JPH02184362A - 溶射ガン - Google Patents
溶射ガンInfo
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- JPH02184362A JPH02184362A JP351489A JP351489A JPH02184362A JP H02184362 A JPH02184362 A JP H02184362A JP 351489 A JP351489 A JP 351489A JP 351489 A JP351489 A JP 351489A JP H02184362 A JPH02184362 A JP H02184362A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本発明は、母材の表面に溶射材料を溶射して被膜を形成
する際に用いられる溶射ガンに関するものである。
する際に用いられる溶射ガンに関するものである。
「従来の技術」
母材の特性たとえば耐摩耗性、耐熱性、耐腐食性等を向
上させたり、あるいは電気的な特性を変えることを目的
として、母材表面に金属やサーメットあるいはセラミッ
クス等を溶射して被膜を形成することが従来より行なわ
れており、そのような場合、人気中の酸素による被膜の
酸化を減少させて被膜の品質を向上させるため、最近、
第2図に示すような溶射ガンか使用されている。
上させたり、あるいは電気的な特性を変えることを目的
として、母材表面に金属やサーメットあるいはセラミッ
クス等を溶射して被膜を形成することが従来より行なわ
れており、そのような場合、人気中の酸素による被膜の
酸化を減少させて被膜の品質を向上させるため、最近、
第2図に示すような溶射ガンか使用されている。
第2図において符号1はポティ、2はボディ1の前部に
固定された円筒状の陽極、3はボディlに絶縁材4を介
して取り付けられて陽極2の内側に位置する陰極、5は
プラズマガスの供給孔、6は溶射材料の供給孔、7は陽
極2の先端に固定されたノズルである。このノズル7は
図示しない冷却装置により冷却されるようになっており
、また、ノズル孔7aの先端部の内径は縮径されたもの
となっている。
固定された円筒状の陽極、3はボディlに絶縁材4を介
して取り付けられて陽極2の内側に位置する陰極、5は
プラズマガスの供給孔、6は溶射材料の供給孔、7は陽
極2の先端に固定されたノズルである。このノズル7は
図示しない冷却装置により冷却されるようになっており
、また、ノズル孔7aの先端部の内径は縮径されたもの
となっている。
この従来の溶射ガンでは、供給孔5からプラズマガス(
通常はアルゴンとヘリウムの混合ガスか使用される)を
ボディ1内に導入し、陽極2と陰極3との間に電圧をか
けるとそれらの間にアークか発生し、そのアークによっ
てブラスマガスが電離されて高温、高速のプラスマンエ
ツトとなる。
通常はアルゴンとヘリウムの混合ガスか使用される)を
ボディ1内に導入し、陽極2と陰極3との間に電圧をか
けるとそれらの間にアークか発生し、そのアークによっ
てブラスマガスが電離されて高温、高速のプラスマンエ
ツトとなる。
そして、そのプラスマンエツト中に供給孔6から溶射材
料(一般には粉末である)を吹き込むと、溶射桐材は瞬
時に溶融もしくは半溶融されるとともに、ノズル7によ
り加速されてその先端から噴流8となって噴出するので
、この噴流8を第2図に示すように母材9に吹きイ・I
’ lると、ノズル7により噴流8と大気との接触時間
か短くなるとともに噴流8の広かりも小さくなり、この
ため、ノズル7の無い場合よりも酸化の少ない被膜か母
材9の表面に形成されることになる。
料(一般には粉末である)を吹き込むと、溶射桐材は瞬
時に溶融もしくは半溶融されるとともに、ノズル7によ
り加速されてその先端から噴流8となって噴出するので
、この噴流8を第2図に示すように母材9に吹きイ・I
’ lると、ノズル7により噴流8と大気との接触時間
か短くなるとともに噴流8の広かりも小さくなり、この
ため、ノズル7の無い場合よりも酸化の少ない被膜か母
材9の表面に形成されることになる。
[−発明か解決しようとする課題−j
ところで、上記の溶射ガンを用いる場合、噴流8と大気
との接触を十分に少なくするためノズル7先端と母材9
とを接近さU゛すきると、噴流8によって母材9のt温
度か過度に1−臂してしまって母材9の材質劣化や形成
された被膜の剥離か生しることかあるし、また、1廿材
9に衝突した溶射材料の溶滴か跳ね返って/スル孔7a
を閉塞してしまうので長時間の連続操業かできなくなっ
てしまうものである。
との接触を十分に少なくするためノズル7先端と母材9
とを接近さU゛すきると、噴流8によって母材9のt温
度か過度に1−臂してしまって母材9の材質劣化や形成
された被膜の剥離か生しることかあるし、また、1廿材
9に衝突した溶射材料の溶滴か跳ね返って/スル孔7a
を閉塞してしまうので長時間の連続操業かできなくなっ
てしまうものである。
このため、従来においては、ノズル7先端と1υ材との
間の距i!1IPI、を、上記のような問題か生しない
秤度に大きく確(♀せさるを得ないか、その場合には、
lff1)材9に吹き付けられる噴流8中に相当量の空
気か巻き込まれてしまい、その結果、被膜の品質かそれ
程向−JT、 Lない、という問題か生していた。
間の距i!1IPI、を、上記のような問題か生しない
秤度に大きく確(♀せさるを得ないか、その場合には、
lff1)材9に吹き付けられる噴流8中に相当量の空
気か巻き込まれてしまい、その結果、被膜の品質かそれ
程向−JT、 Lない、という問題か生していた。
また、母材9の表面全体にわた・)で被膜を形成する場
合には、噴流8を吹きイτjけつつ溶射ガンを母材9に
〆9って移動させていくのであるか、その場合、形成さ
れた被膜は高温のままで直しに空気に触れてしまうこと
になり、このため、被膜か酸化されてしまってその品質
か低下してしまう、という問題もあった。
合には、噴流8を吹きイτjけつつ溶射ガンを母材9に
〆9って移動させていくのであるか、その場合、形成さ
れた被膜は高温のままで直しに空気に触れてしまうこと
になり、このため、被膜か酸化されてしまってその品質
か低下してしまう、という問題もあった。
手記のような、噴流8への空気の巻き込み、および形成
された被膜の酸化を防+Jxするために、1υ材9およ
び溶射ガンを減圧チャンバ内に配置して真空あるいは不
活性ガス雰囲気ドて溶射を行うことも行なわれているか
、その場合は設備費か増大してしまうばかりでなく、母
材9の大きさか減圧チャンバ内に配置できる範囲に制限
されてしまうし、処理時間も長くなるという問題があり
、必すしも有効なものではない。
された被膜の酸化を防+Jxするために、1υ材9およ
び溶射ガンを減圧チャンバ内に配置して真空あるいは不
活性ガス雰囲気ドて溶射を行うことも行なわれているか
、その場合は設備費か増大してしまうばかりでなく、母
材9の大きさか減圧チャンバ内に配置できる範囲に制限
されてしまうし、処理時間も長くなるという問題があり
、必すしも有効なものではない。
本発明は」−記の事情に鑑のでなされたもので、噴流へ
の空気の巻き込みや形成された被膜の酸化を防1トし得
て、良質の被膜を形成することのできる有効な溶射ガン
を提供することを目的としている。
の空気の巻き込みや形成された被膜の酸化を防1トし得
て、良質の被膜を形成することのできる有効な溶射ガン
を提供することを目的としている。
1課題を解決するための手段」
本発明は、溶融もしくは半溶融させた溶射材料をノズル
の先端から噴出させて母材の表面に吹き付けるように構
成された溶射ガンにおいて、先端か開口されている外筒
を前記ノズルの外側に設けるとともに、その外筒の先端
をノズルの先端より前方に突出させ、か−)、ノズルか
ら噴fJ’、fさせる溶射材料を大気より遮断するガス
を前記外筒内に導入するだめのガス導入装置が備えられ
てなることを特徴としている。
の先端から噴出させて母材の表面に吹き付けるように構
成された溶射ガンにおいて、先端か開口されている外筒
を前記ノズルの外側に設けるとともに、その外筒の先端
をノズルの先端より前方に突出させ、か−)、ノズルか
ら噴fJ’、fさせる溶射材料を大気より遮断するガス
を前記外筒内に導入するだめのガス導入装置が備えられ
てなることを特徴としている。
「作用」
本発明の溶射ガンは、ノズルの外側に設けた外筒の先端
を母材に接近させ、その内部にガス導入装置によりガス
を加圧状態で導入し、その状態でノズルの先端から溶射
材料を噴出させることにより、ノズルから噴出する溶射
材料および母材表面に形成された被膜をそのガスによっ
て大気から遮断するとともに、形成された被膜をガスに
よって速やかに冷却する。
を母材に接近させ、その内部にガス導入装置によりガス
を加圧状態で導入し、その状態でノズルの先端から溶射
材料を噴出させることにより、ノズルから噴出する溶射
材料および母材表面に形成された被膜をそのガスによっ
て大気から遮断するとともに、形成された被膜をガスに
よって速やかに冷却する。
「実施例」
以下、本発明の一実施例を第1図を参照して説明する。
なお、第2図に示した従来の溶射ガンと同一・構成要素
には同一符号を付して説明を省略する。
には同一符号を付して説明を省略する。
本実施例の溶射ガンは、上記従来の溶射ガンにおけるノ
ズル7の外側に外筒1. Oを取り(=1けた構成とさ
れている。外筒10は両端が開口している円筒状のもの
であって、その基端部]Oaの内径はノズル7の外径と
同等とされており、基端に形成されているフラン/1o
bを/スルフ基端に形成されているフラノン7bに突き
合わせて、ノズル7とともに陽極2に対してポルトによ
り固定されている。
ズル7の外側に外筒1. Oを取り(=1けた構成とさ
れている。外筒10は両端が開口している円筒状のもの
であって、その基端部]Oaの内径はノズル7の外径と
同等とされており、基端に形成されているフラン/1o
bを/スルフ基端に形成されているフラノン7bに突き
合わせて、ノズル7とともに陽極2に対してポルトによ
り固定されている。
また、外筒10の先端部側は、傾斜部]Ocを介しでノ
ズル7の外径より大径となるように拡1イされており、
その拡径部]、 Odの先端はノズル7の先端より前方
に突出するようにされている。そして、/スルフの先端
がら外筒1oの先端までの刈法L ’ は、溶射の際に
ノズル7先端と母材9との間に確1イ旨−るへき適↑I
]な距離りよりゎすかに小さくなるように設定されてい
る。
ズル7の外径より大径となるように拡1イされており、
その拡径部]、 Odの先端はノズル7の先端より前方
に突出するようにされている。そして、/スルフの先端
がら外筒1oの先端までの刈法L ’ は、溶射の際に
ノズル7先端と母材9との間に確1イ旨−るへき適↑I
]な距離りよりゎすかに小さくなるように設定されてい
る。
また、外筒10の傾斜部]Ocの外側には環状のヘノタ
ー管11か取すイτjけられており、このヘノター管1
1と外筒1oの傾斜部]、 Ocとの間には、それらの
内部を連通ずる1夏数の連通管12 がへ。
ー管11か取すイτjけられており、このヘノター管1
1と外筒1oの傾斜部]、 Ocとの間には、それらの
内部を連通ずる1夏数の連通管12 がへ。
ター管11の周方向に等間隔て設けられている。
上記のヘノター管11には、図示しないガス供給源から
不活性ノJス例えばアルコンガスが加圧されて供給され
るようになっており、ヘノター管11に供給された不活
性ガスは、図中の矢印で小ずように、上記の連通管12
・を通って外筒10の先端側に向かってその軸線方向に
噴き出されるようになっている。」―紀のヘッダー管1
1、連通管12・・、および図示しないガス供給源は、
外筒10内に不活性ガスを導入するためのガス導入装置
13を構成するものである。
不活性ノJス例えばアルコンガスが加圧されて供給され
るようになっており、ヘノター管11に供給された不活
性ガスは、図中の矢印で小ずように、上記の連通管12
・を通って外筒10の先端側に向かってその軸線方向に
噴き出されるようになっている。」―紀のヘッダー管1
1、連通管12・・、および図示しないガス供給源は、
外筒10内に不活性ガスを導入するためのガス導入装置
13を構成するものである。
上記構成の溶射ガンによって母材9の表面に溶射を行う
場合、従来の溶射ガンを用いる場合と同様に、ノズル7
の先端と母材9との間に適正な距離17を確保してノズ
ル7を母材9に対向さゼる。
場合、従来の溶射ガンを用いる場合と同様に、ノズル7
の先端と母材9との間に適正な距離17を確保してノズ
ル7を母材9に対向さゼる。
これにより、外筒10の先端と母材9との間には、わず
かな寸法Q(i2=L−L’)の隙間があくことになる
。この隙間の寸法Qは、たとえば5mm程度とすること
か良い。
かな寸法Q(i2=L−L’)の隙間があくことになる
。この隙間の寸法Qは、たとえば5mm程度とすること
か良い。
そして、ヘノター管11、連通管12 を通して不活性
ガスを外筒10内に導入する。これにより、外筒10内
に導入された不活性ガスによって外筒10内の内圧か高
まり、不活性ガスは母材9に吹き伺()られた後、外筒
10の先端と母材9の間の隙間を通って外筒10外に流
出することになり、したかって、外筒10外の空気か外
筒10内に流入することかない。
ガスを外筒10内に導入する。これにより、外筒10内
に導入された不活性ガスによって外筒10内の内圧か高
まり、不活性ガスは母材9に吹き伺()られた後、外筒
10の先端と母材9の間の隙間を通って外筒10外に流
出することになり、したかって、外筒10外の空気か外
筒10内に流入することかない。
そして、上記のように不活性ガスを外筒10内に導入し
つつ、溶射を行う。すなわち、従来の溶射ノノンの場合
と同様に、供給孔5からプラスマー)ノスをボディ1内
に導入し、陽極2と陰極3との間に電圧をかけてそれら
の間にアークを発生させることでプラズマ/1.ットと
なし、そのプラズマ/1−71・中に(45H6孔6か
ら溶射材料を吹き込む。すると、溶射材料か溶融もしく
は半溶融されて噴流8となってノズル7の先端から噴出
し、母材9の表面に衝突してそこに被膜か形成される。
つつ、溶射を行う。すなわち、従来の溶射ノノンの場合
と同様に、供給孔5からプラスマー)ノスをボディ1内
に導入し、陽極2と陰極3との間に電圧をかけてそれら
の間にアークを発生させることでプラズマ/1.ットと
なし、そのプラズマ/1−71・中に(45H6孔6か
ら溶射材料を吹き込む。すると、溶射材料か溶融もしく
は半溶融されて噴流8となってノズル7の先端から噴出
し、母材9の表面に衝突してそこに被膜か形成される。
そして、溶射ガンを母材9に沿って移動させていくこと
により、母材9の表面全体にわたって被膜を形成する。
により、母材9の表面全体にわたって被膜を形成する。
上記のように、外筒10内に不活性ガスを導入しつつ溶
射を行うことにより、外筒10内に空気か流入すること
か防止されて噴流8は空気と遮断されるので、従来の溶
射ガンを用いる場合のように噴流8に空気が巻き込まれ
る余地かなく、したかってノズル7の先端と母材9との
間に適正な距離I7を確保しても良質の被膜を形成する
ことができる。
射を行うことにより、外筒10内に空気か流入すること
か防止されて噴流8は空気と遮断されるので、従来の溶
射ガンを用いる場合のように噴流8に空気が巻き込まれ
る余地かなく、したかってノズル7の先端と母材9との
間に適正な距離I7を確保しても良質の被膜を形成する
ことができる。
そして、ノズル7と母材9との間に適正な距離りを確保
することから、それらの接近させた場合のように母相9
の材質か劣化したり、形成された被膜か剥離してしまう
ようなこと、あるいはノズル孔7aか閉塞されてしまう
ようなことはないし、勿論、減圧チャンバ内において溶
q・jを行う場合のように、設備費か増大したり、母材
9の大きさか制限を受けることはなく、処理時間も従来
の場合と同等で済む。
することから、それらの接近させた場合のように母相9
の材質か劣化したり、形成された被膜か剥離してしまう
ようなこと、あるいはノズル孔7aか閉塞されてしまう
ようなことはないし、勿論、減圧チャンバ内において溶
q・jを行う場合のように、設備費か増大したり、母材
9の大きさか制限を受けることはなく、処理時間も従来
の場合と同等で済む。
また、外筒10内に導入されて母材9に吹き付けられる
不活性ガスは、形成された被膜をも大気より遮断すると
ともにその被膜を冷却する作用もなし、したかって、溶
射ガンが移動して被膜か大気中に露出するまでに被膜は
十分に冷却されてしまい、従来のように被膜か高温状態
のままで空気に触れて酸化されてしまうようなことも防
止され、この点においても良質の被膜を形成できること
になる。
不活性ガスは、形成された被膜をも大気より遮断すると
ともにその被膜を冷却する作用もなし、したかって、溶
射ガンが移動して被膜か大気中に露出するまでに被膜は
十分に冷却されてしまい、従来のように被膜か高温状態
のままで空気に触れて酸化されてしまうようなことも防
止され、この点においても良質の被膜を形成できること
になる。
また、上記実施例では、外筒10内にアルコンガス等の
不活性ガスを吹き込むようにしたか、不活性ガスに代え
てたとえば窒素ガス(N、)やアセチレンガス(C2H
2)等の反応性ガスを吹き込むことにより、外筒10内
においてその反応性ガスと溶射材料とを反応さUること
かできる。すなわぢ、溶射材料の金属を窒化物や炭化物
等に転換する反応性溶射を行うことかできる。
不活性ガスを吹き込むようにしたか、不活性ガスに代え
てたとえば窒素ガス(N、)やアセチレンガス(C2H
2)等の反応性ガスを吹き込むことにより、外筒10内
においてその反応性ガスと溶射材料とを反応さUること
かできる。すなわぢ、溶射材料の金属を窒化物や炭化物
等に転換する反応性溶射を行うことかできる。
このような反応性溶射を行う場合、従来においてはプラ
ズマガスとして反応性ガスを用いており、したかって従
来においては電極(陽極2および陰極3)か反応性ガス
に接触して早期に劣化してしまうものであったか、上記
のように外筒10内に直接的に反応性ガスを吹き込めば
電極に反応性ガスか接触することがないから、電極を長
寿命とすることかできる、という利点かある。また、炭
化タンツステンのように、分解して炭素含有量か減少し
やすい場合でも、炭素の減少を押さえることかできる。
ズマガスとして反応性ガスを用いており、したかって従
来においては電極(陽極2および陰極3)か反応性ガス
に接触して早期に劣化してしまうものであったか、上記
のように外筒10内に直接的に反応性ガスを吹き込めば
電極に反応性ガスか接触することがないから、電極を長
寿命とすることかできる、という利点かある。また、炭
化タンツステンのように、分解して炭素含有量か減少し
やすい場合でも、炭素の減少を押さえることかできる。
また、冷却能力を向上させるため、低温の液体窒素ガス
や液体炭酸ガスなとを使用してもよい。
や液体炭酸ガスなとを使用してもよい。
なお、−1−記実施例では外筒10をホルトによってノ
ズル7に取りイτ1けるように構成したか、それらを−
・体に形成しても良い。また、溶射伺料の供給孔6はノ
ズル7に形成しても良い。さらに、1−記実施例はプラ
スマ溶射ガンに適用した場合の例であるが、本発明はガ
ス式溶射ガンやアーク式溶射ガン等に対しても同様に適
用することか可能である。
ズル7に取りイτ1けるように構成したか、それらを−
・体に形成しても良い。また、溶射伺料の供給孔6はノ
ズル7に形成しても良い。さらに、1−記実施例はプラ
スマ溶射ガンに適用した場合の例であるが、本発明はガ
ス式溶射ガンやアーク式溶射ガン等に対しても同様に適
用することか可能である。
「発明の効果」
以上で詳細に説明したように、本発明によれは、先端か
開1]1されている外筒をノズルの外側に設けるととも
に、その外筒の先端をノズルの先端より前方に突出させ
、かつ、ノズルから噴出させる溶射材料を大気より遮断
するガスを外筒内に導入するためのガス導入装置を備え
た構成であるから、外筒内にガスを導入しつつ溶射を行
うことにより噴流への空気の巻き込みを防止できるとと
もに、外筒内に導入されたガスによって被膜か速やかに
冷却されるので、被膜か高温のままで空気に触れて酸化
されてしまうことか防止され、したかって良質の被膜を
形成することかできる、という優れた効果を奏する。
開1]1されている外筒をノズルの外側に設けるととも
に、その外筒の先端をノズルの先端より前方に突出させ
、かつ、ノズルから噴出させる溶射材料を大気より遮断
するガスを外筒内に導入するためのガス導入装置を備え
た構成であるから、外筒内にガスを導入しつつ溶射を行
うことにより噴流への空気の巻き込みを防止できるとと
もに、外筒内に導入されたガスによって被膜か速やかに
冷却されるので、被膜か高温のままで空気に触れて酸化
されてしまうことか防止され、したかって良質の被膜を
形成することかできる、という優れた効果を奏する。
そして、外筒の先端をノズルの先端より前方に突出させ
たので、ノズルの先端と母材との間に適正な距離を確保
することかでき、このため、母材の材質か劣化したり、
形成された被膜か剥i!iff してしまうようなこと
、あるいはノズルが閉塞されてしまうようなことを防止
でき、また、ノズルの外側に外筒を設けた簡略な構成で
あるから、減圧チャンバ内において溶射を行う場合のよ
うに設備費が増大したり、母材の大きさか制限を受ける
ことはなく、処理時間も従来の場合と同様で済む、とい
う利点かある。
たので、ノズルの先端と母材との間に適正な距離を確保
することかでき、このため、母材の材質か劣化したり、
形成された被膜か剥i!iff してしまうようなこと
、あるいはノズルが閉塞されてしまうようなことを防止
でき、また、ノズルの外側に外筒を設けた簡略な構成で
あるから、減圧チャンバ内において溶射を行う場合のよ
うに設備費が増大したり、母材の大きさか制限を受ける
ことはなく、処理時間も従来の場合と同様で済む、とい
う利点かある。
さらに、外筒に導入するガスとして反応性ガスを用いれ
ば、電極を損傷させることなく反応性溶射を行うことか
できる、という利点もある。
ば、電極を損傷させることなく反応性溶射を行うことか
できる、という利点もある。
第1図は本発明の一実施例の溶射ガンの概略構成を示す
断面図である。 第2図は従来の溶射ガンの概略構成を示す断面図である
。 ・・・ポティ、2・・・・・陽極、3 ・・陰極、プラ
ズマガスの供給孔、 ・・溶射材料の供給孔、7・・・ノズル、・・・ノズル
孔、8・ 噴流、9 外筒、IOC・ ・傾斜部、 ・拡径部、11 ・・ヘラター管、 連通管、13・ ガス導入装置。 ・母材、
断面図である。 第2図は従来の溶射ガンの概略構成を示す断面図である
。 ・・・ポティ、2・・・・・陽極、3 ・・陰極、プラ
ズマガスの供給孔、 ・・溶射材料の供給孔、7・・・ノズル、・・・ノズル
孔、8・ 噴流、9 外筒、IOC・ ・傾斜部、 ・拡径部、11 ・・ヘラター管、 連通管、13・ ガス導入装置。 ・母材、
Claims (1)
- 溶融もしくは半溶融させた溶射材料をノズルの先端から
噴出させて母材の表面に吹き付けるように構成された溶
射ガンにおいて、先端が開口されている外筒を前記ノズ
ルの外側に設けるとともに、その外筒の先端をノズルの
先端より前方に突出させ、かつ、ノズルから噴出させる
溶射材料を大気より遮断するガスを前記外筒内に導入す
るためのガス導入装置が備えられてなることを特徴とす
る溶射ガン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP351489A JPH02184362A (ja) | 1989-01-10 | 1989-01-10 | 溶射ガン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP351489A JPH02184362A (ja) | 1989-01-10 | 1989-01-10 | 溶射ガン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02184362A true JPH02184362A (ja) | 1990-07-18 |
Family
ID=11559471
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP351489A Pending JPH02184362A (ja) | 1989-01-10 | 1989-01-10 | 溶射ガン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02184362A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001511484A (ja) * | 1997-07-28 | 2001-08-14 | フオルクスワーゲン・アクチエンゲゼルシヤフト | 特に滑り軸受用のサーマルコーティング方法 |
-
1989
- 1989-01-10 JP JP351489A patent/JPH02184362A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001511484A (ja) * | 1997-07-28 | 2001-08-14 | フオルクスワーゲン・アクチエンゲゼルシヤフト | 特に滑り軸受用のサーマルコーティング方法 |
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