JPH0217961Y2 - - Google Patents

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JPH0217961Y2
JPH0217961Y2 JP1984154586U JP15458684U JPH0217961Y2 JP H0217961 Y2 JPH0217961 Y2 JP H0217961Y2 JP 1984154586 U JP1984154586 U JP 1984154586U JP 15458684 U JP15458684 U JP 15458684U JP H0217961 Y2 JPH0217961 Y2 JP H0217961Y2
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rear window
wiper
air
shielding plate
water droplets
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JP1984154586U
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 利用分野 この考案は、自動車のリアーウインドに配設さ
れ降雨時においてリアーウインドに付着する水滴
を除去するとともに、水滴の付着を防止するリア
ーウインドのウアーワイパーに関する。
(ロ) 従来技術 自動車を運転するときサイドミラーおよびリア
ーウインドで後方の状態を視認したり、またバツ
クするときリアーウインドで後方の状態を視認す
ることは自動車を安全運転する上で非常に重要な
ことである。
しかし、自動車のリアーウインドはデザインお
よび空気力学的に傾斜状に形成されるのが普通で
あり、降雨時においてはフロントウインドに場合
に比べ水滴の落下速度が遅くリアーウインド全体
に水滴が付着した状態となり後方の状態を視認し
ずらかつた。
このため従来はリアーウインドにもワイパーを
取付け、このワイパーにより付着する水滴を除去
していた。
しかし、かかる構成では降雨量の多い場合は、
ワイパーが水滴を除去してもすぐに水滴が除去面
を覆い除去効果が上がらず後方視認が容易にでき
なかつた。
また走行時には走行乱流により道路上の泥、砂
等が付着し、この泥、砂等がワイパープレートに
よりガラス面に圧接されたガラス面にすり傷を付
けてガラスの透視度を低下させた。
(ハ) 考案の目的 そこでこの考案は、降雨時におけるリアーウイ
ンドへの水滴の付着を可能な限り少くするととも
に、ガラス面にすり傷の損傷が発生することのな
いリアーウインドのエアーワイパーの提供を目的
とする。
(ニ) 考案の構成 この考案はリアーウインドの上端部にワイパー
ボツクスを装着し、該ワイパーボツクスには、前
後方向に伸縮自在の遮蔽板と、上記リアーウイン
ド表面に向けて加圧風を噴射するエアーパイプと
を内蔵したリアーウインドのエアーワイパーであ
ることを特徴とする。
(ホ) 考案の効果 この考案によれば、リアーウインドの上端部に
エアーワイパーおよび遮蔽板を配設し、リアーウ
インドの上方から下方に向けて加圧風をエアーパ
イプより噴射するとともに、リアーウインドの上
端面に前後方向に遮蔽板を伸張するよう構成した
ので、遮蔽板によりリアーウインドの上端面を覆
つて水滴の付着を防止すると同時に、走行乱流に
より捲込み付着する水滴を加圧風で瞬時に吹飛ば
して、いかなる降雨時においても常に最良の状態
で後方の視認ができる。またワイパープレートの
ような圧接摺動するものがないのでガラス面にす
り傷が生じて透視度が低下することがない。
しかも冬期夜間屋外駐車時に前記遮蔽板を最大
限に伸長しておけば、リアーウインドはほぼ遮蔽
板で覆われることにより、霜がウインドに固着し
て凍結することがなくなる。
また、遮蔽板とエアーパイプとはワイパーボツ
クスに内蔵しているので、遮蔽板の不要時にはワ
イパーボツクス内に収納しておくことができ、邪
魔にならず、良好な後方視認を保つこともでき
る。
さらに、ワイパーボツクスを取付けることによ
つて、エアーパイプも配設できることになるの
で、作業の手間が掛からず、部品の取扱いも面倒
なく行える。
(ヘ) 考案の実施例 この考案の一実施例を以下図面に基づいて詳述
する。
リアーウインドのエアーワイパー装置は第1図
に示すように車の後部に取付けられ、エアーワイ
パーのコンプレツサ1は、モータ等に駆動される
公知の構造よりなり回転駆動されることにより発
生する加圧空気をエアータンク2に供結する。前
述のエアータンク2は、配備された圧力センサに
より加圧力を一定にすべく前述のコンプレツサ1
の回転を制御してその内部に加圧空気を貯留する
とともに、運転席より制御される電磁弁により圧
送パイプ3を介して加圧空気をモールパイプ4に
供給する。このモールパイプ4は、リアーウイン
ド5の上面であつて、側部モール6と並列して固
定され、その上端側をワイパーボツクス7の内部
に配設されたエアーパイプ8に連結されている。
前述のワイパーボツクス7は、後部を開口した
略台形状に形成され、前述のリアーウインド5の
上端部に水平状態に固定されその上端部に積重ね
状態に複数枚の遮蔽板9…を配備し、またこの遮
蔽板9の下方に前述のエアーパイプ8を配備して
いる。
このエアーパイプ8はリアーウインド5に向か
つて水平方向に適宜数の噴射孔10…を穿孔し、
この噴射孔10により加圧空気をリアーウインド
5に向つて噴射する。
前述の複数枚の遮蔽板9…は、短冊状に形成さ
れ、第2図、第3図に示すように上下方向に積層
されて最上層が前述のワイパーボツクス7に固定
されるとともに、両側部の下面に取付けたC字状
の保持レール11,11…に、次層の上面に設け
た保持具12,12…が前後方向摺動自在でかつ
水平状態を保持できるように係合されている。
そして、第4図に示すように保持レール11と
保持具12間に介装されたスプリング13により
各層の遮蔽板9…を常時後方に伸張させるように
作用するとともに、保持レール11の先端部に形
成した規制片14に当接してその伸張を停止する
ように構成している。
前述の遮蔽板9は、その最下層の中央部に開閉
ワイヤ15の先端側を固定し、この開閉ワイヤ1
5の基端側であつて前述のワイパーボツクス7の
適宜位置に固定されたギアードモータ16の回転
駆動によりその開閉を制御される。
すなわちギヤードモータ16が捲戻し方向に回
転駆動され、プーリ17より前述の開閉ワイヤ1
5が繰出しされる時、各層の遮蔽板9…は前述の
スプリング13の付勢力により伸張方向に摺動す
る。またギヤードモータ16が捲取り方向に回転
駆動されプーリ17により開閉ワイヤ15が捲取
りされる時、各層の遮蔽板9…はスプリング13
の付勢力に抗して収納方向に順次摺動され、やが
てワイパーボツクス7内に全層が収納される。
このように構成されたリアーウインドのエアー
ワイパーでは、遮蔽板9によりリアーウインド5
の上端面を覆うので降雨時においては水滴が付着
するのを防止するとともに、エアーパイプ8より
噴出する加圧空気で走行乱流により捲込み付着す
る水滴を瞬時に吹飛ばして常に最良の状態で後方
の視認ができる。そして一旦水滴を除去すれば、
走行中はリアーウインドは遮蔽板9…でカバーさ
れて水滴が付着することがなく、後方の視界を確
保できる。
雨水の付着防止以外に例えば、厳寒期の路上夜
間駐車時においては結霜を防止し、さらに太陽を
背にして走行する時においてはサンバイザーの役
目をするという便利な効果をも併せもつている。
また、遮蔽板とエアーパイプ8とはワイパーボ
ツクス7に内蔵しているので、遮蔽板9…の不要
時にはワイパーボツクス7内に収納しておくこと
ができ、邪魔にならず、良好な後方視認を保つこ
ともできる。
さらに、ワイパーボツクス7を取付けることに
よつて、エアーパイプ8も配設できることになる
ので、作業の手間が掛からず、部品の取扱いも面
倒なく行える。
なお、前述した実施例では、エアーパイプ8か
らは常温の加圧空気を噴出させるようにしたが、
エアータンク2には2つの圧送パイプ3,3aを
設け、一方の圧送パイプ3aの途中には加圧空気
を加熱するヒーターユニツト3bを設け、各厚送
パイプ3又は3aへの切換え供給を運転席に設け
たスイツチにより制御できるようにしてもよい。
圧送パイプ3aを通つた空気は加熱されている
ので、これを吹付ければリアーウインド5が凍結
していても瞬時に解凍できる。
加圧空気を加熱する手段として特別な加熱手段
を設けなくても、例えば排気管の周囲に厚送パイ
プを迂回させて取付けて排気熱を利用してもよ
く、エンジンの冷却熱を利用することもあり、ま
た排気ガスを浄化して直接噴出するようにしても
よい。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示し、第1図はエ
アーワイパー装置を取付けた自動車の後部側面
図、第2図はエアーワイパーの正面図、第3図は
第2図のAーA線縦断面矢視図、第4図は保持レ
ールの要部横断面図、第5図は第3図のB−B線
断面図である。 5……リアーウインド、8……エアーパイプ、
9……遮蔽板。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 リアーウインド5の上端部にワイパーボツクス
    7を装着し、 該ワイパーボツクス7には、前後方向に伸縮自
    在の遮蔽板9と、上記リアーウインド5表面に向
    けて加圧風を噴射するエアーパイプ8とを内蔵し
    た リアーウインドのエアーワイパー。
JP1984154586U 1984-10-13 1984-10-13 Expired JPH0217961Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1984154586U JPH0217961Y2 (ja) 1984-10-13 1984-10-13

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JP1984154586U JPH0217961Y2 (ja) 1984-10-13 1984-10-13

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Publication Number Publication Date
JPS6168955U JPS6168955U (ja) 1986-05-12
JPH0217961Y2 true JPH0217961Y2 (ja) 1990-05-21

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ID=30712577

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002053422A1 (fr) * 2000-12-28 2002-07-11 Yasuomi Kobayashi Essuie-glace arriere pour voiture decapotable

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS586616B2 (ja) * 1974-03-27 1983-02-05 ヘ−ル カ−ル プラスチックあるいは金属を加工する射出成形機の型締め装置

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JPS5277139U (ja) * 1975-12-06 1977-06-09
JPS586616U (ja) * 1981-07-03 1983-01-17 本田技研工業株式会社 自動車用リヤル−バ

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JPS6168955U (ja) 1986-05-12

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