JPH0218447B2 - - Google Patents
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- JPH0218447B2 JPH0218447B2 JP58047178A JP4717883A JPH0218447B2 JP H0218447 B2 JPH0218447 B2 JP H0218447B2 JP 58047178 A JP58047178 A JP 58047178A JP 4717883 A JP4717883 A JP 4717883A JP H0218447 B2 JPH0218447 B2 JP H0218447B2
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- JP
- Japan
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- oil
- piston
- driven shaft
- damper
- sleeve
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- 239000003921 oil Substances 0.000 claims description 79
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 claims description 18
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 claims description 3
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 3
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 3
- 239000010720 hydraulic oil Substances 0.000 description 3
- 230000001050 lubricating effect Effects 0.000 description 3
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
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- 238000005461 lubrication Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H57/00—General details of gearing
- F16H57/0006—Vibration-damping or noise reducing means specially adapted for gearings
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T74/00—Machine element or mechanism
- Y10T74/13—Machine starters
- Y10T74/131—Automatic
- Y10T74/134—Clutch connection
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
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- Y10T74/00—Machine element or mechanism
- Y10T74/19—Gearing
- Y10T74/19623—Backlash take-up
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T74/00—Machine element or mechanism
- Y10T74/19—Gearing
- Y10T74/19633—Yieldability in gear trains
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Shafts, Cranks, Connecting Bars, And Related Bearings (AREA)
- Valve Device For Special Equipments (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、主として自動2論車その他の車両の
動力伝達系に組込まれるトルクダンパ装置に関す
る。
動力伝達系に組込まれるトルクダンパ装置に関す
る。
従来この種装置として、例えば実公昭53−
19573号公報により、第1図に示す如くエンジン
の出力をカム式のトルクダンパaを介して伝達さ
れる被動軸bに、該被動軸bの外周のスリーブc
内に該トルクダンパaのカムリフタdに連結され
るピストンeを挿入して成るオイルダンパfを組
付け、該スリーブc内に該ピストンeで仕切られ
る軸方向両側の油室g1,g2を形成して、該両室
g1,g2を該ピストンeのオリフイスhを介して互
に連通させ、該カムリフタdの動きをスプリング
iと該オリフイスhを介しての油の流れとで緩衝
して、トルク変動を効率良く吸収し得るようにし
たものは知られているが、このものではスリーブ
c内に軸方向両側の油室g1,g2を形成する関係で
オイルダンパfが軸方向に長手のものとなり、又
該オイルダンパfの作動油は該スリーブ内に封入
されて、その昇温による劣化を生じ勝ちとなる不
都合を伴う。
19573号公報により、第1図に示す如くエンジン
の出力をカム式のトルクダンパaを介して伝達さ
れる被動軸bに、該被動軸bの外周のスリーブc
内に該トルクダンパaのカムリフタdに連結され
るピストンeを挿入して成るオイルダンパfを組
付け、該スリーブc内に該ピストンeで仕切られ
る軸方向両側の油室g1,g2を形成して、該両室
g1,g2を該ピストンeのオリフイスhを介して互
に連通させ、該カムリフタdの動きをスプリング
iと該オリフイスhを介しての油の流れとで緩衝
して、トルク変動を効率良く吸収し得るようにし
たものは知られているが、このものではスリーブ
c内に軸方向両側の油室g1,g2を形成する関係で
オイルダンパfが軸方向に長手のものとなり、又
該オイルダンパfの作動油は該スリーブ内に封入
されて、その昇温による劣化を生じ勝ちとなる不
都合を伴う。
本発明は、かかる不都合を解消すべく、オイル
ダンパのスリーブ内の油室を単一にしてその軸方
向寸法を短縮し、この油室と被動軸に形成する潤
滑油供給用の軸孔との間に油を流通させて、油室
内の作動油をオイルポンプからの潤滑油で順次置
換し、油の劣化も防止し得るようにした装置を提
供することをその目的とするもので、エンジンの
出力を被動軸に伝達するトルクダンパのカムリフ
タにピストンを設け、被動軸外周に設けたオイル
ダンパのスリーブに該ピストンを密嵌すると共
に、該カムリフタをこれと共働するカム溝にスプ
リングで圧接させたトルクダンパ装置において、
該スリーブ内に該ピストンの進退に伴う容積変化
を生ずる単一の油室を形成し、該被動軸に潤滑油
を導入する軸孔を形成して、該軸孔内に潤滑油の
導入方向上流側の逆止弁とその下流側の絞り部材
とを配置し、その中間に該油室を連通させ、絞り
部材の下流の該軸孔内にアキユームレータピスト
ン及び弾発体を挿入し、該アキユームレータピス
トンの背後で該軸孔からトルクダンパに臨むオイ
ル通路を設けたことを特徴とする。
ダンパのスリーブ内の油室を単一にしてその軸方
向寸法を短縮し、この油室と被動軸に形成する潤
滑油供給用の軸孔との間に油を流通させて、油室
内の作動油をオイルポンプからの潤滑油で順次置
換し、油の劣化も防止し得るようにした装置を提
供することをその目的とするもので、エンジンの
出力を被動軸に伝達するトルクダンパのカムリフ
タにピストンを設け、被動軸外周に設けたオイル
ダンパのスリーブに該ピストンを密嵌すると共
に、該カムリフタをこれと共働するカム溝にスプ
リングで圧接させたトルクダンパ装置において、
該スリーブ内に該ピストンの進退に伴う容積変化
を生ずる単一の油室を形成し、該被動軸に潤滑油
を導入する軸孔を形成して、該軸孔内に潤滑油の
導入方向上流側の逆止弁とその下流側の絞り部材
とを配置し、その中間に該油室を連通させ、絞り
部材の下流の該軸孔内にアキユームレータピスト
ン及び弾発体を挿入し、該アキユームレータピス
トンの背後で該軸孔からトルクダンパに臨むオイ
ル通路を設けたことを特徴とする。
次いで本発明を第2図以下に示す実施例に付説
明する。
明する。
図面で1はエンジンのクランクケースを示し、
該ケース1にミツシヨン機構2を収容して、その
カウンタ軸3をこれと平行に該ケース1に軸支し
た被動軸を介して自動2輪車の後輪その他の負荷
に連る出力軸5に連結するものとした。
該ケース1にミツシヨン機構2を収容して、その
カウンタ軸3をこれと平行に該ケース1に軸支し
た被動軸を介して自動2輪車の後輪その他の負荷
に連る出力軸5に連結するものとした。
そして、該カウンタ軸3上の駆動ギア6に咬合
する該被動軸4の一端即ち図面で右端の従動ギア
7を該被動軸4に回転自在に支持させて、これを
カム式のトルクダンパ8を介して該被動軸4に連
結し、かくて該ミツシヨン機構2からのエンジン
出力を該トルクダンパ8を介して該被動軸4に伝
達せしめるようにした。
する該被動軸4の一端即ち図面で右端の従動ギア
7を該被動軸4に回転自在に支持させて、これを
カム式のトルクダンパ8を介して該被動軸4に連
結し、かくて該ミツシヨン機構2からのエンジン
出力を該トルクダンパ8を介して該被動軸4に伝
達せしめるようにした。
該トルクダンパ8は、第3図に明示する如く該
従動ギア7をカムとしてこれに対向するカムリフ
タ9を該被動軸4にスプライン係合させて成るも
ので、該ギア7に第4図示の如くカム溝7aを形
成してこれに該カムリフタ9の先端のカム爪9a
を挿入し、トルク変動に際し該ギア7の該被動軸
4に対する相対回転で該カムリフタ9を実線示の
中立位置からスプリング10に抗して軸方向に摺
動させ、該スプリング10の弾力でトルク変動を
吸収すべく構成される。
従動ギア7をカムとしてこれに対向するカムリフ
タ9を該被動軸4にスプライン係合させて成るも
ので、該ギア7に第4図示の如くカム溝7aを形
成してこれに該カムリフタ9の先端のカム爪9a
を挿入し、トルク変動に際し該ギア7の該被動軸
4に対する相対回転で該カムリフタ9を実線示の
中立位置からスプリング10に抗して軸方向に摺
動させ、該スプリング10の弾力でトルク変動を
吸収すべく構成される。
図面で11は該被動軸4の外周のスリーブ12
内に該カムリフタ9に連結されるピストン13を
挿入して成るオイルダンパを示し、ここで本発明
によれば、該スリーブ12内に該ピストン13の
進退に伴う容積変化を生ずる単一の油室14を形
成し、該被動軸4に図示しないエンジンのオイル
ポンプからの潤滑油を例えばその左端側から導入
する軸孔15を形成して、該軸孔15内に潤滑油
の導入方向上流側即ち左側の逆止弁16とその下
流側即ち右側の絞り部材17とを配置し、その中
間に該油室14を連通させた。
内に該カムリフタ9に連結されるピストン13を
挿入して成るオイルダンパを示し、ここで本発明
によれば、該スリーブ12内に該ピストン13の
進退に伴う容積変化を生ずる単一の油室14を形
成し、該被動軸4に図示しないエンジンのオイル
ポンプからの潤滑油を例えばその左端側から導入
する軸孔15を形成して、該軸孔15内に潤滑油
の導入方向上流側即ち左側の逆止弁16とその下
流側即ち右側の絞り部材17とを配置し、その中
間に該油室14を連通させた。
図示のものでは該カムリフタ9の前記したスプ
リング10の内側に該スリーブ12を設け、該ス
リーブ12と該被動軸4との間にその右方から該
カムリフタ9と一体に形成した該ピストン13を
挿入して、その挿入方向先方に単一の該油室14
を形成した。
リング10の内側に該スリーブ12を設け、該ス
リーブ12と該被動軸4との間にその右方から該
カムリフタ9と一体に形成した該ピストン13を
挿入して、その挿入方向先方に単一の該油室14
を形成した。
又、該逆止弁16と該絞り部材17とは共通の
弁スリーブ18に組付けた状態で該軸孔15内に
挿着されるものとし、該弁スリーブ18内に中間
の第1油溜り19を形成して、これに該油室14
を連通させ、更に該軸孔15内に該弁スリーブ1
8の該絞り部材17側の端部即ち右端部側のアキ
ユムレータピストン20をを挿着して、弾発体で
加圧し、該絞り部材17と該ピストン20との間
の第2油溜り21を形成し、ここで該ピストン2
0はその外周からの油の漏洩をを許容するものに
構成して、該ピストン20から漏洩した油を該被
動軸4の外周の該カムリフタ9のスプライン係合
部や前記従動ギア7の軸支部に潤滑油として供給
するようにした。
弁スリーブ18に組付けた状態で該軸孔15内に
挿着されるものとし、該弁スリーブ18内に中間
の第1油溜り19を形成して、これに該油室14
を連通させ、更に該軸孔15内に該弁スリーブ1
8の該絞り部材17側の端部即ち右端部側のアキ
ユムレータピストン20をを挿着して、弾発体で
加圧し、該絞り部材17と該ピストン20との間
の第2油溜り21を形成し、ここで該ピストン2
0はその外周からの油の漏洩をを許容するものに
構成して、該ピストン20から漏洩した油を該被
動軸4の外周の該カムリフタ9のスプライン係合
部や前記従動ギア7の軸支部に潤滑油として供給
するようにした。
尚、該絞り部材17は該弁スリーブ18と一体
に形成することも可能であるが、図示のものでは
これを中心のオリフイス17bを有する開閉自在
の絞り弁で構成し、該第1油溜り19の内圧低下
によれば該弁が図面で左方の開き側に移動され
て、該第1油溜り19と該第2油溜り21との間
の連通面積が拡大されるようにした。
に形成することも可能であるが、図示のものでは
これを中心のオリフイス17bを有する開閉自在
の絞り弁で構成し、該第1油溜り19の内圧低下
によれば該弁が図面で左方の開き側に移動され
て、該第1油溜り19と該第2油溜り21との間
の連通面積が拡大されるようにした。
図面で22は逆止弁16と絞り部材17たる絞
り弁との間に設けたばね受け片で、これに該各弁
16,17のセツトスプリング16a,17aを
共通に受けさせるようにした。
り弁との間に設けたばね受け片で、これに該各弁
16,17のセツトスプリング16a,17aを
共通に受けさせるようにした。
次いでその作動を説明するに、装置組付後のエ
ンジンの運転によれば、オイルポンプからの潤滑
油が軸孔15内の逆止弁16と第1油溜り19と
絞り部材17と第2油溜り21とアキユムレータ
ピストン20とを介してカムリフタ9のスプライ
ン係合部と従動ギア7の軸支部とから成るトルク
ダンパ8の潤滑箇所に供給されると共に、該第1
油溜り19から油室14内に潤滑油が供給され、
該油室14は該ピストン13の内外両周面から空
気が徐々に押し出されてやがて潤滑油で満され
る。その後のエンジン運転でトルク変動を生ずる
と、該カムリフタ9が上記の如く軸方向に進退さ
れ、これに伴い該油室14の圧縮と膨脹とを生ず
るが、この圧縮によれば該油室14内の油は該第
1油溜り19から該絞り部材17を介して該第2
油溜り21及び軸孔15内に押し出され、該絞り
部材17を介しての油の流れで該カムリフタの運
動エネルギが吸収されて、トルク変動が効果的に
吸収される。そして、アキユームレータピストン
20の外周からリークする油が該ピストン20の
背後に移動し、オイル通路23を経てトルクダン
パ8の摺動部分に供給され、トルクダンパ8のカ
ム溝7aとカム爪9aの接触摺動部や軸受部を潤
滑する。
ンジンの運転によれば、オイルポンプからの潤滑
油が軸孔15内の逆止弁16と第1油溜り19と
絞り部材17と第2油溜り21とアキユムレータ
ピストン20とを介してカムリフタ9のスプライ
ン係合部と従動ギア7の軸支部とから成るトルク
ダンパ8の潤滑箇所に供給されると共に、該第1
油溜り19から油室14内に潤滑油が供給され、
該油室14は該ピストン13の内外両周面から空
気が徐々に押し出されてやがて潤滑油で満され
る。その後のエンジン運転でトルク変動を生ずる
と、該カムリフタ9が上記の如く軸方向に進退さ
れ、これに伴い該油室14の圧縮と膨脹とを生ず
るが、この圧縮によれば該油室14内の油は該第
1油溜り19から該絞り部材17を介して該第2
油溜り21及び軸孔15内に押し出され、該絞り
部材17を介しての油の流れで該カムリフタの運
動エネルギが吸収されて、トルク変動が効果的に
吸収される。そして、アキユームレータピストン
20の外周からリークする油が該ピストン20の
背後に移動し、オイル通路23を経てトルクダン
パ8の摺動部分に供給され、トルクダンパ8のカ
ム溝7aとカム爪9aの接触摺動部や軸受部を潤
滑する。
又、該カムリフタ9の中立位置への復帰に際し
ての該油室14の膨脹によれば、該逆止弁16か
ら該第1油溜り19を介して新たな潤滑油が該油
室14に供給され、結局オイルダンパ11の作動
油は常に新たな潤滑油で置換されることとなつ
て、油温の上昇によるダンパ特性の変化や油の劣
化といつた不都合を生じない。
ての該油室14の膨脹によれば、該逆止弁16か
ら該第1油溜り19を介して新たな潤滑油が該油
室14に供給され、結局オイルダンパ11の作動
油は常に新たな潤滑油で置換されることとなつ
て、油温の上昇によるダンパ特性の変化や油の劣
化といつた不都合を生じない。
ここで該アキユムレータピストン20は、該第
2油溜り21を常に油で満しておいて、該逆止弁
16からの潤滑油の流入量が少ない場合に生ずる
該絞り部材17側からの空気の吸込みを防止すべ
く有効に機能するもので、更に該絞り部材17を
上記の如く該第1油溜り19の内圧低下で開く絞
り弁で構成すれば、該油室14の膨脹時における
該第2油溜り21から該第1油溜り19への油の
吸入抵抗が減少され、該カムリフタ9の中立位置
への復帰動作が円滑になる利点がある。
2油溜り21を常に油で満しておいて、該逆止弁
16からの潤滑油の流入量が少ない場合に生ずる
該絞り部材17側からの空気の吸込みを防止すべ
く有効に機能するもので、更に該絞り部材17を
上記の如く該第1油溜り19の内圧低下で開く絞
り弁で構成すれば、該油室14の膨脹時における
該第2油溜り21から該第1油溜り19への油の
吸入抵抗が減少され、該カムリフタ9の中立位置
への復帰動作が円滑になる利点がある。
又、これら逆止弁16や絞り部材17やアキユ
ムレータピストン20を図示の如く被動軸4の軸
孔15内にこれと同芯に配置することで、これら
への遠心力の作用を断つてその作動を安定させる
ことが出来る。
ムレータピストン20を図示の如く被動軸4の軸
孔15内にこれと同芯に配置することで、これら
への遠心力の作用を断つてその作動を安定させる
ことが出来る。
この様に本発明によるときは、被動軸の外周に
設けるオイルダンパのスリーブ内には単一の油室
を形成し、該油室の圧縮によれば該被動軸の軸孔
内の絞り部材を介して該油室内の油がアキユーム
レータピストンを後退させて軸孔内に流出され、
その膨脹によればアキユームレータピストンが前
進して軸孔内の油を流入させると共に、該軸孔内
の逆止弁を介してオイルポンプからの潤滑油が流
入されるようにしたもので、スリーブ内にピスト
ンの軸方向両側の油室を形成する上記従来装置の
ものに比しオイルダンパの軸方向寸法を短縮出
来、しかもオイルダンパにおける軸孔とアキユー
ムレータピストンの隙間から洩れる油は、新に供
給される潤滑油で順次置換されて、油温上昇によ
るダンパ特性の変化や油の劣化を生じないと共
に、アキユームレータピストンの外周から流出す
る油を該被動軸の軸回りのトルクダンパの潤滑箇
所に供給して、該トルクダンパの作動時の効果的
な潤滑を行うことが可能となる効果を有する。
設けるオイルダンパのスリーブ内には単一の油室
を形成し、該油室の圧縮によれば該被動軸の軸孔
内の絞り部材を介して該油室内の油がアキユーム
レータピストンを後退させて軸孔内に流出され、
その膨脹によればアキユームレータピストンが前
進して軸孔内の油を流入させると共に、該軸孔内
の逆止弁を介してオイルポンプからの潤滑油が流
入されるようにしたもので、スリーブ内にピスト
ンの軸方向両側の油室を形成する上記従来装置の
ものに比しオイルダンパの軸方向寸法を短縮出
来、しかもオイルダンパにおける軸孔とアキユー
ムレータピストンの隙間から洩れる油は、新に供
給される潤滑油で順次置換されて、油温上昇によ
るダンパ特性の変化や油の劣化を生じないと共
に、アキユームレータピストンの外周から流出す
る油を該被動軸の軸回りのトルクダンパの潤滑箇
所に供給して、該トルクダンパの作動時の効果的
な潤滑を行うことが可能となる効果を有する。
第1図は従来装置の截断平面図、第2図は本発
明装置の1例の截断平面図、第3図はその要部の
拡大截断平面図、第4図は第3図の―線截断
展開図である。 4……被動軸、8……トルクダンパ、9……カ
ムリフタ、11……オイルダンパ、12……スリ
ーブ、13……ピストン、14……油室、15…
…軸孔、16……逆止弁、17……絞り部材。
明装置の1例の截断平面図、第3図はその要部の
拡大截断平面図、第4図は第3図の―線截断
展開図である。 4……被動軸、8……トルクダンパ、9……カ
ムリフタ、11……オイルダンパ、12……スリ
ーブ、13……ピストン、14……油室、15…
…軸孔、16……逆止弁、17……絞り部材。
Claims (1)
- 1 エンジンの出力を被動軸に伝達するトルクダ
ンパのカムリフタにピストンンを設け、被動軸外
周に設けたオイルダンパのスリーブに該ピストン
を密嵌すると共に、該カムリフタをこれと共働す
るカム溝にスプリングで圧接させたトルクダンパ
装置において、該スリーブ内に該ピストンの進退
に伴う容積変化を生ずる単一の油室を形成し、該
被動軸に潤滑油を導入する軸孔を形成して、該軸
孔内に潤滑油の導入方向上流側の逆止弁とその下
流側の絞り部材とを配置し、その中間に該油室を
連通させ、絞り部材の下流の該軸孔内にアキユー
ムレータピストン及び弾発体を挿入し、該アキユ
ームレータピストンの背後で該軸孔からトルクダ
ンパに臨むオイル通路を設けたことを特徴とする
トルクダンパ装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58047178A JPS59175623A (ja) | 1983-03-23 | 1983-03-23 | トルクダンパ装置 |
US06/592,601 US4559023A (en) | 1983-03-23 | 1984-03-22 | Torque damper |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58047178A JPS59175623A (ja) | 1983-03-23 | 1983-03-23 | トルクダンパ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59175623A JPS59175623A (ja) | 1984-10-04 |
JPH0218447B2 true JPH0218447B2 (ja) | 1990-04-25 |
Family
ID=12767819
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58047178A Granted JPS59175623A (ja) | 1983-03-23 | 1983-03-23 | トルクダンパ装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4559023A (ja) |
JP (1) | JPS59175623A (ja) |
Families Citing this family (13)
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