JPH02173465A - 歯車式変速機のモジュレーションバルブ - Google Patents

歯車式変速機のモジュレーションバルブ

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JPH02173465A
JPH02173465A JP32553188A JP32553188A JPH02173465A JP H02173465 A JPH02173465 A JP H02173465A JP 32553188 A JP32553188 A JP 32553188A JP 32553188 A JP32553188 A JP 32553188A JP H02173465 A JPH02173465 A JP H02173465A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
load piston
oil pressure
modulation valve
valve
speed change
Prior art date
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Pending
Application number
JP32553188A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuyuki Saito
一之 斉藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、歯車式変速機の変速クラッチ・ブレーキの作
動油圧制御装置に係り、特に車両系建設機械等に搭載す
る歯車式変速機の操作弁の中のモジュレーションバルブ
に関する。
[従来の技術] 従来、建設機械等の歯車式変速機においては、変速レバ
ーを切り換えて或速度段のクラッチを接続すると、第3
図および第4図に示すように油圧ポンプから操作弁を経
て多板クラッチのピストン7に至る油圧回路4の圧力が
一旦Okg/eIT12近くまで下がり、モジュレーシ
ョンバルブ3およびクイックリターンバルブ9は左方に
摺動してドレン回路10が開口するが、前記油圧回路4
に油が流入し、該回路4に油が充満すると油圧の上昇が
開始され、操作弁内のクイックリターンバルブ9は左端
に加わる油圧により、スプリング9aを圧縮しつつ右方
に摺動する。
そしてドレン回路10を遮断し、該クイックリターンバ
ルブ9の軸心に設けられた小穴を通った圧油はロードピ
ストン3aの右端に作用し、該ロートピストン3aを左
方に押す。
またモジュレーションバルブ3の小穴3cを通った圧油
はピストン3dを左方に押し、その反力でモジュレーシ
ョンバルブ3はスプリング3b、3eを圧縮しつつ右方
に摺動し、リリーフ回路8が開口して圧油を流出させる
が、ロートピストン3aによって圧縮されたスプリング
3b、3eの張力によってリリーフ回路8は閉鎖され、
油圧が上昇する。
このようにして油圧は徐々に上昇し、モジュレーション
バルブ3は右方に、ロードピストン3aは左方に押され
るが、ロードピストン3aの左端が弁室内壁2aに当接
すると該ロードピストン3aの摺動は止まる。
上記のようにクイックリターンバルブ9とモジュレーシ
ョンバルブ3およびロートピストン3aの相対的な動き
によフて、予め設定した値に到達するまで油圧が徐々に
上昇するが、−例を挙げると第3図に示すように油圧ポ
ンプからクラッチピストンに至る回路内に油が充満する
ときのフィリング圧Aは1.5kg/am2、クイック
リターンバルブが第4図の右方に戻るときの油圧Bは2
.5kg/cm2、また油圧上昇カーブが垂直から斜め
に切り替わるときの初期圧Cは5kg / cm 2に
設定されている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら従来の操作弁においては、モジュレーショ
ンバルブの作動タイミングを油圧感知で動くクイックリ
ターンバルブによっているため、上記各段階における油
圧を更にきめ細かく設定することが困難で、初期圧5k
g/cT112では変速時に運転者に及ぼすショックが
大きいという問題に対して有効な対策が立てられていな
い。
本発明は前述した従来の問題点に着目し、前記初期圧を
変速ショックが感じられない程度まで下げることができ
、かつ簡単な構造で確実に作動するモジュレーションバ
ルブを提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために本発明に係る歯車式変速機の
モジュレーションバルブは、変速レバーの操作により作
動するりミツトスイッチと、モジュレーションバルブか
ら各速度段クラッチに向かう油圧回路の油圧を検出して
作動する油圧スイッチと、ロートピストンをスプリング
を介して前記モジュレーションバルブの方向に押すロー
トピストンブツシュ機構とを設け、前記リミットスイッ
チの作動によりロードピストンプッシュ機構を後退させ
、モジュレーションバルブから速度段クラッチへの回路
油圧が設定値以上になって油圧スイッチが作動すると、
前記ロードピストンプッシュ機構が前進してロードピス
トンをモジュレーションバルブの方向に押し込むことに
より、変速時のショックが緩和されるようにクラッチ接
続時の油圧上昇過程を調節する構成とした。
[作用] 上記構成によれば、変速レバーの動きをリミットスイッ
チで、また油圧回路内の僅かな圧力上昇を油圧スイッチ
で検出してロードピストンを作動させることにより、変
速機の油圧上昇カーブを早期に緩やかなものとしたので
、発進・変速時のショックを極めて小さなものとするこ
とができる。
[実施例] 以下に本発明に係る歯車式変速機のモジュレーションバ
ルブの実施例について、図面を参照して詳細に説明する
第1図において、変速レバー1のリンク部にリミットス
イッチ1aが、また操作弁室2内のモジュレーションバ
ルブ3から各速度段クラッチに向かう油圧回路4に油圧
スイッチ5がそれぞれ設けられ、前記リミットスイッチ
1a、油圧スイッチ5の配線は、ロードピストン3aを
スプリング3bを介して該モジュレーションバルブ3に
押し付けるロードピストンプッシュ機構6の電動モータ
6aに接続されている。ロードピストンプッシュ機構6
は、電動モータ6aの回転に伴って前進、後退するねじ
6bを有し、操作弁室2の端面に固着されている。
発進・変速のため操作しバー1を動かすとリミットスイ
ッチ1aが作動して電動モータ6aが起動し、ねじ6b
が後退するので、ロードピストン3aはスプリング3b
の張力で第1図の右方に摺動する。油圧ポンプから油圧
回路4を通った油が多板クラッチのピストン7を押して
各摩擦板が密着し、油圧回路4内に油が充満するフィリ
ング圧は1.5kg/am2であるが、更に油圧が上昇
して2 kg / am 2以上になると油圧回路4の
途中に設けられた油圧スイッチ5が作動して、電動モー
タ6aはねし6bを徐々に前進させ、ロートピストン3
aを左方に押し込む。
一方、油圧回路4内の圧力上昇に伴って小穴3Cからモ
ジュレーションバルブ3の内部に入った油がピストン3
dを押し、その反力でモジュレーションバルブ3は右方
に摺動し、リリーフ回路8が開口して油を流出させる。
しかしロードピストン3aによって圧縮されたスプリン
グ3bの張力によりモジュレーションバルブ3が左方に
押し戻され、リリーフ回路8が閉鎖されると再び油圧が
上昇し、モジュレーションバルブ3はスプリング3bを
圧縮しつつ右方に動き、リリーフ回路8を開く。このよ
うな動作の繰り返しにより油圧が徐々に上昇し、ロード
ピストン3aが操作弁室2の内壁2aに当接すると油圧
は15kg/cm2でバランスし、以後平衡状態を保つ
第2図は油圧回路4内の圧力変化を示すグラフであるが
、油圧の上昇は2 kg / e+n 2付近から緩慢
になり、その後に動力が車両の駆動輪に伝達されるため
、運転者に与えるショックは極めて小さい。
なお、クラッチ接続に要する時間は、ロードピストン押
し込み速度の調整、クイックリターンバルブ廃止に伴う
油圧回路変更によるフィリング時間の短縮等を行うので
、従来より長くなることはない。
本実施例ではロードピストンプッシュ機構として電動モ
ータにより回転して前後進するねじを用いたが、これに
限るものではなく電磁弁等を用いてもよい。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、従来用いられてい
たクイックリターンバルブを廃止し、変速操作をリミッ
トスイッチで、また油圧回路内の僅かな圧力上昇を油圧
スイッチで検出してロードピストンを作動させ、変速機
の油圧上昇カーブを早期に緩やかなものとしたので、発
進・変速時のショックは極めて小さくなり、乗り心地が
大幅に改善されるとともに、クラッチをはじめとして動
力伝達系統の耐久性を向上させることができるという効
果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例に係る歯車式変速機の操作弁のモジュレ
ーションバルブ付近の断面説明図、第2図は実施例に係
る回路油圧のグラフ、第3図は従来の操作弁を用いた場
合の回路油圧グラフ、第4図は従来の操作弁のモジュレ
ーションバルブ付近の断面説明図である。 1・・・・・・変速レバー 1a・・・・・・リミットスイッチ 3・・・・・・モジュレーションバルブ3a・・・・・
・ロードピストン 3b、3e・・・・・・スプリング 4・・・・・・油圧回路 5・・・・・・油圧スイッチ 6・・・・・・ロードピストンプッシュ機構特許出願人
 株式会社小松製作所 1 〇−

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  変速レバー1の操作により作動するリミットスイッチ
    1aと、モジュレーションバルブ3から各速度段クラッ
    チに向かう油圧回路4の油圧を検出して作動する油圧ス
    イッチ5と、ロードピストン3aをスプリング3bを介
    して前記モジュレーションバルブ3の方向に押すロード
    ピストンプッシュ機構6とを設け、前記リミットスイッ
    チ1aの作動によりロードピストンプッシュ機構6を後
    退させ、モジュレーションバルブ3から速度段クラッチ
    への回路油圧が設定値以上になって油圧スイッチ5が作
    動すると、前記ロードピストンプッシュ機構6が前進し
    てロードピストン3aをモジュレーションバルブ3の方
    向に押し込むことにより、変速時のショックが緩和され
    るようにクラッチ接続時の油圧上昇過程を調節したこと
    を特徴とする歯車式変速機のモジュレーションバルブ。
JP32553188A 1988-12-23 1988-12-23 歯車式変速機のモジュレーションバルブ Pending JPH02173465A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005351484A (ja) * 1995-12-11 2005-12-22 Denso Corp 車両用自動変速機制御装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005351484A (ja) * 1995-12-11 2005-12-22 Denso Corp 車両用自動変速機制御装置
JP4736643B2 (ja) * 1995-12-11 2011-07-27 株式会社デンソー 車両用自動変速機制御装置

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