JPH02183797A - ボール洗浄装置用系統切替弁 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は熱交換器の細管をスポンジボールを循環させて
洗浄するボール洗浄装置に係り、特に、スポンジボール
の流入する系統を切り替えるのに好適なボール洗浄装置
用系統切替弁に関する。

〔従来の技術〕

従来の系統切替え技術を第３図、及び、第４図に示す。

第３図では、特開昭５９−２１５５９９号公報に記載の
ように、二台のボール弁１６及び２０を用いて系統の切
り替えを行なっていた。また、第４図では一台の三方ボ
ール弁を使用し系統の切り替えを行なっていた。図中、
１１は復水器、１２はボール投入管、１３はボール捕集
器、１４はボール回収器、１５はボール循環ポンプ、１
７はボールカウント装置である。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記従来技術では、水流とスポンジボール循環の方向が
同一になっており、系統切替を行なった後に、切替前側
の弁から注入管までの間に入ったスポンジボールを自動
的に追い出せないため、切替前に一時的に回収を行なっ
たり弁を微開にしてボールを追い出す操作が必要であり
、系統切替に要する時間が長くなったり、両系統の弁操
作が複雑になる等の問題点があった。

本発明の目的は、弁本体に系統切替後も切替前の系統内
に残留したスポンジボールを特殊な操作なしに追い出せ
る機能を持たせることにある。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的は、三方ボール弁の弁体のスポンジボール出口
側となる方向と逆の面に水流のみを通過させる開口部を
設け、一部の水流をボールの追い出し用に通すことによ
り達成される。

〔作用〕

系統の切替えは、弁操作により主たる水流方向の切替え
を行うのみでよく、切替え前にボールの循環を行なって
いた系統側には弁体に設けた開口部より一部の水流のみ
が通過し、系統内に残留しているスポンジボールを追い
出すことが出来る。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を第１図、及び、第２図により
説明する。

第１図及び第２図において主たる構成は、ボディ１．弁
体２．開口部Ａ、Ｂである。

第１図において水の主な流れ方向は、図の上方向から図
の左側の出口方向であり、この流れにょつて流入するス
ポンジボールＣは、左側の出口から図示しない連接した
ボール注入配管へ流入する。

開口部Ａからは、少量の水流が図の右側の出口から図示
しない連接したボール注入配管へ流入するが、スポンジ
ボールＣが通過出来ない大きさに開口部Ａを選定してお
く。

次に、第２図に示すように、図の右側の出口方向へ弁体
２を回転させると水の流れ方向は、右側方向になり、ス
ポンジボールＣも流出方向が切り替えられる。この際、
開口部Ａはボディ１により閉じられて水が通過出来なく
なり、逆に、開口部Ｂから少量の水が図の左側の配管へ
と流れ配管内に残留していたスポンジボールＣを追い出
すことが出来る。

〔発明の効果〕

本発明によれば、特殊な弁操作や系統切替え前の一時的
なボール回収動作を省略することができ、運転時間が短
縮され、装置シーケンスの簡素化が図れる。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図は本発明の一実施例の切替弁の断面図
、第３図及び第４図は従来技術の系統図である。 １・・・ボディー、２・・・弁体、Ａ、Ｂ・・・開口部
、Ｃ・・スポンジボール。 第１図 第２図 −５’／ 第３図 第４図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、熱交換器の細管内にスポンジボールを循環させ、前
   記細管の内面を洗浄する装置のうち、前記スポンジボー
   ルが循環する配管系統に設置し、前記スポンジボールの
   流出方向を切り替える三方ボール弁において、 前記スポンジボールの流出しない出口側の弁体に水流の
   一部のみが通過出来る開口部を設けたことを特徴とする
   ボール洗浄装置用系統切替弁。