JPH02178215A - 養毛育毛料 - Google Patents

養毛育毛料

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Publication number
JPH02178215A
JPH02178215A JP32924388A JP32924388A JPH02178215A JP H02178215 A JPH02178215 A JP H02178215A JP 32924388 A JP32924388 A JP 32924388A JP 32924388 A JP32924388 A JP 32924388A JP H02178215 A JPH02178215 A JP H02178215A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
higher alcohol
hair
alcohol mixture
wax
growth agent
Prior art date
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Pending
Application number
JP32924388A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahide Nakada
中田 正秀
Tadashi Funada
船田 正
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NOF Corp
Original Assignee
Nippon Oil and Fats Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nippon Oil and Fats Co Ltd filed Critical Nippon Oil and Fats Co Ltd
Priority to JP32924388A priority Critical patent/JPH02178215A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、天然ワックスより得られる細胞賦活物質を有
効成分とする養毛育毛料に関するものである。
(従来の技術) 従来より、細胞賦活物質を有効成分とする養毛剤は数多
く知られている。細胞賦活効果を与える薬効成分として
、例えば血管拡張剤となるビタミンEなどのビタミン類
及びそのエステル(特開昭49−55676号公仰)、
皮膚機能賦活剤となるエストラジオールなどの女性ホル
モン剤及びピロリドンカルボン酸及び奇数炭素脂肪酸と
その誘導体(特公昭59−27809号公報)、血管拡
張剤となるミノキシジル(特開昭59−27809公報
)などが知られている。また、製品物性の改善の為に、
オリーブ油、ひまし油などの天然脂肪酸、もしくは、ス
テアリン酸、パルミチン酸の誘導体が知られている。
しかし、これらの皮膚賦活剤は生体の生理機能を促進す
る上でまだ充分な効果を発揮するものではなく、皮膚用
及び毛髪用化粧料に少量配合されて優れた養毛育毛効果
を与える物質の開発が望まれている。
(発明が解決しようとする課題) これまで開発された養毛育毛剤は充分な効果が発揮され
るものではなく、しかも対象となるのが、若年性脱毛症
であり、細胞の生理機能が衰えている老人性脱毛症に対
する養毛育毛剤は開発されていないのが現状である。
本発明の目的は、特に細胞の生理機能が衰えている老人
性脱毛症に対して、細胞賦活作用を示し、優れた育毛促
進効果を持つ養毛育毛剤を提供することである。
(’J題を解決するための手段) 本発明者らは機能性脂質の開発を目的として、種々の生
理活性物質をスクリーニングしてきたが、その一つに天
然ワックスより得られる高級アルコール混合物が種々の
細胞賦活作用を示すことを見出し、本発明を為すにいた
った。すなわち細胞賦活作用のある炭素数22〜38の
直鎖飽和高級アルコール混合物を含有することを特徴と
する養毛育毛料である。
この高級アルコール混合物には、ヘキサコサノール、オ
クタコサノール、トリアコンタノールなどが含まれるが
、これらの高級アルコールは基礎代謝率の向上、運動能
力の向上、有酸素能力の向上など様々な細胞賦活作用を
示すことが知られており、医薬品やその前駆体、健康食
品として期待されているものである。
フレトン(Cureton) らによれば、この高級ア
ルコールは、基礎代謝率の向上、運動能力の向上など多
くの生理活性を示すことが知られており(ThePhy
siological Effects of Whe
at Germ Oil onHumans in E
xercise、 C,C,Thomas Publi
sherSpringfield rllinois 
U、 S、 A、より)、我々のテストでも、有酸素能
力の向上作用が確認されている。
本発明に用いられる高級アルコール混合物は、ライスワ
ックス、カルナバワックス、キャンデリラワックス、エ
スパルトワックス、昆虫ワックス、鯨油ワックスなどの
天然ワックス中にエステル型として含まれているものを
、アルカリ加水分解し精製して用いる。例えば上記ワッ
クス100gに5〜15gの水酸化カリウムまたは水酸
化ナトリウムを加え、エタノール/水、1/1.100
〜30〇−中で50〜100℃の温度で0.5〜3時間
反応させて鹸化分解する。この分解液からヘキサン等に
よって高級アルコール区分のみを液々抽出して精製する
このアルコール混合物の養毛育毛料への添加量は0.1
〜10重量%の範囲で用いられ、好ましくは0.1から
5%の範囲で用いられる。
尚、この高級アルコール混合物は極めて疎水性の強いも
のであるので、添加の際には油性の成分あるいはエタノ
ールにあらかじめ加熱溶解してから添加処理することが
好ましい。
この発明の養毛育毛料の有効成分は、油溶性であるので
、乳剤性の軟膏、油脂性軟膏、アルコール性のローショ
ンなどの剤形に容易に調節できる。
例えば、ヘアークリーム、ヘアーオイル、ヘアーローシ
ョン、ヘアートニック、シャンプー、リンス、ポマード
、エアゾールなど常用の形態として用いることができる
この発明の育毛剤の有効成分以外の成分は、通常これら
の製造に用いられるものでよく、例えば基剤として蒸留
水、アルコール類、多価アルコール類、界面活性剤、油
脂類、香料、酸化防止剤などが配合され、さらに薬効成
分としてビタミン類、ホルモン類、血管拡張剤、アミノ
酸類、抗炎症剤、皮膚機能充進剤、角質溶解剤などの既
知の養毛剤をも同時に配合し得る。
(発明の効果) 本発明の養毛育毛料は、オクタコサノールなど炭素数2
2〜38の高級アルコールを配合しているので、育毛効
果の優れた従来にない養毛育毛剤を提供できる。
(実施例) 以下に製造例、実施例と比較例を用いて具体的に説明す
る。
製造例1 ライスワックス100gに10.5 gの水酸化カリウ
ムを加え、エタノール/水、1/1.200d中で63
℃、−時間反応させて鹸化分解した。この反応液からヘ
キサンによって高級アルコール区分のみを液液抽出して
精製した。反応液にヘキサン400 d、エタノール2
00−を加えて分層させ、下層を除く。
これにヘキサン200m!、水100−、エタノール2
00 mlを加えて2回目の分層を行い、下層を除く。
このものを50℃の温水200−で3回洗浄すると、高
級アルコール区分のみを含むヘキサン溶液が得られた。
ヘキサンを減圧下で除いて、約30gの高級アルコール
混合物が得られた。この高級アルコール混合物の成分は
オクタコサノール14%、ヘキサコサノール13%、ト
リアコンタノール30%が含まれていた。
製造例2 カルナバワックスを用いて製造例1と同様にして、高級
アルコール混合物29gを得た。この中にオクタコサノ
ール15%、ヘキサコサノール12%、トリアコンタノ
ール33%が含まれていた。
製造例3 昆虫ワックスを用いて製造例1と同様にして、高級アル
コール混合物28gを得た。この中にオクタコサノール
40%、ヘキサコサノール3%、トリアコンタノール4
5%が含まれていた。
実施例1 以下の組成でヘアオイルを調製した。尚、高級アルコー
ル混合物はライスワックスを原料にして製造したものを
用いた。
ツバキ油             96%香料   
            2%高級アルコール混合物(
製造例1) 1%酸化防止剤            
1%実施例2 以下の組成でヘアオイルを調製した。尚、高級アルコー
ル混合物はカルナウバワックスを原料にして製造したも
のを用いた。
流動パラフィン         75%オリーブ油 
           19%高級アルコール混合物(
製造例2) 4%香料               
1%酸化防止剤            1%実施例3 以下の組成でヘアクリームを調製した。尚、高級アルコ
ール混合物は、昆虫ワックスを原料にしたものを用いた
密猟               3%流動パラフィ
ン          47%ステアリン酸     
      3%高級アルコール混合物(製造例3) 
3%界面活性剤            3%香料  
            0.5%防腐剤      
       0.5%精製水           
  40%実施例4 以下の組成でヘアートニックを調製した。尚、高級アル
コール混合物は、ライスワックスを原料にしたものを用
いた。
エタノール           80  %ヒマシ油
             18.6%サリチル酸  
          0.3%高級アルコール混合物(
製造例1)  1  %香料            
   0.1%実施例5 以下の組成でヘアートニックを調製した。なお高級アル
コール混合物は、昆虫ワックスを原料にしたものを用い
た。
エタノール           79  %流動パラ
フィン         15  %ツバキ油    
         3 %高級アルコール混合物(製造
例3)2 %サリチル酸            0.
9%香料               0.1%実施
例6 以下の組成でヘアートニックを調製した。尚、高級アル
コール混合物は、カルナウバワックスを原料にしたもの
を用いた。
エタノール           54  %精製水 
            34.7%高級アルコール混
合物(製造例2)5 %グリセリン         
 5 %サリチル酸           0.2%界
面活性剤           1 %香料     
          0.1%比較例1 実施例1において、高級アルコール混合物をツバキ油に
かえた以外は同様の組成のものを調製した。
比較例2 実施例2において、高級アルコール混合物をオリーブ油
にかえた以外は同様の組成のものを調製した。
比較例3 実施例3において、高級アルコール混合物を流動パラフ
ィンにかえた以外は同様の組成のものを調製した。
比較例4 実施例4において、高級アルコール混合物をヒマシ油に
かえた以外は同様の組成のものを調製した。
比較例5 実施例5において、高級アルコール混合物をツバキ油に
かえた以外は同様の組成のものを調製した。
比較例6 実施例6において、高級アルコール混合物をエタノール
にかえた以外は同様の組成のものを調製した。
性能評価試験 40代、50代、60代の男性名40人ずつ、計120
人のパネラ−を無作為に10人ずつ選んで12のグルー
プに分け、上記のサンプルの内−つを毎日1回、2ケ月
にわたって使用させ、その性能を以下の要領で採点させ
た。その10人の平均点をそのサンプルの評価点とした
大いに改善されている やや改善されている 改善されている 改善されていない 3点 2点 1点 0点 以上のように高級アルコール混合物の有効性が確認され
た。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 炭素数22から38の直鎖飽和アルコール混合物を含有
    することを特徴とする養毛育毛料
JP32924388A 1988-12-28 1988-12-28 養毛育毛料 Pending JPH02178215A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32924388A JPH02178215A (ja) 1988-12-28 1988-12-28 養毛育毛料

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32924388A JPH02178215A (ja) 1988-12-28 1988-12-28 養毛育毛料

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02178215A true JPH02178215A (ja) 1990-07-11

Family

ID=18219252

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32924388A Pending JPH02178215A (ja) 1988-12-28 1988-12-28 養毛育毛料

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JP (1) JPH02178215A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0813859A3 (de) * 1996-06-22 1998-09-09 Wella Aktiengesellschaft Haarbehandlungsmittel mit Depotwirkung

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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