JPH02180146A - サンプル容器及びその製造方法 - Google Patents

サンプル容器及びその製造方法

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JPH02180146A
JPH02180146A JP33058888A JP33058888A JPH02180146A JP H02180146 A JPH02180146 A JP H02180146A JP 33058888 A JP33058888 A JP 33058888A JP 33058888 A JP33058888 A JP 33058888A JP H02180146 A JPH02180146 A JP H02180146A
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JP
Japan
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side wall
polyester sheet
sample container
sheet
vessel
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JP33058888A
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English (en)
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Tadao Nagai
永井 忠夫
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  • Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は自動販売機等に展示されるサンプル容器及びそ
の製造方法に閃するものである。
[従来の技術] 従来、清涼飲料等の自動販売機には宣伝広告効果を期待
するとともに顧客が購入しようする清涼飲料等を選択で
きるように、自動販売機のショウケース内に商品名、色
彩等のデザインを施した清涼飲料等の容器を模したサン
プル容器が展示されている。そして購買者に新鮮さ等を
感じさせるとともに夜間でも人目につきやすいようにシ
ョウケース内において外方からサンプル容器に照明を当
てることが行なわれている。
[発明か解決しようとする課題] ところで、上記ショウケース内は常時照明で照らされて
いるため、ショウケース内は高温状態となり、特に盛夏
にはショウケース内の温度は100°C以上という高温
になる。
そのため、サンプル容器に変形や亀裂が生じたリ、サン
プル容器表面に施された文字、模様等の色彩に褪色か生
じるなどして、サンプル容器の新鮮さ等が失われる。
そこでショウケース内のサンプル容器を頻繁に取り替え
ねばならず多大な費用や管理手数がかかり兼ねてから問
題となっていた。
そこで上記問題点を解消するとともに安価てかつ簡単に
成形てきる合成樹脂材料を用いた耐久性等のあるサンプ
ル容器の製造を神々試みた。
しかしながら、サンプル容器独特の問題、制約等がある
ことがT11明した。すなわち例えば容器成形上の問題
として射出成形等によるときは、サンプル容器表面の複
雑な色彩、模様等のデザインを表出てきないという問題
、また容器を成形してからその表面上にデザイン等を印
刷しようとしても、容器表面が曲面をなしているため色
ずれ、色むらが生し、カラー分解による写真印刷が不可
能であるとともに多色刷りの複数工程においては見当合
わせが難しいばかりでなく美麗な仕上がりか期待できな
いという印刷上の問題、またプラスティックシートを用
いて加圧成形するとしても、サンプル容器は肩部等に複
数のリング状段部を有する、所謂トリプルネックインキ
ャンの形状等を有するため材質によっては加熱、成形中
において肩部等の伸縮部位に引裂き等が生しるという成
形上の問題、またショウケース内の高温、低温状態ある
いは耐候性等の展示環境上の問題、成形上における材質
の使用温度範囲の広狭性の問題、またインジェクション
て成形可能な半筒状にした場合、光映反射効や光透過性
か悪いことから、サンプル容器の下方から照明を当て商
品名の文字等を浮き上がらせたい場合の光透過性や光拡
散性等の諸条件の問題等があることが判明した。
一方、ポリエステルは種々の性質は優れているもののイ
ンジェクション等による成形性が悪い。
[課題を解決するための手段コ この発明は上記課題を解決するために、サンフル容器の
側壁部として、二軸延伸されたポリエステル(PET)
シートの外表面に平根状態て商品名、模様、色彩等を印
刷したものを用いた構成としたものである。
[実施例コ 以下この発明に係るサンプル容器及びその製造方法の実
施例について説明する。第1図はこの実施例に係るサン
プル容器を示す図で、国中Aは自動販売機B等のショウ
ケースに展示される清涼数V’を等のサンプル容器であ
る。
Hit記サンすル容器Aは略実物大に形成されており略
円筒状の側壁部1と、前記側壁部1の上端周縁に取り付
けられた蓋体2とからなり、前記側壁部1の上端部周縁
には先すぼまりの逆円錐台状の台座3か取り付けられて
おり、この台座3の底は開口部4となっている。
また前記サンプル容器Aの肩部には前記側壁部1と一体
成形された3段のトリプルネックインキャンの形状5が
形成されている。
前記側壁部1はポリエステル(PET)シート6からな
り、このポリエステルシート6は二軸延伸が施されてい
るとともに、白色系の顔料が混入されており半透明に形
成されている。前記ポリエステルシート6はその厚さか
0.5mmないし3.0mm程度のものが好ましい。
また第2図に示すように前記側壁部1を形成するポリエ
ステルシート6の外表面には実物の容器と同じ商品名の
文字、色彩等が耐候性インクにより印刷7なされている
また前記側壁部1の上端周縁には合成団脂製等の蓋体2
か接着剤等により接合されている。この蓋体2の材料と
しては同様にポリエステルシートを用いてもよいが通常
蓋体2には色彩等を施さないため特に材料、材質を問う
ものではない。
また前記側壁部1の上端部周縁には台座3が接着剤、あ
るいは嵌合、螺入笠により取り付(づられている。
また前記台座3の底部は開口部4となっている。この開
口部3を設けた理由は第3図に示すように自動販売機B
のショウケースの載置jM8に照明光通過用の穴9を設
け、この穴9の上にサンフル容5 Aをa置し、この穴
9を通じてサンプル容器A内に照明光りを当て側壁部1
のポリエステルシート6を半透明としたことと相まって
光拡散の効果を上げるためである。
次に上記実施例のサンプル容器Aの製造方法について説
明する。先ず、所定の大きさに裁断された二軸延伸のポ
リエステルシート6の外表面に実物容器に表わされた同
一の商品名、色彩、模様等を耐候性インクにより印刷7
をする。この場合、ポリエステルシート6は平坦面であ
るため、カラー分解による写真印刷か可能であるととも
に、見当合わせもてき、平板印刷などどのような印刷手
段てあっても印刷ずれや色むらが生しることかなく美麗
な仕上がりとすることができる。また商品名は例えば白
抜きで印刷する。
次いで上記加工が施され所定のサイズに裁断されたポリ
エステルシート6を実物容器の中空部と略同−形状に形
成された割型の側面に巻装し、この巻装された状態で炉
の中に入れ、この炉内で略150°Cないし200°C
の高温で加熱する。
この加熱により割型に巻装されたポリエステルシート6
は収縮し、例えば複雑なトリプルネックインキャン形状
5の肩部を有するものでも割型の外形に沿って収縮する
のて簡単に成形することができる。この場合、ポリエス
テルシート6は引張り強さが大きく、しかも二軸延伸が
施されているため肩部の収縮に際しても引裂き等の現象
が生じることがなく、またポリエステルシート6は使用
温度範囲が広いため上記のような高温でも問題がない。
次いて割型の型抜きを行ない、筒状に成形されたポリエ
ステルシート6の両側端部を超音波接合あるいは接着剤
等により接合する。これによりサンプル容器Aの側壁部
1が形成される。
次いてこの側壁部1の上端周縁に蓋体2を接着剤等によ
り接合する。
上記のような工程によりサンプル容器Aが製造されるの
であるが、上記実施例のサンプル容器Aは、その側壁部
1が平板状態で文字等を印刷されたポリエステルシート
6て形成されており、カラー分解による印刷、あるいは
多色刷りの複数工程の見当合わせが容易で印刷ずれや色
むら、色ずれかなく極めて美麗な仕上がりとなる。
またサンプル容器Aの底に開口部4が形成されているた
め、ショウケース内の載置棚8に穴9を設け、下方から
照明光[、を当てると照明光りが容:!3へ内に入り、
ポリエステルシート6の半透明性及び白抜き印刷などと
jITまって光拡散効果が発揮され印刷された商品名や
色彩等が映えることになり人目を引き付は宣伝効果も大
となる。
J゛たこのサンプル容器Aの側壁部1はポリエステルシ
ート6て形成されているため耐熱性、耐衝撃性、耐候性
に優れているとともに、熱膨張係数や吸湿膨張係数か小
さいため寸法安定性に1憂れており自動販売機等のショ
ウケース内に長期間展示しても塩化ビニール類などのよ
うに亀裂、変形を起こすこともなく長持がする。従って
従来のように頻繁に取り替える必要がなく物質的にも取
り替え手数的にも極めて経済的である。
また耐候性インクにより印刷されているため光線等によ
る褪色もなく長期間長持ちする。
また側壁部]の材料として二軸延伸されたポリエステル
シート6を使用しているため、容器肩部にトリプルネッ
クインキャン形状5のような複雑な形状をしているもの
でも加熱成形の際に引裂き等が生じない。
またこのサンプル容器の製造方法は、側壁部1を平板状
態て印刷されたポリエステルシート6て形成し、カラー
分解による写真印刷が可能であるとともに多色刷りの見
当合わせが容易であるため、商品名等の文字、複雑な模
様、色彩でも印刷ずれや色すれかなく極めて美麗な印刷
等ができサンプル容器Aの新鮮さ等を感じさせる。
また印刷等がなされたポリエステルシート6を割型など
の型材に巻装して加熱収縮させて成形するものであるか
ら、例えば真空成形方法のような複雑な成形方法、装置
を使用する必要がなく極めて簡単に成形することができ
る。
上記のようにこの実施例のサンプル容器及びその製造方
法は、ポリエステル(PET)シートの優れた点を生か
しながら成形性の悪さの欠点を回避することにより、耐
久性、経済性のあるかねてから切望されていたサンプル
容器を得られるようにしたものである。
なお上記実施例においてはポリエステルシート6の厚さ
を0.5mmないし3.0mmが好ましいとしたがこの
範囲以下あるいは以上でも適用できるのは勿論である。
また、ここでいうシートはフィルムをも含む意味で使用
している。
またポリエステルシート6は必ずしも顔料を混入したも
のでなくてもよいが、ポリエステルに白色系顔料を混入
する代わりに、第4図に示すようにポリエステルシート
6の裏面にある程度透光性を有する白色の顔料等Cを印
刷、塗布あるいはコーティングしてもよい。
また炉内の加熱温度は必ずしも150°Cないし200
℃に限られず加熱成形できる温度であればよい。
また割型に変えて中子を使用してもよく、また第5図に
示すようにポリエステルシート6を筒状に巻き、肩部を
成形する型10を嵌込むとともに肩部以外のポリエステ
ルシート6を遮蔽シート11て被覆し肩部のみに熱線あ
るいは熱風を吹き付けて加熱してもよい。この加熱によ
り肩部が収縮成形される。この場合、型10はサンプル
容器A内にそのまま残して使用してもよい。このように
構成すると型抜きの手間等が要らずサンプル容器Aも強
度面で向上することになる。
また第6図に示すように底部の台座3を取り付けないサ
ンプル容器A1とすることもできる。
またこのサンプル容器はビール、コーヒーその他の飲料
等の缶又は瓶のサンプル容器としても適用てきるもので
ある。
またサンプル容器の展示個所も自動販売機のショーケー
スに限られるものではない。
[発明の効果] 以上説明したようにこの発明に係るサンプル容器及びそ
の製造方法は側壁部を二軸延伸されたポリエステルシー
トで形成するようにしたのて、成形中に肩部等の引き裂
きかないのみならず、サンプル容器も耐熱性、耐候性等
があり、ショウケース内の高温、低温等の環境でも亀裂
や変形等が生しることかなく長持がする。従って、従来
のように頻繁にサンプル容器を取り替える必要かなく極
めて経済的である。
またこのサンプル容器の側壁部は平板状態におけるポリ
エステルシートの表面に文字、模様、色形等を印刷する
ようにしたので、カラー分解による写真印刷か可能とな
るとともに多色刷りの複数工程における見当合わせが容
易となり印刷ずれや色ずれなどを生しることがなく美麗
な仕上がりとなりサンプル容器の新鮮さを保持できる。
またポリエステルシートを型材に巻装し加熱成形して円
筒状側壁部を形成するようにしたので、成形が容易であ
り、また複雑な成形装置などを使用する必要もないなど
の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図はこの発明の実施例を示すもので、
第1図はこの発明に係るサンプル容器Aを示す図、第2
図は側壁部の断面図、第3図は自動販売機のショウケー
ス内にサンプル容器を展示した状態を示す図、第4図は
側壁部の変形例を示す図、第5図は他の製造方法の変形
例を示す断面図、第6[Aはサンプル容器の変形例を示
す図である。 A・・・サンプル容器、1・・・側壁部、2・・・蓋体
、6・・・ポリエステルシート、7・・・印刷。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)自動販売機等のショウケース内等に展示されるサ
    ンプル容器であって、前記サンプル容器の側壁部は、平
    板状態で外表面に文字、模様、色彩等が印刷されたポリ
    エステルシートで形成され、前記ポリエステルシートは
    2軸延伸が施されてなることを特徴とするサンプル容器
  2. (2)(イ)サンプル容器の側壁部に使用されるポリエ
    ステルシートの外表面に平板状態で文字、模様、色彩等
    を印刷する工程 (ロ)前記ポリエステルシートを型材に巻装し加熱成形
    して円筒状の容器側壁部を形成する工程(ハ)側壁部の
    両端部を互いに接合する工程(ニ)前記側壁部の上端部
    に蓋体を接合する工程とからなることを特徴とするサン
    プル容器の製造方法。
JP33058888A 1988-12-27 1988-12-27 サンプル容器及びその製造方法 Pending JPH02180146A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0577339A (ja) * 1991-09-21 1993-03-30 Dainippon Printing Co Ltd 円筒状見本の製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0577339A (ja) * 1991-09-21 1993-03-30 Dainippon Printing Co Ltd 円筒状見本の製造方法

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