひいてはトリツプコイル8が励磁されるこ
とはなく、正常な切換操作を得ることができる。
しかしながら、タツプ切換器が規定停止範囲内
の例えばタツプ位置Bにあつてカムスイツチ1,
2が両方共開いている状態で電源の極性を誤つて
駆動電動機に接続した場合は、上昇用電磁開閉器
接点5(或は下降用電磁開閉器接点6が)閉じる
と、駆動電動機はタツプ切換器を逆転させ始め
る、つまりタツプ位置Bからタツプ位置Aの方向
(或はタツプ位置Bからタツプ位置Cの方向)に
回転させ始める。それから第2のカムスイツチ2
(或は第1のカムスイツチ1)が閉じると、第1
のタイマ3の限時接点3′(或は第2のタイマ4
の限時接点4′)が閉じたままなので電磁継電器
7は励磁される。そのために電磁継電器接点7′
が閉じられ、トリツプコイル8を励磁してトリツ
プ回路(図示しない)を形成し、もつて駆動電動
機保護用開閉器(図示しない)を開くので駆動電
動機は停止し、タツプ切換器は保護される。
の例えばタツプ位置Bにあつてカムスイツチ1,
2が両方共開いている状態で電源の極性を誤つて
駆動電動機に接続した場合は、上昇用電磁開閉器
接点5(或は下降用電磁開閉器接点6が)閉じる
と、駆動電動機はタツプ切換器を逆転させ始め
る、つまりタツプ位置Bからタツプ位置Aの方向
(或はタツプ位置Bからタツプ位置Cの方向)に
回転させ始める。それから第2のカムスイツチ2
(或は第1のカムスイツチ1)が閉じると、第1
のタイマ3の限時接点3′(或は第2のタイマ4
の限時接点4′)が閉じたままなので電磁継電器
7は励磁される。そのために電磁継電器接点7′
が閉じられ、トリツプコイル8を励磁してトリツ
プ回路(図示しない)を形成し、もつて駆動電動
機保護用開閉器(図示しない)を開くので駆動電
動機は停止し、タツプ切換器は保護される。
このように、鎖錠装置または逆相継電器のよう
な特別な機器なしで完全にタツプ切換器を保護で
きるだけでなく、カムスイツチ1,2は1タツプ
切り換え毎に360゜の回転を利用しているのでカム
スイツチのシーケンス調整が極めて容易に行え
る。以上のように、この考案によつて安価かつ信
頼度の高い駆動制御装置を提供できる。
な特別な機器なしで完全にタツプ切換器を保護で
きるだけでなく、カムスイツチ1,2は1タツプ
切り換え毎に360゜の回転を利用しているのでカム
スイツチのシーケンス調整が極めて容易に行え
る。以上のように、この考案によつて安価かつ信
頼度の高い駆動制御装置を提供できる。
第1図はこの考案による駆動制御装置の一実施
例を示す電気接続図、第2図は第1図に示した駆
動制御装置に使用されるカムスイツチの動作シー
ケンスを示す展開図である。 1は第1のカムスイツチ、2は第2のカムスイ
ツチ、3は第1のタイマ、3′は第1のタイマの
限時接点、4は第2のタイマ、4′は第2のタイ
マの限時接点、5は上昇用電磁開閉器接器接点、
6は下降用電磁開閉器接点、7は電磁継電器、
7′は電磁継電器の接点、8はトリツプコイルで
ある。なお、各図中、同一符号は又は相当部分を
示す。
例を示す電気接続図、第2図は第1図に示した駆
動制御装置に使用されるカムスイツチの動作シー
ケンスを示す展開図である。 1は第1のカムスイツチ、2は第2のカムスイ
ツチ、3は第1のタイマ、3′は第1のタイマの
限時接点、4は第2のタイマ、4′は第2のタイ
マの限時接点、5は上昇用電磁開閉器接器接点、
6は下降用電磁開閉器接点、7は電磁継電器、
7′は電磁継電器の接点、8はトリツプコイルで
ある。なお、各図中、同一符号は又は相当部分を
示す。
Claims (1)
- タツプ切換器の上昇時に先に閉じる第1のカム
スイツチ、第2のタイマの限時接点および前記タ
ツプ切換器の下降時に閉じる電磁開閉器接点から
成る第1の直列回路と、前記第1のカムスイツチ
と連動し下降時に先に閉じる第2のカムスイツ
チ、第1のタイマの限時接点および上昇時に閉じ
る電磁開閉器接点から成る第2の直列回路とを並
列に接続した上で、タツプ切換器動作用駆動電動
機を停止させるための接点を有する電磁継電器を
介して電源とアースの間に接続し、前記第1のカ
ムスイツチと前記第2のタイマの限時接点との接
続点をアースに前記第1のタイマを介して接続
し、そして前記第2のカムスイツチと前記第1の
タイマの限時接点との接続点をアースに前記第2
のタイマを介して接続したことを特徴とするタツ
プ切換器の駆動制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP155483U JPS59107127U (ja) | 1983-01-08 | 1983-01-08 | タツプ切換器の駆動制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP155483U JPS59107127U (ja) | 1983-01-08 | 1983-01-08 | タツプ切換器の駆動制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59107127U JPS59107127U (ja) | 1984-07-19 |
JPH021851Y2 true JPH021851Y2 (ja) | 1990-01-17 |
Family
ID=30133272
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP155483U Granted JPS59107127U (ja) | 1983-01-08 | 1983-01-08 | タツプ切換器の駆動制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59107127U (ja) |
-
1983
- 1983-01-08 JP JP155483U patent/JPS59107127U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59107127U (ja) | 1984-07-19 |
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