JPH02177898A - ストレプトコッカス・ミュータンスに特異的に反応するモノクローナル抗体 - Google Patents

ストレプトコッカス・ミュータンスに特異的に反応するモノクローナル抗体

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JPH02177898A JP63331740A JP33174088A JPH02177898A JP H02177898 A JPH02177898 A JP H02177898A JP 63331740 A JP63331740 A JP 63331740A JP 33174088 A JP33174088 A JP 33174088A JP H02177898 A JPH02177898 A JP H02177898A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ストレプトコッカス・ミュータンス(Str
eptococcus mutans)(血清型c /
 e / 、f )に特異的に反応するモノクロ−ナル
抗体、および該モノクロ−ナル抗体を産生ずるハイブリ
ドーマに関する。
従来技術 ストレプトコッカス・ミュータンスは、う蝕(虫歯)の
主たる原因菌として注目されている。ストレプトコッカ
ス・ミュータンスは健康人の歯面から採取したプラーク
からは、その23%からしか分離されないが、う蝕部位
からは100%に分離されるという報告がある。また、
ストレプトコッカス・ミュータンスが存在する比率と、
う蝕の発生頻度(DMFS)とが比例するということも
報告されている。さらに、健康な歯面にう蝕が起こるま
での経過を時間的に追って調へると、う蝕が発生する前
にはその部位にストレプトコッカス・ミュータンスが増
加するということも知られている。
ストレプトコッカス・ミュータンスはその血清型により
a % hに至る8つの型に分類されているが、近年、
DNAの相同性に基づきストレプトコッカス・クリセタ
ス(a型)、ストレプトコッカス・タンス(b型)、ス
トレプトコッカス・ミュータンス(c / e / f
型)、ストレプトコッカス・ソブリヌス(d/g型)、
ストレプトフッカス・ダウネアイ(b型)に再分類する
ことが提唱され、承認されている。このような分類に基
づくと、a型およびb型は貿歯類および稀にヒトから分
離され、h型はザルから頻繁に分離され、C/e/f型
のストレプトコッカス・ミュータンスはヒトから高率に
分離され、その分離率は90%にも及ぶことが知られて
いる。さらに、この血清型分類に従った各菌種とそのう
蝕発生の様子を比較すると、ストレプトコッカス・ミュ
ータンス(c/e/f型)は主として歯の溝部にう蝕を
発生させるのに対し、ストレプトコッカス・ソブリヌス
(d/g型)は平面部のう蝕をも多発させるという、種
間の差による発生部位の特異性も示されている[例えば
、教養歯科基礎医学シリーズ「臨床家のための口腔微生
物学」、鷹森健志部、株式会社書林(1986年)、お
よび「歯の健康と食生活」、浜田茂幸糾、第一出版株式
会社(1986年)を参照]。
以上のような報告から、近年の分類学的見地からいうと
、う蝕の多くはストレプトコッカス・ミュータンス(C
/e/f型)に起因し、ストレプトコッカス・ミュータ
ンスかう蝕の発生に関与する最も重要な病原菌であると
考えられる。
このように、ヒトの主たるう蝕原因菌であるス他の口腔
内ストレプトコツカス属には反応しない、特異性の極め
て高いモノクロ−ナル抗体の作成を試み、それに成功し
た。即ち、本発明は、血清型c / e / fのスト
レプトコ・7カス・ミュータンスとは反応するが、他の
口腔内ストレプトコツカス属とは反応しないモノクロ−
ナル抗体、および該モノクロ−ナル抗体を産生ずるハイ
ブリドーマを提供するものである。
発明の構成および効果 本発明に係るモノクロ−ナル抗体、および該抗体を産生
ずるハイブリドーマは、以下のようにして製造すること
ができる・即ち、 )ストレプトコッカス・ミュータンスの菌体を抗原とし
てマウスを免疫し、 i)該マウスの抗体産生細胞とマウスのミエローマ細胞
とを融合させ、血清型c / e / fのストレプト
コッカス・ミュータンスとは反応するが、他の口腔内ス
トレプトコツカス属とは反応しないモノクロ−ナル抗体
を産生じているハイブリドーマを選択し、 トレプトコノカス・ミュータンス(c / e / f
 ffDに特異的に反応するモノクロ−ナル抗体を作成
することは、ヒトにおけろう蝕の診断、予防、および治
療に極めて有用であり、現在までに、いくつかその作成
か試みられている。例えば、L ehnerらはストレ
プトコッカス・ミュータンス(C型)のスヘての菌に反
応し、ストレプトコッカス・ミュータンス(e/f型)
には弱く反応するモノクロ−ナル抗体を得ている[In
fect、  Immun、 46.1.68 (19
84) : Infect、 Immun、 55.8
]0 (1987)]。
発明の目的 本発明者はヒトの主たるう蝕原因菌であるストレプトコ
ンカス・ミュータンス(c/e/f型)に反応するモノ
クロ−ナル抗体の作製を試みていたか、これまでに得ら
れたモノクロ−ナル抗体はストレプトコッカス・ミュー
タンス(c / e / f 型)に完全に特異的なも
のではなく、他の口腔内ストレプトコッカス属の種と交
差反応を示すものであった。そこで、さらに検討を進め
、ストレプトコッカス・ミュータンス(c/e/’f型
)のみに反応し、111)該ハイブリドーマを適当な条
件下で培養し、該モノクロ−ナル抗体を回収する。
工程1)のマウスの免疫は、血清型c、e、またはfの
ストレプトコッカス・ミュータンスの菌体を抗原として
マウスに投与し、一定期間経過後さらに同一の抗原でマ
ウスを処理することによって行うことができる。血清型
fのストレプトコッカス・ミー−タンス、例えば5E1
7株を用いるのか好ましい。通常、この菌体はFreu
ndの完全アジュバントと混合してマウスに投与する。
また、リン酸緩衝化生理食塩水に懸濁させて投与しても
よい。
免疫するマウスとしては、例えばB A L B / 
cマウスを用いるのが好ましい。
工程11)の細胞融合は、工程1)で免疫されたマウス
の抗体産生細胞とマウスのミエローマ細胞とを用い、常
法によって行うことかできる。
抗体産生細胞としては、上記BALB/cマウスの肺細
胞が最も好ましいか、これ以外に、例えば、マウスのリ
ンパ節細胞や末梢リンパ球なとも使用することかできる
ミエローマ細胞トシては、マウスのミエローマ細胞株S
 P 210−Agl 4が好ましいが、P3N51−
1−l−1−AヤP3−X、63−Ag8−Ulなどの
細胞株も用いることかできる。
細胞融合法としては、ポリエチレングリコール法、HV
J法、電気融合法などを挙げることかできる。
また、得られたハイブリドーマの選択は、例えば、以下
のようにして行うことができる。即ち、ハイブリトーマ
を適当な培地で培養し、その培養液とストレプトフッカ
ス・ミュータンス(血清型c、e、およびf)およびそ
の他のストレプトコツカス属と反応させ、例えば酵素抗
体法(EIA)によってストレプトコッカス・ミュータ
ンス(血清型c、e、およびf)とのみ反応する抗体を
産生じているハイブリトーマを選択すればよい。次いて
、選択したハイブリドーマを限界希釈法によってクロー
ニングする。
工程111)のモノクロ−ナル抗体の回収は、例えus
 5alivarius)、およびストレプトコッカス
−サンダイス(Streptococcus sang
uis)とは反応しない。従って、本モノクロ−ナル抗
体は、ヒトにおけろう蝕の診断、予防、および治療に極
めて有用である。
以下に実施例を挙げて本発明をさらに詳しく説明するか
、本発明はこれに限定されるものではない。
寒旌珂 (1)抗原の調製 ストレプトコッカス・ミュータンス血清型fである5E
17株をプレイン・ハート・インフュージョン(以下、
BHIと略称する)液体培地に接種し、37°Cで18
時間培養した。培養した菌体を回収し、リン酸緩衝化生
理食塩水(以下、PBSと略称する)により3回遠心洗
浄してから、菌体をその2倍容量のPBSに懸濁した。
この菌液を沸騰水中で20分間処理した後、PBSで2
度洗浄した。得られた死菌体をPBSに懸濁して、66
0nmの濁度が1.0になるように菌液を調製ば、工程
11)で得られたクローンをマウスの腹腔内に移植した
後、その腹水液から常法によって行うことができるし、
大量培養装置を用いてノーイブリド−マクローンを培養
した培養液からも常法どうり回収することかできる。ま
た、回収した抗体を、硫安塩析、分子ふるい、イオン交
換クロマトグラフィー、アフィニティークロマトグラフ
ィー等によって精製してもよい。
後記実施例に示すように、本発明のモノクロ−ナル抗体
は、血清型c、e、およびfのストレプトコッカス・ミ
ュータンスとは反応するが、その他の口腔内ストレプト
コツカス属、ストレプトコツus) 、ストレプトコッ
カス・ソブリヌス(Streptococcus 5o
brinus)、ストレプトコッカス0ダウネストレプ
トコツカス・サリバリウス(Streptococcし
、これを抗原液として用いた。
(2)マウスの免疫 上記抗原液とPreund完全アジュバントの各々等量
を混和して乳状液(water −1n−oil状)と
した。
この乳状液をB A L B / cマウス(8週齢:
♀)に1mρ/匹で腹腔内投与して免疫し、その4週後
から1週毎に、0 5MQの抗原液7匹で12回反復し
て免疫を行った。免疫したマウスから血清を少量採取し
、後述の酵素抗体法(以下、EIAと略称する)により
血清中の抗体価を測定した。抗体価かエンドポイント測
定法で20万倍以上を示したマウスにつき、前述の最終
腹腔的免疫か終了して1週間後に再び前述の抗原液0.
5m(2を尾静脈中に投与し、その4日後に肺臓を摘出
して細胞融合に供した。
(3)ハイブリドーマの調製 B A L B / cマウス由来のミエローマ細胞S
P210−Ag14株を10%仔牛血清(以下、Fe2
と略称する)を含むダルベツコ変法イーグル培地(以下
、DMEM培地と略称する)中で培養し、生存率が90
%以上の状態で回収し、その細胞をDMEM培地で2回
洗浄した後、再びDMEM培地に懸濁してミエローマ細
胞浮遊液とした。この液中の生細胞密度を血球計算盤を
用いるトリパンブルー排除試験にて測定した。
免疫マウスから肺臓を摘出して、DMEMて3回洗浄後
、これを細切して、新たな1.OmρのDMEM培地中
でピンセ、 l−を用いて圧縮することにより分散させ
単個細胞浮遊液とした。結合組織や細胞凝集塊を静置し
て除き、この単個肺細胞を遠心して回収した。次いて、
この細胞を5mρの083%塩化アンモニウム溶液中に
+y、Hして水冷下に10分間放置し、混入する赤血球
を破壊した。
これに5m12のDMEM培地を加えて遠心し、得られ
た沈降細胞を8m0.のDMEM培地に懸濁して肺細胞
浮遊液とした。肺細胞浮遊液中の生存細胞数を前記のト
リパンブルー排除試験法で測定すると25〜3.0Xi
08個/匹てあった。各々のマウスから得られた肺細胞
浮遊液に、その生細胞数の1/10数のミエローマを含
むミエローマ細胞一マ・コロニーヲ形成すセタ。
(4)酵素抗体法(E I A)による抗体価の測定ス
トレプトコッカス・ミュータンス 5E17株をBHI
液体培地に接種し、37°Cて18時間培養した後、P
BSて3回遠心洗浄して菌体を得た。これをPBSに再
ひ懸濁して660nmの濁度が06となるよう調整し、
この菌液をN unc社製96穴イム/プレートIIに
50μり/穴となるよう分注し、37°Cにて一夜乾固
させて抗原固定化プレートとした。このプレートに1%
牛血清アルブミンを含むPBS(以下、BSA、−PB
Sと略称する)を300μQ/穴で分注し、37°Cて
30分間放置することにより非特異的吸着効果を低減さ
ぜた。BSA−P、BSをPBSて洗浄後、ノ\イブリ
ト−マ培養」1清、希釈した腹水」1清、あるいは希釈
した抗5E17株−マウス抗血清を50μQ/穴で分注
し、37°Cで1時間反応させた。これをPBSで洗浄
後、西洋ワサビペルオキ/ダーセで標識化した抗マウス
(IgG+IgM)−ヤキrgc(1’)BSA−PB
S希釈液を50μcV、/穴で分注し、浮遊液を混和し
、全細胞を遠心して回収した。」1清を除き、細胞を室
温に戻してから、]、mf2の50%ポリエチレングリ
コール(DMEM培地中)(以下、PEGと略称する)
を1〜2分かけて徐々に添加して細胞と混和した。次に
]、Om(2のDMEM培地を5分間に渡って徐々に加
え、PEGを希釈した後、遠心して細胞を回収した。得
られた融合細胞に、10mf2の20%FC3、]、O
OμMヒポキサンチン、16μMチミジンを含むDME
M培地(以下、HT培地と略称する)を加えて遠心腰洗
浄した。この細胞を新たなHT培地中に2.5×106
胛細胞/maとなるよう懸濁して、Corning社製
96穴カルチャープレー1・に]、 OOμ(2/穴と
なるように分注した。37°C15%CO2の存在下で
6時間培養した後、各人に100μρの800nMアミ
ノプテリンを含むHT培地を加え、培養液を400nM
アミノプテリンを含むHT培地(以下、HA T選択培
地と略称する)とした。その後、このHA、 T選択培
地中で10〜14日間、5%Co、存在下に37°Cて
培養し、ハイフリド37°Cて30分間反応させた。こ
れをPBSて洗浄後、2.2’−アンノー7−[3−エ
チルーヘンソチアゾリンー(6)−スルホン酸]と過酸
化水素を含む基質液(Kirkegaad and P
erry Laboratories社製)を50μQ
/穴で分注して、生しる発色の強度を41.4 nmに
おいて分光光度計て測定した。
抗体結合量と吸光度が比例関係を持つ時間域において得
られた結果を比較して抗体価の指標とした。
モノクロ−ナル抗体の菌種あるいは血清型特異性を判定
するため、上記の5E17株以外に下記の菌株も抗原と
して用いた。即ち、ミュータンス群連鎖球菌として、 ストレプトコッカス・クリセタス +−rs1株、E 
4.9株、836株 ストレゾ1ヘコツカス・タンス FA]株、BHT株、
KAYI株 ストレプトコッカス・ミュータンス°lngbritt
株、MT6R株、LM7株、24株、MT703R株、
0M7175株、MT557株 ストレプトコッカス・ソブリヌス OMZ l 76株
、MT6]5R株、813株、0M265株、6715
株、KIR株 ストレプトコッカス・タウ不アイ MP 25株、BF
el 2株、M 4.−4.9株ニス[−レプトコノノ
Jス・フィラス 8 S 1. +L HD3株 ならびに、他の口腔内連鎖球菌として、ストレフl−コ
ツカス・ミテイス ATCC9811株、ATCC1,
5909株、ATCC1,5910株、ATCC]、5
91.3株 ストレプトコノノJス・サリバリウス:HHT株、j(
T 9 R株 ストレプトコッカス・サンダイス MT株、S1゛6株
、ATCC10556株、ATCC10557株である
(5)ストレプトコッカス・ミュータンス血l青型c、
e、およびfに特異的に反応するモノクロ−ナル抗体を
産生するノーイブl) l・−マのクローニング コロニーを形成した培養穴から50μQずつ」−上、血
清型e);5E17株、0M21.75株、MT557
株(以上、血清型f)のみに反応する抗体を分泌するハ
イブリトーマを、ストレプトコッカス・ミュータンス(
血清型C,,e、、f)に特異的なモノクロ−ナル抗体
を分泌するマウスハイブリトーマf89株として樹立し
た(第1図)。
このマウスハイブリトーマf89株(このハイブリドー
マクローンか産生ずるモノクロ−ナル抗体はMAbf8
9と命名)は、微工研閑寄第10464号(FERM 
P−10464)として寄託されている。
(6)モノクロ−ナル抗体MAbf89の免疫グロブリ
ンクラスの同定 マウスハイブリドーマf89の培養」1清を分取し、サ
ンドイッチEIA法を原理とするマウスモノクロ−ナル
抗体アイソタイピングキット(Amersha+Jt製
)を用いて樹立ハイブリドーマクローンにより産生され
るモノクロ−ナル抗体MAbf89のアイソタイピング
を行った。同キットはマウスIgA、IgM、、IgG
+、IgG2a、IgG2+、、rg清を分取し、S 
E 1.7株を抗原として上記(4)に示したE/IA
にて抗S E 1.7株抗体の有無を検討した。EjA
陽性の培養穴中のコロニーを24穴カルチヤープレート
(Nunc社製)に移して培養を続けた後、各々につい
てHT培地中に10細胞/m12となるよう希釈分散し
、96穴カルチヤープレートに+−00μρ/穴となる
ように分注した。5%C○2の存在下、37°Cて10
〜14日間インキユヘートした後、コロニー形成穴の培
養上清を50μQ分取して、再びS E 1.7株を抗
原として上記(4)のEIAを行ない抗5E17株抗体
の有無を調へた。EIA陽性で単一コロニーを生じた培
養穴から、そのコロニーを24穴ノJルチヤーフレート
に移して培養し、上記と同様の限界希釈法によって再度
2回クローニングを行った。上記(4)に示した全ての
菌株を抗原に用いて、最終クローニングの培養上清中に
含まれているモノクロ−ナル抗体の抗原特異性を調へた
。ストレプトコッカス・ミュータンス lngbrit
t株、MT6R株(以上、血清型c);LM7株、24
株、MT703R株(以G3、およびに、λ鎖を同定す
る。これによると、モノクロ−ナル抗体MAbf89の
クラスは1gG2゜であり、そのL鎖はに型であった。
(7)マウス腹水中での抗体産生 B A L B / Cマウス(8〜10週齢)に0.
5mQのブリスタン(2,6,]、 o、 14−テト
ラメチルベンタテカン)7匹を腹腔内投与した。その1
0日後に、あらかしめ10%FC3を含むDMEM培地
で培養しておいたハイブリトーマf89を2.0×10
7/匹として同マウスの腹腔内に接種した。
接種して10〜20日後、マウスか死亡する直前に、腹
水を採取し、遠心して腹水上清を得た。Ingbrit
t株を抗原とし、上記(4)に示したEIAにより、得
られた腹水上清の抗体価を調へた。同時にハイブリドー
マf89の培養上清、およびそれを硫安分画して10倍
濃縮したものについても同様に抗体価測定を行い、これ
らを比較した(第2図)。得られた腹水上清は培養上清
の約260倍、濃縮培養上?青の約30倍の抗体価を持
ち、MAbf89の大量精製材料として適することか判
明し
【図面の簡単な説明】
第1図は、モノクロ−ナル抗体MAbf89と種々の菌
株との反応性を調べた結果を示すグラフであり、第2図
は、ハイブリドーマf89をマウス腹腔内に投与して得
た腹水液、ハイブリドーマf89の培養上清、およびそ
れを10倍濃縮したものについて、抗体価を測定した結
果を示すグラフである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ストレプトコッカス・ミュータンス(血清型c/e
    /f)に特異的に反応するモノクロ−ナル抗体。 2、請求項1記載のモノクロ−ナル抗体を産生するハイ
    ブリドーマ。
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