JPH02184420A - 合成樹脂管の鋼管への挿入装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、鋼管内面にライニングされる合成樹脂管を
鋼管に挿入する装置に関するものである。

［従来の技術］ 従来、鋼管の内面に、例えば塩化ビニールをライニング
する場合、外面に接着剤が塗布された塩化ヒニール管を
鋼管に挿入し、この塩化ビニール管内に高圧の熱風を送
給して、ライニングすることがなされている。この場合
、塩化ビニール管の鋼管への挿入は専ら手作業であり、
能率が悪い上に、接着剤層を損う問題がある。そこで、
この作業を自動化する装置が特公昭６２−１９２８９号
に開示されている。

［解決しようとする課題］ しかし、上記装置では、ピンチロールにより供給される
塩化ビニール管の先端を単にラッパ状の案内部により案
内して、鋼管に挿入するものであり、挿入に失敗する可
能性が高い。

この発明は、上記の問題点を解消できるようにした合成
樹脂管の鋼管への挿入装置を提供することを課題とする
ものである。

［課題を解決するための手段］ この発明の合成樹脂管の鋼管への挿入装置は、複数本の
鋼管を所定のピッチで保持する保持台と、複数本の合成
樹脂管を」二記ピッチと同一のピッチで支持する合成樹
脂管の支持台で、上記鋼管保持台に対向して設けられた
ものと、に記支持台に乗せられた合成樹脂管の先端を」
−記保持台に乗せられた鋼管端部近くまで押出すプッシ
ャーと、上記合成樹脂管を上記鋼管内に挿入するピンチ
ロールとからなるものである。

［作　用コ 支持台に乗せられた合成樹脂管は、その先端部が保持台
に乗せられた鋼管端部近くまで先ずプッシャーにより押
出される。その後、合成樹脂管はピンチロールにより鋼
管内に挿入されるので、合成樹脂管を確実に鋼管内に挿
入することかできる。

また、複数の合成樹脂管を複数の鋼管に同時に挿入する
ことかできるので、生産性を向上させることかできる。

［実施例］ 以下、本発明の１実施例を図面により説明する。

この場合の合成樹脂管は塩化ビニール管である。

第１図は鋼管の装入ラインで、クレーン等で搬入された
鋼管Ａは傾斜装入テーブル１の上に乗せられる。この装
入テーブル１に続いて、■溝か所定のピッチで形成され
た鋼管Ａの保持台３か設けられ、この保持台３を囲んで
スラットコンベヤ４が設けられている。これにより、傾
斜チーフル〕」−を転動してくる鋼管Ａは、スラットコ
ンベヤ４により１本ずつ順次持」−げられ、図示される
状態になる。この状態で、保持台３を」１昇させること
により、鋼管Ａは所定のピッチで保持台３１−に配設さ
れ、上方に設けられたクランブロール４との間にクラン
プされる。こうして、塩化ビニール管Ｂが挿入される態
勢になる。そして、塩化ビニル管Ｂが挿入された鋼管Ａ
は、傾斜テーブル５」−を転勤して、次の工程に送られ
るようになっている。

第２図は、塩化ビニール管Ｂの挿入ラインで、クレ−ン
等により搬入された塩化ビニール管Ｂは、先ず傾斜テー
ブル１１上に乗せられ、スクリュウコンベヤ１２により
次の傾斜テーブル１３１に送られる。この傾斜テーブル
１３に続いて設けられる塩化ビニール管Ｂの支持台１５
及びスラットコンベヤ］４の構成は、第１図に示す鋼管
への装入ラインと同様の構成になっており、塩化ビニー
ル管Ｂは、支持台］５上に整列される。そして、塩化ビ
ニール管の支持台］５は、鋼管の保持台３に対向して配
設されている。

次に、第３．４図により、鋼管保持台３上に保持された
鋼管Ａ内に、支持台］５上に乗せられた塩化ビニール管
Ｂを装入する装置について説明する。

整列された鋼管Ａの端部に近接して、塩化ビニール管Ｂ
装入用のピンチロール２１が設けられている。下ピンチ
ロール２２は、支持台１５と同様に所定のピッチでＶ溝
が形成されており、支持台１５と同じ高さに設けられて
いる。−１−ロール２３はシリンダ２４により下降され
る。そして、シリンダ２４及び−トロール２３の支持フ
レーム２５の位置は、塩化ビニール管Ｂのサイズに応じ
て自動設定されるようになっている。支持台］５に乗せ
られた塩化ビニール管Ｂの後端に位置してプッシャー２
７が設けられている。

先ず、プッシャー２７により塩化ビニール管Ｂの先端が
、整列された鋼管Ａの端部近くに達するまで押し出す。

次に、トロール２３をド降させ、下ロール２２との間に
塩化ビニール管Ｂをクランプして、塩化ビニール管Ｂを
鋼管Ａ内に挿入する。

こうして、塩化ビニール管Ｂを問題なく鋼管Ａに挿入す
ることができる。

なお、上記実施例では、支持台１５と別にピンチロール
２１の下ロール２２を設けであるが、下ロール２２を支
持台として利用してもよい。

［発明の効果］ この発明の合成樹脂管の鋼管への挿入装置は上記のよう
なもので、複数本の鋼管に合成樹脂管を同時に、問題無
く挿入することができる。こうして、生産性を向上させ
ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図は、それぞれ鋼管及び合成樹脂管の装
入ラインの説明図、第３図及び第４図は装入装置の正面
図と側面図である。 ３・・・鋼管保持台、１５・・・合成樹脂管支持台、２
１・・・ピンチロール、２７・・・プッシャー　Ａ・・
・鋼管、Ｂ・・・合成樹脂管 第 図 第 図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 複数本の鋼管を所定のピッチで保持する保持台と、複数
   本の合成樹脂管を上記ピッチと同一のピッチで支持する
   合成樹脂管の支持台で、上記鋼管保持台に対向して設け
   られたものと、上記支持台に乗せられた合成樹脂管の先
   端を上記保持台に乗せられた鋼管端部近くまで押出すプ
   ッシャーと、上記合成樹脂管を上記鋼管内に挿入するピ
   ンチロールとからなる合成樹脂管の鋼管への挿入装置。