JPH02177651A - 電話機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ハンドセントと、電話機本体とからなる、い
わゆる−殻内な電話機に関する。

従来の技術 従来、この種の電話機には、電話機本体にメカニカルな
フックスイッチが備えられているので、このフックスイ
ンチをハンドセットでフックオン、フックオフすること
により、発呼および終話の状態が検出できるように構成
されている。

発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記従来の電話機ではハンドセットで電
話機本体に備えたフックスイッチを押し下げてフックオ
フした際に１ガチヤン”という大ぎな雑音が発生し、こ
の雑音が通話相手に伝わるので、通話相手に不快感を与
えるという問題があった。

本発明は、このような従来の問題を解決するものであり
、ハンドセットが電話機本体からの一定距離内に入ると
、終話力（検出できる優れた電話機を提供することを目
的とするものである。

課題を解決するための手段 本発明は、上記目的を達成するため、７ノクスイノチの
代わりに超音波を発信する超音波発信部と、超音波発信
部が発信した超音波を受信する超音波受信部とを設け、
超音波発信部で発信した超音波が超音波受信部で受信さ
れるまでの時間をタイマで計測し、タイマの計測時間が
所定時間よりも短いとぎは電話機本体から一定距離内に
ノ・ンドセノトが近づいたと判定し、終話とするように
したものである。

作用 本発明は、上記のような構成により、次のような作用を
有する。

すなわち、超音波による距離測定により、・・ンドセノ
トが電話機本体に触れる前に終話を検出することができ
るため、ハンドセットをフックオフする際に”ガチャン
″という大ぎな雑音が発生しなくなり、通話相手に不快
感を与えることをなくすことができる。

実施例 第１図は本発明の一実施例の電話機の構成を示すブロッ
ク図である。

第１図において、１は電話機本体を示し、超音波を発振
する発振器１１と、この発振器１１の出力により、後述
するハンドセット２の超音波発信部２１Ａ、　２１Ｂを
駆動するドライバ１２と、超音波発信部２１Ａ、　２１
Ｂが発信する超音波を受信する超音波受信部１３Ａ、　
１３Ｂと、この超音波受信部１３’Ａ、　１３Ｂの出力
を増幅する増幅器１４と、この増幅器１４の出力によっ
て時間の計測を終了するタイマ１５と、発振器１１を動
作させると同時にタイマ１５の時間計測を開始させ、タ
イマ１５の計測時間が所定値以上のときは局線系に通話
系１７を接続し、タイマ１５の計測時間が所定値以下の
ときは通話系１７を６０００の抵抗で終端させて局線系
を開放する通話路切換器１６を作動させる制御部１８と
が備えられている。

２はハンドセットを示し、超音波を発信する超音波発信
部２１Ａ、２１Ｂと、受話器２２と、送話器２３とが備
えられている。

３は電話機本体１とノ・ンドセット２を接続する機ひも
を示し、電話機本体１のドライバ１２とノ・ンドセノト
２の超音波発信部２１Ａ、　２１Ｂとを接続するととも
に、電話機本体１の通話系１７とノ・ンドセノト２の受
、送話器２２．２３とを接続するものである。

第２図（ａｌ〜（ｇｌは第１図の主要信号のタイミング
を示す波形図である。

次に、上記実施例の動作について説明する。

上記実施例において、まず、制御部１８は発振器１１お
よびタイマ１５に対して第２図（ａｌに示す測定要求パ
ルスを所定間隔で送るので、発振器１１は第２図ｆｂｌ
に示す波形の超音波を出力してドライバ１２を動作させ
、第２図（Ｃ１に示す超音波が超音波発信部２１Ａ、　
２１Ｂから発信されるとともに、タイマ１５は時間計測
を開始する。

このように超音波発信部２１Ａ、　２１Ｂから発信され
た超音波は超音波受信部１３Ａ、　１３Ｂで受信されて
第２図（山に示す受信出力となるので、この受信量カバ
増幅器１４でスレッシュ・ホールド・レベルｔｈを基準
にして第２図ｔｅｌに示すように増幅検波され、第２図
山に示すシーミツト・トリガ出力として出力され、タイ
マ１５は増幅器１４のシェミノト・トリガ出力で第２図
ｆｇｌに示す時間Ｔの時間計測を終了する。

上述のようにして時間計測したタイマ１５の時間Ｔが所
定時間に対して長いか、または短いか、すなわちハンド
セット２が電話機本体１かも一定距離以上離れているか
、否かを制御部１８は判定する。

この制御部１８の判定において、タイマ１５の計測した
時間Ｔが所定時間に対して長い場合は、・・ンドセット
２が電話機本体１から一定距離以上離れているので、通
話状態であるとみなし、通話路切換器１６を作動させて
局線系に通話系１７を接続させる。

そして、タイマ１５の計測した時間Ｔが所定時間に対し
て短い場合はハンドセット２が電話機本体１から一定距
離以内に近づいているので、終話状態であるとみなし、
通話路切換器１６を作動し、通話系１７を６０００の抵
抗で終端させて局線系を開放する。

このように、上記実施例によれば、電話機の終語検出を
従来のようなメカニカルスイッチで検出するのではなく
、超音波センサで検出することがでさるため、終話時に
雑音が発生しなくなり、通話相手に対して不快感を与え
なくて済むようになる。

なお、上記実施例では、常に発振器１１を動作させて超
音波受信部１３Ａ、　１３Ｂから超音波を発信させる例
で説明したが、常に発振器１１を動作させて超音波受信
部１３Ａ、　１３Ｂから超音波を発信させたのでは消費
電力が多くなるので、ハンドセント２を電話機本体１か
ら取り上げたのを検出する検出器を設け、この検出器の
検出出力に基づいて発振器１】を動作させて超音波受信
部１３Ａ、　１３Ｂから超音波？発信させる構成とする
ことにより、消費電力が少なくできるという効果を有す
る。

まだ、電話機本体１に超音波受信部１３Ａ、　１３Ｂを
設け、ハンドセット２に超音波送信部２１Ａ、　２１Ｂ
を設けた例で説明したが、電話機本体に超音波送信部を
設け、ハンドセットに超音波受信部を設ける構成として
も同等の効果を有する。

発明の効果 本発明は、上記実施例より明らかなように、フックスイ
ッチの代わりに超音波を発信する超音波発信部と、超音
波発信部が発信した超音波を受信する超音波受信部とを
設け、超音波発信部で発信した超音波が超音波受信部で
受信されるまでの時間をタイマで計測し、タイマの計測
時間が所定時間よりも短いときは電話機本体から一定距
離内にハンドセットが近づいたと判定し、終話とするよ
うにしたので、終話時に雑音が発生しなくなり、通話相
手に対して不快感を与えなくて済むようになるという効
果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の電話機の構成を示すブロッ
ク図、第２図ｆａ）〜（ｇｌは主要信号のタイミングを
示す波形図である。 １・・・電話機本体、２・・・ハンドセット、１１・・
・発振器、１２・・・ドライバ、１３Ａ、　　１３Ｂ・
・・超音波受信部、１４・・・増幅器、１５・・・タイ
マ、１６・・・通話切換器、１７・・・通話系、２１Ａ
、　２１Ｂ・・・超音波発信部、２２・・・受話器、２
３・・・送話器。 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 超音波を発振する発振器と、この発振器の出力で動作す
   るドライバと、このドライバの出力に基づいて超音波を
   発信する超音波発信部と、この超音波発信部が発信する
   超音波を受信する超音波受信部と、この超音波受信部の
   出力によって時間計測を終了するタイマと、前記発振器
   を動作させると同時に前記タイマの時間計測を開始させ
   、前記タイマの計測時間が所定値以上のときは局線系に
   通話系を接続し、前記タイマの計測時間が所定値以下の
   ときは前記局線系を開放する通話路切換器を作動させる
   制御部とを備え、前記超音波発信部または前記超音波受
   信部の一方をハンドセットに設け、前記超音波発信部ま
   たは前記超音波受信部の他方を電話機本体に設けた電話
   機。