JPH02176335A - 遮音・防水ルーバー - Google Patents

遮音・防水ルーバー

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JPH02176335A
JPH02176335A JP63329183A JP32918388A JPH02176335A JP H02176335 A JPH02176335 A JP H02176335A JP 63329183 A JP63329183 A JP 63329183A JP 32918388 A JP32918388 A JP 32918388A JP H02176335 A JPH02176335 A JP H02176335A
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JP
Japan
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louver
air passage
rain water
waterproof
blocked
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JP63329183A
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JPH045898B2 (ja
Inventor
Kimio Yoshida
公夫 吉田
Kazuhiro Ishikawa
和弘 石川
Shuichi Adachi
安立 修一
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KAIHATSU KOJI KK
SANKI BOUON ENG KK
Electric Power Development Co Ltd
Original Assignee
KAIHATSU KOJI KK
SANKI BOUON ENG KK
Electric Power Development Co Ltd
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Publication date
Application filed by KAIHATSU KOJI KK, SANKI BOUON ENG KK, Electric Power Development Co Ltd filed Critical KAIHATSU KOJI KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 建物等の通気口もしくは換気口に取着される防水ルーバ
ー、特に、遮音性を存する防水ルーバーに関する。
〔従来の技術〕
建物の通気口もしくは換気口に設けられる防水ルーバー
としては、従来、第5図(a)に示すような横型の防水
ルーバー20が一般的であった。この横型の防水ルーバ
ーは、図示しない支持枠体内に、水平方向に伸びる羽根
板21を上下所定間隔を隔てて配列・固定しであるので
、上下に隣り合う羽根板21で、屋内外を連通ずる空気
通路22を区画している。
〔発明が解決しようする課題〕
この種の防水ルーバーでは、換気口もしくは通気口に吹
きつける雨水は、羽根板21にあたって捕水されるが、
各羽根板21で捕水された雨水は、雨滴となって羽根板
21から落下するので、下側の羽根板21に衝突・飛散
し、飛散滴が空気通路22内に浸入して屋内に達したり
、雨滴が風により空気通路22内に吹き飛ばされて空気
通路22内で羽根板21に衝突して飛散し屋内に達した
りする等、充分な通気性を確保しようとすると、防水性
が低下するといった問題があり、特に、業務用・産業用
の建物、例えば、発電所等で用いる大形のものはこの問
題が顕著であった。
また、第5図(b)に示すような縦型の防水ルーパー0
A(31Aは空気通路)では捕集された雨水が羽根板3
1の面に沿って流下するので、上記雨滴の衝突・飛散の
問題は無いが、防水性能を向上するには羽根板の形状が
複雑になるという問題があった。
また、上記の業務用・産業用の建物(発電所本能や付属
機械室等)では、通気性や防水性だけでなく、騒音も遮
断したいが、従来のルーパーは上記横型のものも、例え
ば、第5図fb)に示す羽根板31を有する縦型ルーバ
ー30Aも、遮音効果は乏しく、特に、産業界では、遮
音性能、通気性能および防水性能ともに充分なルーパー
の開発が切望されていた。
この発明は上記した従来の問題を解消するためになされ
たもので、充分な遮音性能、通気性能および防水性能を
もたせることができる遮音・防水ルーバーを提供するこ
とを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は上記目的を達成するたため、枠体内に配列す
る羽根を、3面を有する縦型の羽根構体とし、上記枠体
内に屋内外に連通ずる空気通路を区画する2面を吸音板
で構成し、ルーバー前後方向から見て隣り合う羽根構体
の前後に対向する稜部が重なり合うように配列したもの
である。
〔作用〕
この発明では、屋内外を連通ずる空気通路が、吸音板で
形成されることから、空気通路を通して伝播しようとす
る騒音は、この吸音板で減衰される。また、縦型の羽根
構体を用いることから、捕集された雨水は羽根構体の面
に沿って流下して排水されることになり、横型ルーバー
のように、落下途中で飛散することはない。そして、こ
れらの効果は、3面を有する単純形状の縦型羽根構体を
用いて得ることができる利点がある。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図〜第3図において、1は遮音・防水ルバー全体を
示し、本実施例では、2組のルーバー図示しない通気口
もしくは換気口に前後2段に使用する例を示している。
2は支持枠体、3.3.3は羽根構体、3R13Lは羽
根構体半体であって、支持枠体2の左右方向に所定間隔
りを隔てて配列され、上下部で支持枠体2の上下枠に図
示しない固定手段により固定されている。なお、左右端
の羽根構体半体3R13Lは、本実施例では羽根構体3
の縦割り体となっている。羽根構体3は、−面が羽根構
体枠4に固定された遮音板3Aで、他の2面(等辺)が
羽根構体枠4に固定された吸音板3Bで閉塞された正三
角もしくは2等辺三角形状の筒体であって、相隣る羽根
構体3の一方の遮音板3Aが支持枠体2の前面側(屋外
側)に、他方の遮音板3Aが支持枠体2の後面側(屋内
側)に面し、吸音板3Bが対向する吸音板3Bとの間に
空気通路(所定間隔りの空間、例えば、L−140mm
)5を隔てて平行するように配列されている。7は縦長
の水返し部材であって、支持枠体2内に空気通路5を区
画して対向する羽根構体3もしくは羽根構体半体3Lま
たは3Rの一方の屋内側端部に沿って取着されている。
8は整流板である。なお、所定間隔りは、ルーパーを前
後方向から見た場合に、前後が見通せないように、即ち
、相隣る羽根構体3の稜部が前後方向から見て同一線上
に位置するか、或いは重なり合う大きさに選定される。
屋外側(前段)のルーパー1と屋内側(後段)のルーパ
ー1とは、羽根構体3、羽根構体半体3L、3Rの遮音
板3A相互が前後に対向し、吸音板3B同士が挟む稜部
が前後に対向しており、両者で、屋外側から屋内側に通
じる複数本の(字形の空気通路6を形成している。
この構成において、図示矢印方向から雨水が吹きつける
と、雨水の殆どは羽根構体3の屋外側に向いている遮音
板3A、空気通路5を区画している吸音板3Bの空気人
口部分にあたって捕水され、捕集された雨水は、羽根構
体3の表面を流下する。また、雨水が横なぐり状である
場合、空気通路5内深くに浸入してきた雨水も、吸音板
3Bに平行でない吹き込みの場合には、吸音板3Bに当
たって、捕水される。本実施例は、ルーパー1を2段に
設け、全体の空気通路6がく字状になるようにしである
から、雨水が、第1段目のルーパー1の空気通路5に平
行する向きに吹きつけ、一部が、1段目のルーパー1の
空気通路5を通過しても、2段目の羽根構体3で捕水す
ることができる。
更に、本実施例のように、水返し部材7を設ければ、防
水性能を一段と向上することができる。
また、本実施例では、屋内外に連通ずる空気通路5を吸
音板3Bで区画しであるから、空気通路5に入ってきた
騒音(空気振動)は、空気通路5を通過する間に、この
吸音板3Bで吸収されて減衰することになり、屋内への
、また屋外への騒音の伝播は大幅に低減される。特に、
本実施例では、空気通路5の屋外側開口と屋内側開口と
が、ルーパー前後方向から見て、重なる部分がないから
、雨水と同様、騒音も空気通路5をストレートに通り抜
けることがな(、減音効果は大きい。
上記実施例では、ルーパー1を前後2段に配置しである
が、第4図(a)に示すように、ルーパー1の屋外側に
、縦方向に伸びる複数枚の羽根板32を用いたルーパー
30を隣接配置しても、遮音効果と大きな防水効果を得
ることができ、第4図(b)に示すように、ルーパー1
を2段配置した上、屋外側に上記ルーパー30を配置す
るようにすれば、防水効果は飛躍的に向上する。両図に
おいて、33は支持枠体、34は羽根板32が区画する
空気通路である。なお、第4図(a)、(b)に示すル
ーパーでは、縦方向に伸びる羽根板32の向きを、空気
通路34と空気通路5がく字状に連通ずる向きにして防
水効果の向上を図っている。
この発明の効果を明確にするために、防水性能、遮音性
能、通気性能の実測結果を、従来−最前な防水ルーパー
と対比して別表に示す。
この表において、実施例1はルーパー1が2段の場合(
第1図の構成)、実施例2は実施例1の屋外側に縦方向
に伸びる羽根板を隣接配置した場合(第4図(blの構
成)、実施例3は1段のルーパー1の屋外側に縦方向に
伸びる羽根板を隣接配置した場合(第4図(alの構成
)である。また、比較例1は第5図(alの従来の横型
防水ルーパー20、比較例2は第5図(blの従来の縦
型防水ルーパー30Aの場合である。
この表から明らかなように、ルーパー1を用いた実施例
1〜3では、広い音域に亘って、比較例1.2に比し、
大きな遮音効果を得ることができる。また、防水効果は
、比較例1に比較して飛躍的に向上しており、特に、実
施例2の、ルーパー1を2段に使用し、屋外側に縦方向
に伸びる羽根板を隣接配置した場合の防水効果は際立っ
て優れている。また、通気性能は、ルーパー2段の実施
例1およびルーパー1段の屋外側に縦方向の羽根板を隣
接配置した実施例3では、従来のもとほぼ同等のものが
得られ、ルーパー2段の屋外側に縦方向に伸びる羽根板
を隣接配置した実施例2では若干低下するが、必要かつ
充分な通気性が得られている。
このように、本発明のルーパー1は、優れた遮音効果を
発揮し、羽根構体3は単純形状の構体であるが、所要の
防水性能を得ることができる。
なお、本発明の羽根構体3は三角形状の筒体であるので
、四角形状の筒体とした場合に比し、ルーバー単位幅当
たりの空気通路5の開口率を大きく取ることができると
いう利点があり、また、羽根構体3の内部に、補強材を
配設することができ、外部に設けなくても済むので、従
来の羽根板を用いるルーパーと比較した場合、設計・製
作上の利点が太き(、水平面、鉛直面とも構造的に有利
な三角形状を基調として羽根構体の構造強度を確保する
ことができ、これらの利点は、ルーバーの鉛直方向長さ
を大きく取りたい場合に、特に、顕著となる。
〔発明の効果] この発明は以上説明した通り、屋内外を連通ずる空気通
路が、吸音板で形成されることから、空気通路を通して
伝播しようとする騒音は、この吸音板で減衰され、その
上、縦型の羽根構体を用いることから、捕集された雨水
は羽根構体の面に沿って流下して排水されることになり
、横型ルーバのように、落下途中で衝突・飛11にする
のを防止し、防水性および通気性を充分に確保して、遮
音効果を従来に比して大幅に向上することができ、しか
も、単純な形状の縦型羽根構体を用いて上記効果を得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例を示す横断面図、第2図は上
記実施例の屋内側から見た正面図、第3図は上記実施例
の側面図、第4図(alおよび(blはこの発明の他の
実施例を示す横断面模式図、第5図(alおよび(b)
は従来の横型防水ルーバーおよび縦型防水ルーバーの横
断面模式図である。 図において、1−・−ルーバー、2−支持枠体、3−・
羽根構体、3R13L・−羽根構体半体、4羽根槽体枠
、5.6−空気通路、7−水返し部材、8−整流板、3
2・−縦方向の羽根板。 なお、図中、同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)枠体内に、左右方向所定の間隔を隔てて配設され
    た複数本の縦向きの羽根構体を有し、この羽根構体は、
    3面を有し、上記枠体内に屋内外に連通する空気通路を
    区画する2面が吸音板で構成され、隣り合う羽根構体の
    稜部が、ルーバー前後方向から見て、同一線上もしくは
    重なり合う位置にあることを特徴とする遮音・防水ルー
    バー。
  2. (2)互いに対向して空気通路を区画する2面の少なく
    とも一方の屋内側端部に水返し部材が取着されているこ
    とを特徴とする請求項1記載の遮音・防水ルーバー。
  3. (3)羽根構体の左右方向列がルーバー前後方向に複数
    段並び、ルーバー前後方向に対向して隣り合う羽根構体
    は、稜部同士もしくは面同士を対向もしくは対接して並
    んでいることを特徴とする請求項1または2記載の遮音
    ・防水ルーバー。
  4. (4)空気通路中に整流板を有することを特徴とする請
    求項1〜3記載の遮音・防水ルーバー。
  5. (5)枠体の屋外側に、縦向き羽根板を有するルーバー
    を隣接配置することを特徴とする請求項1〜4記載の遮
    音・防水ルーバー。
JP63329183A 1988-12-28 1988-12-28 遮音・防水ルーバー Granted JPH02176335A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63329183A JPH02176335A (ja) 1988-12-28 1988-12-28 遮音・防水ルーバー

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JP63329183A JPH02176335A (ja) 1988-12-28 1988-12-28 遮音・防水ルーバー

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JPH02176335A true JPH02176335A (ja) 1990-07-09
JPH045898B2 JPH045898B2 (ja) 1992-02-04

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JP63329183A Granted JPH02176335A (ja) 1988-12-28 1988-12-28 遮音・防水ルーバー

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JP (1) JPH02176335A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5386702A (en) * 1993-06-10 1995-02-07 Wiesen; Bernard Noise inhibiting arrangements for room air-conditioners
US6589112B2 (en) * 2000-12-29 2003-07-08 Evan Ruach Duct silencer

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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