JPH02184260A - モータ用非接触ブレーキの製造方法 - Google Patents

モータ用非接触ブレーキの製造方法

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JPH02184260A
JPH02184260A JP219589A JP219589A JPH02184260A JP H02184260 A JPH02184260 A JP H02184260A JP 219589 A JP219589 A JP 219589A JP 219589 A JP219589 A JP 219589A JP H02184260 A JPH02184260 A JP H02184260A
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brake
braking
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rotating
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Morihiro Saito
守弘 斎藤
Toshiyuki Oshima
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、モータの作動時にその回転動作を停止させ
るモータ用ブレーキに係り、特に電磁気力を利用して制
動を図るモータ用非接触ブレーキの製造方法に関するも
のである。
〔従来の技術〕
モータの作動時に、その回転部であるロータ側。
の回転動作についての制動を図ることができるモータ用
ブレーキが各種開発され使用されている。
このようなブレーキには、例えば回転部と非回転部との
間の摩擦力を利用して制動を行わせる機械的な摩擦ブレ
ーキが知られている。ところで、このようなタイプの摩
擦ブレーキにあっては、長期間に亘る使用等により接触
部位が摩耗して作動不能になることがあり、そのため摩
耗部分の交換作業等を必要とし不便をきたしている。
そこで、電磁気力を利用して回転部の制動を図るように
した非接触ブレーキが開発されている。
この非接触ブレーキは、例えば第5図に示すように、モ
ータを構成するロータ100及びステータ101に隣接
して設けられており、即ちロータ100及び出力軸10
2側に固着された回転部103と、モータのケーシング
104側に固着した非回転部105とから構成されてお
り、その非回転部105に設けたコイル106に電流を
流すと、所定の方向に向かう磁界、が形成される。した
がって、この磁界中を回転する回転部103には、渦電
流が発生し、この渦電流に伴ってその回転部分には所定
方向、つまり回転方向とは反対向きに電磁力が発生する
ため、回転部103及びロータ100が制動されるよう
になっている。
ところで、通常このようなブレーキにあっては、先に説
明したような回転動作を作動させるための制動力の他に
、回転停止時にその回転部を常時静止状態に固定保持す
るため非回転部側コイルの電磁吸引力を利用するように
なっている。このような事情から、制動力をもたらす渦
電流を発生するためには回転部分が導電性それもできれ
ば良導体であること、更に静止保持力をもたらす電磁吸
引力を有効に作用させるためにはその回転部分が磁性体
であることという2つの要件が同時に満たされる必要が
ある。ところが、これら2つの要件を満たし、しかもコ
スト的には安い最適な材質のものがなかなか見当たらず
、このため従来の電磁力、を利用したタイプのブレーキ
には第6図に示すように、回転部として鉄等の材質を用
いて内周壁面に凹凸106a、IL6bを形成した略円
筒形状のものが使用されている。
〔解決しようとする課題〕
したがって、このようなタイプのブレーキにあっては、
その回転部が良導体とはいえず、発生する渦電流の値が
小さいので電磁力も弱く、その結果制動力も弱いという
問題を生じている。
そこで、この発明は、上記した従来の欠点鑑み、大きな
制動力で迅速にロータの回転を停止させることができる
制動力の大きなモータ用非接触ブレーキの簡単な製造方
法を提供することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
即ち、この発明の磁界を発生するコイルを複数個配設し
た非回転部と、少なくとも内面側若しくは外面側に軸芯
方向に沿って凹部を形成し、前記非回転部の周囲に配設
した導電体で、かつ磁性体の固定体及び棒状部を有する
柵状かご形に形成され、前記非回転部の周囲に配設した
良導体で、かつ非磁性体の制動体からなる回転部とを備
えた構成のモータ用非接触ブレーキの製造方法であって
、前記固定体の凹部に制動体の棒状部を差し込んでこれ
ら固定体及び制動体を嵌合・一体化して回転部を形成す
るものである。
〔作用〕
この発明のモータ用非接触ブレーキの製造方法は、固定
体側の溝状の四部に沿って制動体側の棒状部をスライド
させながら差し込み、これら固定体及び制動体を嵌合一
体化して回転部を簡単に製造することができる。
〔実施例〕
以下この発明の実施例について添付図面を参照しながら
説明する。
第1図はこの発明の第1実施例のモータ用非接触ブレー
キを示すものであり、この非接触ブレーキは磁心1にコ
イル2を形成した非回転部3と。
制御体4及び固定体5から成る回転部6とから構成され
ている。
なお、図中符号7はロータ(囲路)側と直結し回転する
回転軸、8はモータ部分と共にこの非接触ブレーキを収
めるケーシングである。
磁心lは、従来と同様のものが用いられており、即ち鉄
等の磁性体であって、且つ導電体を用いて略円柱形状に
形成されており、その外周面側には8つのコイルを形成
するためこの実施例では8個の突出した突出部1aが設
けられている。なお、この磁心1の中央部に設けた回転
孔1bには回転軸7が貫通するようになっている。
コイル2は、回転部6側に電磁気力に起因した制動力を
発生させると共に回転停止後の回転部6側に磁力によっ
て固定ロック力を発生させるためのものであり、磁心1
の各突出部1aに互いに隣接するものの巻線方向が逆向
きとなるようにして銅線等が巻装されており、ブレーキ
作動時にそのコイル2に直流電流が流れるようになって
いる。
したがって、こらのコイル2を形成した各突出部1aの
先端部分には、互いに隣接するものにはそれぞれ異極の
磁極が形成されるようになっている。
非回転部3は、モータのステータ側と接続されており、
回転しないようになっている。
制動体4は、非回転部3により形成する磁界中を通過す
る際に発生する渦電流によってアラボの円盤と同様の原
理からロータの回転方向と逆向きの回転力(制動力)を
発生させ、これによってロータ及び回転部6を制動停止
させるためのものであり、この実施例ではアルミニウム
や銅等のような、非磁性体であって良導体の材質のもの
を用いて形成されている。即ち、この制動体4は、第2
図に示すように、部分的に間隙を設けた中空路円筒形状
の籠型に形成されており、その間隙部分には固定体5が
配設するようになっている。また、この制動体4の間隙
の間の各棒状部4aには、渦電流が発生すると共に制動
力を起こす電磁気力が形成されるようになっている。
固定体5は、ロータと共に回転部6は回転動作を停止し
た後に自由回転されるのを防止するためのものであり、
磁心1の突出部1aに形成さる磁力によって磁気的に吸
引されて固定ロックされる、ようになっている。このた
め、この固定体5は、鉄等の磁性体により第2図に示す
ように略円筒形状に形成されていると共にその内周面に
は軸芯方向にそって凸部5a及び凹部5bが形成されて
おり、特にその内周面側の凸部5aは回転部3の磁心1
の磁極に接近対抗しているため、つまり磁気抵抗が弱く
強い磁力で吸引され、また内周面側の凹部5bは制動体
4を介在として磁心1の磁極と対抗するため磁気抵抗が
大きくその分離力も弱くなっており、その強い磁力の作
用を受ける凸部5aによって回転部6が固定され、静止
ロック状態を保持できるようになっている。
次に、この第1実施例に係るモータ用非接触ブレーキの
製造方法について第2図を参照しながら説明する。なお
、ここでこのモータ用非接触ブレーキの製造方法のうち
、非回転部3の製造方法については従来と同様であり、
したがってその製造方法については省略する。
この実施例の非接触ブレーキの製造方法は、回転部3を
構成する制動体4の棒状部4aを固定体5の内周面側に
形成した溝状の凹部5bに沿って固定体5の軸芯方向に
スライドさせ内部に挿入差し込ませる。そして、この制
動体4を固定体5側の側壁面に棒状部4aの先端が当止
する最奥部まで挿入すると、NU動体4が内方に、また
固定体5が外方にそれぞれ配置された状態で簡単に嵌合
−体化される。
次に、この発明に係るモータ用非接触ブレーキの第2実
施例について第3図及び第4図を参照しながら説明する
。なお、これらの図中光の第1実施例のものと同一部分
には同一符号を付して重複説明を避ける。
この実施例のモータ用非接触ブレーキは、回転部9の制
動体10が固定体11の外周面側に設けられた構成とな
っている。
制動体10は、先の第1実施例と同様の材質のものによ
って、即ち良導体で、且つ非磁性体を用いて第4図に示
すような形状に形成されている。
固定体11は、これも先の第1実施例と同様の材質のも
のによって、即ち導電体で且つ磁性体に、よって第4図
に示すような形状に形成さている。
次に、この第2実施例のモータ用非接触ブレーキの製造
方法について第4図を参照しながら説明する。
この実施例のモータ用非接触ブレーキの製造方法は、回
転部9を構成する制動体10の棒状部分10aを固定体
11の外周面側に形成した溝状の凹部11aに沿って固
定体11の軸芯方向にスライドさせ、その固定体11の
外部に挿入し差し込ませる。そして、この制動体10を
固定体11側の凹部11aの終端面11bに棒状部11
a先端が衝止する最奥部まで挿入させると、制動体10
が外方に、また固定体11が内方にそれぞれ配置さた状
態で簡単に嵌合一体化される。
〔効果〕
以上説明してきたように、この発明に係るモータ用非接
触ブレーキの製造方法によれば、固定体に磁気抵抗の強
弱をもたらすために少なくとも内側若しくは外側に設け
た凹部に沿って制動体の棒状部をスライドさせて差し込
み、これら双方を簡単に嵌合一体化させることができる
ようになっており、その複雑な回転部の組立作業が容易
になり、回転部組立時の作業能率が大幅にアップする。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る第1実施例のモータ用非接触ブ
レーキの構成を示す断面図、第2図はこの発明に係るモ
ータ用非接触ブレーキを構成する回転部の製造方法を説
明するための斜視図、第3図はこの発明に係る第2実施
例のモータ用非接触ブレーキの構成を示す断面図、第4
図はこの発明に係る第2実施例のモータ用非接触ブレー
キの回転部の製造方法を説明するための斜視図、第5図
は従来型のモータ用非接触ブレーキを取付けたモータを
示す構成断面図、第6図は従来のモータ用非接触ブレー
キの構成を示す断面図である。 2・・・コイル、 3・・・非回転部、 第1図 ら 5b。 5.1 4a。 4.1 6.9 11a・・・凹部、 1・・・固定体、 10a・・・棒状部、 0・・・制動体、 ・・・回転部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、磁界を発生するコイルを複数個配設した非回転部と
    、 少なくとも内面側若しくは外面側に軸芯方向に沿って凹
    部を形成し、前記非回転部の周囲に配設した導電体で、
    かつ磁性体の固定体及び棒状部を有する柵状かご形に形
    成され、前記非回転部の周囲に配設した良導体で、かつ
    非磁性体の制動体からなる回転部と を備えた構成のモータ用非接触ブレーキの製造方法であ
    って、 前記固定体の凹部に制動体の棒状部を差し込んでこれら
    固定体及び制動体を嵌合・一体化して回転部を形成する
    ことを特徴とするモータ用非接触ブレーキの製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008101489A (ja) * 2006-10-17 2008-05-01 Kobe Steel Ltd 小規模発電設備
CN114362474A (zh) * 2022-01-14 2022-04-15 哈尔滨工业大学 一种适用于旋转部件自锁定的无接触式永磁锁定器

Cited By (3)

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JP2008101489A (ja) * 2006-10-17 2008-05-01 Kobe Steel Ltd 小規模発電設備
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CN114362474B (zh) * 2022-01-14 2023-01-31 哈尔滨工业大学 一种适用于旋转部件自锁定的无接触式永磁锁定器

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