JPH02183832A - 推論処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は推論処理装置、特に知識の表現方式として表を
用いる推論処理装置に関する。

〔従来の技術〕

従来、知識の表現方式として、知識の性質により、フレ
ーム、ルール、術語２表等があるが、フレーム、ルール
、述語はその形式に基づきプログラムを作成する必要が
あり、表を用いる場合もただ１つの表しか用いることが
できない。

ここに、フレームとは知識を階層構造で表わした表現単
位であり、例えば［ラジカセＪというフレームに［ラジ
オＪと「カセットテープ」というフレームの親子関係を
表示してラジカセはラジオとカセットテープとの機能を
合わせ持つという知識を表現する。また、ルールとはｒ
ＩＦ　　ＴＨＥＮ」形式、述語とは［Ｏは・・・△であ
る」式での表現方式をいう。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述した従来の推論処理装置では、フレーム。

ルール、述語の入力はプログラム作成によって行なわれ
ているので、これらの表現方式によると知識の量にかか
わらずプログラムを作成するという欠点があり、また表
形式の知識を扱う場合にも、単一の表しか扱えないので
、複数の表形式知識が扱えず、複数階層の知識を表現で
きないので、確からしさの高い仮説を得られず良好な推
論結果とならない場合が多いという問題点がある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明の推論処理装置は、複数の表形式知識を納めた知
識ベースと、前記知識ベースを管理する知識ベース管理
装置と、前記知識ベース内の知識を基に推論処理を実行
する推論処理装置と、前記知識ベースを作成、修正する
ための知識ベース編集処理装置と、前記実行の結果によ
り前記知識ベース内に存在する表形式知識間の制御を行
なう表知識制御処理部とからなることを特徴とする。

〔実施例〕

次に、本発明について図面を参照して説明する。

第１図は本発明を表わすブロック図であり、第２図は本
発明内で汲う表の例である。

第２図に例示した表形式知識は、知識ベース１に格納さ
れ、知識ベース編集処理装置３を用いて作成・修正が可
能である。知識ベース編集処理装置３によって作られる
表は、第２図の例に示すようなものであり、事象名と仮
説名Ｈ又は表名Ｍとの二次元の表であり、その関係を表
中の○、Ｘ等によって表わし、その度合を確からしさて
表現している。木表によれは仮説Ｈ１の論理式はＨｌＳ
ｌ　・ｓ、、−５−４である。

推論実行時には、推論処理装置５が、事象の有無により
上記の表に基づき仮説あるいは別表への確からしさを求
める。推論処理装置５は予め確かれしさの基準値が与え
られており、別表の項の確からしさが基？虐値より高け
れば、表知識制御処理装置４により推論の対象となる表
かその表に変わり推論が続行される。

例えば、事象Ｓ１と８３が存在し、Ｓ４か存在しない場
合には、第２図の表により、仮説Ｈ、が確からしさ０．
５で、仮説Ｈ２か確からしさ０，８て求められると共に
、表Ｍ、の基準値が０５より高ければ表Ｍ３が次の推論
の対象の表となる。また、別表の項の確からしきが基準
値より低ければ、そこで推論は打ち切られる。

この動作は推論の対象となる表が現われなくなるまで繰
り返され、その時点の確からしさか高い仮説が順に最終
結果として求められる。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、知識表現として複数の表
を採用することにより、記述が容易になる、および−覧
性が良くなるという効果があり、また、複数の表に分割
して知識を表現できるなめ、複数レベルの知識をコンパ
クトに整理でき、推論時に使用できるという効果もある
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のブロック図、第２図は本実
施例における表の例を示す図である。 １・・・知識ベース、２・・・知識ベース管理装置、３
・・・知識ベース編集処理装置、４・・・知識制御処理
装置、５・・・推論処理装置。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 複数の表形式知識を納めた知識ベースと、前記知識ベー
   スを管理する知識ベース管理装置と、前記知識ベース内
   の知識を基に推論処理を実行する推論処理装置と、前記
   知識ベースを作成、修正するための知識ベース編集処理
   装置と、前記実行の結果により前記知識ベース内に存在
   する表形式知識間の制御を行なう表知識制御処理部とか
   らなることを特徴とする推論処理装置。