JPH0857358A - 流体遮蔽方法及び装置 - Google Patents

流体遮蔽方法及び装置

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JPH0857358A
JPH0857358A JP7219421A JP21942195A JPH0857358A JP H0857358 A JPH0857358 A JP H0857358A JP 7219421 A JP7219421 A JP 7219421A JP 21942195 A JP21942195 A JP 21942195A JP H0857358 A JPH0857358 A JP H0857358A
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flow
shielding
turbulent flow
turbulent
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JP7219421A
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Mark S Nowotarski
マーク・スティーブン・ノウォタルスキ
Don J Lemen
ドン・ジョゼフ・レメン
William J Snyder
ウィリアム・ジョゼフ・スナイダー
David B Leturno
デイビッド・ビー・レトゥルノー
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Praxair Technology Inc
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B1/00Nozzles, spray heads or other outlets, with or without auxiliary devices such as valves, heating means
    • B05B1/28Nozzles, spray heads or other outlets, with or without auxiliary devices such as valves, heating means with integral means for shielding the discharged liquid or other fluent material, e.g. to limit area of spray; with integral means for catching drips or collecting surplus liquid or other fluent material
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
    • C23C4/00Coating by spraying the coating material in the molten state, e.g. by flame, plasma or electric discharge
    • C23C4/12Coating by spraying the coating material in the molten state, e.g. by flame, plasma or electric discharge characterised by the method of spraying
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
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    • B05B7/02Spray pistols; Apparatus for discharge
    • B05B7/08Spray pistols; Apparatus for discharge with separate outlet orifices, e.g. to form parallel jets, i.e. the axis of the jets being parallel, to form intersecting jets, i.e. the axis of the jets converging but not necessarily intersecting at a point
    • B05B7/0807Spray pistols; Apparatus for discharge with separate outlet orifices, e.g. to form parallel jets, i.e. the axis of the jets being parallel, to form intersecting jets, i.e. the axis of the jets converging but not necessarily intersecting at a point to form intersecting jets
    • B05B7/0861Spray pistols; Apparatus for discharge with separate outlet orifices, e.g. to form parallel jets, i.e. the axis of the jets being parallel, to form intersecting jets, i.e. the axis of the jets converging but not necessarily intersecting at a point to form intersecting jets with one single jet constituted by a liquid or a mixture containing a liquid and several gas jets

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Abstract

(57)【要約】 【課題】乱流流体の流れを効果的に遮蔽するための装置
及び方法。 【解決手段】多孔質壁から遮蔽流体の層流を乱流流体の
流れ方向に対して横断方向に放出することによって乱流
流体を周囲環境から遮蔽し保護する。乱流流体の流れ
は、高温で、コーチング材を包含していてもよい。乱流
流体の流れを被覆すべき基材の表面に吹き付けることに
よって高温のコーチング材が基材の表面に被着される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラズマスプレー
被覆等のいろいろな工業用用途に適用することができる
流体遮蔽方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】多くの工業プロセスにおいて汚染を防止
するためにしばしば流体流を周囲環境から遮蔽する処置
を講ずることがある。そのような遮蔽は、通常、流体流
を不活性ガス等の遮蔽用流体で囲包することによって行
われる。遮蔽用流体は、流体流の周囲環境中の酸素等の
反応性ガスが流体流内へ侵入するのを防止する。
【0003】米国特許第3,470,347号は、プラ
ズマアーク式被覆トーチを使用して基材上に無酸素コー
チングを形成する方法を開示している。このトーチは、
絞りオリフィスを通してアークプラズマを創生し、基材
上に被覆すべきコーチング材を連行する高速、高エネル
ギーのアーク噴出流体を噴射する。この噴出流体は、特
定の幅と特定の前進運動量を有する同軸の環状遮蔽用ガ
ス流の均一な乱流で囲包されることによって周囲環境か
ら保護される。しかしながら、この同軸の環状遮蔽用ガ
ス流は、コーチング材を包含した噴出流体を短い距離に
亙ってしか保護することができない。被覆すべき基材が
トーチから遠過ぎる位置に置かれているときは、噴出流
体中のコーチング材が、基材に被覆される前に酸化して
しまう。
【0004】更に、米国特許第5,154,354号に
開示されているような同軸の環状遮蔽流体流は、局地的
な横風によって破断され易い。遮蔽流体流が破断又は破
裂すると、空気が噴出流体内へ侵入し、噴出流体中のコ
ーチング材を酸化させてコーチングの品質を劣化させ
る。更に、遮蔽流体(プラズマ流)のこの同軸流れは、
噴出流体から発出される紫外線を遮ることができない。
紫外線は、目くらませを惹起し、周囲空気中にオゾンを
発生させることがある。更に、この遮蔽方法は、ある種
のプラズマ被覆用途には適用することができない。例え
ば、プラスチックパウダーのような低融点の材料を基材
に被覆する場合、材料の過熱を防止するために、材料を
トーチのノズルから噴射される噴出流体中にチューブを
通して吹き込まなければならないが、チューブが存在す
ることと、材料を別途に噴出流体中へ吹き込むこととに
より同軸環状遮蔽ガスの流れを攪乱したり、阻害したり
するので、噴出流体を保護することができない。
【0005】米国特許第4,869,936号は、粒子
を帯同した高速酸素/燃料火炎流を遮蔽するための方法
を開示している。この遮蔽方法は、粒子を帯同した高速
酸素/燃料火炎流を遮蔽シリンダ内へ噴射し、複数のノ
ズルを用いて遮蔽シリンダ内の粒子を帯同した高速酸素
/燃料火炎流の周りに高速の接線方向流れを創出する。
しかしながら、遮蔽シリンダは、高温と高速ガス流との
組み合わせ作用により短期間のうちに破損し易いという
欠点がある。そのために、頻繁に装置を休止して、遮蔽
シリンダを交換しなければならない。
【0006】米国特許第4,992,337号は、反応
性金属を蒸着するための電気アークスプレー法を開示し
ている。この方法によれば、反応性金属を圧縮された不
活性霧化用ガスと共に電気アークから噴射する。しかし
ながら、噴射された反応性金属が、空気と急激に混合
し、基材に蒸着される前に若干の酸化を生じる。従っ
て、この方法は、特にプラズマアークスプレー、霧化用
ガスと共に噴射される溶融金属、高速酸素/燃料火炎流
等を遮蔽するのには適していない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、乱流噴出流体を能率的な態様で効果的に遮蔽するた
めの装置及び方法を提供することである。本発明の他の
目的は、非常に高温の乱流ガス流によって発出される紫
外線の大部分を遮蔽するための装置及び方法を提供する
ことである。本発明の更に他の目的は、乱流流体を噴出
するためのトーチ又はノズルからいろいろな離隔位置に
配置されたいろいろな異なるサイズの基材上にコーチン
グ材を効率的に被着するための装置及び方法を提供する
ことである。本発明の他の目的は、水冷又はその他の外
部冷却機構を追加する必要なしに、既存のスプレー装置
に簡単に後付けすることができる遮蔽装置を提供するこ
とである。本発明の更に他の目的は、乱流流体流れの下
流に配置されるチューブ又はその他の中実物体と組み合
わせて使用することができる遮蔽装置を提供することで
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の一側面によれば、流体包含流れを周囲環境
から遮蔽するための方法であって、(a)前記流体包含
流れの乱流を少くとも1つの開口から噴射させ、(b)
該流体包含流れの乱流の流れ方向に対して横断方向に遮
蔽流体の層流を放出し、(c)該流体包含流れの周囲環
境から該流体包含流れへのガス及び、又は蒸気の侵入を
防止するために前記遮蔽流体を該流体包含流れの乱流内
へ連行させることから成る方法が提供される。この流体
包含流れに、それを上記少くとも1つの開口から噴射さ
せる前又は噴射させた後にコーチング材を供給すること
ができる。コーチング材を帯同した流体包含流れを予備
加熱してそのコーチング材を溶融した後、基材に吹き付
けてコーチング材を基材上に被着させることができる。
【0009】本発明の別の側面によれば、(a)プレナ
ムと、遮蔽流体を該プレナム内へ導入するための少くと
も1つの入口と、通路の少くとも一部分を形成し、該プ
レナム内の遮蔽流体を該通路の軸線に対して横断方向又
は垂直方向に放出することができるように配置された多
孔質の拡散表面とを備えた細長い中空体と、(b)該細
長い中空体の前記少くとも1つの入口に連通した少くと
も1つの遮蔽流体供給源と、(c)流体包含流れの乱流
を前記通路内へ放出するための少くとも1つの開口を有
する少くとも1つのノズルと、(d)該少くとも1つの
開口を有する少くとも1つのノズルを、その少くとも1
つの開口が前記通路の方向に向けられるような態様に取
り付けるための取付手段と、から成る流体遮蔽装置が提
供される。
【0010】ここで、「層流」とは、平均流速の0.1
倍未満の流速変動の自乗平均を意味する。「乱流」と
は、平均流速の0.1倍より大きい流速変動の自乗平均
を意味する。「プレナム」とは、ガスを分配するための
密閉チャンバーを意味する。
【0011】
【発明の実施の形態】添付図を参照して説明すると、流
体包含流の乱流流れ(以下、単に「乱流流れ」又は「乱
流ジェット」とも称する)は、少くとも1つの開口を有
する少くとも1つのノズルから噴射される。乱流流れ1
aは、不活性ガスを含む任意の液体又はガス状流から創
出することができ、プラズマスプレー被覆(プラズマ溶
射)の場合と同様に、例えば約100°C〜約10,0
00°Cにまで加熱することができる。そのような加熱
された乱流流れは、熱を発生するために化学的燃焼又は
電気アーク加熱を用いる周知の熱スプレー法によって得
られる。化学的燃焼式熱スプレー法としては、粉末火炎
スプレー法、ワイヤ/ロッド火炎スプレー法及びデトネ
ーション/爆発スプレッダー法等がある。又、電気加熱
式熱スプレー法としては、ワイヤアークスプレー法及び
プラズマアークスプレー法等がある。
【0012】プラズマアークスプレー法の場合は、アル
ゴンのような不活性ガスを電気アークに露呈させた後少
くとも1つのノズル1から噴射させて、高温の乱流流
れ、例えば約10,000°Cの温度の乱流流れを創出
する。そのような高温の乱流流れは、例えば、電気アー
ク流れ、プラズマアーク流れ、火炎流れ(酸素/燃料又
は空気/燃料火炎)、火炎からの噴出流体、溶融液滴流
(圧力又はガス霧化によって創出された液体スプレー
流)、又は粒子又は液滴を包含したその他の流れであっ
てよい。
【0013】コーチング材は、高温乱流流れがノズル1
から噴射された後、又は噴射される前に高温乱流流れに
導入することができる。コーチング材は、使用されるス
プレー法のタイプに応じて、粉末、ワイヤ又はロッドの
形とすることができるが、多くの場合、粉末の形にさ
れ、粉末搬送ガスと共に少くとも1つのチューブから成
る粉末導入手段を通して高温乱流流れ内へ導入すること
ができる。コーチング材は、高温乱流流れ内へ導入され
ると、加熱されて軟化又は溶融状態になる。(コーチン
グ材は、ワイヤ又はロッドの形で導入される場合は、霧
化される。)次に、高温乱流流れ内に帯同又は連行され
た溶融又は軟化されたコーチング材は、基材5に吹き付
けられて基材に被着される。コーチング材は、例えば、
プラスチック、金属、合金、酸化物、セラミック、硬質
の金属間化合物、硬質の金属化合物及びある種のガラス
等であってよい。使用される粉末材料のタイプは、コー
チング特性の望ましい要件に応じて変更することができ
る。
【0014】遮蔽流体は、供給源7から細長い中空体9
へ送給される。細長い中空体9は、遮蔽流体を受け入れ
るための少くとも1つの入口11と、遮蔽流体を分配す
るための少くとも1つのプレナム13と、遮蔽流体を放
出するための少くとも1つの多孔質の拡散壁(以下、単
に「多孔質壁」とも称する)15を有している。送給さ
れた遮蔽流体は、入口11を通ってプレナム13に入
り、プレナムから少くとも1つの多孔質壁15を通して
放出され、効果的な層流を創生する。
【0015】層流の創生は、所望の深さ25、例えば
3.175mm(1/8in) 又はそれ以上の深さを有
するプレナム13と、約0.2〜約1000ミクロン、
好ましくは約2〜約20ミクロンの範囲の直径を有する
良好に分配された複数の気孔を有する多孔質壁15を用
いることによって助成される。プレナム13は、多孔質
壁15を透過するガスのかなりの均一な分配を達成する
のに十分な深さを有し、それによって、多孔質壁15
は、その良好に即ち均一に分配された複数の気孔から効
果的な層流を放出することができる。層流を創生するた
めの手段としては、多孔質壁15ほど効果的ではない
が、スクリーン等の他のガス分配手段を用いることもで
きる。
【0016】遮蔽流体の層流は、乱流流れの流れ方向に
対して横断方向に向けられる。遮蔽流体は、このように
横断方向に供給されることによって、目標点即ち被覆す
べき基材5に向けて吹き付けられる乱流流れ1aの長手
に沿って効果的に連行され分配される。乱流流れ1aの
長手に沿っての遮蔽流体のこの効果的な連行及び分配
は、乱流流れの周囲環境内の酸素等の反応性ガスが乱流
流れ内に連行されるのを防止、又は実質的に防止するの
で、乱流流れ内の粉末、液滴及び、又は粒子等のコーチ
ング材の酸化汚染又は劣化を最少限にする。
【0017】通常、遮蔽流体の使用量は、衝撃点、例え
ば被覆すべき基材5の表面での酸素又はその他の反応性
ガスのレベルが1%未満、好ましくは0.01%未満と
なるように定められる。遮蔽流体の層流は、遮蔽流体が
乱流流れの長手に沿って良好に分配されるように乱流流
れが噴射される地点に近い地点、例えば乱流流れの噴射
地点から50.8mm(2in)以内の地点で放出され
る。遮蔽流体は、窒素、アルゴン、水素又はそれらの混
合物のような不活性流体である。窒素のような不活性流
体は、最高5重量%までの酸素を含有していてもよい。
そのような不活性流体は、圧力又は温度スイング式吸着
法又は膜式ガス分離法によって得られる。
【0018】多孔質の拡散壁15は、任意の中実材料で
形成することができる。多孔質の拡散表面を形成するの
に有用な材料としては、例えば、焼結合金、セラミック
粒子、セラミック布、金属粒子、プラスチック粒子、ス
テンレス鋼粒子等がある。多孔質の拡散壁15の素材の
種類は、通常、特定のプロセス、即ち最終用途に応じて
決定されるが、一般には、プラズマスプレー被覆のよう
な高温被覆に用いられる場合は特に、多孔質拡散表面の
素材は、ステンレス鋼のような耐酸化性材料が好まし
い。
【0019】多孔質拡散表面は、遮蔽ガスの均一な分配
を保証するために遮蔽ガスに約0.0703〜0.70
3Kg/cm2 (絶対圧)(約1〜10psig)の圧
力降下を与えるのに十分な多孔度及び厚さを有するもの
とする。この圧力降下は又、遮蔽ガスが多孔質拡散表面
を冷却し(例えば、高温プラズマ流による多孔質拡散表
面の過熱を軽減し)、乱流流れからの遊離粒子、金属又
は他の化合物の蒸気の多孔質拡散表面への被着を最少限
にする。遊離粒子又は蒸気の多孔質拡散表面への被着
は、約1mm〜約10mmの開口断面積を有する開口を
備えたステンレス鋼スクリーンのようなスクリーン
(網)で多孔質拡散表面を覆って保護する構成とすれ
ば、一層防止することができる。
【0020】多孔質拡散壁15の外表面17の形状は、
遮蔽流体を乱流流れに対して横断方向に放出させるよう
に定めることができる。多孔質拡散外表面17は、通路
19を画定する構成とすることができ、通路19は、遮
蔽流体を通路19の軸線A(乱流流れの流れ方向)に対
して横断方向又は垂直方向に向けるようにいろいろな形
状及びサイズとすることができる。ただし、多孔質拡散
壁15の外表面17は、必ずしも通路19全体を画定す
るようにする必要はなく、通路19の一部分、又は、通
路19のうち乱流流れの全長の少くとも一部分を囲包す
ることができる少くとも一部分を画定するようにすれば
よい。もちろん、多孔質拡散壁15の外表面17は、通
路19を通る乱流流れが横断方向に放出される遮蔽流体
によってすべての側面から効果的に遮蔽されるように円
筒形又は前方に拡開する円錐形の通路19を画定する形
状とすることが望ましい。
【0021】通路19又はプレナム13の長さ22は、
プロセス毎に、即ち目的に応じて変えることができる
が、円筒形通路の場合は、通常、通路の半径の1/4以
上とするのが好ましい。ただし、通路19の最も好まし
い長さは、その半径に等しいか、それより長い長さであ
る。多孔質拡散壁15の外表面17によって少くとも一
部分を画定される通路19は、乱流流れの噴射角度には
ほとんど影響しない。拡開円錐形の通路21aが形成さ
れる場合でも、乱流流れは、通路の軸線Aから測定して
約0°から約±70°の範囲の角度で噴射させることが
できる。実際、通路を画定する形状とした多孔質拡散表
面は、所望の方向に所望の遮蔽流体流を供給するのみな
らず、ある種の乱流流れ、例えばプラズマアーク流れに
よって発出される紫外線の多部分を阻止する働きを有す
ることも判明している。ただし、多孔質拡散壁15の外
表面17は、必ずしも、乱流流れを遮蔽流体で囲包する
ような通路又はそのような通路の一部を画定する必要は
なく、遮蔽流体の層流を適当な地点から乱流流れの流れ
方向に対して横断方向に放出させることができさえすれ
ば、乱流流れを適度に効果的に遮蔽することができる。
【0022】
【実施例】以下に、本発明の具体例を示す、これらの具
体例は、本発明を例示するものであって、制限するもの
ではない。例 1 図1に示された装置を用いて乱流流れの遮蔽方法を実施
した。アルゴン90%、水素10%のガス流を約2.8
3m3 (約100ft3 )/h(標準状態)の流速で供
給し、30キロワットの電気アークに露呈して乱流プラ
ズマ流れを創出した。この乱流プラズマ流れをノズル1
から噴射させた。ノズル1は、直径約6.35mm(約
0.25in) の開口即ちオリフィスを有するものとし
た。多孔質拡散壁15の外表面17によって画定される
円筒形通路19の直径21は、約127mm(5in)
とした。円筒形通路19の直径21は、乱流プラズマ流
れが目標物即ち基材5にぶつかるまで不活性のままに維
持されるのを保証するために、プレナム離隔距離23、
即ち、通路の出口端と目標物即ち基材5との間の距離の
1/4以上とするのが好ましい。ただし、円筒形通路1
9の直径21は、通常は、臨界的な重要性をもつもので
はない。
【0023】プレナム13の深さ25は、50.8mm
(2in)とした。ただし、この深さは、3.175m
m(1/8in) もの小さい寸法にまで減少させても、
良好な性能が得られる。プレナム13の深さ25を浅く
することは、プレナム13全体のサイズ及び重量を減少
させるという点で重要になることがある。プレナム13
は、必ずしも、多孔質壁15を通しての遮蔽ガスの分配
を相当に均一にするのに十分な深さとする必要はない。
遮蔽ガスの分配をより均一にするために、例えば、プレ
ナム13内に内部邪魔板を設けてもよい。
【0024】プレナム13の長さ22は、約76.2m
m(約3in) とした。プレナム13の長さ22は、通
路19の直径21の少くとも1/8とすることが好まし
い。プレナムの長さを短くすると、遮蔽ガスが乱流ジェ
ット内へ連行される前に周囲空気が遮蔽ガス内に連行さ
れる。プレナム13の長さ22の上限はなく、必要に応
じて適宜に決定することができる。
【0025】多孔質壁15は、厚さ約1.5748mm
(約0.062in) とし、約2ミクロンの気孔度(気
孔直径)を有するものとした。多孔質壁15の厚さを厚
くすると、機械的強度が増すが、圧力降下が高くなる。
又、多孔質壁15の縦横サイズを大きくすれば、圧力降
下が小さくなるが、多孔質壁15を通るガスの分配の均
一性が悪くなる。
【0026】100ミクロンもの大きな気孔度でも、良
好に機能することが認められた。例えば、遮蔽ガスを多
孔質チューブ14のようなガス分配手段によってプレナ
ム13内で均一に分配させるようにすれば、多孔質壁1
5に代えて、又は、それに加えて、ワイヤメッシュスク
リーン(単に「ワイヤメッシュ」とも称する)27を用
いることもできる。あるいは又、溶融金属のスプラタ
(跳ね返り)が多孔質壁15に付着するのを防止するた
めに着脱自在のワイヤメッシュ27を多孔質壁15の外
表面17に被せることもできる。ワイヤメッシュ27が
詰まったときは、簡単に取り外して交換することができ
る。
【0027】多孔質壁15は、例えば「316ステンレ
ス鋼」という商標名で販売されているステンレス鋼で形
成した。ただし、多孔質壁15は、用途に応じて、合
金、セラミック、セラミック布、又はプラスチック等の
他の材料で形成することができる。
【0028】ノズル1は、金属製カバー29によってプ
レナム13に対して密封した。このカバーは、周囲空気
がノズル1から噴射される乱流ジェットの最初の部分に
連行されるのを防止することによって乱流ジェットの性
能を高める働きをする。ただし、そのようなカバーは、
必ずしも必要ではない。ノズル1の開口(オリフィス)
からプレナム13の最近接端までの距離31は、約3
8.1mm(約1.5in) とした。距離31は、乱流
流れ(プラズマ)の再循環流が金属製カバー29を加熱
するのを防止するために通路19の直径21の4倍未満
とするのが好ましく、金属製カバー29が乱流流れ(プ
ラズマ)からの放射熱によって加熱されるのを防止する
ために多孔質壁15の直径の0.5倍から多孔質壁15
の長さ22の−0.5倍の範囲とするのが最も好まし
い。カバー29が用いられない場合は、距離31は、周
囲空気が乱流流れ内に連行されるのを防止するために通
路19の直径21の4倍未満とするのが好ましく、多孔
質壁15の長さ22の0倍から−0.5倍の範囲とする
のが最も好ましい。ここで、負の距離は、通路19の入
口端からノズルの開口まで測定して、ノズルが通路内へ
突入している距離のことである。
【0029】ノズル離隔距離33、即ち、ノズル1の開
口から基材5までの距離は、約152.4mm(約6i
n) とした。この距離は、乱流流れが目標物即ち基材5
にぶつかるときの乱流流れの熱特性を有効なものとする
(乱流流れの温度を有効な温度とする)。ただし、この
距離は、必要に応じていろいろに変えることができる。
これは、通常約101.6mm(約4in) のノズル離
隔距離に限定される、米国特許第3,470,347号
の同軸遮蔽法の欠点を改良するものである。遮蔽ガスと
して、約84.9m3 (3000ft3 )/hの流量の
窒素ガスを使用した。その場合、基材5のところで測定
した酸素レベルは、約0.01%であった。即ち、この
遮蔽ガス流量は、目標物即ち基材5のところでの酸素レ
ベルを低くし、基材上への被着物即ち被覆物中の酸化物
レベルを好適な低さとする。遮蔽ガスの流量は、通常、
ノズル離隔距離33又は乱流流れの流量に比例して定め
る。
【0030】本発明の驚くべき利点の1つは、遮蔽ガス
の流量が、基材5のところでの酸素レベルを低くするの
に必要とされる流量より低くても、被着物中の酸化物レ
ベルを少なくすることができる。遮蔽ガスの流量を約1
4.15m3 (500ft3)/hにまで低下させたと
ころ、基材5のところでの酸素レベルは約10%であっ
たが、基材に被着されたニッケル被覆物(コーチング)
中の酸化物レベルが低いことが、そのニッケル被覆物の
機械加工が容易であることによって判明した。遮蔽ガス
の流れを停止した場合、基材に被着されたニッケル被覆
物中の酸化物レベルは、そのニッケル被覆物の機械加工
が困難であることから、高いことが判明した。遮蔽ガス
は、温度が最も高く、酸化速度が最も速い、ノズルオリ
フィスに近いところにおける方が乱流流れに連行され易
いと考えられる。従って、遮蔽ガスの流量が、基材のと
ころでの酸素レベルを低くするのに必要とされる流量よ
り低くい場合は、遮蔽ガスが乱流流れの最初の部分(ノ
ズルから噴射された直ぐの部分)に確実に連行されるよ
うに金属製カバー29を用いることが好ましい。
【0031】遮蔽ガスとして、高純度の(不純物10p
pm未満の)窒素ガスを用いたが、遮蔽ガスとしては特
定のプロセスに適する任意の遮蔽ガスを用いることがで
きる。遮蔽ガスとして好ましいのは、遮蔽ガスと周囲空
気との間の界面において乱流流れが着火して火炎を創出
するようにする易燃性混合物である。この火炎は、乱流
流れを安定化するので、プレナム離隔距離23を通路1
9の直径21の4倍より大きくすることを可能にする。
コーチング材が蒸気圧の高い金属である場合に好ましい
遮蔽ガス組成物は、制御された量のO2 、CO2 、H2
O等の酸化性ガスを含有したガス混合物である。そのよ
うなガス混合物の潜在的総酸化能力は、空気のそれより
低い。このように制御された(抑制された酸化能力)
は、過度の酸化物を生成することなく、金属の蒸気圧を
低くする働きをする。亜鉛、マグネシウム及び鉄は、そ
れらの融点に近い温度において相当に高い蒸気圧を有す
る金属である。
【0032】例 2 図1に示された装置を用いて乱流流れの遮蔽方法を実施
した。条件は、下記の条件を除いて例1の場合と同じに
した。直径約6.35mm(約0.25in) のノズル
1から噴射する窒素ジェット(乱流流れ)の流量を室温
で約5.66m3 (約200ft3 )/hとし、窒素か
ら成る遮蔽ガスの流量を約7.075m3 (約250f
3 )/hとした。多孔質拡散壁15の外表面17によ
って画定される円筒形通路19の直径21は、約47.
625mm(1 7/ 8in) とし、その長さは約5
0.8mm(約2in) とした。金属製カバー又は他の
密封手段29とプレナム13の最近接端との距離31は
ほぼゼロとした。実験は、窒素から成る遮蔽ガスをプレ
ナム13内へ導入する前に282°C(540°F)に
まで加熱した点を除いては例1の場合と同じ条件を用い
て実施した。下記の表Iは、いろいろなノズル離隔距離
33及びいろいろな遮蔽ガス(窒素)温度における基材
5のところで測定した酸素レベル(%)を示す。
【0033】
【表1】
【0034】表Iの結果から、ノズル離隔距離33の延
長は、遮蔽ガスを加熱することによって達成することが
できることが分かる。換言すれば、遮蔽ガスを加熱すれ
ば、ノズル離隔距離33を比較的長くしても、酸素レベ
ルを低く抑えることができる。例えば、遮蔽ガスを28
2°C(540°F)にまで加熱すると、酸素レベルが
1%程度となるノズル離隔距離を74.676mm
(2.94in) から98.552mm(3.88i
n) にまで約32%延長することができる。追加の遮蔽
流体又はガスを乱流流れに対して同軸的に供給すれば、
ノズル離隔距離を更に延長することが可能である。その
ような追加の遮蔽流体も層流であることが好ましい。
【0035】以上、本発明を実施例に関連して説明した
が、本発明は、ここに例示した実施例の構造及び形態に
限定されるものではなく、本発明の精神及び範囲から逸
脱することなく、いろいろな実施形態が可能であり、い
ろいろな変更及び改変を加えることができることを理解
されたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、乱流を不活性ガスで遮蔽するのに有用
な本発明の好ましい実施例の断面図である。
【図2】図2は、本発明の別の好ましい実施例の断面図
である。
【図3】図3は、本発明の更に別の好ましい実施例の断
面図である。
【符号の説明】
1:ノズル 3:粉末導入手段(チューブ) 5:基材 7:遮蔽流体の供給源 9:細長い中空体 11:入口 13:プレナム 14:多孔質のチューブ 15:多孔質拡散壁 17:多孔質の拡散外表面 19:通路 21:通路の直径 21a:円錐形の通路 22:通路の長さ 23:プレナム離隔距離 25:プレナムの深さ 27:ワイヤメッシュ(スクリーン) 29:金属製のカバー 33:ノズル離隔距離
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ウィリアム・ジョゼフ・スナイダー アメリカ合衆国ニューヨーク州オシニン グ、ブリッチブルック・ロード2 (72)発明者 デイビッド・ビー・レトゥルノー アメリカ合衆国アラバマ州フーバー、ラセ ット・ウッズ・レイン1716

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体包含流れを周囲環境から遮蔽するた
    めの方法であって、 (a)前記流体包含流れの乱流を少くとも1つの開口か
    ら噴射させ、 (b)該流体包含流れの乱流の流れ方向に対して横断方
    向に遮蔽流体の層流を放出し、 (c)該流体包含流れの周囲環境から該流体包含流れへ
    のガス及び、又は蒸気の侵入を防止するために前記遮蔽
    流体を該流体包含流れの乱流内へ連行させることから成
    る流体遮蔽方法。
  2. 【請求項2】 前記流体包含流れを噴射させて前記乱流
    を創生する前に、該流体包含流れを加熱又は燃焼させ、
    流体包含流れの前記乱流内に粉末を導入する工程を含む
    ことを特徴とする請求項1に記載の流体遮蔽方法。
  3. 【請求項3】 前記流体包含流れの前記乱流を基材に向
    けて吹き付け、前記粉末を該基材に被着させる工程を含
    むことを特徴とする請求項2に記載の流体遮蔽方法。
  4. 【請求項4】 前記遮蔽流体を前記流体包含流れの乱流
    の流れ方向に対して横断方向に放出する前に加熱する工
    程を含むことを特徴とする請求項1に記載の流体遮蔽方
    法。
  5. 【請求項5】 前記遮蔽流体の層流を多孔質の拡散表面
    から放出させ、該遮蔽流体の層流によって前記流体包含
    流れの乱流の一定長の少くとも一部分を囲繞することを
    特徴とする請求項1に記載の流体遮蔽方法。
  6. 【請求項6】 前記多孔質の拡散表面は、約0.2〜約
    100ミクロンの範囲の直径を有する複数の気孔を有し
    ていることを特徴とする請求項5に記載の流体遮蔽方
    法。
  7. 【請求項7】 前記多孔質の拡散表面は、前記遮蔽流体
    の層流を前記流体包含流れの乱流に対して横断方向に流
    すように該流体包含流れの乱流を通すための円筒状の通
    路を画定することを特徴とする請求項5に記載の流体遮
    蔽方法。
  8. 【請求項8】 前記多孔質の拡散表面は、前記遮蔽流体
    の層流を前記流体包含流れの乱流に対して横断方向に流
    すように該流体包含流れの乱流を通すための前方に拡開
    する円錐形の通路を画定することを特徴とする請求項5
    に記載の流体遮蔽方法。
  9. 【請求項9】 前記流体包含流れは、電気アーク流れ、
    又はプラズマアーク流れ、又は火炎であることを特徴と
    する請求項1に記載の流体遮蔽方法。
  10. 【請求項10】 前記流体包含流れの乱流に対して同軸
    的に追加の遮蔽流体の層流を放出する固定を含むことを
    特徴とする請求項1に記載の流体遮蔽方法。
  11. 【請求項11】 (a)プレナムと、遮蔽流体を該プレ
    ナム内へ導入するための少くとも1つの入口と、通路の
    少くとも一部分を形成し、該プレナム内の遮蔽流体を該
    通路の軸線に対して横断方向に放出することができるよ
    うに配置された多孔質の拡散外表面を有する多孔質拡散
    壁とを備えた細長い中空体と、 (b)該細長い中空体の前記少くとも1つの入口に連通
    した少くとも1つの遮蔽流体供給源と、 (c)流体包含流れの乱流を前記通路内へ放出するため
    の少くとも1つの開口を有する少くとも1つのノズル
    と、 (d)該少くとも1つの開口を有する少くとも1つのノ
    ズルを、その少くとも1つの開口が前記通路の方向に向
    けられるような態様に取り付けるための取付手段と、か
    ら成る流体遮蔽装置。
  12. 【請求項12】 前記多孔質拡散壁の多孔度は、前記遮
    蔽流体に約0.0703〜0.703Kg/cm2 (絶
    対圧)(約1〜10psig)の圧力降下を与えるのに
    十分な多孔度であることを特徴とする請求項11に記載
    の流体遮蔽装置。
  13. 【請求項13】 前記多孔質の拡散外表面は、半径の少
    くとも1/4に等しい長さを有する円筒形の通路を画定
    することを特徴とする請求項12に記載の流体遮蔽装
    置。
  14. 【請求項14】 前記多孔質の拡散外表面は、前方に拡
    開する円錐形の通路を画定し、少くとも1つの開口を有
    する前記少くとも1つのノズルは、該円錐形の通路の軸
    線から測定して約0°から約±70°の範囲の角度に向
    けられていることを特徴とする請求項12に記載の流体
    遮蔽装置。
  15. 【請求項15】 前記少くとも1つのノズルから噴射さ
    れた流体包含流れの乱流内に粉末を導入するための手段
    を備えていることを特徴とする請求項12に記載の流体
    遮蔽装置。
  16. 【請求項16】 前記多孔質の拡散外表面を覆うスクリ
    ーンを備えていることを特徴とする請求項12に記載の
    流体遮蔽装置。
  17. 【請求項17】 前記取付手段は、前記通路の一端を覆
    って延長した金属製カバーから成ることを特徴とする請
    求項12に記載の流体遮蔽装置。
JP7219421A 1994-08-08 1995-08-07 流体遮蔽方法及び装置 Withdrawn JPH0857358A (ja)

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