JPH02179456A - 導電性液体の気泡検出方法および装置 - Google Patents

導電性液体の気泡検出方法および装置

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JPH02179456A
JPH02179456A JP33435788A JP33435788A JPH02179456A JP H02179456 A JPH02179456 A JP H02179456A JP 33435788 A JP33435788 A JP 33435788A JP 33435788 A JP33435788 A JP 33435788A JP H02179456 A JPH02179456 A JP H02179456A
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ink
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electrical conductivity
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JP33435788A
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Kenji Izumi
泉 賢次
Shingo Nakamura
真吾 中村
Harumi Takamine
高峰 晴美
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Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、導電性液体の気泡検出装置に関するもので、
例えばオンデマンド式インクジェットプリント装置に使
用する導電性液体(以下、車に「インク」という)中の
気泡を検出する装置に適用される。
(従来の技術) インクジェットプリント装置のインク噴出方式は各種あ
るが、その中でもオンデマンド方式は、印字速度が遅い
欠点があるが、装置の構成が比較的簡単でマルチノズル
化を実現しやすいことから、コンピュータ等の印字装置
として広く利用されている。
オンデマンド方式のカイザー型、グールド型の印字ヘッ
ドをもつプリント装置の場合、インクの供給が圧電素子
による振動板の変形によってもたらされる容積変化と毛
管力とのバランスにより行なわれるため、インク流路中
に気泡が混入すると、キャビテーションが生じ、ノズル
からのインクの噴出が行なわれなくなるので、例えば第
4図に示すように、インクヘッドlにインクを供給する
通路2の下流にインク液体の圧カダンバを兼ねた気泡溜
3を有する気泡トラップ装置4を設けたり、また、イン
ク調整時に真空脱気を施して空気透過率の小さい容器に
インクを通して気泡を除去する等の対策が採られている
。さらには、インク通路を流れるインク中への空気の混
入を避けるため、配管接続部の気密性を高めることはも
ちろんのこと、配管チューブ類の気密性をも高めている
(発明が解決しようとする課題) しかし、従来のインクジェットプリント装置によると、
万が一インク中に空気が混入した場合、ノズルからのイ
ンク噴出が停止されるばかりでなく、長時間放置すると
、混入した気泡が原因となってノズル部分でインク中の
界面活性剤や無機塩類、有機高分子等が析出し、ノズル
の目詰まりが発生してしまうという問題がある。特に、
気体の溶解量が小さいインクであると、空気の混入がし
やすく、上記問題が生じやすい。
本発明は、このような問題点を解決するためになされた
もので、ノズルからのインク噴出の障害となるインク中
の気泡を簡単に検出し、インクの流通およびノズルから
のインク噴出を円滑に行ない、ノズルの目詰まりを未然
に防止するようにした導電性液体の気泡検出装置を提供
することを目的とする。
(課題を解決するための手段) そのために、本発明の第1発明における導電性液体の気
泡検出方法は、インクジェットプリント装置の絶縁配管
内を流通するインクの電気伝導率を測定することによっ
てインクに含まれる気泡を検出することを特徴とする。
本発明の第2発明における導電性液体の気泡検出装置は
、インク噴出孔を有しインクに接する面の少なくとも一
部分が導電性物質でできているプリントヘッド本体と、
前記プリントヘッド本体のインク入口ポートとインク容
器とを接続する絶縁配管と、この絶縁配管中のインク流
路の少なくとも2点間の電位差を検出する電極と、これ
らの電極間の電位差よりインク流路中の気泡量に応じた
電気伝導率を測定する測定器とからなることを特徴とす
る。
(作用) 本発明の気泡検出方法によると、インク流路中の気泡を
インクの電気伝導率の測定により検出するので、インク
流路中の気泡の存在を簡単な手法により的確に検知でき
る。
本発明の気泡検出装置によると、絶縁配管中のインク流
路の両端に電気的に接続される電極から検出される電位
差よりインク流路の電気抵抗値に応じた気泡量を検出す
るようにしたので、簡単な装置でインク中に含まれる気
泡を迅速に検出することができる。
(実施例) 本発明の実施例を図面にもとづいて説明する。
第2図は、オンデマンド式カイザー型インクジェットプ
リント装置のプリントヘッド本体とそのインク流路上流
側に位置する気泡トラップ装置に本発明を適用した実施
例を示している。
インクジェットプリント装置710のプリントヘッド本
体12には、インク通路14を広狭させる目的でセラミ
ック圧電素子13が接着され、プリントヘッド本体12
に形成されるインク通路14の先端にはインクを噴出す
るノズル15が開口されている。制御装置16から圧電
素子13に所定の電圧パルス信号が送られると、このパ
ルス信号に応じて圧電素子13が伸縮するため、インク
通路上壁14bが湾曲し、結果としてインク通路14の
容積が変化し、ノズル15からインクが噴出される。
そして、プリントヘッド本体12のインク通路入口ポー
ト14aに非導電性のテフロンチューブ17の一端17
aを接続し、他端17bを気泡トラップ装置20のイン
ク出口ポート21に接続する。
気泡トラップ装置20にはインクを取入れるためのイン
ク供給用のバイブ22が取付けられ、このバイブ22と
インク出口ポート21を結ぶ通路23の途中に気泡を捕
捉するための気泡溜室24が通路23の鉛直上方に位置
して設けられている。
気泡溜室24の内部には、インク流路上流側と下流側を
仕切るテフロン製メツシュ25および気泡分離用の突起
23aが設けられており、このメツシュ25によりイン
ク中の異物除去および混入気泡の分離を行なうようにな
っている。気泡溜室24の上部には、吸引口24aから
気泡溜室24の気泡を吸引するためのコック26が開閉
自在に設けられている。
そして、ステンレス製のプリントヘッド本体12とステ
ンレス製の気泡トラップハウジング28に、それぞれ電
極30.31を取付け、これら電極30.31から導線
32.33により画電極30.31間の電気伝導率を測
定するための電気伝導率測定器35を設置した。電気伝
導率測定装置35は、インピーダンスアナライザを使用
した。
テフロンチューブ17により形成されるインク通路に含
まれる気泡が多いほど電気抵抗値が大きくなり、電気伝
導率測定器35に示す検出電気伝導率の値は小さくなる
次に前記気泡検出装置により気泡が検出されたとき気泡
を除去する気泡除去装置は、次のような構成になってい
る。
すなわち、第2図に示すように、■第1の気泡除去装置
は、プリントヘッド本体12のノズル15に着脱自在に
取付けられるヘッドキャップ40と、このヘッドキャッ
プ40に開口される穴40aからインクを吸引する図示
しない吸引ポンプからなる。■第2の気泡除去装置は、
気泡トラップ装置20に設けられるコック26の下流側
にある吸引口24aに着脱自在に取付けられる図示しな
い吸引装置で−ある。
前述した電気伝導率測定器35により測定された電気伝
導率が充分に低く異常気泡量過多値であると判断される
と、第2図に示すように、ヘッドキャップ40をヘッド
本体12に取付け、この穴40aから吸引ポンプにより
インクを吸引し、インク中に混入される気泡を除去する
。またインク中の気泡の混入量が多量であるときには、
気泡トラップ装置20のコック26を開き、吸引口24
aに吸引装置を取付け、この吸引装置により吸引孔24
aからインクを吸引し気泡を除去する。
次に第1図に示す気泡検出装置を用いて各種液体を供給
した場合の気泡の検出実験を行なった結果を示す。
試料としての液体は蒸留水または水道水を用い、溶解物
質には、硫酸筒゛−鉄アンモニウム5%、緑色レコーダ
用水性インク2%を用いた。
実験条件として各種液体を流すのに使用したテフロンチ
ューブは、その内径が1mm、外径が2mmのものであ
った。電極間距離は300mm、測定温度は18℃であ
った。電気伝導率測定器にはインピーダンスアナライザ
を用いて周波数を1kHzに設定して電気伝導率を測定
した。テフロンチューブ内には意図的に気泡を混入し、
このテフロンチューブ内の液体の流れを止めて測定を行
なった。このときの気泡は連続した1個の気泡であった
実験の結果は第1表に示すとおりである。
(以下、余白。) 第1表から明らかなように、蒸留水または水道水に溶解
物質を入れない試験No、1〜5では、気泡が無い状態
から気泡が存在する状態までの間電気伝導率の値が小さ
くその値に大きな変動は見られないが、試験No、6〜
8では気泡mがOから94XIO−’m℃の間は電気伝
導率が連続的に変化し、例えば第4図に示すような気泡
量と電気伝導率の関係があるものと推定される。試験N
O19に示すように、気泡量が9.4XIO−’よりも
大きな2.2X 10−3m12の場合には、試験N 
o、 8と同様の電気伝導率値を示し、このことから一
定以上の気泡量であると電気伝導率が変化しないことが
解る。これにより、導電性液体のインクの場合、気泡量
が0〜9.4X10−’m℃の範囲でリニアに電気伝導
率が変化し、テフロンチューブ中の気泡量を検出するこ
とが可能であることが解った。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明の導電性液体の気泡検出装
置によると、インクジェットプリント装置のノズルに供
給されるインク中に含まれる気泡mを所定のインク流路
間の電気伝導率より検出するようにしたので、簡単な装
置で気泡の異常発生を検出することができ、ノズルの目
詰まりを未然に防止することができる。
またこの装置によると、インク中の気泡を的確に検知で
きるので、気泡除去装置と組み合わせることにより、例
えば吸引ポンプ等の吸引装置によりインクを吸引し、ま
たはインクの供給圧力を高くしてインク流路中の気泡を
流し出す等の方法で気泡を除去することにより、簡単な
操作により正常なインク噴出動作に復元することができ
、印字不良等の印字欠陥を未然に防止することができる
したがって、ノズル部品の分解、新品ノズルへの取替え
等の煩雑な作業頻度を少なくし、噴出ノズル周囲のプリ
ントヘッドの修理作業を効率よく行なえ、歩留の向上を
図れるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を表わす概略構成図、第2図は
本発明の実施例による気泡除去装置を表わす部分概略説
明図、第3図はインク中の気泡量と電気伝導率の関係を
表わす実験結果説明図、第4図は従来例を表わす概略構
成図である。  a  b 3a 30、3 ・・・インクジェットプリント装置、 ・・・インクへウド本体、 ・・・インク入口ポート、 ・・・インク通路上壁、 ・・・ノズル(インク噴出孔)、 ・・・テフロンチューブ (絶縁配管)、 ・・・気泡トラップ装置、 ・・・インク出口ポート。 ・・・気泡分離用の突起、 ・・・気泡溜室、 l・・・電極、 ・・・電気伝導率測定器。 インク坊し9律の気シビ量 第4図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)インクジェットプリント装置の絶縁配管内を流通
    するインクの電気伝導率を測定することによってインク
    に含まれる気泡を検出することを特徴とする導電性液体
    の気泡検出方法。
  2. (2)インク噴出孔を有しインクに接する面の少なくと
    も一部分が導電性物質でできているプリントヘッド本体
    と、前記プリントヘッド本体のインク入口ポートとイン
    ク容器とを接続する絶縁配管と、この絶縁配管中のイン
    ク流路の少なくとも2点間の電位差を検出する電極と、
    これらの電極間の電位差よりインク流路中の気泡量に応
    じた電気伝導率を測定する測定器とからなることを特徴
    とする導電性液体の気泡検出装置。
JP33435788A 1988-12-29 1988-12-29 導電性液体の気泡検出方法および装置 Pending JPH02179456A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7297241B2 (en) 2002-08-23 2007-11-20 Roche Diagnostics Operations, Inc. Method and a device for monitoring a medical microsample in the flow measuring cell of an analyzer
CN102967629A (zh) * 2012-12-05 2013-03-13 江苏大学 纳通道中的热气泡产生、检测装置及检测方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7297241B2 (en) 2002-08-23 2007-11-20 Roche Diagnostics Operations, Inc. Method and a device for monitoring a medical microsample in the flow measuring cell of an analyzer
CN102967629A (zh) * 2012-12-05 2013-03-13 江苏大学 纳通道中的热气泡产生、检测装置及检测方法
CN102967629B (zh) * 2012-12-05 2014-10-29 江苏大学 纳通道中的热气泡产生、检测装置及检测方法

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