JPH02183199A - 原子炉、コールドトラップ及び原子炉の冷却材からの不純物の除去方法 - Google Patents

原子炉、コールドトラップ及び原子炉の冷却材からの不純物の除去方法

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JPH02183199A
JPH02183199A JP1296042A JP29604289A JPH02183199A JP H02183199 A JPH02183199 A JP H02183199A JP 1296042 A JP1296042 A JP 1296042A JP 29604289 A JP29604289 A JP 29604289A JP H02183199 A JPH02183199 A JP H02183199A
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coolant
tube
inner tube
cold trap
nuclear reactor
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JP1296042A
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Martin H Cooper
マーチン・ハワード・クーパー
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Westinghouse Electric Corp
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    • G21NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
    • G21CNUCLEAR REACTORS
    • G21C19/00Arrangements for treating, for handling, or for facilitating the handling of, fuel or other materials which are used within the reactor, e.g. within its pressure vessel
    • G21C19/28Arrangements for introducing fluent material into the reactor core; Arrangements for removing fluent material from the reactor core
    • G21C19/30Arrangements for introducing fluent material into the reactor core; Arrangements for removing fluent material from the reactor core with continuous purification of circulating fluent material, e.g. by extraction of fission products deterioration or corrosion products, impurities, e.g. by cold traps
    • G21C19/307Arrangements for introducing fluent material into the reactor core; Arrangements for removing fluent material from the reactor core with continuous purification of circulating fluent material, e.g. by extraction of fission products deterioration or corrosion products, impurities, e.g. by cold traps specially adapted for liquids
    • G21C19/31Arrangements for introducing fluent material into the reactor core; Arrangements for removing fluent material from the reactor core with continuous purification of circulating fluent material, e.g. by extraction of fission products deterioration or corrosion products, impurities, e.g. by cold traps specially adapted for liquids for molten metals
    • G21C19/313Arrangements for introducing fluent material into the reactor core; Arrangements for removing fluent material from the reactor core with continuous purification of circulating fluent material, e.g. by extraction of fission products deterioration or corrosion products, impurities, e.g. by cold traps specially adapted for liquids for molten metals using cold traps
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、原子炉に関し、特に、原子炉の冷却材中に蓄
積する不純物の制御及び除去に関する。
本発明は特に、冷却材として液体金属を用いる原子炉に
関する。
液体金属を用いる原子炉の典型的な例として、ナトリウ
ムを冷却材とする液体金属高速増殖炉(L M F B
 R)が挙げられる。かかる原子炉では、通常、液体金
属であるナトリウムは、「冷たい」ナトリウムが高圧プ
レナムから炉心に流入し、加熱されたナトリウムが炉心
から流出して低圧プレナムに流入し、かくして高圧プレ
ナムと低圧プレナムとの間で炉心内を循環する。高圧プ
レナム内のナトリウムは約7501F、低圧プレナム内
のナトリウムは約950′″Fの温度状態にある。この
ナトリウムの循環は密閉された圧密容器内で行われるが
、主として、反応性が強いナトリウムと、腐食や空気及
び水蒸気の漏洩及び拡散の結果として容器内に存在する
酸素及び水素との反応、及び最初に使用した燃料集合体
や燃料交換の際に炉心内へ挿入される新しい燃料集合体
のような新しい装備に咬着している酸素及び水分との反
応により、酸化物、水酸化物及び他の化合物が生成する
。従来技術によれば、これら不純物の制御はコールドト
ラップの使用により行われている。この従来法では、ナ
トリウムは所謂「エコノマイザJと、「クリスタライザ
(crystallizer) Jと呼ばれるコールド
トラップとによって別々に処理される。
エコノマイザは、コールドトラップからのナトリウムが
流通する冷却用ジャケットを有する管である。原子炉人
口(高圧側)ブレナムからのナトリウムはエコノマイザ
を通り、次いでコールドトラップを通過するが、コール
ドトラップ内において、冷却され低い温度になり、不純
物をそれらの飽和温度に到達させて沈澱させる0次に、
この冷却されたナトリウムはエコノマイザのジャケット
に通され、ここでエコノマイザに流入するナトリウムを
予備冷却するので、ナトリウムの流れは原子炉出口(低
圧側)プレナムへの放出前に再熱される。
上述の従来型装置は有効寿命が比較的短いので原子炉の
ライフサイクル中に交換する必要がある。
この装置の交換は費用が嵩み、しかも原子炉を停止しな
ければならない。
エコノマイザ及びクリスタライザを用いる代わりに、所
謂「ゲッタートラップ(getter trap) J
の使用が擾案されている。ゲッタートラップでは、fI
I素不純物及び水素不純物は、鉄−バナジウム−ジルコ
ニウム系合金により冷却材から除去される。
この方式も費用が嵩む、その理由は鉄−バナジウム−ジ
ルコニウム系合金が高価なためである。
本発明の目的は、従来技術の欠点を克服し、妥当な費用
で、しかも原子炉の運転停止を繰り返さないで原子炉の
冷却材中の不純物の制御及び除去を行うことにある。ま
た、本発明の目的は原子炉の冷却材からの不純物の制御
及び除去を行う長寿命のコールドトラップを提供するこ
とにある。
実験研究を行った結果、従来型エコノマイザークリスタ
ライザ方式はその有効捕獲容積の最高約20%まで使用
できるに過ぎず、その後は役に立たなくなることが判明
している。これらの研究に基づけば、本発明の開発によ
り、上述の従来型方式は以下の理由でその有効性を失っ
ている。つまり、コールドトラップ、即ちクリスタライ
ザの第1の領域又は平面において液体ナトリウム溶液が
飽和状態になり酸化物及び水酸化物を沈澱させて局部的
な沈澱が生じるからである。この沈澱によりクリスタラ
イザが閉塞して冷却材の流入が実質的に減じ又は阻止さ
れ、クリスタライザ内では沈澱がそれ以上穴して起こら
なくなる。
本発明によれば、エコノマイザがクリスタライザと一体
化されたユニットの状態に形成されたコールドトラップ
によって、冷却材中の溶質の制御及び除去が行われる原
子炉が提供される。この新規なコールドトラップでは、
固形物がコールドトラップ内に堆積するとナトリウム溶
液の飽和温度が自動的に調節されて捕獲容積が実質的に
全て利用される0本発明を用いると、実質的にコールド
トラップの完全有効利用が図られるだけでなく、2つの
別々の構成要素、即ち、エコノマイザ及びクリスタライ
ザに代えて単一の一体型コールドトランプを用いること
により装置の構造が簡単になる。
本発明によれば、従来技術との類似関係で言えば「エコ
ノマイザ」と呼べる内側管と、同様に「クリスタライザ
]と呼べる外側管とから成る一体ユニットである長寿命
コールドトラップを有する原子炉が提供される。内側管
は両端が開口しており、これら両端のうち一方の端の近
傍で外側管に封着され、この端から外側管の中に延び、
外側管の封着端と反対側の端(これを、内側管の「出口
端Jと呼ぶ場合もある)の近傍で外側管内へ開口してい
る。外側管は両端が閉鎖されている。内側管と外側管は
通常は円筒形であると共に同軸状に配置される。これら
の管の間には充填物を収容する環状空間が画定される。
一般に内側管及び外側管はステンレス鋼製メツシュであ
る。外側管は冷却用ジャケットを備え、このジャケット
内を冷却された状態の窒素ガスが循環する。
コールドトラップは内側管がその入口端と称しても良い
端において高圧ブレナムに連結された状態で原子炉容器
内に設けられ、従ってこのプレナム内の高い圧力の下で
冷却材は内側管の開口入口端に流入する。冷却材は、内
側管の反対側の出口端に達した後、方向を転じて環状空
間内の充填物内へ流れる。外側管内の冷却材はジャケッ
ト内を流れている冷却積層の窒素ガスにより冷却される
七共に内側管を通って流れる流入冷却剤を予備冷却する
。外側管の周囲面及び充填物の外面に沿って温度が最も
低くなる。冷却材は充填物を通って上流から下流へ流れ
るが、充填物が垂直方向に配設されている場合、冷却材
は充填物の頂部から注入されて垂直方向下方へ流れる。
上流端では、冷却材は、酸化物及び水酸化物が沈澱物と
なる飽和り 用材は飽和温度(ナトリウムについては通常的300°
F)に達して不純物が充填物の外面に沿って沈澱する。
冷却材が流れ続けると、沈澱した固形物は断熱材として
働き、沈澱が早い時期に始まった領域内の冷却材の温度
低下の度合いを減じる0次いで、沈澱は流れている冷却
材に沿って一層下流の領域で始まる。沈澱物は、先に生
成した沈澱物から軸方向下流側で且つ半径方向内方に充
填物に付着堆積する。このように、沈澱は充填物に沿っ
て上流から下流へ軸方向に、そして、充填。
物の周囲から半径方向内方へ徐々に進行する。沈澱した
固形物の層が軸方向且つ半径方向内方へ拡がると、熱伝
導の度合いが減少するので、不純物が飽和し、従って沈
澱が生じる領域は冷却材の流れに関し上流から下流へ、
そして半径方向内方へ徐々に進行する0本発明によれば
、コールドトラップは、固形物が充填物内に堆積するに
つれ熱勾配を自動的に補償する。内側管の周りの容積部
は常時、冷却用ジャケットの近傍の環状空間又は充填物
の領域よりも一層高い温度状態にある。したがって、冷
却材の流れチャンネルが内側管に隣接した又はその−層
近傍の外側管の領域内に保たれる。この流れチャンネル
により、時期尚早な閉塞が起こらず、従ってコールドト
ラップの捕獲容積は有効利用される。
本発明の一層深い理解のため、本発明の追加の目的及び
利点と共に本発明の構成と動作原理に関し、添付の図面
を参照して以下の詳細な説明を参照されたい。
図面は、本発明による原子炉11、典型的には、液1体
ナトリウムを冷却材とする液体金属高速増殖炉を含む原
子力発電所を示している。原子炉11は格納容器15の
キャビテイ13内に据え付けられている。格納容器15
は1116を有し、この蓋から中央ドーム18が延びて
いる。原子炉11は原子力発電所17(第6図及び第7
図)の−次系側のエネルギ源である。
原子炉11は格納容器15内に位置したルーフ20を育
する原子炉容器19を含む、容器19内において、炉心
25は炉心支持板27から吊り下げられている。容器1
9には冷却材が入っており、の冷却材は、複数の一層ポ
ンプ29(第2図)により、炉心下方に設けられたプレ
ナム31と炉心上方のプレナム33との間で炉心25内
を上方に循環する。−次ポンプはI16により支持され
ている。炉心下方のプレナム31内の冷却材は炉心上方
のプレナム33内の冷却材よりも圧力が高く且つ温度が
低い状態にある。原子炉はドーム18内に延びる制御棒
駆動装置37により炉心25から出し入れできる制御棒
35を含む、複数の中間熱交換器39がIF16によっ
て支持されている。
典型的な例では、3つの一層ポンプ29及び6つの中間
熱交換器39−が配設される。−次ポンプは、中間熱交
換器39のそれぞれの管側、即ち一次側を通して炉心か
ら高温の冷却材を汲み上げる。各中間熱交換器39はそ
のシェル側、即ち、二次側の液体ナトリウムを介して容
器19の外部に設けられた蒸気発生器41に熱を伝える
。この二次液体ナトリウムは、中間熱交換器の下流側で
各ループに連結された二次ポンプ43によりポンプ輸送
される。蒸気発生器(第2図及び第6図)はタービン4
5を駆動するよう連結されている。原子炉の運転停止後
、炉心内における核分裂生成物の崩壊により発生する熱
の除去のため原子炉と直接的な連携関係にある複数の、
通常は3つの補助冷却系(DRAGS)47が蓋16か
ら吊り下げられている。
本発明によれば、原子炉!lは長寿命のコールドトラッ
プ組立体51.53を備えている。各コールドトラップ
組立体は隅肉溶接部56により容器19のルーフ20に
固着された立て管55(第3図)を有する。立て管55
はコールドトラップ51.53用の取付け・遮蔽プラグ
60と高温低圧プレナム33との間に延びている。プラ
グ60はルーフ20に設けられたスロット内に配設され
ている0本発明による長寿命コールドトラップ57(第
3図及び第4図)は各室て管55の内部に位置した状態
でプラグ60から吊り下げられている。各コールドトラ
ップ57は内側の管59及び外側の管61を有する。外
側管61は溶接部62によりプラグ60に接合されてい
る。外側管6!は、リング状溶接部63によって内側管
59に固着された全体的に球形の底部を有している。
通常は外側管及び内側管をステンレス鋼で作るのが良い
、内側管と外側管との間には環状空間が画定され、この
環状空間内には、ステンレス5tIlのワイヤ・メッシ
ユから成る充填物65が配設されている。内側管59は
その上端(第3図参照)が環状空間内へ開口している。
内側管はその上端近傍に電磁流量計67を備えている(
第5図)、流量計は永久磁石69(第5図)を育し、そ
の磁極は内側管59の上端の互いに直径方向反対側の表
面に向いている。電極71が、両磁極を結ぶ方向と直角
な方向に沿って直径方向の箇所で内側管59を貫通して
いる。内側管59を構成するステンレス鋼は当然のこと
ながら非磁性のものである。
外側管61はその下端近傍に、立て管55の内部に開口
した穴77を有している。バッフル・リング83が内側
管59と外側管61との間でプラグ60から吊り下げら
れている。
コールドトラップ57はユニットとして構成された状態
で立て管55内に取付けられている。外側管61に固着
された環状板84がピストン・リング85を介して立て
管の内面に連結されている。
内側管59は高圧プレナム31に開口した状態でこれに
連結され、冷却材をこの内側管を通って充填物65内へ
送り込むようになっている。充填物を通って流れる冷却
材は立て管55を通って低圧プレナム33内へ放出され
る。
バフフル・リング83は外側管61との間に内側環状空
間91、立て管との間に外側環状空間93を画定してい
る。パンフル・リング83は環状板84の上方で終端し
ているので環状空間91゜93は互いに連通状態にある
。a状空間91゜93は外側管61の冷却用ジャケット
を構成している。予め冷却された窒素ガスがコンデiり
95を介して環状空間91内へ注入され、環状空間91
に沿ってバッフル・リング83の下端と環状板84との
間の隙間を通って循環して外側管61の外部領域を冷却
し、コンダクタ97を通って排出される。
典型的な例では、コールドトラップ57の外側管61は
長さが238インチ、内径が65.6インチである。環
状空間91.93の両方を含むコールドトラップの直径
は66.4インチである。内側管は、4インチ5CH4
0!1管である。穴77には2インチ5CH40製管(
図示せず)を嵌着するのが良い、内側管59は高圧プレ
ナム31内へ延びるに充分な長さのものであることが必
要である。変形例として、コールドトラップ57を比較
的短い内側管59を有するよう構成しても良く、この場
合には取付けの際、延長部をその端に溶接するのが良い
本発明を具体化した原子炉の作動原理を説明すると、高
圧プレナム内の圧力により冷却材は内側管59を通って
その開口上端から充填物65内へ送り込まれ、次にこの
充填物を迩うて流れる。冷却材は穴77を通って低圧プ
レナム33内へ放出される。環状空間91内を流れる窒
素ガスにより、外側管61の外面及びそれを介して充填
物の外側傾城、そして充填物を通って流れる冷却材が冷
却される。冷却材は充填物65にその頂部から約750
°Fの温度で流入し、下方に流れながら冷却されるが、
最も大きな冷却材の温度低下は充填物65の外周部に沿
って生じる。冷却材は、最初に充填物に沿って上端と排
出端の中間の’amにおいて、溶質である酸化物及び水
酸化物の飽和温度である約300″Fに達する。説明の
都合上、冷却材の周囲領域において、頂部から6フイー
ト下の領域で先ず飽和温度に達するものとする。溶質の
沈澱は充填物65の外周部に沿ってこの領域から始まり
下方に続いて生じる。冷却材が流れ続けると、沈澱した
層が断熱材として働いて半径方向内方の温度低下の度合
いを減じる。すると、6フイート下方の領域における沈
澱物のすぐ隣の冷却材は温度が飽和温度まで下がらず、
飽和温度になる箇所は一層下方の領域になる。かくして
沈澱は輪方向下方且つ半径方向内方へ徐々に生じ続ける
コールドトラップは閉塞されず、絶えず冷却材を流し続
ける。充填物65を通って流れる冷却材はその温度が低
下しているので内側管59内を流通している冷却材を予
備冷却する。
原子炉11の寿命は約30年である。コールドトラップ
57の有効動作期間は約13年であると推定される。原
子炉の30年の寿命をカバーするため、原子炉の組み立
ての際、2つのコールドトラ、ブが取付けられる。当初
、冷却用窒素ガスはコールドトラップ組立体のうち一方
、例えば51にだけ供給される。約13年後には、コー
ルドトラップ組立体51への冷却用窒素ガスの供給を止
めて冷却用窒素ガスをコールドトラップ組立体53に供
給する。このコールドトラップ組立体53は約17年と
いう一層長い寿命を有することになる。その理由は、コ
ールドトラップ組立体53を用いるときには、原子炉の
構成要素を最初から汚染していた酸素及び水分は最初の
13年間に亙り作動状態にあワたコールドトラップ組立
体51により除去されているからである。
本発明の実施例を本明細書において開示したが多くの設
計変更を容易に行うことができる0本発明は従来技術の
晴神に属する場合を除き塵室されることは無い。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明を具体化した原子炉の主要な特徴を示
す縦断面図である。 第2図は、ドーム状カバーを取り外した状態の第1WJ
の■−■線の方向における平面図である。 第3図は、第2図の11線における部分拡大縦断面図で
あり、本発明による長寿命一体型コールドトラップを詳
細に示す図である。 第4図は、第3図のIV−IV線における横断面図であ
る。 第5図は、第3図において長方形Vで囲んだ流量計を示
す部分拡大図である。 第6図は、第1図及び第2図に示す原子炉の運転状態を
示す系統図である。 第7図は、本発明による原子炉の冷却材回路を示す略図
である。 (主要な参照番号の説明] 11・・・原子炉、l 5−・・格納容器、19−容器
、20−・・ルーフ、25−・・炉心、29−・・−次
ポンプ、31−・・高圧プレナム、33−低圧プレナム
、51.53.57−・コールドトラップ、55−・・
立て管、59−・・内側管、60−プラグ、61−・・
外側管、65−充填物、67−・・電磁流量計、77・
・・穴、83・−・バッフル・リング、84・・・環状
板、91−・内側環状空間、93−・・外側環状空間。 特許出願人:ウェスチングハウス・エレクトリック・コ
ーポレーシヨン 代 理 人:加藤 紘一部(外1名) FIG、2゜

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)炉心及び冷却材を炉心内に循環させる手段を含む
    流体回路を有する原子炉において、流体回路が、主枝路
    と、冷却材中に溶解している不純物の除去のため主枝路
    を通って導かれた冷却材の一部を連続的に導くよう主枝
    路に連結された補助枝路とを含み、コールドトラップが
    、内側バウンダリ及び外側バウンダリを有する環状部材
    と、内側バウンダリと外側バウンダリとの間に介在した
    充填物と、内側バウンダリを補助枝路に連結して補助枝
    路からの冷却材を連続的に内側バウンダリ内に、次いで
    充填物中に導く手段と、外側バウンダリを冷却し、充填
    物中の冷却材を半径方向内方へ徐々に冷却して冷却材中
    の不純物を充填物中において冷却材の上流から下流の方
    向へ軸方向に且つ半径方向内方へ徐々に沈澱させ、それ
    により、充填物を介する熱伝導の度合いを、充填物を通
    って流れる冷却材の上流から下流の方向へ且つ半径方向
    内方へ徐々に減少させる手段と、外側バウンダリを主枝
    路に連結して充填物を通過した冷却材を主枝路内に放出
    する手段とを有することを特徴とする原子炉。
  2. (2)炉心と、冷却剤の流れに関し炉心の上流側に位置
    していて冷却材が高い圧力の状態で収容される第1のプ
    レナムと、冷却座の流れに関し炉心の下流側に位置して
    いて冷却材が低い圧力の状態で収容される第2のプレナ
    ムとの間で冷却材を炉心内に循環させる手段と、冷却材
    から不純物を除去する少なくとも一つのコールドトラッ
    プとを有する原子炉であって、コールドトラップは、内
    側管と、内側管との間に環状空間を画定するよう内側管
    を包囲した外側管と、内側管と外側管の間に設けられた
    充填物と、外側管に連結されていてその外面を冷却する
    手段とを有し、内側管は、第1のプレナムと連通してい
    て、冷却材を連続的に内側管内に、次いで充填物中に導
    き入れ、それにより冷却材を充填物中で冷却して不純物
    を、充填物中を通る冷却材の流れに関し上流から下流の
    方向へ徐々に沈澱させると共に冷却材の半径方向内方へ
    徐々に沈澱させ、それによって充填物を介する熱伝導の
    度合いを冷却材の流れに関し上流から下流の方向へ徐々
    に減少させると共に半径方向内方へ徐々に減少させるよ
    うにし、外側管は、充填物を通って第2のプレナムに向
    かって流れる冷却材の流れに関し下流側の領域に連結さ
    れていて浄化された冷却材を第2のプレナム内に放出す
    ることを特徴とする原子炉。
  3. (3)原子炉の冷却材から不純物を除去するコールドト
    ラップにおいて、内側管と、内側管を包囲した外信管と
    、内側管と外側管の間に介在した充填物と、内側管と外
    側管の間に形成されていて、冷却材を内側管から充填物
    中に流すチャンネルと、チャンネルから見て遠くの位置
    で外側管に設けられていて充填物を通過した冷却材を放
    出させる手段と、外側管の外面に連結されていて該外面
    を冷却する手段とを有することを特徴とするコールドト
    ラップ。
  4. (4)原子炉の冷却材から不純物を除去するコールドト
    ラップにおいて、両端が開口した内側管と、内側管の両
    端のうち一方の端の近傍で内側管に連結された外側管と
    を有し、内側管と外側管の間には、内側管の他方の端か
    ら、外側管と内側管の連結部まで延びる環状空間が画定
    され、内側管は冷却材を前記一端から前記他端を通して
    環状空間内に導き、充填物が環状空間内に設けられ、外
    側管の外面を冷却する手段が外側管に連結され、環状空
    間内へ導かれた冷却材を放出する手段が、内側管と外側
    管の前記連結部の近傍で外側管に設けられていることを
    特徴とするコールドトラップ。
  5. (5)原子炉の冷却材から不純物を除去する方法であっ
    て、冷却材を、内側流路を通って充填物が収容された環
    状空間に連続的に導き入れ、次いで充填物中に通し、充
    填物の外側バウンダリを冷却してその外側バウンダリか
    ら冷却材を半径方向内方へ冷却し、充填物の外側バウン
    ダリの温度を、冷却材が、不純物を冷却材の流れの上流
    側から下流側に徐々に軸方向へ沈澱させると共に冷却材
    の半径方向内方へ徐々に沈澱させる温度に達するよう維
    持することを特徴とする方法。
  6. (6)内側流路を通って流れる冷却材を、環状空間内の
    冷却材と熱交換させることにより予備冷却することを特
    徴とする請求項第(5)項記載の方法。
JP1296042A 1988-11-14 1989-11-14 原子炉、コールドトラップ及び原子炉の冷却材からの不純物の除去方法 Pending JPH02183199A (ja)

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