JPH02178907A - トランス - Google Patents
トランスInfo
- Publication number
- JPH02178907A JPH02178907A JP63333687A JP33368788A JPH02178907A JP H02178907 A JPH02178907 A JP H02178907A JP 63333687 A JP63333687 A JP 63333687A JP 33368788 A JP33368788 A JP 33368788A JP H02178907 A JPH02178907 A JP H02178907A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- winding
- output voltage
- leg
- core
- sectional area
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims abstract description 56
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 3
- 230000004907 flux Effects 0.000 abstract description 19
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 abstract description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 241001494479 Pecora Species 0.000 description 1
- 208000003251 Pruritus Diseases 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000007803 itching Effects 0.000 description 1
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000013011 mating Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Coils Of Transformers For General Uses (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
以下の順序で本発明を説明する。
A産業上の利用分野
B発明の概要
C従来の技術
り発明が解決しようとする問題点(第12図)E問題点
を解決するための手段(第1図、第7図〜第11図) F作用(第1図、第7図〜第11図) G実施例(第1図〜第11図) (G1)第1の実施例(第1図〜第3図)(G2)第2
の実施例(第4図〜第6図)(G3)第3の実施例(第
7図〜第11図)(G4)他の実施例 H発明の効果 A産業上の利用分野 本発明はトランスに関し、例えばスイッチングレギュレ
ータ回路のスイッチングトランスに適用して好適なもの
である。
を解決するための手段(第1図、第7図〜第11図) F作用(第1図、第7図〜第11図) G実施例(第1図〜第11図) (G1)第1の実施例(第1図〜第3図)(G2)第2
の実施例(第4図〜第6図)(G3)第3の実施例(第
7図〜第11図)(G4)他の実施例 H発明の効果 A産業上の利用分野 本発明はトランスに関し、例えばスイッチングレギュレ
ータ回路のスイッチングトランスに適用して好適なもの
である。
B発明の概要
本発明は、トランスにおいて、脚を所定断面積の複数の
脚部分に分割して巻線することにより、巻数比を整数比
以外の比率に選定して、所望の出力電圧を得ることがで
きる。
脚部分に分割して巻線することにより、巻数比を整数比
以外の比率に選定して、所望の出力電圧を得ることがで
きる。
C従来の技術
従来、スイッチングレギュレータ回路においては、スイ
ッチングトランスの巻数比を所定の整数比に選定し、こ
れにより入力電圧に対して、当該比率で決まる所望の出
力電圧を得るようになされている。
ッチングトランスの巻数比を所定の整数比に選定し、こ
れにより入力電圧に対して、当該比率で決まる所望の出
力電圧を得るようになされている。
D発明が解決しようとする問題点
ところで、スイッチングレギュレータ回路において、駆
動周波数を高くすれば、その分スイッチングレギュレー
タ回路の効率を改善できると考えられる。
動周波数を高くすれば、その分スイッチングレギュレー
タ回路の効率を改善できると考えられる。
さらにこのようにすれば、インダクタンスの低いスイッ
チングトランスを用いることができ、その分当該スイッ
チングトランスを小型化して、スイッチングレギュレー
タ回路全体を小型化できると考えられる。
チングトランスを用いることができ、その分当該スイッ
チングトランスを小型化して、スイッチングレギュレー
タ回路全体を小型化できると考えられる。
ところが、インダクタンスの低い小型のスイッチングト
ランスにおいては、その分1次巻線の巻数が減少する。
ランスにおいては、その分1次巻線の巻数が減少する。
従って所望の出力電圧を得るために、巻数比を整数比以
外の比率に選定しなければならない場合が生じ、この場
合必要とする出力電圧を得ることが困難になる問題があ
る。
外の比率に選定しなければならない場合が生じ、この場
合必要とする出力電圧を得ることが困難になる問題があ
る。
この問題を解決するための1つの方法として、巻数比を
高目の整数比に設定して所望の電圧よりも高い出力電圧
を得、当該出力電圧をシリーズレギュレータ回路で補正
する方法が考えられる。
高目の整数比に設定して所望の電圧よりも高い出力電圧
を得、当該出力電圧をシリーズレギュレータ回路で補正
する方法が考えられる。
すなわち第12図に示すように、駆動回路1において、
50(V:lの駆動電圧で、1次巻線が10ターンのス
イッチングトランス2を駆動する。
50(V:lの駆動電圧で、1次巻線が10ターンのス
イッチングトランス2を駆動する。
スイッチングトランス2の2次巻線は、全体が3ターン
に選定され、■ターン目に中間タップが設けられるよう
になされている。
に選定され、■ターン目に中間タップが設けられるよう
になされている。
従って、巻線1ターンについて5〔■〕の出力電圧が得
られることから、中間タップ及び2次巻線全体において
は、ダイオード3及び4と平滑コンデンサ5及び6で整
流することにより、それぞれ5〔■〕及び15(V:]
の出出力圧が得られる。
られることから、中間タップ及び2次巻線全体において
は、ダイオード3及び4と平滑コンデンサ5及び6で整
流することにより、それぞれ5〔■〕及び15(V:]
の出出力圧が得られる。
かくしてシリーズレギュレータ回路7で15〔v〕の出
力電圧を12(V)に補正することにより、5〔V〕及
び12(V)の出力電圧が得られる。
力電圧を12(V)に補正することにより、5〔V〕及
び12(V)の出力電圧が得られる。
ところが、このようにしてシリーズレギュレータ回路7
で出力電圧を補正する場合、シリーズレギュレータ回路
7で出力電圧を補正した分、当該電源回路全体の効率が
低下すると共に、シリーズレギュレータ回路7を設けた
分電源回路の構成が大型化し、駆動周波数を高くして電
源回路を小型化及び高効率化したことが無意味になる。
で出力電圧を補正する場合、シリーズレギュレータ回路
7で出力電圧を補正した分、当該電源回路全体の効率が
低下すると共に、シリーズレギュレータ回路7を設けた
分電源回路の構成が大型化し、駆動周波数を高くして電
源回路を小型化及び高効率化したことが無意味になる。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、巻数比を
所望の整数比に選定することが困難な場合でも、所望の
出力電圧を得ることができるトランスを提案しようとす
るものである。
所望の整数比に選定することが困難な場合でも、所望の
出力電圧を得ることができるトランスを提案しようとす
るものである。
E問題点を解決するための手段
かかる問題点を解決するため第1の発明においては、コ
ア11.12の脚11B、12Bに溝15を設けて、脚
11B、12Bを所定断面積の複数の脚部分AR2、A
R3に分割し、脚部分AR2、AR・3に巻線する。
ア11.12の脚11B、12Bに溝15を設けて、脚
11B、12Bを所定断面積の複数の脚部分AR2、A
R3に分割し、脚部分AR2、AR・3に巻線する。
さらに第2の発明のおいては、コア1B、19は、脚2
2.23.31.32を同心円状に配置し、脚22.2
3.31.32のうちの外周側の脚23.32に溝27
.33を設けて、所定断面積の複数の脚部分23A、2
3B、23C123D、32A、32Bに分割し、脚部
分23A、23B、23C,23D、32A、32Bの
実効断面積を可変して、巻線29の出力電圧を調整する
。
2.23.31.32を同心円状に配置し、脚22.2
3.31.32のうちの外周側の脚23.32に溝27
.33を設けて、所定断面積の複数の脚部分23A、2
3B、23C123D、32A、32Bに分割し、脚部
分23A、23B、23C,23D、32A、32Bの
実効断面積を可変して、巻線29の出力電圧を調整する
。
F作用
#11B、12Bを所定断面積の複数の脚部分AR2、
AR3に分割し、脚部分AR2、AR3に巻線するよう
にすれば、当該巻線に鎖交する磁束を、その分減少させ
て、所望の出力電圧を得ることがきる。
AR3に分割し、脚部分AR2、AR3に巻線するよう
にすれば、当該巻線に鎖交する磁束を、その分減少させ
て、所望の出力電圧を得ることがきる。
さらに、外周側の脚23.32を複数の脚部分23A、
23B、23C123D、32A、32Bに分割し、脚
部分23A、23B、23C123D、32A、32B
の実効断面積を可変するようにすれば、当該脚部分23
A、23B、23C123D、32A、32Bを通過す
る磁束を調整し得、かくして簡易に当該脚部分23Aに
周回された巻線29について、出力電圧を可変調整する
ことができる。
23B、23C123D、32A、32Bに分割し、脚
部分23A、23B、23C123D、32A、32B
の実効断面積を可変するようにすれば、当該脚部分23
A、23B、23C123D、32A、32Bを通過す
る磁束を調整し得、かくして簡易に当該脚部分23Aに
周回された巻線29について、出力電圧を可変調整する
ことができる。
G実施例
以下図面について、本発明の一実施例を詳述する。
(G1)第1の実施例
第1図において、10は全体としてスイッチングトラン
スを示し、同一形状のコ字状のコア11及び12を用い
て磁気回路を構成するようになされている。
スを示し、同一形状のコ字状のコア11及び12を用い
て磁気回路を構成するようになされている。
すなわち、コア11及び12を合わせて、その1つの脚
11A及び12Aに10ターンの巻線を施し、これによ
り1次巻線13を形成するようになされている。
11A及び12Aに10ターンの巻線を施し、これによ
り1次巻線13を形成するようになされている。
これに対して第2図に示すように、コア11及び12の
残りの脚11B及び12Bには、コア11及び1,2の
合わせ面に露出するように溝15が設けられ、当該溝1
5で脚11B及び12Bを、断面積の比が3:2の2つ
の領域(以下脚部分と呼ぶ)AR3及びAR2に分割す
るようになされている。
残りの脚11B及び12Bには、コア11及び1,2の
合わせ面に露出するように溝15が設けられ、当該溝1
5で脚11B及び12Bを、断面積の比が3:2の2つ
の領域(以下脚部分と呼ぶ)AR3及びAR2に分割す
るようになされている。
当該スイッチングトランス10の2次巻線は、この脚1
1B及び12Bの部分に巻線され、脚11B及び12B
全体を1タ一ン周回して中間タップT2が設けられるよ
うになされている。
1B及び12Bの部分に巻線され、脚11B及び12B
全体を1タ一ン周回して中間タップT2が設けられるよ
うになされている。
さらに中間タップT2から脚部分AR2を1タ一ン周回
した後、全体を1タ一ン周回して引き出し線が引き出さ
れるようになされている。
した後、全体を1タ一ン周回して引き出し線が引き出さ
れるようになされている。
従って、脚11B及び12B全体を周回する巻線におい
ては、当該コア11及び12に誘起された全ての磁束と
鎖交するのに対し、脚部分AR2を周回する巻線におい
ては、脚11B及び12Bの断面積を面積比3:2に分
割した分、鎖交する磁束数が減少する。
ては、当該コア11及び12に誘起された全ての磁束と
鎖交するのに対し、脚部分AR2を周回する巻線におい
ては、脚11B及び12Bの断面積を面積比3:2に分
割した分、鎖交する磁束数が減少する。
すなわち、断面積を面積比3:2に分割したことから、
全体の磁束数をΦとおくと、脚部分AR2を周回する巻
線においては、次式 の磁束Φ2と鎖交し、その結果全体を周回する巻線にE
〔■]の電圧が誘起される場合、当該巻線には、次式 %式% の電圧が誘起される。
全体の磁束数をΦとおくと、脚部分AR2を周回する巻
線においては、次式 の磁束Φ2と鎖交し、その結果全体を周回する巻線にE
〔■]の電圧が誘起される場合、当該巻線には、次式 %式% の電圧が誘起される。
従って、脚11B及び12B全体を1タ一ン周回する巻
き始めT1から中間タップT2に対して、脚部分AR2
を1タ一ン周回後全体を1タ一ン周回したする中間タッ
プT2から巻き終わりT3においては、次式 %式%(3) で表される分数比の出力電圧E1□及びE23を得るこ
とができる。
き始めT1から中間タップT2に対して、脚部分AR2
を1タ一ン周回後全体を1タ一ン周回したする中間タッ
プT2から巻き終わりT3においては、次式 %式%(3) で表される分数比の出力電圧E1□及びE23を得るこ
とができる。
従って、出力電圧を整数比以外の比に選定することがで
き、その分当該比率を所望の値に選定して、所定の出力
電圧を得ることができる。
き、その分当該比率を所望の値に選定して、所定の出力
電圧を得ることができる。
実際上第3図に示すように、第12図と同一条件で電源
回路を構成すると、中間タップT2の出力電圧を整流し
て5〔V〕の出力電圧が得られるのに対し、巻き終わり
T3の出力電圧を整流しただけで、12(V)の出力電
圧を得ることができ、その分電源回路全体の損失を低減
して小型化することができた。
回路を構成すると、中間タップT2の出力電圧を整流し
て5〔V〕の出力電圧が得られるのに対し、巻き終わり
T3の出力電圧を整流しただけで、12(V)の出力電
圧を得ることができ、その分電源回路全体の損失を低減
して小型化することができた。
以上の構成によれば、コア11及び12の脚11B及び
12Bを所望の断面積に分割して、分割した脚部分AR
2に巻線を周回させたことにより、出力電圧を整数比以
外の比に選定して、所望の出力電圧を得ることができる
。
12Bを所望の断面積に分割して、分割した脚部分AR
2に巻線を周回させたことにより、出力電圧を整数比以
外の比に選定して、所望の出力電圧を得ることができる
。
(G2)第2の実施例
第1図との対応部分に同一符号を付して示す第4図にお
いては、コア12に代えてこれにより脚15Aの断面積
が小さなコア15を用いるようにする。
いては、コア12に代えてこれにより脚15Aの断面積
が小さなコア15を用いるようにする。
すなわち第5図に示すように、コア15においては、コ
ア11と合わせた際にコア11の脚部分AR3を完全に
覆って、脚部分AR2の約半分の領域が露出するように
、断面積が選定されている。
ア11と合わせた際にコア11の脚部分AR3を完全に
覆って、脚部分AR2の約半分の領域が露出するように
、断面積が選定されている。
従って、磁束が漏れることなくコア11及び15が重な
り合う部分を通過する場合、脚部分AR2及びコア15
と重なり合う部分が減少した分、当該脚部分AR2を通
過する磁束が減少し、その結果脚部分AR,2の実効断
面積が減少する。
り合う部分を通過する場合、脚部分AR2及びコア15
と重なり合う部分が減少した分、当該脚部分AR2を通
過する磁束が減少し、その結果脚部分AR,2の実効断
面積が減少する。
すなわち、脚部分AR3及びAR2がコア15と重なり
合う面積比が3:lでなることから、当該脚部分AR3
及びAR2を通過する磁束Φ3及びΦ2においては、次
式 %式%(4) の関係が成り立ち、脚部分AR2を周回する巻線におい
ては、全体を周回する巻線に誘起される電圧E〔■〕に
対して、次式 %式% の電圧E2が誘起される。
合う面積比が3:lでなることから、当該脚部分AR3
及びAR2を通過する磁束Φ3及びΦ2においては、次
式 %式%(4) の関係が成り立ち、脚部分AR2を周回する巻線におい
ては、全体を周回する巻線に誘起される電圧E〔■〕に
対して、次式 %式% の電圧E2が誘起される。
これに対して第6図に示すように、コア11に対してコ
ア15の配置位置をずらし、コア15がコア11の脚部
分AR2を完全に覆うようにすると、脚部分AR3にお
いては、約1/3の領域が露出するようになる。
ア15の配置位置をずらし、コア15がコア11の脚部
分AR2を完全に覆うようにすると、脚部分AR3にお
いては、約1/3の領域が露出するようになる。
従ってこの状態においては、脚部分AR3の実効断面積
が減少し、脚部分AR3及びAR2がコア15と重なり
合う面積比が2:2に変化し、その結果脚部分AR3及
びAR2を通過する磁束Φ3及びΦ2においては、次式 %式%(6) の関係が成り立ち、脚部分AR2を周回する巻線におい
では、全体を周回する巻線に誘起される電圧E 〔V)
に対して、次式 の電圧E2が誘起される。
が減少し、脚部分AR3及びAR2がコア15と重なり
合う面積比が2:2に変化し、その結果脚部分AR3及
びAR2を通過する磁束Φ3及びΦ2においては、次式 %式%(6) の関係が成り立ち、脚部分AR2を周回する巻線におい
では、全体を周回する巻線に誘起される電圧E 〔V)
に対して、次式 の電圧E2が誘起される。
かくして断面を分割したコア11に対して、断面積の小
さなコア15の配置位置を可変することにより、分割し
た各脚部分AR2及びAR3の実効断面積を微調整し得
、各脚部分AR2及びAR3を周回する巻線について、
出力電圧を微調整することができる。
さなコア15の配置位置を可変することにより、分割し
た各脚部分AR2及びAR3の実効断面積を微調整し得
、各脚部分AR2及びAR3を周回する巻線について、
出力電圧を微調整することができる。
この実施例においては、かかる電圧調整原理に基づいて
、2次巻線の出力電圧を微調整し得るようになされてい
る。
、2次巻線の出力電圧を微調整し得るようになされてい
る。
すなわち第5図に示す第1の配置状態においては、中間
タップT2の出力電圧を整流して5〔■〕の出力電圧が
得られるのに対し、(5)式から巻き終わりT3の出力
電圧を整流して、11.25 [:■〕の出力電圧を得
ることができる。
タップT2の出力電圧を整流して5〔■〕の出力電圧が
得られるのに対し、(5)式から巻き終わりT3の出力
電圧を整流して、11.25 [:■〕の出力電圧を得
ることができる。
これに対して第6図に示す第2の配置状態においては、
中間タップT2の整流電圧を5〔V〕に保持したまま、
(7)式から巻き終わりT3の整流電圧を12.5(V
)に切り換えることができる。
中間タップT2の整流電圧を5〔V〕に保持したまま、
(7)式から巻き終わりT3の整流電圧を12.5(V
)に切り換えることができる。
従って必要に応じて、例えば出力電圧を検出しながら、
コア11に対するコア15の配置位置を調整することに
より、分割した各脚部分AR2及びAR3の実効断面積
を微調整して、所望の出力電圧のスイッチングトランス
を得ることができる。
コア11に対するコア15の配置位置を調整することに
より、分割した各脚部分AR2及びAR3の実効断面積
を微調整して、所望の出力電圧のスイッチングトランス
を得ることができる。
第4図の構成によれば、コア11の脚11Bを所望の断
面積に分割して、分割した脚部分AR2及びAR3に巻
線を周回すると共に、当該コア11に対して断面積の小
さなコア15の配置位置を調整することにより、分割し
た各脚部分AR2及びAR3の実効断面積を微調整して
、整数比以外の所望の出力電圧を得ることができる。
面積に分割して、分割した脚部分AR2及びAR3に巻
線を周回すると共に、当該コア11に対して断面積の小
さなコア15の配置位置を調整することにより、分割し
た各脚部分AR2及びAR3の実効断面積を微調整して
、整数比以外の所望の出力電圧を得ることができる。
(G3)第3の実施例
第7図においては、コ字状のコアに代えて同軸形状のコ
ア18及び19を対向させて磁気回路を構成するように
したものである。
ア18及び19を対向させて磁気回路を構成するように
したものである。
すなわち第8図に示すように、コア18においては、円
板形状の底板21の中心に円柱形状の脚22が配置され
、当該層22と同軸状に底板21の周囲に円筒形状の脚
23が配置されるようになされている。
板形状の底板21の中心に円柱形状の脚22が配置され
、当該層22と同軸状に底板21の周囲に円筒形状の脚
23が配置されるようになされている。
脚22には、所定回数だけ周回するように巻線25が施
され、巻線25が当該スイッチングトランス30の1次
巻線の一部を構成するようになされている。
され、巻線25が当該スイッチングトランス30の1次
巻線の一部を構成するようになされている。
これに対して、周囲の脚23には90度の角間隔で大き
な溝27が設けられ、当該溝27の1つを介して巻M2
5の引き出し線が引き出されると共に、当該溝27で脚
23全体が4分割されるようになされている。
な溝27が設けられ、当該溝27の1つを介して巻M2
5の引き出し線が引き出されると共に、当該溝27で脚
23全体が4分割されるようになされている。
これに対して第9図に示すように、コア19においては
、コア18と同様に同軸状に脚31及び32が形成され
、コア18の溝27と同一形状の溝33で外側の脚32
が2分割されるようになされている。
、コア18と同様に同軸状に脚31及び32が形成され
、コア18の溝27と同一形状の溝33で外側の脚32
が2分割されるようになされている。
さらに内側の脚31には、所定回数だけ周回するように
巻線34が施され、コア18の巻線25と共に当該スイ
ッチングトランスの1次巻線を構成するようになされて
いる。
巻線34が施され、コア18の巻線25と共に当該スイ
ッチングトランスの1次巻線を構成するようになされて
いる。
かくして、1次巻線25及び34で脚21及び31に誘
起された磁束は、コア18の底板21を介して脚23を
通過するにつき、分割された各脚部分23A、23B、
23C123Dを並列に通過した後、コア19の分割さ
れた脚部分32A及び32Bを並列に通過して脚22及
び32に戻るようになされている。
起された磁束は、コア18の底板21を介して脚23を
通過するにつき、分割された各脚部分23A、23B、
23C123Dを並列に通過した後、コア19の分割さ
れた脚部分32A及び32Bを並列に通過して脚22及
び32に戻るようになされている。
従って第10図に示すように、コア18及び19を密着
させる際に、コア18の脚部分23A123D及び23
B、23Cを、それぞれコア19の脚部分32A及び3
2Bで完全に覆うように配置すれば、コア18の各脚部
分23A、23B、23C123Dを通過する磁束を等
しい磁束数に選定することができる。
させる際に、コア18の脚部分23A123D及び23
B、23Cを、それぞれコア19の脚部分32A及び3
2Bで完全に覆うように配置すれば、コア18の各脚部
分23A、23B、23C123Dを通過する磁束を等
しい磁束数に選定することができる。
従って、脚部分23Aを周回する巻線29においては、
1次巻線1ターンについてE (V)の電圧を印加する
と、当該印加電圧E (V)の1/4の電圧E/4(V
)の電圧を誘起させることができる。
1次巻線1ターンについてE (V)の電圧を印加する
と、当該印加電圧E (V)の1/4の電圧E/4(V
)の電圧を誘起させることができる。
これに対して第11図に示すように、コア19を時計方
向に回転させて、コア19の脚部分33Aの側面がコア
18の脚部分23Cの側面と一致するようにすると、脚
部分23A及び23Cにおいては、コア19を回転させ
た分コア19と重なり合う面積が小さくなるのに対し、
脚部分23B及び23Dにおいてはコア19と全体が重
なり合う。
向に回転させて、コア19の脚部分33Aの側面がコア
18の脚部分23Cの側面と一致するようにすると、脚
部分23A及び23Cにおいては、コア19を回転させ
た分コア19と重なり合う面積が小さくなるのに対し、
脚部分23B及び23Dにおいてはコア19と全体が重
なり合う。
従って、脚部分23A及び23Cにおいては、実効断面
積が減少し、コア19と重なり合う部分の面積をSA、
重なり合わない部分の面積をSllとおくと、脚部分2
3Aを周回する巻線29においては、全体の磁束Φに対
して、次式 従って当該巻線29の誘起電圧を第10図の場合に比し
て減少させることができる。
積が減少し、コア19と重なり合う部分の面積をSA、
重なり合わない部分の面積をSllとおくと、脚部分2
3Aを周回する巻線29においては、全体の磁束Φに対
して、次式 従って当該巻線29の誘起電圧を第10図の場合に比し
て減少させることができる。
かくしてこの実施例においては、コア18及び19の脚
22及び31の中心に貫通穴40(第7図、第8図及び
第9図)が設けられ、貫通穴40を用いて回転自在にコ
ア18及び19を密着保持させることにより、巻線29
が周回された脚部分23Aの実効断面積を調整して、巻
線29の出力電圧を調整し得るようになされている。
22及び31の中心に貫通穴40(第7図、第8図及び
第9図)が設けられ、貫通穴40を用いて回転自在にコ
ア18及び19を密着保持させることにより、巻線29
が周回された脚部分23Aの実効断面積を調整して、巻
線29の出力電圧を調整し得るようになされている。
かくしてコア18に対して、コア19を回転させるだけ
の簡易な調整操作で、整数比以外の所望の出力電圧を得
ることができる。
の簡易な調整操作で、整数比以外の所望の出力電圧を得
ることができる。
第7図の構成によれば、外側の脚23を分割して、その
脚部分23Aに巻線すると共に、脚部分23Aの実効断
面積を調整することにより、整数比以外の所望の出力電
圧を得ることができる。
脚部分23Aに巻線すると共に、脚部分23Aの実効断
面積を調整することにより、整数比以外の所望の出力電
圧を得ることができる。
・・・・・・ (8)
の磁束ΦztAが鎖交するようになる。
(G4)他の実施例
なお上述の実施例においては、コ字状のコア及び同軸形
状のコアを用いた場合について述べたが、=18 コアの形状はこれに限らず、例えばEI型のコア等種々
の形状のコアを広く適用するこができる。
状のコアを用いた場合について述べたが、=18 コアの形状はこれに限らず、例えばEI型のコア等種々
の形状のコアを広く適用するこができる。
さらに上述の実施例においては、2次巻線を脚部分に巻
線する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、
必要に応じて1次巻線を脚部分に巻線するようにしても
よい。
線する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、
必要に応じて1次巻線を脚部分に巻線するようにしても
よい。
さらに上述の実施例においては、スイッチングトランス
に本発明を適用した場合について述べたが、本発明はこ
れに限らず、例えば信号を入出力する入出カドランス等
種々のトランスに広く適用することができる。
に本発明を適用した場合について述べたが、本発明はこ
れに限らず、例えば信号を入出力する入出カドランス等
種々のトランスに広く適用することができる。
H発明の効果
上述のように第1の発明によれば、脚を所定断面積の脚
部分に分割し、当該脚部分に巻線することにより、当該
巻線に鎖交する磁束を、その分減少させて整数比以外の
巻数比を得ることができ、かくして所望の出力電圧を得
ることがきる。
部分に分割し、当該脚部分に巻線することにより、当該
巻線に鎖交する磁束を、その分減少させて整数比以外の
巻数比を得ることができ、かくして所望の出力電圧を得
ることがきる。
さらに第2の発明によれば、脚部分の実効断面積を可変
することにより、当該脚部分を通過する磁束を可変調整
し得、これにより当該脚部分に周回された巻線について
、出力電圧を微調整することができる。
することにより、当該脚部分を通過する磁束を可変調整
し得、これにより当該脚部分に周回された巻線について
、出力電圧を微調整することができる。
第1図は本発明の一実施例によるスイッチングトランス
を示す斜視図、第2図はそのコアの形状を示す斜視図、
第3図は電波回路を示す接続図、第4図は第2の実施例
を示す斜視図、第5図及び第6図はその動作の説明に供
する路線図、第7図は第3の実施例を示す斜視図、第8
図及び第9図はそのコアの形状を示す斜視図、第10図
及び第11図はその動作の説明に供する路線図、第12
図は問題点の説明に供する接続図である。 2.10・・・・・・スイッチングトランス、11.1
2.15.18.19・・・・・・コア、IIA、II
B、12A、12B、22.23.31.32・・・・
・・脚、AR2、AR3,23A、23B、23C,2
3D、32A、32B・・・・・・脚部分、13.25
.29.34・・・・・・巻線、15.27.33・・
・・・・溝。 ぼ ρ イッチンク”トランス 第 4 図 10配置林゛旭 第20配置衣態 落 6 g 第 圀 コア 第 6 図 コア 羊 9 図
を示す斜視図、第2図はそのコアの形状を示す斜視図、
第3図は電波回路を示す接続図、第4図は第2の実施例
を示す斜視図、第5図及び第6図はその動作の説明に供
する路線図、第7図は第3の実施例を示す斜視図、第8
図及び第9図はそのコアの形状を示す斜視図、第10図
及び第11図はその動作の説明に供する路線図、第12
図は問題点の説明に供する接続図である。 2.10・・・・・・スイッチングトランス、11.1
2.15.18.19・・・・・・コア、IIA、II
B、12A、12B、22.23.31.32・・・・
・・脚、AR2、AR3,23A、23B、23C,2
3D、32A、32B・・・・・・脚部分、13.25
.29.34・・・・・・巻線、15.27.33・・
・・・・溝。 ぼ ρ イッチンク”トランス 第 4 図 10配置林゛旭 第20配置衣態 落 6 g 第 圀 コア 第 6 図 コア 羊 9 図
Claims (2)
- (1)コアの脚に溝を設けて、上記脚を所定断面積の複
数の脚部分に分割し、 上記脚部分に巻線するようにした ことを特徴とするトランス。 - (2)上記コアは、上記脚を同心円状に配置し、上記脚
のうちの外周側の脚に溝を設けて、所定断面積の複数の
脚部分に分割し、 上記脚部分の実効断面積を可変して、上記巻線の出力電
圧を調整するようにした ことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のトラン
ス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63333687A JP2751283B2 (ja) | 1988-12-29 | 1988-12-29 | トランス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63333687A JP2751283B2 (ja) | 1988-12-29 | 1988-12-29 | トランス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02178907A true JPH02178907A (ja) | 1990-07-11 |
JP2751283B2 JP2751283B2 (ja) | 1998-05-18 |
Family
ID=18268845
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63333687A Expired - Lifetime JP2751283B2 (ja) | 1988-12-29 | 1988-12-29 | トランス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2751283B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04120214U (ja) * | 1991-04-15 | 1992-10-27 | ミネベア株式会社 | 高周波トランス用コア |
JP2010016190A (ja) * | 2008-07-03 | 2010-01-21 | Fuji Electric Systems Co Ltd | 変圧器 |
JP2010050160A (ja) * | 2008-08-19 | 2010-03-04 | Toyota Industries Corp | インダクタンス装置 |
JP2011103348A (ja) * | 2009-11-10 | 2011-05-26 | Shindengen Electric Mfg Co Ltd | コイル |
JP2015207659A (ja) * | 2014-04-21 | 2015-11-19 | 富士通株式会社 | トランス及び電源回路 |
JP2021009975A (ja) * | 2019-07-03 | 2021-01-28 | 株式会社日立産機システム | 静止誘導機器 |
-
1988
- 1988-12-29 JP JP63333687A patent/JP2751283B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04120214U (ja) * | 1991-04-15 | 1992-10-27 | ミネベア株式会社 | 高周波トランス用コア |
JP2010016190A (ja) * | 2008-07-03 | 2010-01-21 | Fuji Electric Systems Co Ltd | 変圧器 |
JP2010050160A (ja) * | 2008-08-19 | 2010-03-04 | Toyota Industries Corp | インダクタンス装置 |
JP2011103348A (ja) * | 2009-11-10 | 2011-05-26 | Shindengen Electric Mfg Co Ltd | コイル |
JP2015207659A (ja) * | 2014-04-21 | 2015-11-19 | 富士通株式会社 | トランス及び電源回路 |
JP2021009975A (ja) * | 2019-07-03 | 2021-01-28 | 株式会社日立産機システム | 静止誘導機器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2751283B2 (ja) | 1998-05-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10958182B2 (en) | Transformer and LLC resonant converter having the same | |
US5619400A (en) | Magnetic core structures and construction techniques therefor | |
JP2007281224A (ja) | トランス | |
US4213084A (en) | Variable leakage transformer | |
JP3693061B1 (ja) | スイッチング電源装置 | |
US4176335A (en) | Electrical conducting apparatus | |
JPWO2005015725A1 (ja) | スイッチング電源装置 | |
US5317299A (en) | Electromagnetic transformer | |
JPH02178907A (ja) | トランス | |
JP2016051873A (ja) | コア構造、インターリーブ用チョークコイル及びトランス | |
CA1263159A (en) | Oscillating flux transformer | |
JPH0614447Y2 (ja) | 溶接用高周波変圧器 | |
US3443198A (en) | Variable inductor conversion system | |
US20190371512A1 (en) | Integrated magnetic assemblies and methods of assembling same | |
JPS6132506A (ja) | トランス | |
JP7295914B2 (ja) | 一体型コア本体を有する三相磁気アセンブリ | |
US4342075A (en) | Switched mode DC to DC converter using variable leakage transformer | |
US11711020B2 (en) | Transformers for multiphase power converters | |
JPS61248508A (ja) | スコツト結線変圧器用鉄心 | |
JPH02192705A (ja) | 内鉄形変圧器 | |
JPH03212913A (ja) | インダクタンス部品 | |
JPH02178908A (ja) | トランス | |
JPS6032738Y2 (ja) | フライバツクトランス | |
JPH0311875Y2 (ja) | ||
JPS5826496Y2 (ja) | インダクタ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080227 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090227 Year of fee payment: 11 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |