JPH02183997A - X線管加熱装置 - Google Patents

X線管加熱装置

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JPH02183997A
JPH02183997A JP244289A JP244289A JPH02183997A JP H02183997 A JPH02183997 A JP H02183997A JP 244289 A JP244289 A JP 244289A JP 244289 A JP244289 A JP 244289A JP H02183997 A JPH02183997 A JP H02183997A
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tube
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Kazumitsu Kawamura
河村 和光
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的コ (産業上の利用分野) 本発明は二次電流フィードバック方式によりX線管のフ
ィラメント加熱電力を制御するようにしたX線管加熱装
置に関する。
(従来の技術) 従来のX線管加熱装置としては、大別して一次測定電圧
制御形、−次測定電流制御形、二次電流フィードバック
形がある。
一次測定電圧制御形、−次測定電流制御形のX線管加熱
装置では、長時間X aIll射を行なった場合、−次
組圧、−次電流を一定にしておいても時間の経過に伴っ
て二次電流が降下するという現象が現われてくる。この
現象はX線管内で発生したガスとフィラメントの熱電子
が結びついて陽極に衝突する電子が減るためであり、こ
のことは周知の事実である。
これに対し二次電流フィードバック形のX線管加熱装置
は、X線管に流れる管電流を二次電流として検出し、こ
の二次電流検出値と管電流設定器により設定された管電
流設定値とを比較し、両者が等しくなるようにフィラメ
ント加熱電力制御回路によりX線管のフィラメント加熱
電力を制御するようにしたものである。したがって、二
次電流が一定に制御されるので、前述したような現象が
なく、しかも長時間安定性が得られるという点ては優れ
ている。しかし、X線曝射開始時には二次電流のフィー
ドバック量が零のため、回路電圧は装置の定格の最大管
路電流を流し得る電圧まで上昇し、異常な管電流が流れ
る。このため、管電流設定値が小さい場合には一旦上昇
した電圧を下げなければならないが、管電流が設定値ま
で到達するのにX線管のフィラメント熱時定数のため、
時間がかかり、蛍光波形等で確認するX線波形では必ず
オーバシュートが現われる。
(発明が解決しようとする課題) このように従来の二次電流フィードバック方式のX線管
加熱装置は、二次電流が一定に制御されるので、長時間
の安定性という点では優れているが、X線曝射開始時に
異常な管電流が流れてX線波形のオーバシュートを引起
こすという問題がある。したがって、オーバシュートが
起きると、短時間制御中のX線量にバラツキが生じるた
め、パルス的なX線制御ができなくなり、X線曝射毎に
余計なX線を浴びることになる。
本発明はX線曝射開始時においても安定したX線出力を
得ることができる二次電流フィードバック方式のX線管
加熱装置を提供することを[」的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明は上記の1」的を達成するため、X線管に流れる
管電流を二次電流として検出し、この二次電流検出値と
管電流設定器により設定された管電流設定値とを比較し
、両者が等しくなるようにX線管のフィラメン!・加熱
電力制御回路によりフィラメント加熱電力を制御するよ
うにした二次電流フィードバック方式のX線管加熱装置
において、前記X線管のフィラメント加熱電力制御回路
に、X線曝射開始時の加熱電力の制御に必要な最大パル
ス幅を前記管電流設定器の管電流設定値に相当する管電
流を流し得るパルス幅以上に、又は管電流設定値に近い
値のパルス幅迄広がらないように制限するパルス幅制限
手段を備えた構成とするものである。
(作用) このような構成の二次電流フィードバック方式のX線管
加熱装置にあっては、X線曝射開始時に二次電流のフィ
ードバック量が零であっても、加熱電力の制御に必要な
最大パルス幅が管電流設定器で設定された管電流設定値
に相当する管電流を流し得るパルス幅以上に、又は管電
流設定値に近い値のパルス幅迄広がらないように制限さ
れてフィラメント加熱電力が制御されるので、X線波形
のオーバシュートを少なくして単時間で安定領域に移行
させることが可能となり、安定したX線出力を得ること
ができる。
(実施例) 以下本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本発明による二次電流フィードバック方式のX
線管加熱装置の構成例を示す回路図である。第1図にお
いて、管電圧用直流電源1の出力は主回路用インバータ
スイッチング索子2を介して主変圧器3の一次側に加え
られ、この主変圧器3の二次側出力は高圧整流器4に人
力され、その直流出力電圧はX線管5のプレート5Pに
管電圧として印加される。また、管電圧設定用インバタ
信号回路6は管電圧設定器7で設定された管電圧設定値
と高電圧検出用ブリーダ抵抗8により検出されるX線管
5の管電圧とを比較し、両省が等しくなるようにデユー
ティファクタを可変して主回路用インバータスイッチン
グ索子2を制御して管電圧を調整するものである。
一方、加熱用直流電源9の出力は加熱用インバータスイ
ッチング素子10を介してフィラメントトランス11の
一次側に加えられ、このフィラメントトランス11の二
次側出力はX線管5のフィラメント5Fに加熱電力とし
て加えられる。また、主変圧器3の二次側出力の一部は
二次電流検出用整流器12に加えられ、その直流出力を
二次電流検出用抵抗13に与えて二次電流を検出し、そ
の検出値は比較器14に加えられる。この比較器14は
管電流設定器15で設定される管電流設定値と二次電流
検出用抵抗13により検出された二次電流検出値とを比
較し、両者が等しくなるようにデューテファクタが変化
してゲート回路16にパルス信号を入力するものである
。さらに、このゲート回路16には管電流設定器15で
設定された管電流設定値に応じて最大パルス幅が決定さ
れるパルス幅制限回路17から送出されるパルス信号が
人力される。このゲート回路16は比較器14から人力
されるパルス幅がパルス幅制限回路17から入力される
パルス幅よりも長い場合、パルス幅制限回路17で決定
されたパルス幅の期間だけゲートを開き、その出力を加
熱用インバータ信号回路18に加えるものである。この
場合、パルス幅制限回路17で決定される最大パルス幅
は管電流設定器15で設定される設定値に相当する電流
を流し得るパルス幅以上に、又は管電流設定値に近い値
のパルス幅迄まで広がらない大きさに制限される。加熱
用インバータ信号回路18は比較器16からゲート回路
16を通してパルス信号が入力されると、加熱用インバ
ータスイッチング素子10を制御し、X線管5のフィラ
メント電力を調整するものである。
なお、上記した管電圧設定用インバータ信号回路6およ
び比較器14はX線スイッチ19をオンすると、発振動
作を開始する基本クロック発振器20から入力されるク
ロック信号によりその動作タイミングの同期がとられる
ようになっている。
次に上記のように構成された二次電流フィードバック方
式のX線管加熱装置の作用について述べる。いま、X線
スイッチ19をオンすると、基本クロック発振器20が
発振動作を開始し、そのクロック信号が管電圧設定用イ
ンバータ信号回路6および比較器14に加えられる。す
ると、このとき管電圧設定器7で設定された管電圧設定
値と高電圧検出用ブリーダ抵抗8により検出された電圧
検出値とが比較され、両者が等しくなるようにデユーテ
ィファクタが変化して主回路インバータ用スイッチング
素子2が制御される。これにより、管電圧用直流電源1
から主変圧器3および高圧整流器4を通してX線管5の
プレート5Pに印加される管電圧が管電圧設定値に調整
される。これと同時に比較器14では管電流設定器15
で設定された管電流設定値と二次電流検出用抵抗13に
より検出された二次型とを比較し、両者が等しくなるよ
うにデユーティファクタが変化してゲート回路16にパ
ルス信号を入力する。この場合、X線曝射開始時におい
ては二次電流検出用抵抗13により検出された二次電流
のフィードバック量が零であるため、比較器14の出力
信号の最大パルス幅は装置定格の最大管電流(mA)を
流し得るパルス幅である。したがって、この最大幅のパ
ルスを加熱用インバータ信号回路18に与えて加熱用イ
ンバータスイッチング素子10を制御すると、このイン
バータスイッチング素子10のオン時間は最大になるの
で、フィラメントトランス11を介してX線管5のフィ
ラメント5Fに供給される加熱電力は最大となる。そし
て、この状態で一旦上昇した回路電圧が下降しても管電
流は管電流設定器15で設定された設定値まで到達する
のにフィラメント熱時定数により時間がかかり、その間
に過大電流が流れてX線波形のオーバシュートを招く。
しかし、本実施例ではパルス幅制限回路17により管電
流設定器15で設定された管電流設定値に相当する管電
流を流し得るパルス幅以上に、又は管電流設定値に近い
値までパルス幅が広がらないように決定されたパルス幅
の信号をゲート回路16に入力してこのパルス幅の期間
だけゲート回路16を開として、加熱用インバータ信号
回路18に入力される最大パルス幅の信号を制限するよ
うにしているので、X線曝射開始時に二次電流のフィー
ドバック量が零であっても過大電流が流れることがなく
、X線波形のオーバシュートを防止することができる。
したがって、X線波形のオーバシュートを防止して単時
間で安定領域へ移行させることができるので、X線曝射
開始時に安定したX線出力を得ることができ、しかもX
線曝射毎に余計なX線を浴びることもなく、装置に対す
る信頼性を向上させることができる。
[発明の効果コ 以上述べたように本発明によれば、X線曝射開始時に二
次電流のフィードバック量が零であっても、加熱電力の
制御に必要な最大パルス幅を管電流設定器で設定された
管電流設定値に相当する管電流を流し得るパルス幅以上
に、又は管電流設定値に近い値のパルス幅迄広がらない
ように制限してフィラメント加熱電力を制御するように
したので、X線曝射開始時においても安定したX線出力
を得ることができる二次電流フィードバック方式のX線
管加熱装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による二次電流フィードバック方式のX
線管加熱装置の一実施例を示す回路構成図である。 ]・・・・・・管電圧用直流電源、2・・・・・・主回
路インバータ用スイッチング素子、3・・・・・・主変
圧器、4・・・・・高圧用整流器、5・・・・・・X線
管、6・・・・・・管電圧設定用インバータ信号回路、
7・・・・・・管電圧設定器、8・・・・・・高電圧検
出用ブリーダ抵抗、9・・・・・・加熱用直流電源、1
0・・・・・・加熱用インバータスイッチング素子、1
1・・・・・・フィラメントトランス、12・・・・・
・二次′FT、流検出用整流器、13・・・・・・二次
電流検出用抵抗、14・・・・・・比較器、15・・・
・・・管電流設定器、16・・・・・・ゲート回路、1
7・・・・・・パルス幅制限回路、18・・・・・・加
熱用インバータ信号回路、19・・・・・X線スイッチ
、20・・・・・・基本クロック発振器。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. X線管に流れる管電流を二次電流として検出し、この二
    次電流検出値と管電流設定器により設定された管電流設
    定値とを比較し、両者が等しくなるようにX線管のフィ
    ラメント加熱電力制御回路によりフィラメント加熱電力
    を制御するようにした二次電流フィードバック方式のX
    線管加熱装置において、前記X線管のフィラメント加熱
    電力制御回路に、X線曝射開始時の加熱電力の制御に必
    要な最大パルス幅を前記管電流設定器の管電流設定値に
    相当する管電流を流し得るパルス幅以上に、又は管電流
    設定値に近い値のパルス幅迄広がらないように制限する
    パルス幅制限手段を備えたことを特徴とするX線管加熱
    装置。
JP244289A 1989-01-09 1989-01-09 X線管加熱装置 Granted JPH02183997A (ja)

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JPH0519279B2 JPH0519279B2 (ja) 1993-03-16

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5550597A (en) * 1978-10-06 1980-04-12 Toshiba Corp Power source controller for x-ray tube
JPS5871599A (ja) * 1981-10-23 1983-04-28 Hitachi Ltd X線電源装置

Patent Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPS5871599A (ja) * 1981-10-23 1983-04-28 Hitachi Ltd X線電源装置

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