JPH0217382A - 炉底構造 - Google Patents

炉底構造

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Publication number
JPH0217382A
JPH0217382A JP16799588A JP16799588A JPH0217382A JP H0217382 A JPH0217382 A JP H0217382A JP 16799588 A JP16799588 A JP 16799588A JP 16799588 A JP16799588 A JP 16799588A JP H0217382 A JPH0217382 A JP H0217382A
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JP
Japan
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furnace
molten steel
bottom wall
electrode
distance
Prior art date
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Pending
Application number
JP16799588A
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English (en)
Inventor
Takeji Okada
岡田 竹司
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Daido Steel Co Ltd
Original Assignee
Daido Steel Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はアーク炉または取鍋の炉底構造の改良に関する
ものである。
[従来の技術及びその技術的課題] 鋼材を溶解するアーク炉、または取鍋等の底壁は、15
00℃程もある溶鋼を保持するために、アーク炉の場合
でその底壁の厚さ即ち溶鋼接触面から炉底殻までの距離
が50〜70■あり、取鍋の場合は25〜45cmある
。しかしてこの底壁には溶鋼中に異種材料が混入するの
を防ぐため該溶鋼と同種の金属材料からなる一定長の電
極棒を該底壁を構成している耐火物中に定間隔に垂直に
埋設し、この複数本の電極棒をもって電極を構成するよ
うにしである。このように複数本の電極棒を用いるのは
溶鋼の熱で該底壁が短期間で溶損するのを防ぐためであ
る。また電極棒の溶損をさらに効果的に防ぐために従来
から底壁外側に電極棒を冷却水または冷風により強制冷
却する手段が設けられ、′貨極俸が溶鋼から受ける熱量
とこの強制冷却手段よる奪熱量とをバランスさせること
で電極棒の溶解が底壁中の成る水準で止まるようにして
いた。
しかるに何らかの原因で強制冷却手段は突然停止するお
それがあり、仮に操業中(溶解時)に停止すると前記電
極棒が溶けて底壁が抜けるおそれがあるため、その場合
には溶鋼が外に流れ出し大事故につながる危険があった
そこで、本発明は上記強制冷却手段が万一停止したとし
ても底壁が抜けるような危険性のない炉底構造を提供せ
んとするものである。
[課題を解決するための手段] 本発明は上記課題を達成するため、溶鋼を保持するアー
ク炉または取鍋等の耐火物製炉体の底壁に該溶鋼と同種
の材料よりなる一定長の電極棒を複数本定間隔に垂直に
埋設して炉床電極を形成してなるものであって、該各電
極枠は該底壁の厚さ、即ち溶鋼接触面から炉底殻までの
距離が50〜70■の場合に直径1〜5a11.25〜
45(1!1の場合は直径1〜3.5a11となるよう
に設定してなることを特徴とした炉底構造である。
[作用] このように直径を設定した電極棒では、溶損が自然と抑
えられ強制冷却が停止しても底壁が抜けるおそれはない
[実施例] 以下本発明の一実施例を図面に基づき説明する。
第1図は直流アーク炉の断面図を示すが、1は底壁2外
周に該底壁2を囲う側壁3を一体に立設してなる耐火物
製の炉体であり、側壁3上端開口に水ジャケット4を介
して炉蓋5を被着し、更に、該炉蓋5から炉体1内に黒
鉛電極6を垂下してなる。前記底壁2には垂直に複数の
縦孔7を貫設すると共に該各縦孔7に一定長の鉄鋼層の
電極棒8を挿通して炉床電極を形成し、各電極棒8の下
端部は一部底壁2の炉底殻9から突出させると共に各下
端を導電板10に一体に固着する。そして、電源(図示
せず)から導出されるケーブル11を導電板10に接続
する。
更に、炉底殻9の外側に導電板10を囲うようにケーシ
ング12を取着し、該ケーシング12の前後にそれぞれ
冷却媒体である水若しくは空気を供給・排出する供給管
13と排出管14を連設して冷却機構16を構成し、操
業中各電極枠8が溶m15から熱を受けて生ずる溶損を
効果的に防止するため冷却している。なお、電極棒8は
溶鋼15中に異質物が混入するのを避けるため溶111
5と同じ材質のものが使用されている。
しかして本発明は特に底壁2の厚さ、すなわち溶鋼15
接触面■から炉底殻9外面0までの距離Aが50〜70
■の場合は直径Bが1〜50の電極棒8を使用する。こ
れにより操業中は正常な運転を維持し続ける。また、仮
に冷却機構16が故障して冷却能力が無くなっても、自
然放冷と溶鋼15が底壁2の外部に出るまでの距離を考
慮すると、実験上電極棒8の炉底殻9の外面より10■
入った位置で温度は溶解温度以下の1000℃におさま
り全溶解には至らないため、各縦孔8から溶鋼15が流
出するという危険性を生じさせない。また逆に電極棒8
の径を必要以上に細くすることは消耗度、製作上或いは
電気抵抗の面から好ましくなく前記範囲内の寸法に収め
る必要が有る。
因に、容量50tのアーク炉の場合電極棒8は60本使
用することで必要な電力量が供給できる。
また、取鍋の構成は図示を省略するが、上記直流アーク
炉の場合とほぼ同一であって、この場合は若干底壁の厚
みが薄くなり、通常溶鋼接触面から炉底殻までの距離が
25〜45mであるので、この場合は各電極棒の太さを
直径1〜3.5cmとすることでアーク炉の場合と同様
に溶損が防止できた。
尚、上記電極棒は丸断面のものについて説明したが、同
一の面積であれば四角等地の断面形状のものを用いても
良い。
[発明の効果] 本発明は以上実施例について説明したように、たとえ冷
却機構が事故等により一時停止したとしても電極棒が溶
解して底壁が抜けるようなおそれはなく溶鋼が流出する
ような危険性を回避できる。
また、このように耐熱性を向上させることができるので
、炉床の寿命も長くなるなど有益な効果を有する。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の一実施例を示すもので、第1図は直流アー
ク炉の全体の断面図、第2図は直流アーク炉の要部の断
面図である。 1・・炉体、2・・・底壁、8・・・電極棒、9・・・
炉底殻、15・・・溶鋼。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 溶鋼を保持するアーク炉または取鍋等の耐火物製炉体の
    底壁に該溶鋼と同種の材料よりなる一定長の電極棒を複
    数本定間隔に垂直に埋設して炉床電極を形成してなるも
    のであって、該各電極棒は該底壁の厚さ、即ち溶鋼接触
    面から炉底殻までの距離が50〜70cmの場合に直径
    1〜5cm、25〜45cmの場合は直径1〜3.5c
    mとなるように設定してなることを特徴とした炉底構造
JP16799588A 1988-07-06 1988-07-06 炉底構造 Pending JPH0217382A (ja)

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