JPH02178789A - メモリカードとキャリングターミナルのメモリカード装着検出方法及びデータ処理方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はメモリカードとキャリングターミナルのメモリ
カード装着検出方法およびデータ処理方法に係り、特に
、携帯可能なキャリングターミナルのメモリカードとの
間でデータの授受を行うに好適なメモリカードとキャリ
ングターミナルのメモリカード装着検出方法およびデー
タ処理方法に関する。

〔従来の技術〕

小型軽量でかつ携帯用に構成されたデータ収集装置とし
て、キャリングターミナルが知られている。このキャリ
ングターミナルは制御部、メモリ部１表示部、操作部な
どを有し、ＩＣメモリカードが着脱自在に装着されるよ
うになっている。そしてキャリングターミナルは収集し
たデータをキャリングターミナル本体のメモリ部または
キャリングターミナルに装着されたＩＣメモリカードに
書き込むことができるように構成されている。尚、キャ
リングターミナルに類するものは、特開昭６３−１７０
７１９号公報に示されている。

【発明が解決しようとする課題〕

しかし、従来のキャリングターミナルにおいては、キャ
リングターミナル本体のメモリ部とＩＣメモリカードと
の間のデータ処理において操作性に十分配慮されていな
かった。すなわち、従来のキャリングターミナルにおい
ては、収集データを本体内のメモリ部に格納するかある
いはＩＣメモリカードに格納する構成が採用されていた
。収集データを本体内のメモリ部に格納した場合は、収
集データをホストコンピュータなどで処理する間はキャ
リングターミナルが使用できなくなるので、収集データ
をＩＣメモリカードに転送する必要があった。この処理
はオペレータの操作に従って行われ、キャリングターミ
ナル本体のメモリ部に収集データが格納されているか否
かをオペレータが憶えていなければならず、操作が煩し
いという不具合があった。

一方、収集データをＩＣメモリカードに直接書き込む場
合には、ＩＣメモリカードとホストコンピュータとの間
でデータの授受を行うときにはＩＣメモリカードをキャ
リングターミナルからはずさなければならず、キャリン
グターミナルにＩＣメモリカードを装着しない状態では
、データ収集を行うことができなかった。すなわち、従
来のキャリングターミナルは収集データをＩＣメモリカ
ードに直接書き込むかあるいはキャリングターミナル本
体のメモリ部に書き込まれた収集データをオペレータの
操作に従ってＩＣメモリカードに転送しなければならな
かった。

本発明の目的は、キャリングターミナルへの装着を容易
に検出することができるメモリカードおよびキャリング
ターミナルのメモリカード装着検出方法を提供すること
にある。またさらに、本発明の目的は、データ記憶手段
の装着状態に応じて収集データを適切なメモリ部へ格納
することができるキャリングターミナルのデータ処理方
法を提供することにある。

〔課題を解決するための手段〕

前記目的を達成するために、本発明は、第１のメモリカ
ードとして、データを格納するメモリ部と、データ送受
用の端子と、チェック信号を発生するチェック信号発生
部と、チェック信号を送信するためのチェック端子とを
有するものを構成したものである。

第２のメモリカードとして、データを格納するメモリ部
と、データ送受用の端子と、電気的に互いに接続された
複数のチェック端子とを有するものを構成したものであ
る。

第１のキャリングターミナルのメモリカード装着検出方
法として、第１のメモリカードとこのメモリカードの各
端子に接続可能な端子を有し指令に応じデータを収集す
るキャリングターミナルとの間でデータの授受を行うに
際して、キャリングターミナルの端子のうちメモリカー
ドのチェック端子に接続される端子にチェック信号が入
力されているか否かによりメモリカードの装着状態を検
出するようにしたものである。

第２のキャリングターミナルのメモリカード装着検出方
法として、第２のメモリカートとこのメモリカードの各
端子に接続可能な端子を有し指令に応じデータを収集す
るキャリングターミナルとの間でデータの授受を行うに
際して、キャリングターミナルの端子のうちメモリカー
ドの各チェック端子に接続される端子群に電気信号を印
加し、電気信号を印加した端子間が短絡されているか否
かによりメモリカードの装着状態を検出するようにした
ものである。

第１のキャリングターミナルのデータ処理方法として、
指令に応しデータを収集するキャリングターミナルとキ
ャリングターミナルに対して着脱自在に構成されたデー
タ記憶手段との間でデータの授受を行うに際して、キャ
リングターミナルにデータ記憶手段が装着されているか
否かを検出し、キャリングターミナルにデータ記憶手段
が装着されているときはキャリングターミナルの収集デ
ータをデータ記憶手段のメモリ部へ格納し、キャリング
ターミナルにデータ記憶手段が装着されていないときに
はキャリングターミナルの収集データをキャリングター
ミナルのメモリ部に格納するようにしたものである。

前記第１のデータ処理方法を含む第２のキャリングター
ミナルのデータ処理方法として、キャリングターミナル
にデータ記憶手段が装着されたときに、キャリングター
ミナルのメモリ部に格納されている収集データをデータ
記憶手段のメモリ部へ転送するようにしたものである。

第１または第２のデータ処理方法を含む第３のキャリン
グターミナルのデータ処理方法として。

キャリングターミナルの収集データをキャリングターミ
ナルまたはデータ記憶手段のメモリ部に格納するときに
、各メモリ部のデータ格納エリアに空エリアがないとき
にはデータオーバの表示を行うようにしたものである。

〔作用〕

メモリカードにはチェック端子が設けられているため、
チェック端子から発生する電気信号あるいはチェック端
子に印加された電気信号によりメモリカードがキャリン
グターミナルに装着されたか否かを容易に検出すること
が可能となる。

キャリングターミナルとデータ記憶手段との間でデータ
の授受を行う場合に、キャリングターミナルにデータ記
憶手段が装着されているときは収集データをデータ記憶
手段のメモリ部へ格納し、データ記憶手段が装着されて
ないときは収集データをキャリングターミナルのメモリ
部へ格納するようにしたため、データ記憶手段の装着状
態に応じて収集データを適切なメモリ部へ格納すること
が可能となる。このため、オペレータの操作を煩すこと
なくデータの処理を行うことができる。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。

第１図において、データ記憶手段としてのＩＣメモリカ
ード１０はほぼ直方形形状の板材で構成されており、こ
のＩＣメモリカード１０には各種データを格納するため
のメモリ部１２と、メモリ部１２に電力を供給するとと
もにチェック信号を発生するチェック信号発生部として
の電源部１４が装着されている。さらにカード１０の端
部にはデータ送受用の複数の端子１６とチェック信号を
送信するための複数のチェック端子１８が設けられてい
る。各端子１６はメモリ部１２に接続され、各チェック
端子１８は電源部１４に接続されている。またメモリ部
１２には空エリア管理部２０が設けられている。この空
エリア管理部２０はメモリ部１２のデータ格納エリアに
空エリアがどの程度残存しているかを記憶するように構
成されている。例えば、カウンタの機能を有し、データ
格納エリアにデータが格納されるごとにカウントダウン
し、カウント値が零になったときに空エリアがないとす
る信号を発生するように構成されている。

またメモリ部１２はデータ格納エリアの容量が２５６に
バイトのものが用いられている。そしてこのＩＣメモリ
カード１０は第２図に示されるキャリングターミナル２
２に装着され、キャリングターミナル２２とデータの授
受が行われるようになっている。

キャリングターミナル２２は小型軽量で携帯可能に構成
されており、装着可能な複数のチェック端子１８と対に
なるチェック端子２４、装着可能なデータ送受用端子１
６と対になるチェック端子２６、インターフェイス部２
８、制御部３０．メモリ部３２、操作部３４１表示部３
６、センサ部３８、空エリア管理部４０を備え、メモリ
部３２が１６にバイトのもので構成されている。

端子２６はインターフェイス部２８に接続され、端子２
４はセンサ部３８に接続されている。制御部３０にはイ
ンターフェイス部２８からのデータが入力されると共に
、操作部３４に設けられた各種操作ボタンの操作に基づ
くデータが収集データとして入力されるようになってい
る。そして制御部３ｏは入力したデータを収集データと
してメモリ部３２へ転送し、処理結果を表示部３６の画
面上に表示させるように構成されている。また空エリア
管理部４０は空エリア管理部２ｏと同一の機能を有し、
メモリ部３２に空エリアがないときには空エリアがない
旨の信号を制御部３ｏへ出方するようになっている。セ
ンサ部３８は端子２４間に電位差が生じたか否かを検出
し、端子２４間に電位差が生じたときにはキャリングタ
ーミナル２２にＩＣメモリカード１０が装着された旨の
信号を制御部３０へ転送するように構成されている。

本実施例は以上の構成からなり、次にその作用を第４図
のフローチャートに基づいて説明する。

まずキャリングターミナル２２の電源がオンになると、
制御部３０はセンサ部３８からの信号を取り込み、キャ
リングターミナル２２にＩＣメモリカード１０が装着さ
れたか否かの判定を行う（ステップ１００）。すなわち
、キャリングターミナル２２にＩＣメモリカード１０が
装着されると端子１８と端子２４とが接続され、端子２
４間に電源部１４からのチェック信号により電位差が生
じる。そしてセンサ部３８で電位差を検出したときには
検量信号を制御部３０へ出力するようになっている。こ
のため、センサ部３８からの信号によりキャリングター
ミナル２２にＩＣメモリカード１０が装着されたことが
検出されたときには、ＩＣメモリカード１０の空エリア
管理部２０からの信号を取り込み、メモリ部１２に空エ
リアがあるか否かの判定を行う（ステップ１０２）。メ
モリ部１２に空エリアがあるときにはメモリ３２からの
信号を取り込み、メモリ３２に収集データが格納されて
いるか否かの判定を行う（ステップ１０４）。メモリ部
３２に収集データが格納されているときには、この収集
データをインターフェイス部２８を介してＩＣメモリカ
ード１０のメモリ部１２へ転送する（ステップ１０６）
。このとき空エリア管理部２０からの信号を取り込み、
メモリ部１２に空エリアがあるか否かの判定を行う（ス
テップ１０８）。そしてメモリ部１２に空エリアがある
ときにはメモリ部３２の収集データをクリアしくステッ
プ１１０）、以降のデータ処理をＩＣメモリカード１０
への書き込みモートとする処理を行う（ステップ１１２
）。

一方、ステップ１０８において、ＩＣメモリカード１０
のメモリ部１２に空エリアがないと判定されたときには
、以降のデータ処理をメモリ部３２への書き込みモード
とする設定処理を行う（ステップ１１４）。そしてステ
ップ１１２゜１１４の処理の後は、ステップ１１２．１
１４によって設定されたモードに基づいた業務処理を実
行する（ステップ１１６）。

一方、ステップ１００でＩＣメモリカード１０が装着さ
れていないと判定されたとき、またはスチップ１０２で
ＩＣメモリカード１０のメモリ部１２に空エリアがない
と判定されたときにはステップ１１８に移り、空エリア
管理部４０からの信号を取り込み、メモリ部３２に空エ
リアがあるか否かの判定を行う。この処理で空エリアが
ありと判定されたときにはステップ１１４の処理に移り
、空エリアがないと判定されたときにはステップ１２０
の処理に移る。ステップ１２０においては、収集データ
を格納するための空エリアがないとして表示部３６の画
面上にデータオーバの表示を行う。これによりオペレー
タに収集データを格納できない旨を知らせることが可能
となる。

このように、本実施例においては、キャリングターミナ
ル２２にＩＣメモリカード１０が装着されたか否かによ
って収集データの格納位置を変えるようにしたため、Ｉ
Ｃメモリカード１０をキャリングターミナル２２からは
ずしてホストコンピュータなどとデータの授受を行うと
きでも、メモリ部３２に収集データを格納することがで
きる。

さらにＩＣメモリカード１０がキャリングターミナル２
２に装着されたときにはメモリ部３２の収集データがＩ
Ｃメモリカード１０に自動的に転送されるため、使い勝
手の向上を図ることが可能となる。

またＩＣメモリカード１０としては、第３図に示される
ように、チェック端子１８のかわりに互いに電気的に接
続された複数のチェック端子１８Ａを設けたものを用い
ることも可能である。この場合、センサ部３８が端子２
４間で短絡されたか否かを検出することにより、キャリ
ングターミナル２２にＩＣメモリカード１０が装着され
たか否かを検出することができる。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明によれば、メモリカードに
チェック端子を設けたため、チェック端子に生じる電気
信号の状態によってメモリカードがキャリングターミナ
ルに装着されか否かを容易に検出することができる。

また、キャリングターミナルにデータ記憶手段が装着さ
れたか否かにより収集データの格納位置を変え、最適な
位置に収集データを格納するようにしたため、使い勝手
の向上に寄与することができる。さらに、キャリングタ
ーミナルにデータ記憶手段が装着されたときに、収集デ
ータをデータ記憶手段のメモリ部へ転送したり、あるい
はキャリングターミナルとデータ記憶手段のメモリ部に
空エリアがないときにデータオーバの表示を行えば、さ
らに使い勝手の向上を図ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係るメモリカードの構成図、第２図は
本発明に係るキャリングターミナルの構成図、第３図は
本発明に係る他のメモリカードの構成図、第４図は本発
明に係るキャリングターミナルのメモリカード装着検出
方法およびデータ処理方法を説明するためのフローチャ
ートである。 １０・・・メモリカード、１２．３２・・・メモリ部、
１４・・・電源部、１６．２６・・・データ送受用の端
子、１８．２２・・・チェック端子、２０．４０・・・
空エリア管理部、２２・・・キャリングターミナル、２
８・・・インターフェイス部、３０・・・制御部。 ３４・・・操作部、３６　・表示部、３８・・・センサ
部。

Claims (7)

【特許請求の範囲】
1. １．データを格納するメモリ部と、データ送受用の端子
   と、チェック信号を発生するチェック信号発生部と、チ
   ェック信号を送信するためのチェック端子とを有するメ
   モリカード。
2. ２．データを格納するメモリ部と、データ送受用の端子
   と、電気的に互いに接続された複数のチェック端子とを
   有するメモリカード。
3. ３．請求項１記載のメモリカードとこのメモリカードの
   各端子に接続可能な端子を有し指令に応じデータを収集
   するキャリングターミナルとの間でデータの授受を行う
   に際して、キャリングターミナルの端子のうちメモリカ
   ードのチェック端子に接続される端子にチェック信号が
   入力されているか否かによりメモリカードの装着状態を
   検出するキャリングターミナルのメモリカード装着検出
   方法。
4. ４．請求項２記載のメモリカードとこのメモリカードの
   各端子に接続可能な端子を有し指令に応じデータを収集
   するキャリングターミナルとの間でデータの授受を行う
   に際して、キャリングターミナルの端子のうちメモリカ
   ードの各チェック端子に接続される端子群に電気信号を
   印加し、電気信号を印加した端子間が短絡されているか
   否かによりメモリカードの装着状態を検出するキャリン
   グターミナルのメモリカード装着検出方法。
5. ５．指令に応じデータを収集するキャリングターミナル
   とキャリングターミナルに対して着脱自在に構成された
   データ記憶手段との間でデータの授受を行うに際して、
   キャリングターミナルにデータ記憶手段が装着されてい
   るか否かを検出し、キャリングターミナルにデータ記憶
   手段が装着されているときにはキャリングターミナルの
   収集データをデータ記憶手段のメモリ部へ格納し、キャ
   リングターミナルにデータ記憶手段が装着されていない
   ときにはキャリングターミナルの収集データをキャリン
   グターミナルのメモリ部に格納するキャリングターミナ
   ルのデータ処理方法。
6. ６．キャリングターミナルにデータ記憶手段が装着され
   たときに、キャリングターミナルのメモリ部に格納させ
   ている収集データをデータ記憶手段のメモリ部へ転送す
   る請求項５記載のキャリングターミナルのデータ処理方
   法。
7. ７．キャリングターミナルの収集データをキャリングタ
   ーミナルまたはデータ記憶手段のメモリ部に格納すると
   きに、各メモリ部のデータ格納エリアに空エリアがない
   ときにはデータオーバの表示を行う請求項５または６記
   載のキャリングターミナルのデータ処理方法。