JPH02178047A - 捺印機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電子部品等の外郭体に商標、品名等を捺印す
る捺印機に関する。

〔従来の技術〕

第３図は従来の捺印機の一例を示す捺印機の斜視図であ
る。この捺印機は、ベース６上の両側に取り付けられた
着肉ローラ機構部１及び転写機構部２と、これらの間に
取り付けられた活字版部３とを有している。

着肉ローラ機構部１は、ベース６に取り付けられたコラ
ム７に乗せ固定されているインクタンク５と、コラム７
の両側から張り出したフレーム４に取り付けられたイン
クタンクローラ１ｂと、このイクタンクローラ１ｂと接
触しながら回転する着肉ローラ１ａとからなっている。

転写機構部２は、ヘッド２ｃのアーム２ｂに取り付けら
れたスタンプヘッド２ａと、このスタンプヘッド２ａを
９０°の範囲で往復回転運動させる回転軸２ｄと、この
回転軸２ｄに回転を伝える回転台２ｅとからなっている
。

また、これらの機構部との間に配置された活字版部３は
固定台３ｂと、その上に搭載され固定される商標及び品
名等が浮き彫りされた活字版３ａとを有している。

次に、この捺印機の動作を説明すると、まず、インクタ
ンク５に満たされたインクの適量を回転するインクタン
クローラ１ｂに塗布し、互いに反対方向に回転すること
により着肉ローラ１ａにインクを移す。次に、往復駆動
機構（図示せず）により、この着肉ローラ１ａを活字版
３ａ上に接して転がし、インクを活字版３ａに塗布する
。

次に、ヘッド２Ｃが９０゛回転し、スタンプヘッド２ａ
が下降しスタンプヘッド２ａが活字版３ａに接触し、ス
タンプヘッド２ａの下に取り付けられているゴム板に商
標及び品名を転写する０次に、スタンプヘッド２ａが９
０°反回転し、元の定位置に戻る。

次に、図面には示していないが、スタンプヘッド２ａの
下にペルトコベア等により送られてきた電子部品に、ス
タンプヘッド２ａを下降させ、電子部品のパッケージに
商標あるいは品名を転写させる。このような動作を繰返
して行ない、多数の電子部品に商標及び品名を転写して
いた。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかしながら上述した従来の捺印機では、活字版が目詰
りを起したり、版表面にごみが付着したりして、文字を
綺麗に転写出来なかったりすることがある。このため、
通常、作業者が、時々、機械を停止し、刷毛等による手
作業で活字版を掃除しなければならないという欠点があ
る。また、この清掃する頻度が多く、作業者の負担が多
くなる欠点もある。

本発明の目的は、作業者に負担を掛けることなく、自動
的に作業の間にサイクリックに活字版が清掃される捺印
機を提供することにある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明の捺印機は、ベースの中央に取り付けられた電子
部品の外郭体に捺印する社標及び品名が浮彫りされた活
字版と、この活字版の両側に配置された捺印用インクを
前記活字版に塗布する着肉ローラ部及び前記電子部品に
捺印を転写する転写機構部とを有する捺印機において、
前記活字版と相対的に往復運動することにより前記活字
版上を掃く刷毛で製作されたクリーニングローラと、前
記活字版上に圧縮空気を吹き付けるエアブロ−パイプと
を有する清掃機構部を備え構成される。

〔実施例〕

次に、本発明について図面を参照して説明する。

第１図は本発明の一実施例を示す捺印機の斜視図である
。この捺印機は、活字版３ａを清掃するための清掃機横
部８がベース６に架台（図示せず）を介して取り付けら
れている。また、この清掃機横部８は、周囲を刷毛で覆
われているクリーニングローラ８ａと、このクリーニン
グローラ８ａを覆うカバー８ｂ及びクリーニングローラ
８ａに圧縮空気を吹き付けるエアブロ−パイプ９とから
構成されている。

更に、この清掃機構部８には、駆動機構１１のラックと
直結しており、このラックがモータ１０に直結されたビ
ニオンを回転することにより清掃機構部８が往復運動す
る。この往復運動によりクリーニングローラ８ａが活字
版８ａの上を掃くことになる。また、この動作と同時に
エアブロ−パイプ９からは、活字版８ａ上を吹き付け、
クリーニングローラ８ａより掃き出されなごみあるいは
インクかすを吹き飛ばす。

これ以外の８％楕及びその動作は、従来例と同じである
。また、この清掃サイクルは、例えば、電子部品を１０
００個とか、ある程度の個数を捺印した後、行なうよう
にすれば、機械を停止することなく活字版を清掃出来る
。なお、着肉ローラ１ａが接近し、活字版３ａにインク
を塗布するときは、カバー８ｂは開くようになっている
。

第２図は本発明の他の実施例を示す捺印機の斜視図であ
る。この捺印機の清掃機構部８が前述の機構部と異なる
点は、前述の実施例ではクリーニングローラが回転しな
いのに対し、クリーニングローラ８ａが回転モータ１４
により回転されるこである。また、前述の例のように、
清掃機横部が往復運動するのに対し、清掃機構部８が固
定されていて、代りに、活字版８ａを乗せている台が往
復運動するように、走行用モータ１３とこの走行用モー
タにより駆動されるクロスローラガイド１２が設けられ
ていることである。

ここで、前述のクリーニングローラを覆うカバーは、着
肉ローラ１ａが近ずくときに、邪魔にならないように取
り除いである。これ以外は、前述の実施例と同じである
。この実施例は、前述の実施例に比し、クリーニングロ
ーラを回転することから、清掃効率がより上がるという
利点がある。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明の捺印機は、活字版上を掃く
円周囲を刷毛で製作されたクリ−ニゲローラと、圧縮空
気を活字版に吹き付けるエアブロ−パイプとを設け、こ
の清掃サイクルを捺印操作中に出来るようにすることに
よって、作業者に負担を掛けることなく、作業中にサイ
クリックに自動清掃出来るという効果がある。

図、第２図は本発明の他の実施例を示す捺印機の斜視図
、第３図は従来の捺印機の一例を示す捺印機の斜視図で
ある。

１・・・着肉ローラ機構部、１ａ・・・着肉ローラ、１
ｂ・・・インクローラ、２・・・転写機構部、２ａ・・
・スタンプヘッド、２ｂ・・・アーム、２ｃ・・・ヘッ
ド、２ｄ・・・回転軸、２ｅ・・・回転台、３・・・活
字版部、３ａ・・・活字版、３ｂ・・・固定台、４・・
・フレーム、５・・・インクタンク、６・・・ベース、
７・・・コラム、８・・・清掃機構部、８ａ・・・クリ
ーニングローラ、８ｂ・・・カバー９・・エアブロ−パ
イプ、１０・・・モータ、１１・・・駆動機構、１２・
・・クロスローラーガイド、１３・・・走行用モータ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ベースの中央に取り付けられた電子部品の外郭体に捺印
   される社標及び品名が浮彫りされた活字版と、この活字
   版の両側に配置された捺印用インクを前記活字版に塗布
   する着肉ローラ部及び前記電子部品に捺印を転写する転
   写機構部とを有する捺印機において、前記活字版と相対
   的に往復運動することにより前記活字版上を掃く刷毛で
   製作されたクリーニングローラと、前記活字版上に圧縮
   空気を吹き付けるエアブローパイプとを有する清掃機構
   部を備えることを特徴とする捺印機。