JPH02180151A - ガセット袋の製造方法 - Google Patents

ガセット袋の製造方法

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JPH02180151A
JPH02180151A JP63329305A JP32930588A JPH02180151A JP H02180151 A JPH02180151 A JP H02180151A JP 63329305 A JP63329305 A JP 63329305A JP 32930588 A JP32930588 A JP 32930588A JP H02180151 A JPH02180151 A JP H02180151A
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JP
Japan
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film
bag
polyamide
polyolefin
gusset bag
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Shiyuuji Yamaguchi
秋司 山口
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Unitika Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] 本発明は、ポリアミドフィルムとポリオレフィンフィル
ムとの積層フィルムからなるガセット袋に関するもので
ある。
〔従来の技術〕
食品などの包装袋には、通常、側縁に折り込みのないビ
ロータイプのものが使用されているが、これは両側縁が
広がらず、中央部に近づくにつれて広がって断面形状が
杭状になるもので、ボリューム感がない欠点がある。こ
れに対し、ガセット袋は、袋の両側縁が内側へ折り込ま
れた袋であって、袋へ内容物を充填したさいに両側縁が
角状に広がり、ボリューム感を出すことができ、こんに
ゃく、羊かん等のように水を多く含んだり、粘状、ゲル
状の食品の包装などに使われる場合が多い。
これに使用するガセット袋には、強度の大きなナイロン
フィルム(約15μ)の両側にシール特性の良好なポリ
オレフィンフィルム(約30〜50μ)を積層した3層
の積層フィルムが主として使用されている。
〔発明が解決しようとする課題] しかしながら、この積層フィルムは3層構成であるため
、袋のコストが高くなると共に、ポリオレフィンが外層
に使用されているため、光沢性に乏しいほか、内層に施
した印刷が明瞭に見えないなどの欠点をもっていた。
本発明の目的は、安価で、かつ光沢性、外観上の美麗な
ガセット袋を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、かかる目的を達成するために、ポリアミドフ
ィルムとポリオレフィンフィルムとからなる積層フィル
ムのポリアミドフィルム側を外側に、ポリオレフィンフ
ィルムを内側にして扁平状に形成された筒体の両側縁を
内側へ折り込み、その一端部の折り込み部の外面を含め
た全縁が融着せられていることを特徴とするガセット袋
である。
〔作用] 本発明では、ポリアミドフィルムとポリオレフィンフィ
ルムとからなる積層フィルムにて包装袋が形成されてい
るので、安価で、かつ光沢性、外観上の美麗なガセット
袋を提供することができる。
さらに、ガセット袋の外層のポリアミドフィルム而を含
めた一端部の全縁を融着しであるので、内容物を充填し
た状態の外観が良好であるのみならず、取り扱いも良好
である。
〔実施例] 以下、本発明を図示の実カド例に従って詳細に説明する
こととする。
図において、1はガセット袋にして、謹ガセント袋1は
、第4し1に示すように、ポリアミドフィルム2とポリ
オレフィンフィルム3とからなる積層フィルム4で、ポ
リアミドフィルム2側を外側にして形成されている。ガ
セット袋lは、第2図などに示されているように、両側
縁が内側に折り込まれていて、内容物の充填時には折り
込み部5が広がるようになされている。ガセット袋1の
下縁は折り込み部5も含めて融着されていて、第5図に
示すように、内容物の充填時における状態が良好に維持
される。なお、ガセット袋1の下縁の折り込み部が融着
されていない場合には、第6図のガセット袋1′に示す
ように、内容物の充填時において下縁が離れて不格好と
なり、取り扱いも困難となるほか、他の包装体との接触
により、他の包装体を傷付ける恐れがある。
次に、このガセット袋の製造法の一例を説明することと
する。
先ス、積層フィルム4のポリアミドフィルム2側に、全
体にわたってコロナ放電を施す、コロナ放電処理は、積
層フィルム4を80〜150m/minの速度で走行せ
しめながら、出力電圧30〜50KW、0.3〜1.5
アンペア以上の処理電流で行う。これにより、フィルム
の表面ぬれ張力が52 d y n e / c m以
上となる効果が得られる。
このぬれ指数はJ Is−に−6768−1971によ
って測定されるもので、表面張力の異なる混合液体を順
次フィルム表面に塗布し、フィルムを濡らすと判定され
た混合液の表面張力の数値をいう。この値が大きいほど
、接着力が大きいことを表す。
次に、積層フィルム4のポリアミドフィルム2側に、ス
ポンジローラ等にて水分を全体に付着させる。このさい
の水の付着量は3〜15 g/rdが望ましく、水の付
着により、ポリアミドフィルムの含水率が2〜10%、
望ましくは2〜6%となるようにすることが好ましい。
水分は、単に付着した水分ではな(、ポリアミドフィル
ムに吸収された水分が接着のさいに大きな効果を示すか
らである。
続いて、自動充填包装機にて積層フィルム4のポリアミ
ド側を外側にして側縁部を重ね合わせて縦シールし、縦
ソール部6が中央になるようにして扁W状となし、その
両側縁部を内側へ折込み、その状態で横シール(ボトム
シール)をする。横シールのさいに、内面のポリオレフ
ィン面が融着されるのみならず、折り込み部5のポリア
ミド而も同時に融着される。
これに内容物を充填した後、横シール(トップシール)
をして切断する。なお、通常、横シール(トップシール
)は、次の袋の横シール(ボトムノール)と同時に行い
、両横シールの間を切断する。
このようにして、ポリアミドフィルムの吸水性を利用し
て、折り込み部5も含めて横シールで密着させることが
でき、水、粘状、ゲル状等の被包装物の包装に好適な外
観上美麗で安価なガセット袋を得ることができる。
試験例1 2軸延伸ナイロンフイルム15μと低密度ポリエチレン
フィルム50μとの積層フィルムのボリアミド最外層に
コロナ処理を施したラミロール面にスポンジで水を8〜
lOg/n(を付着させた後、160’C,170°C
,180°Cの各温度でゲージ圧力3kg/d、時間1
.5秒でヒートシールし、ポリアミド・ポリアミド面の
接合面の剥離強力を次の条件で測定した。
試験片    15w幅X100mm長さ表面ぬれ張力
 52 dyne/cII2II離手段   T型剥離
(第7図参照)測定条件   20°C165% オートグラフチャート速度 300 am/+ain測
定結果は次のとおりで、いずれのヒートシール温度でも
200以上の剥離強力が得られた。
ヒートシール温度  剥離強力 160°C360g +70°C400g 180℃     440g 試験例2 ナイロン面にコロナ処理を施さない以外は試験例1と同
様にしてポリアミド・ポリアミド面の接合面の剥離強力
を測定した結果を示す。満足した剥離強力は得られなか
った(表面ぬれ張力46dyne/cm)。
ヒートシール温度  剥離強力 160°C70g 170°C78g 180“C88g 試験例3 ナイロン面に水を付与しない以外は試験例1と同様にし
てポリアミド・ポリアミド面の接合面の剥離強力を測定
した結果を示す。この場合も満足した剥離強力は得られ
なかった。
ヒートシール温度  剥離強力 160°C5g 170℃       12g 180°C1Bg 〔発明の効果〕 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、ポリ
アミドフィルムとポリオレフィンフィルムとからなる積
層フィルムで、包装袋の下縁の折り込み部を密着させた
安価で、かつ光沢性、外観上の美麗なガセット袋を提供
することが可能となった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るガセット袋の正面図、第2図は第
1図の■−■線より見た断面図、第3図は第1図のll
l−[11線より見た断面図、第4図は第2図のA部に
おける積層フィルムの拡大断面図、第5図は本発明に係
るガセット袋に内容物を充填した状態の要部拡大側面図
であり、第6図は折り込み部を融着しないガセット袋に
内容物を充填した状態の要部拡大断面図、第7図は剥離
試験の仕方を示す説明図である。 lニガセント袋 2:ポリアミドフィルム 3:ポリオレフィンフィルム 4:積層フィルム 5:折り込み部   6:縦シール部 第1図 第2図 特許出願人  ユニチカ株式会社 第4 図 第6 図 第5図 第7図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ポリアミドフィルムとポリオレフィンフィルムとからな
    る積層フィルムのポリアミドフィルム側を外側に、ポリ
    オレフィンフィルムを内側にして扁平状に形成された筒
    体の両側縁を内側へ折り込み、その一端部の折り込み部
    の外面を含めた全縁が融着せられていることを特徴とす
    るガセット袋。
JP63329305A 1988-12-28 1988-12-28 ガセット袋の製造方法 Expired - Lifetime JP2520296B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04142256A (ja) * 1990-09-25 1992-05-15 Idemitsu Petrochem Co Ltd 包装袋

Citations (2)

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JPS58174450U (ja) * 1982-05-19 1983-11-21 大東セロフアン株式会社 マチ付袋
JPS59112737U (ja) * 1983-01-17 1984-07-30 出光石油化学株式会社 合成樹脂製袋

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JPH04142256A (ja) * 1990-09-25 1992-05-15 Idemitsu Petrochem Co Ltd 包装袋
JP2520043B2 (ja) * 1990-09-25 1996-07-31 出光石油化学株式会社 包装袋

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