JPH0217549Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0217549Y2
JPH0217549Y2 JP1984140086U JP14008684U JPH0217549Y2 JP H0217549 Y2 JPH0217549 Y2 JP H0217549Y2 JP 1984140086 U JP1984140086 U JP 1984140086U JP 14008684 U JP14008684 U JP 14008684U JP H0217549 Y2 JPH0217549 Y2 JP H0217549Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
screw
case
motor
case member
case members
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1984140086U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6154759U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1984140086U priority Critical patent/JPH0217549Y2/ja
Publication of JPS6154759U publication Critical patent/JPS6154759U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0217549Y2 publication Critical patent/JPH0217549Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dry Shavers And Clippers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は電気かみそりに係り、電動機によつて
回転される内刃を備えた本体ケースの構造に関す
る。
(従来の技術) 従来のこの種電気かみそりは、二つ割の一対の
ケース部材にて形成された本体ケースの一方のケ
ース部材の内刃配設部にねじにて電動機を固定
し、両ケース部材の結合は内刃配設部とは別の位
置のケース部材の外面に形成したねじ止めの凹部
でねじ止めした構造が採られていた。
実公昭58−39673号公報に記載されているよう
に、ケース部材の電動機収納部に電動機を収納
し、このケース部材の開口部を閉塞するブラケツ
トをねじにて固着する構造が知られている。
(考案が解決しようとする問題点) 上記従来の本体ケースの一方のケース部材の内
刃配設部にねじにて電動機を固定した構造の電気
かみそりは、本体ケースの一対のケース部材の外
面に意匠上必要のないねじ止め凹部が外面に露出
して外観性を損ない易く、またねじ止め凹部にひ
げ屑、塵埃などが溜り易く、不衛生であり、また
電動機の固定および両ケース部材の結合のための
ねじ止め作業をそれぞれ別個に行なうため組立作
業性が悪い欠点を有していた。
また上記実公昭58−39673号公報に記載されて
いる構造の電気かみそりでは、ケース部材の周壁
にねじ挿通孔を形成した構造のため、ケース部材
の周壁部が肉厚となり、ケース部材の周壁部にひ
けが生じ、外観性を損なうばかりか、寸法誤差が
生じ、電動機の位置決め保持が確実にできなくな
る問題があつた。
本考案は上記問題点に鑑みなされたもので、本
体ケースの外面に一対のケース部材を結合するね
じなどの固定部が露出されず、電動機の位置決め
保持が確実にでき、外観性に優れ、組立性のよい
電気かみそりを提供するものである。
〔考案の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本考案の電気かみそりは、一対のケース部材に
て形成され外刃、この外刃の内面に沿つて回転さ
れる内刃およびこの内刃を回転させる電動機収納
部を形成した本体ケースを備え、前記一方のケー
ス部材は後面に開口した電動機収納部を形成する
とともに前面に前記内刃を配設する内刃配設部を
形成し、かつこの内刃配設部に開口したねじ挿通
孔を有するねじ止め突部を前記電動機収納部内に
相対して周壁部から離間して突設し、前記他方の
ケース部材は前記一方のケース部材と結合される
前面に開口した電動機収納部を形成するととも
に、この電動機収納部の底面から前記一方のケー
ス部材のねじ止め突部に結合され前記ねじ挿通孔
に対向するねじ挿通孔を有するねじ止め突部を前
記電動機収納部内に周壁部から離間して突設し、
前記両ケース部材の各ねじ止め突部の相対する面
を前記電動機の両側に接触する電動機の位置決め
案内部とし、前記両ケース部材の電動機収納部に
前記電動機を収納してこの前記一対のケース部材
にて挾着保持し、この一対のケース部材の両ねじ
止め突部をこのケース部材の内刃配設部位置に開
口したねじ挿通孔から挿通したねじにて結合した
ことを特徴とするものである。
(作用) 本考案の電気かみそりは、本体ケースを形成す
る一対のケース部材の電動機収納部に両ケース部
材の各ねじ止め突部の相対する面の位置決め案内
部を電動機の両側に接触させて案内として収納
し、電動機を両ケース部材の電動機収納部に収納
して挾着保持し、この状態で両ケース部材の内刃
配設部に開口したねじ挿通孔からねじを挿通して
両ケース部材のねじ止め突部を結合し、電動機を
位置決め固定する。そしてねじ止め突部がケース
部材の電動機収納部に周壁部から離間して突設し
た構造のため、ケース部材のひけが生じることが
なく、また両ケース部材の固定部が本体ケースの
外方に露出されることがなく、また電動機の固定
の個所を少くできるものである。
(実施例) 本考案の一実施例の構成を図面について説明す
る。
1は本体ケースで、第1図、第2図に示すよう
に一対の合成樹脂にて成形された二つ割ケース部
材2,3にて構成されている。この一方の前側ケ
ース部材2は上部に内刃配設部4が略円筒状に形
成され、この内刃配設部4の開口縁部には外刃5
を設けた外刃保持体6が着脱可能に嵌着されてい
る。
またこの前側ケース部材2の内刃配設部4の内
底面7には左右に固定部となるねじ止め部8,8
が形成され、このねじ止め部8,8には前記内刃
配設部4の内底面7に開口したねじ挿通孔9を有
するボス状のねじ止め突部10,10が設けら
れ、この突部10,10は内刃配設部4の内底面
7にて仕切られた電動機収納部11に周壁部から
離間して対向して突出されている。
さらにこの電動機収納部11に位置して前面中
央部に電動機12の上部軸受部13を嵌合する位
置決め凹部14が形成され、この位置決め凹部1
4に内刃配設部4に開口した軸通孔15が形成さ
れている。
また前記他方の後側ケース部材3には前記前側
ケース部材2の電動機収納部11の位置に対向し
て電動機収納部16が形成され、この電動機収納
部16の内底面17の中央部に電動機12の下部
軸受部18を嵌合する位置決め凹部19を形成
し、この位置決め凹部19に前記ねじ止め突部1
0,10の内端に先端が接合するボス状のねじ止
め突部20,20が相対向して周壁部から離間し
て突出され、このねじ止め突部20,20にねじ
挿通孔24が貫通されている。またこの各ねじ止
め突部10,10,20,20の相対する内側面
には電動機12の両側面の形状に合せた電動機1
2の位置決め案内部22が形成されている。そし
て両ケース部材2,3の電動機収納部11,16
に電動機12の両軸受部13,18を位置決め凹
部14,19に嵌合して両ケース部材2,3を接
合することにより電動機12は電動機収納部1
1,16に収納されて両ケース部材2,3に挾着
保持される。この両ケース部材2,3のねじ止め
突部10,20の位置決め案内部22,22が電
動機12の両側に接触して電動機12の組込み時
の案内となつて電動機12を位置決め保持する。
この状態で一方のケース部材2の内刃配設部4に
開口したねじ止め部8,8のねじ止め突部10の
挿通孔9からねじ23を挿通して他方のケース部
材3のねじ止め突部20のねじ挿通孔24に螺合
して両ケース部材2,3を係合する。
また前記両ケース部材2,3の下部には第9図
に示すトランス25、蓄電池26,27などの電
気部品収納部28,29が形成され、この電気部
品収納部28,29の一側は側方に突出され、こ
の突出部30には上下方向に移動可能にプラク体
31が収納され、このプラグ体31の一対のプラ
グ刃32を進出させる通孔33が両ケース部材
2,3の下面に開口されている。このプラグ体3
1の一対のプラグ刃32が通孔33から進出され
た状態時にこの一対のプラグ刃32の基部に形成
した端子部34にそれぞれ接触するプラグ接触片
35は第3図、第5図に示すように取付板36の
両側に止着され、このプラク接触片35,35は
弾性を有し、下部は取付板36の下部側から離し
プラグ刃32の端子部34にそれぞれ接触する方
向に拡開傾斜されている。そしてこの取付板36
は突出部30の内壁面に沿つて配設されている。
この取付板36の外面側には略正方形状の視認用
突起37が形成され、この視認用突起37は両ケ
ース部材2,3の接合縁に切欠き形成した覗視窓
孔38から露出されるようになつている。なおこ
の視認用突起37の両側または一側に窓孔38の
縁部に形成した薄肉係合縁39に係合する係合溝
40が形成されている。
また前記本体ケース1の一側突出部30の上部
には第4図、第7図に示すようにプラグ体31の
上方に位置して摺動スイツチ41が収納され、こ
の摺動スイツチ41の前面に突出した操作突部4
2の側方に位置して両ケース部材2,3の接合縁
に操作用窓孔43が開口されている。
さらに一方のケース部材2の一側にはロツク釦
44を配設する操作用開口45が形成され、この
操作用開口45には内側からロツク釦44の釦部
46が進退可能に嵌合されている。そしてこのロ
ツク釦44は合成樹脂などにて成形され釦部46
およびその両側周縁部47は肉厚で断面略コ字状
に形成され、この周縁部47の両外端部には薄肉
の弾性片部49,50が一体に形成され、この一
方の弾性片部49はリベツト止めにより一方のケ
ース部材2の内面に止着され、この他方の弾性片
部50は一方のケース部材2の内側に形成した係
合部51に係止されている。またこの釦部46の
他側にはケース部材2の開口52から外方に突出
するロツク部53が一体に突設され、釦部46を
内方に押圧すると、ロツク部53も弾性片部4
9,50の弾性変形でケース部材2の外表面から
没入されるようになつている。
次に第2図乃至第6図において55はスイツチ
摘み体で、操作面部56とのこの操作面部56の
両側から一体に形成した側面部57とを有し内面
側および下面側が開放された断面略コ字状に形成
され、前記本体ケース1の一側に摺動可能に嵌合
されている。そしてこのスイツチ摘み体55の側
面部57,57で本体ケース1の両ケース部材
2,3を挾持するようになつており、本体ケース
1の一側角部は成形時の抜きテーパーが形成さ
れ、このスイツチ摘み体55の操作面部56の内
面中央部の両ケース部材2,3接合近傍および両
側面部57,57の内面の一部において本体ケー
ス1とのテーパー面以外の部分と接触摺動する3
個所の摺動面58が形成されている。またこのス
イツチ摘み体55の内面には前記本体ケース1の
操作用窓孔43から本体ケース1の内方に挿通さ
れ前記摺動スイツチ41の操作突部42に係合さ
れる係合突起59が突出され、このスイツチ摘み
体55の上下方向の摺動でスイツチ41は切換開
閉される。
またこのスイツチ摘み体55の前側のケース部
材2の前面部に嵌合される一方の側面部57の縁
部内面には第8図に示すように前記ロツク釦44
のロツク部53に係合する第1の係合凹部60
と、この第1の係合凹部60より下方に位置して
この第1の係合凹部60より上下方向の長さが短
かい第2の係合凹部61が形成されている。
なお、このスイツチ摘み体55の両側面部5
7,57の外縁側内面には第5図に示すように両
ケース部材2,3の外面に形成した案内溝62に
係合する係合突部63が形成されており、スイツ
チ摘み体55が本体ケース1から外れることがな
いようになつている。
また前記プラグ体31を進退させる摘み64が
本体ケース1の背面に突出されている。
次に65はカバーで、第6図に示すように前記
本体ケース1の前側のケース部材2の前面を覆う
ように嵌着されている。このカバー65の一側に
は前記スイツチ摘み体55を露出させる切欠部6
6が形成され、この切欠部66の上端はスイツチ
摘み体55のストツパー縁67となつている。
次に電気回路を第9図について説明する。
前記プラグ体31のプラグ刃32に接触するプ
ラグ接触片35にトランス25の一次側が接続さ
れ、このトランス25の二次側にダイオード6
9、抵抗68、第1の蓄電池26と、ダイオード
69、抵抗70、第2の蓄電池27との蓄電回路
が並列に接続され、この両蓄電池26,27に電
動機12が前記スイツチ41を介して接続されて
いる。
次にこの実施例の作用について説明する。
組立てに際しては後側ケース部材3の電動機収
納部16にねじ止め突部20,20の位置決め案
内部22を案内として電動機12の両側を沿わせ
て収納し、下部軸受部18を位置決め凹部19に
嵌合する。
また後側のケース部材3の電気部品収納部29
に配線基板71に配線されたトランス25、蓄電
池26,27、ダイオード69,69、抵抗6
8,70、スイツチ41を収納し、一側にプラグ
体31と取付板36を収納する。この取付板36
は視認用突起37の係合溝40をケース部材3の
接合縁に形成した窓孔38の係合縁39に係合す
る。
次いで前側のケース部材2を後側のケース部材
3に接合する。この状態で電動機12の上部軸受
部13が位置決め凹部14に嵌合され、回転軸7
2は軸挿通孔15から内刃配設部4に突出され
る。このケース部材2を接合するときねじ止め突
部10,10の位置決め案内部22が電動機12
の両側を案内として嵌合され、電動機12は位置
決めされて両ケース部材2,3に接着保持され
る。
またこの状態で前側ケース部材2を接合すると
取付板36の視認用突起37が窓孔38にて視認
され、取付板36の取付状態が正常か否か確認で
き、この段階でプラグ接触片35の接触不良など
の事故を防止できる。
次いで、一方のケース部材2の内刃配設部4に
開口されているねじ止め部8,8のねじ挿通孔9
からねじ23を挿通し、他方のねじ止め突部20
のねじ挿通孔24に螺合して両ケース部材2,3
をねじ止め結合する。またこの両ケース部材2,
3の一側にスイツチ摘み体55を嵌着すると、係
合突部63が案内溝62に係合されて抜け止めさ
れて上下方向に摺動可能に取付けられ、スイツチ
摘み体55の摺動面58が本体ケース1に摺動可
能に嵌合されて両ケース部材2,3の一側を挾着
する。この状態でスイツチ摘み体55の係合突起
59が操作用窓孔43から挿入されて摺動スイツ
チ41の操作突部42に係合される。さらにこの
状態で前側ケース部材2に取付けたロツク釦44
のロツク部53がスイツチ摘み体55の内面の第
1の係合凹部60に係合される。
また本体ケース1の他方ケース部材3の外面か
ら上下方向の案内溝74に摘み64を挿通してプ
ラグ体31にこの摘み64を取付ける。
また本体ケース1の内刃配設部4に内刃75を
配設して回転軸72に取付ける。次いで内刃配設
部4の開口縁部に外刃保持体6を嵌着することに
より外刃5の内面に内刃75が対向される。この
状態でねじ止め部8,8は本体ケース1の外方に
露出されていない。
次いでカバー65を本体ケース1の前面側に被
嵌する。この状態で、スイツチ摘み体55の上縁
はカバー65のストツパー縁67にて上方への移
動がロツクされる。この状態ではスイツチ摘み体
55はスイツチ41の操作突起42をスイツチ4
1の開放位置に保持している。
次にこの実施例の使用方法について説明する。
カバー65を本体ケース1より外すとスイツチ
摘み体55はストツパー縁67によるロツクが解
かれ上方に向つて移動可能とする。この状態でス
イツチ摘み体55を上方に向けて移動させる。こ
のスイツチ摘み体55は第1の係合凹部60に係
合されているロツク釦44のロツク部53によつ
て移動範囲を規制されており、ロツク部53によ
つて移動が制止されるまで移動するとスイツチ4
1は切換閉成されて第1の蓄電池26の放電回路
を形成し、電動機12は第1の蓄電池26を電源
として駆動され、内刃75は回転される。また第
1の蓄電池26の放電が完了すると電動機12は
停止される。
この状態でロツク釦44の釦部46を押圧する
と弾性片部49,50の弾力によつてロツク釦4
4は内方に偏倚し、ロツク部53が第1の係合凹
部60から外れ、スイツチ摘み体55は上方に摺
動可能となり、スイツチ摘み体55を上方に移動
させると、スイツチ摘み体55は係合突部63と
案内溝62との係合で規制される範囲移動され
る。この状態でロツク釦44のロツク部53が第
2の係合凹部61に係合される。この状態でスイ
ツチ41は切換閉成されて第2の蓄電池27の放
電回路が形成されて電動機12は駆動される。
また蓄電池26,27に充電する場合にはスイ
ツチ摘み体55にてスイツチ41を開放状態とし
てプラグ体31のプラグ刃32を本体ケース1か
ら突出させると取付板36のプラグ接触片35が
プラグ刃32の端子部34に接触され、蓄電池2
6,27の充電回路が形成され、プラグ刃32を
交流電源に接続すると蓄電池26,27は充電さ
れる。また充電後プラグ刃32を本体ケース1に
投入されるとプラグ接触片35とプラグ刃32の
端子部34との接触が解かれ、蓄電池26,27
の充電回路は開放される。
上記のように本体ケース1のケース部材2,3
にて電動機12を挾着して内刃配設部4にて両ケ
ース部材2,3をねじ止め結合するため、ねじ止
め部8,8が外方に露出されず外観性を損うこと
がなく、またねじ止め用の凹部が本体ケースの外
面に形成されることがないので、凹部にひげ屑、
塵埃が溜ることなく、衛生的であり、また電動機
12は両ケース部材2,3にて挾着保持するため
電動機12をねじ止めする必要がなく、ねじ止め
作業が少く、組立性が向上される。
また両ケース部材2,3のねじ止め部8,8の
ねじ止め突部10,10,20,20を電動機1
2の位置決め案内部22とすることにより電動機
12の組込み時にねじ止め突部10,10,2
0,20を案内として組込むことができ、組立作
業性が良好となり、さらに組立後は電動機12は
ねじ止め突部10,10,20,20にて位置保
持されて振れ止めされる。なお前記実施例ではね
じ止め突部10,10,20,20の位置決め案
内部22を電動機12の外面形状に合せたが必ず
しも電動機12の外面形状に合せた形状である必
要はなく、電動機12の両側を挾持する構造であ
ればよい。
またプラグ体31のプラグ刃32に接触するプ
ラグ接触片35を設けた取付板36は本体ケース
1の覗視窓孔38から覗視できるので、本体ケー
ス1の両ケース部材2,3を結合した状態で本体
ケース1内における取付状態を外方から確認で
き、プラグ接触片35とプラグ体31のプラグ刃
32との接触不良を防止でき、取付板36を確実
に組込むことができ、組立性が向上される。
また本体ケース1のケース部材2,3はスイツ
チ摘み体55にて挾持されるため、両ケース部材
2,3のねじ止め個所を少くしても確実に結合状
態を保持され、また両ケース部材2,3を係合爪
などで結合した構造のように本体ケース1を落下
させたときに係合が外れることもなく、またねじ
止め個所を少くできるため組立が容易となり、組
立時間を短縮でき、しかも両ケース部材2,3の
結合力が高められる。
またスイツチ摘み体55は本体ケース1の一側
部の各面の3個所でのみ接触されているため、ス
イツチ摘み体55の接触抵抗な少く、スイツチ摘
み体55は軽快に摺動され、また本体ケース1と
スイツチ摘み体55との接触部分が少く、本体ケ
ース1とスイツチ摘み体55との摩耗を少くする
ことができる。
さらにスイツチ摘み体55はロツク釦44のロ
ツク部53に直接係合する係合凹部60,61を
形成したので、スイツチ摘み体55がロツク部5
3によつて直接摺動を規制されスイツチ摘み体5
5のロツクが確実となり、またロツク部53は本
体ケース1の開口52から露出されるため両ケー
ス部材2,3を結合した状態でロツク部53の動
作を確認することができる。
なお前記実施例ではスイツチ摘み体55のスイ
ツチ41の開放状態から第1の蓄電池28の放電
回路を形成する切換動作をカバー65のストツパ
ー縁67にて規制したが、この構造に限られるも
のではなく、ロツク釦44のロツク部53と係合
凹部との係合で規制することもできる。
またロツク釦44の釦部46とその周縁部47
を肉厚補強部とすることによりスイツチ摘み体5
5の係合凹部60,61との係脱時に釦部46に
大きな力が作用しても破損することがなく、また
ロツク釦44の全体を肉厚としないため弾性片部
49,50の弾力性に富み操作性が軽く操作性が
向上される。
〔考案の効果〕
本考案によれば、電動機を本体ケースのケース
部材にて挾着して内刃配設部でケース部材をねじ
止め結合したので、固定部が外方に露出されず、
外観性が良好で、固定孔などにひげ屑、塵埃が侵
入附着せず、衛生的であり、また電動機を固定し
ないため、ねじ止め作業が少くなり、さらに、両
ケース部材のねじ止め突部を電動機の位置決め案
内部としたので、電動機の組込み時にねじ止め突
部を案内として組込むことができ、組立作業性が
良好となり、さらに組立後は電動機はねじ止め突
部にて位置保持されて振れ止めされ、組立性が向
上され、さらに両ケース部材のねじ止め突部はそ
れぞれ周壁部から離間して対向させたので、両ケ
ース部材の周壁部は肉厚にならず、外面にひけが
生ずることがないため、外観性を損なうことがな
く、またひけによる寸法誤差が生じることがな
く、確実に電動機を保持できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す電気かみそり
の横断平面図、第2図は同上一部を切欠いた正面
図、第3図は同上一部を切欠いた側面図、第4図
は同上一部の正面図、第5図は同上一部を切欠い
た側面図、第6図は同上側面図、第7図は同上ス
イツチ摘み体とロツク釦部との断面図、第8図は
同上スイツチ摘み体の内面図、第9図は同上電気
回路図である。 1……本体ケース、2,3……ケース部材、5
……外刃、9,12……ねじ挿通孔、10,20
……ねじ止め突部、12……電動機、22……位
置決め案内部、23……ねじ、75……内刃。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 一対のケース部材にて形成され外刃、この外刃
    の内面に沿つて回転される内刃およびこの内刃を
    回転させる電動機の収納部を形成した本体ケース
    を備え、 前記一方のケース部材は後面に開口した電動機
    収納部を形成するとともに前面に前記内刃を配設
    する内刃配設部を形成し、かつこの内刃配設部に
    開口したねじ挿通孔を有するねじ止め突部を相対
    して前記電動機収納部内に周壁部から離間して突
    設し、 前記他方のケース部材は前記一方のケース部材
    と結合される前面に開口した電動機収納部を形成
    するとともに、この電動機収納部の底面から前記
    一方のケース部材のねじ止め突部と結合され前記
    ねじ挿通孔に対向するねじ挿通孔を有するねじ止
    め突部を前記電動機収納部内に相対して周壁部か
    ら離間して突設し、 前記両ケース部材の各ねじ止め突部の相対する
    面を前記電動機の両側に接触する電動機の位置決
    め案内部とし、 前記両ケース部材の電動機収納部に前記電動機
    を収納してこの前記一対のケース部材にて挾着保
    持し、この一対のケース部材の両ねじ止め突部を
    このケース部材の内刃配設部位置に開口したねじ
    挿通孔から挿通したねじにて結合したことを特徴
    とする電気かみそり。
JP1984140086U 1984-09-14 1984-09-14 Expired JPH0217549Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984140086U JPH0217549Y2 (ja) 1984-09-14 1984-09-14

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984140086U JPH0217549Y2 (ja) 1984-09-14 1984-09-14

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6154759U JPS6154759U (ja) 1986-04-12
JPH0217549Y2 true JPH0217549Y2 (ja) 1990-05-16

Family

ID=30698445

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1984140086U Expired JPH0217549Y2 (ja) 1984-09-14 1984-09-14

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0217549Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5839673U (ja) * 1981-09-10 1983-03-15 株式会社東芝 券発行装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5839673U (ja) * 1981-09-10 1983-03-15 株式会社東芝 券発行装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6154759U (ja) 1986-04-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3080975B2 (ja) 電気バリカン
US4513470A (en) Combined structure of hand-held cordless vacuum cleaner and flashlight
JPH0217549Y2 (ja)
JPH0123418Y2 (ja)
JPH0123414Y2 (ja)
JPH0767017B2 (ja) 電子機器の筐体構造
JPS6223434Y2 (ja)
JPS6210949Y2 (ja)
JPH0633166Y2 (ja) ラツチ受け金具
JPS624302Y2 (ja)
JPS605891Y2 (ja) 電気かみそり
JPH0121658Y2 (ja)
JP2920067B2 (ja) スイッチ
JP3479692B2 (ja) 配線器具取付枠
JP2511520Y2 (ja) 電気かみそり
JPH0431796Y2 (ja)
JPH0314946Y2 (ja)
JPS583417Y2 (ja) ケ−ス
JPH0316616Y2 (ja)
JPH078759Y2 (ja) 引戸の戸車取付構造
JP3404842B2 (ja) 押釦スイッチ
JPS6224942Y2 (ja)
JPS6228292Y2 (ja)
JPS59161687U (ja) 電気器具取付装置
JPS5931020Y2 (ja) 電源プラグ