JPH02181391A - 調光端末器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は．証明制御システムに用いられる調光端末器に
関する。

（従来技術） 従来、照明制御システムとして、中央処理装置，主操作
盤などと呼ばれる主装置に複数個の端末器を 伝送線を介して接続し、端末器には、単数あるいは複数
個の照明器具を接続して位相制御するものが公知ではな
いが提案されている。このものは．各端 末器毎にアドレスを設定しておき．主装置からアドレス
データ． このアドレスデータに対応する制御データを含む伝送信
号を送り．端末器で 一致するアドレスデータがきたときに、対応する制御デ
ータに 応じて照明器具を位相制御するものである。

また、同様なシステムとして，第４図に示すように、 主装置１０１に複数個の端末器１０３が伝送線２を介し
て接続され．端末器１０３の出力線１１０には内部に 調光用安定器１１２，外部にランプ１１３が取付けられ
た照明 器具１０９が接続され、さらに上記照明器具１０９各 々に電源線４が内部調光安定器１１２に接続されている
（なお、各電線部分２，４，１１０には．各々２本の スラッシュ記号が入っているが．これは．配線数を示す
ものである。）。

端末器１０３内部には、伝送インターフェース７及び伝
送デ ータを制御信号に変換して調光安定器の制御入力端に出
力する 信号変換部１０８を有しており．この信号に基づいて照
明器 具１０９では．電源供給している調光安定器１１２の出
力を制御 してランプ１１３を調光する。

このようなシステムにおいて、端末器１個に対して照明
器は複数 個あるが．これは．■事務所等のフロアーにおいて．ゾ
ーン毎 に複数個の照明器具を制御されるため。■端末器の個 数を減らしてコストを安価にするため。以上、■，■の
理由による。

（発明が解決しようとする問題点） 後者のものであると、■端末器に接続される照明器具 の数の増加に伴い、電源配線数が多くなるとともに、施
行作 業が増すという問題がある。前者のものであれば、 端末器内で位相制御を行って、制御出力を照明器具に出
力すればよいので、配線数の問題はなくな るが、一方、位相制御は電源変動に弱いという問題が ある。すなわち、電源線に接続されるその他の負荷例え
ば． インバータエアコン等の影響により電源波形が乱れた場
合、フィ ルタ等通過した電源出力を位相制御したとしても適正な 制御出力を得ることができないのである。このような問
題 は、第５図に示すような電源重畳形のシステムであると さらに顕著である。すなわち、主装置１００に接続され る電源重畳部１０６によって、電源に制御信号が重畳 され．端末器１３３内の制御信号復調部１１１で制御 信号を取出すものであると、電源重畳された制御信号 は．電源線４に例えばインバータエアコン等の雑音 負荷２００が接続されれば、電源重畳波は著しく乱れ 制御信号の復調は困難となる場合がある。このような．
主 装置１と端末器１３３間に雑音負荷が接続されたシステ
ムにおいては．雑音フィルタを何処に取付けても無意味 となる。

本発明は以上の点に鑑みてなされたもので、その目的は
、 電源の雑音影響をほとんど受けず、照明負荷を多数 取付けた場合にも配線数を少なくできる調光端末器を 提供することにある。

〔発明の構成〕

（問題を解決するための手段） 本発明の調光端末器は、電源入力用の雑音フィルタ， 伝送信号入力用の伝送インターフェース，この伝送信号
インターフェースか らの伝送信号を制御信号に変換する信号変換部，上記雑
音フ ィルタの出力に上記制御信号を重畳させて出力する電源
重畳 部を有したことを特徴とする。

（作用） 以上の構成によって，本発明の端末器は照明器具に対し
て、 制御出力と電源とを２本の配線で供給できるとともに、
内部に 設けた雑音フィルタによって電源雑音除去を行える。

（実施例） 本発明の一実施例を第１図ないし第３図を参照して 説明する。

第１図はシステム構成図である。１は例えばアドレス， 制御モード，制御レベル，監視の信号を作成，送出する
主 装置であり、例えば２線伝送線２を介して接続した調光
制 御用端末器３．に上記信号を時分割して伝送する。

上記調光制御用端末器３は．複数個上記伝送線２に対 して並列的に接続されて、各々個有のアドレスを有する
。

各調光制御用端末器３には伝送線２の他に、交流（ＡＣ
） 電源線４が接続され、電源供給される。５は．この電源
線４ の雑音フィルタであり、電源線４に接続される他の電気
機器 の影響によって、電源波形に乗るノイズを除去するもの
である、 電源は、このフィルタ５を介して電源重畳部６に入力さ
れ る。なお．上記端末器３は．１点鎖線部分内を内蔵する
筐体によりつくられる。

７は．伝送線に接続され伝送線と信号を送受を行う 伝送インターフェース（Ｉ／Ｆ）である。この伝送Ｉ／
Ｆ７の出 力は．伝送データを制御信号に変換する信号変換部８を 経て、電源重畳部６に入力される。電源重畳部６では． 信号変換部８での制御信号を電源に重畳した後．重畳信
号を、電源重畳部６に２線信号線１０で接続された調光
制御 用端末器３に対応の照明器具９，９，９に送出する。

照明器具９は．制御信号復調部１１および安定器を有し
．信号線１０で伝送される重畳出力のうち上記制御信号 復調部１１で制御信号を復調し、重畳出力を入力した安 定器１２の出力を例えばインバータ制御すものである。

なお，安定器１２ には、直管形けい光灯からなるランプ１３が接続される ため（２コのフィラメント各々に２線必要となる。）４
線出力 線１４が設けられている。

上記電源重畳部６についてさらに具体的に説明する。

電源重畳部６は、信号変換部８からの制御信号を高周波 信号に変換する変調回路１５，この変調回路１５の出力 を．電源線４に重畳するためのアンプ１６，コンデンサ
１７，１８ からなる重畳回路１９から構成される。

照明器具９の制御信号復調部１１についてさらに具体的
に説明する。

制御信号復調部１１は、重畳出力線１０に対して接続さ
れた コンデンサ２１．２２．およびインダクタ２３，２４か
らなるハイ・パス フィルタの出力端をアンプ２５に入力し．アンプ２５の
出力端 子に接続された波形整形回路２６，抵抗２７を介して復
調回 路２８に入力され．電圧レベル信号として出力される。

この電圧レベル信 号は．図示しないインバータ制御部に出力され、安定器
出力 を制御し、ランプの調光を行う。

本実施例において、調光制御用端末器３の入力としては
． 伝送線２が２線，重畳出力線１０が２線ずつ（２ｎ線）
であり． 合計４＋２ｎ線となる。なお、ランプ１３は、照明器具
９内に 組み込んであるので、安定器１２とランプ１３間の４線
配線は． 施行時行わなくてもよいものである。

従って．第４図の４線式照明システムのものより、照 明器具各々に電源線を配線する分だけ配線施行が簡 単となる。

また、各調光制御用端末器毎に雑音フィルタを設け ているので、重畳方式でありながら．電源線に接続され
るイン バータエアコン等の雑音源の影響によって、重畳される
制御信号に 乱れが生じることはない。

本実施例の照明器具９は．ランプ１３一体型のもので 各照明器具９に対してランプ１３は１個であるが複数個 のランプを一体としてもよいものである。また、照明器
具と ランプとは分離されており配線によって接続されていて
も よいものである。また、本発明は．制御レベルを変える
ものであれば照明 負荷の他ヒータ，ファンなどの負荷に接続することもで
きる。

〔発明の効果〕

本発明の調光端末器は、電源入力用の雑音フィルタ，伝
送信号入力用の伝送インターフェース， この伝送信号インターフェースからの伝送信号を制御信 号に変換する信号変換部，上記雑音フィルタの出力 に上記制御信号を重畳させ、出力する電源重畳部を有し
たことを特徴とするので、調光端末器に入力されるまで
の電源の雑音影響を受けることなく、 重畳出力が、得られるとともに、端末器の出力側に 接続される照明負荷に入力される配線数を低減させ．制
御システム構築における作業コストの低 減化が図れる。

【図面の簡単な説明】

第１図は．本発明の一実施例を示すシステム構成図、第
２図は．同上の要部をブロック化して示す回 路図、第３図は本発明の一実施例に関わる照明器具の 要部をブロック化して示す回路図、第４図は４線式調 光システムに用いた調光端末器のシステム構成図、第５
図は． 従来の重畳方式による調光システムに用いた調光端末器
の システム構成図である。 ２・・・伝送線，４・・・電源線、５・・・雑音フィル
タ、 ７・・・・伝送インターフェース、８・・・・信号変換
部、６ ・・・・電源重畳部。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）電源入力用の雑音フィルタと； 伝送信号入力用の伝送インターフェースと；この伝送イ
   ンターフェースからの伝送信号を制御信号に変換する信
   号変換部と； 上記雑音フィルタの出力に上記信号変換部から出力され
   る制御信号を重畳させて、出力する電源重畳部と； を具備したことを特徴とする調光端末器。