JPH0218074A - 熱定着装置 - Google Patents

熱定着装置

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Publication number
JPH0218074A
JPH0218074A JP16843588A JP16843588A JPH0218074A JP H0218074 A JPH0218074 A JP H0218074A JP 16843588 A JP16843588 A JP 16843588A JP 16843588 A JP16843588 A JP 16843588A JP H0218074 A JPH0218074 A JP H0218074A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
developing sheet
heat roller
roller
heat
sheet
Prior art date
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Pending
Application number
JP16843588A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Ariga
徹 有賀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Instruments Inc
Original Assignee
Seiko Instruments Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Instruments Inc filed Critical Seiko Instruments Inc
Priority to JP16843588A priority Critical patent/JPH0218074A/ja
Publication of JPH0218074A publication Critical patent/JPH0218074A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 画像がシート上に転写された現像シートの定着を、加熱
による発色の促進と現像シート上に塗布されてある粒状
ワックスを溶融させる事で行う熱定着装置に関する。
〔発明の概要〕
本発明は色彩の異なる発色前駆物質と特定波長の光に反
応して発色前駆物質を不動化させる感応物質を封入した
マイクロカプセルを樹脂フィルムなどの上にコーティン
グしてなる潜像シートと、該発色前駆物質と反応して色
彩を生じせしめる微粒状の発色促進物質と微粒状のワッ
クスとが混合されて紙などの上にコーティングされてな
る現像シートを用いた画像記録装置に用いられる熱定着
装置に関し、現像シートの搬送系に沿って2mの加圧ロ
ーラとヒートローラとのローラ組を配置し、前段の加圧
ローラは必要に応じて現像シートをヒートローラに対し
押し付けると同時に現像シートの基材側から、後段のヒ
ートローラでは現像シートの表面から加熱することで現
像シート上の発色促進物質と粒状ワックスとからなるコ
ート層を2回に分けて加熱し熱定着を行うようにしたも
のである。
〔従来の技術〕
従来の熱定着装置としては第4図に示すようなヒートロ
ーラと加圧ローラを組み合わせたものや第5図に示すよ
うなオーブン型のもの等があった。
前者にあっては現像シートの搬送用駆動ローラを兼ねる
加圧ローラ2により該現像シートをヒートローラ1に対
し加圧しつつ搬送するために、熱の伝達が良好であり少
ない電力であるいは非常に高速に熱定着が行えるばかり
ではなく、装置としても小さくまとめることができる。
一方後者においては搬送プレート16、搬送ローラ17
、排出ローラ18および保温層19によりほぼ密閉され
た層内の温度がヒーター2oにより制御され、ファン2
1および空気ガイド22により一定に保たれた空気の流
れにより均一に保たれるために、熱定着にとって最適な
温度条件を設定することが可能となる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしヒートローラを用いた熱定着装置にあっては、表
面を溶融させつつ発色を促進させるような定着方法が必
要とされる現像シートに用いると、溶融したコート層と
ヒートローラの表面が張り付き易く、現像シートがヒー
トローラに巻き付くといった障害が発生するなどして、
安定した現像シートの搬送が困難なものとなる。また現
像シートがヒートローラの表面に巻き付かなくとも、コ
ート層の一部がヒートローラに張り付いて現像シート上
からはがれ落ちるといった障害も発生する。
更にヒートローラの位置を現像シートの基材側としても
、加圧ローラがヒートローラにより加熱され続けるため
に高温となり、同様の問題を生じる。
一方オーブン型の熱定着装置にあっては、熱定着の温度
条件としては非常に優れているものの、や置j、l、こ
11常C,7人゛きな1勺となるばかりでt、!なく熱
の伝達の媒介として空気を用いているために著しく熱の
伝達速度が低く十分な定着を行うためには長い時間が必
要となると言った問題がある。
〔課題を解決するための手段〕
上記の課題を解決するために本発明では、現像シートの
搬送系に沿って2klの加圧ローラとヒートローラとの
ローラ組を配置した構成とし、前段のヒートローラでは
現像シートの基材側から、後段のヒートローラでは現像
シートの表面がら加熱するものとすると同時に、前段の
加圧ローラを必要に応じて上下させる構成とした。
〔作用〕
定着動作を行わない状態では、前段の加圧ローラはヒー
トローラより離れて上方に位置しているものである。そ
のためヒートローラが現像シートのコート層の融点温度
よりも高い温度であったとしても加圧ローラは融点温度
よりも低い温度に保持することができる。すなわち現像
シートが本熱定着装置に搬送されてきて、前段の加圧ロ
ーラがこ11.を加圧し、定着動作を々hめてノ)現像
シー1のL面が溶けることはなく、よって現像シートの
コート層の一部が加圧ローラに張り付くこともない。
前段のヒートローラにより下方から加熱された現像シー
トのコート層は、基材側の半ばまでが溶融することにな
る。後段のヒートローラでは現像シートの表面から半ば
までが溶融し、2段階の加熱により全てのコート層が溶
融し定着が行われることになる。
〔実施例〕
以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。第1
図は本発明の一実施例を表す構成図である。第2図は本
熱定着装置に用いられる現像シートの構造を表す拡大断
面図であり、微粒状となった発色促進物質6と微粒状ワ
ックス7が混合されてコートJWIOを形成し基材8に
対して接着層9を介して塗布されているものである。第
1図中左方より紙搬送系に従い現像シートがコート11
0を上側にして図示しない搬送手段により送られてくる
。現像シートの先端がセンサ4により検出されると定着
動作が開始される。加圧ローラ2aは待機状態ではヒー
トローラlaの上方に離れて位置しているが、定着動作
の開始と同時に上下駆動手段3によりヒートローラ1a
に対し押し付けられる。ヒートローラla、lbおよび
加圧ローラ2a、2bは図示しない駆動手段により駆動
され、少なくとも定着動作の開始時点までには現像シー
トを紙搬送系に沿って搬送するように回転しているため
、現像シートは2段のローラ組により加熱されつつ搬送
されることになる。この時、前段ではヒートローラ1a
を現像シートの裏側に配置し現像シートの基材8側から
、また後段ではヒートローラlbを現像シートの上面に
配置しコート層10側から加熱するようにしである。さ
らにヒートローラla、Ibの温度は現像シートのコー
トJilOの溶融温度(具体的には微粒状ワックス7の
溶融温度)よりも高く設定されていると同時に、これら
のローラ組による現像シートの搬送速度は1段のローラ
組から与えられる熱量ではコート層10の全てが溶融し
ないように調整されているものである。このようにして
前段のヒートローラ1aにより下方から加熱された現像
シートのコート層10は、基材8側の半ばまでが溶融す
ることになる。また後段のヒートローラ1bでは現像シ
ートの表面から半ばまでが溶融し、2段階の加熱により
全てのコート層lOが溶融し定着が行われることになる
。前段のローラ組を通過した後の現像シートの拡大断面
図を第3図(A)に示す。図のように前段のローラ組を
通過し基材8側から加熱された現像シートのコート層1
0は基材8側から溶融部12、半溶融部13、未溶融部
14となる。
ただしこのような相の状態は明確に分かれるものではな
く、溶融部12から未溶融部14までの相状態がなだら
かに変化しているものであり、第3図ではこれを象徴的
に表現したものである。溶融部12は、ローラ組を通過
すると温度が下がるために再び固ま9て行くが、この時
溶融した微粒状ワックス7が接着剤として作用するため
に接着層9と合いまって基材8との接触面11における
接合力が増加する。この状態で後段のローラ組に現像シ
ートが搬送されると、コート1510の表面側が溶融さ
れることになるが、前段で溶融してあった部分15は後
段の加熱工程では溶融することがなく、接触面11近傍
における強化された基材8との接合力も保持される。(
第3図(B))このため後段のヒートローラ1bで加熱
されてもコート層10が剥離することもなく、仮にヒー
トローラ1bに巻き付いたとしても、コート層1oの部
分剥離を起こさずに分離爪5で容易に剥すことができる
ため、安定した現像シートの搬送と−様な表面光沢を有
する画像出力を得ることができる。
〔発明の効果〕
以上、本発明によれば、表面の溶融工程を伴う現像シー
トに対し用いられる熱定着装置であって安定した現像シ
ートの搬送能力と良好な出力画像品質とを持った熱定着
装置を、さらにはヒートローラを用いることで小型で高
速な熱定着装置を提供できると言う効果を有する。
装置の概略構成図を表す。
Ia、lb・・、・ ヒートローラ 2a、2b・・・ 加圧ローラ 3 ・・・ 上下駆動手段 以上 出願人 セイコー電子工業株式会社 代理人 弁理士 林  敬 之 助
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の構成図である。第2図は本
発明による熱定着装置に用いられる現像シートの拡大断
面図である。第3図(A)、(B)は本発明による熱定
着装置の前・後段ローラ組通過後の現像シートの拡大断
面図である。第4図は従来の熱定着装置のうちヒートロ
ーラによる熱定着装置の概略構成図、第5図はオープン
型の熱定着本登朗の一大虎伊1の摸床回 萬 図 装置の概帖才itへ°図 第 4 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 基材の上に、接着層を介し固形の微小粒子となった発色
    促進物質と微粒状ワックスが混じり合いながらコーティ
    ングされてある現像シートに記録される画像の定着に用
    いられる熱定着装置であって、該現像シートの搬送系に
    沿ってヒートローラと加圧ローラの組合せローラが2組
    配置されてあり、前段では該現像シートの基材側に、後
    段では該現像シートのコーティング面側にヒートローラ
    を配置し、前段の加圧ローラを上下させるための上下駆
    動手段を有している熱定着装置。
JP16843588A 1988-07-05 1988-07-05 熱定着装置 Pending JPH0218074A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16843588A JPH0218074A (ja) 1988-07-05 1988-07-05 熱定着装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16843588A JPH0218074A (ja) 1988-07-05 1988-07-05 熱定着装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0218074A true JPH0218074A (ja) 1990-01-22

Family

ID=15868063

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16843588A Pending JPH0218074A (ja) 1988-07-05 1988-07-05 熱定着装置

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JP (1) JPH0218074A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0890801A (ja) * 1994-09-28 1996-04-09 Nec Corp 熱転写プリンタ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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