JPH0217282Y2 - - Google Patents

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JPH0217282Y2
JPH0217282Y2 JP14809482U JP14809482U JPH0217282Y2 JP H0217282 Y2 JPH0217282 Y2 JP H0217282Y2 JP 14809482 U JP14809482 U JP 14809482U JP 14809482 U JP14809482 U JP 14809482U JP H0217282 Y2 JPH0217282 Y2 JP H0217282Y2
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JP
Japan
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cap
stepped portion
resistance
shaft
diameter stepped
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JP14809482U
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JPS5953205U (ja
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  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は車高調整装置用センサに関するもので
ある。
近年自動車の車高調整装置が種々提案されてお
り、この装置に用いられ、バネ上およびバネ下間
の相対的上下移動の変位を感知するセンサとして
変位を電気的に感知、出力するものがある。
一方、自動社用の電気機器は耐水拒絶性確保の
観点から配線の密封は重要な課題であり、外部か
らハンダ付作業等の必要な部分は最終的には液状
エポキシ樹脂等を流し込んで硬化させ完全に被覆
することにより密封を行つているのが一般的であ
る。しかしながら、この様な樹脂の流し込みは作
業性が悪く又樹脂の取扱いが面倒であるという欠
点を有している。
本考案は、この種従来の自動車用電気機器にお
ける密封作業の難点に鑑み液状樹脂を使用するこ
となく耐水拒絶性を確保することを目的とし、あ
わせて機器内の部品の固定化を作業性よく簡単に
行える様にした車高調整装置用センサの提供にあ
る。
以下図面に示す回転式ポテンシオメータ方式に
よる本考案の一実施例について説明する。第1
図、第2図において耐熱性樹脂材料よりなるセン
サのボデイ2はボルト16により固定されたブラ
ケツト19を介し自動車の車体(バネ上)に固定
されている。このボデイ2の内周には大径段部5
が形成され、この大径段部5には外径が大径段部
5の内径と略々等しいセラミツク等耐熱性でかつ
電気絶縁性大なる材料よりなる抵抗基板6が装着
され、この抵抗基板6の内側面には抵抗体パター
ン22及び良導体パターン23が印刷その他適宜
の方法で設けられており、抵抗体パターン22の
両端および良導体パターン23は各々基盤外側面
のターミナル4,4,4に導通されている。この
抵抗基板6の第1図における図上左側には、外周
に軸方向に伸びているフランジ部9を有するボデ
イと同様耐熱性樹脂材料よりなるキヤツプ1が位
置し、このフランジ部9の最小内径は対応するボ
デイ2端部外周の最大外径よりも小さくされてお
り、又、このキヤツプ1の内周には第3図に示す
如く軸方向抵抗基盤6側に伸びる複数個の円弧状
突条17が形成されている。又、ボデイの端面2
1にはOリング等の弾性材製シール部材7が装着
されており、抵抗基盤6を大径段部5に装着し、
ターミナル4,4,4をボデイ2に埋設された端
子3,3,3の内端にハンダ付け等により固定し
た後キヤツプ1のフランジ部9をボデイ2の端部
に押し込むことによつて、抵抗基盤6はキヤツプ
1の突条17と大径段部5の肩部18との間で挟
持固定されると共に、キヤツプ1とボデイ2間の
密封はシール部材7により達成される。この際突
条17の先端は若干変形するような軸方向高さを
もたせるのがよい。
一方、ボデイ2の内周には好ましくは焼結金属
よりなる軸受11が装着され、この軸受11内を
シヤフト12が貫通している。軸受11の側部に
はスペーサ13、ダストシール14およびシール
キヤツプ15が順次位置しそれら外周はボデイ2
の内周に嵌着され、各々をシヤフト12が貫通し
ている。このシヤフト12の抵抗基盤6側一端に
は、抵抗体パターン22および導電体パターン2
3上を、摺動し両者を電気的に接続するブラシ1
0が設けられたブラシ台8がその略中央部で固定
されており、又シヤフト12の他端はボデイ2か
ら突出しリンク24を介し例えば図示しない自動
車のアクスルハウジング、デフハウジング(バネ
下)に連結されている。又、ブラシ台8とボデイ
2の内周端面との間にはばね20が介在しシヤフ
ト12の軸方向に軸方向の遊びを吸収している。
次に本考案におけるセンサの作用を説明する
と、まず抵抗体パターン22の両端の一方をアー
スとし、他方に所定電圧を印加しておく。そし
て、例えば自動車の積載重量が増加し、自動車の
車体(図示せず)側が低くなると、車体とアクス
ルハウジングあるいはデフハウジング(図示せ
ず)との間に相対変位が生じ、この時シヤフト1
2はリンク24を介し基本位置より一方向に回動
しこの回動に伴いブラシ台8と共にブラシ10が
抵抗体パターン22及び導電体パターン23上を
摺動する。この時良導体パターン23とアース間
との電圧を出力信号としてとると、この出力信号
はブラシ10の移動に伴ない抵抗値の変化、即ち
電圧変化例えば電圧の増加として連続的に出力さ
れる。
この出力信号により、電気回路を介しコンプレ
ツサ(図示せず)を働かせ、例えばシヨツクアブ
ソーバ(図示せず)に流体を供給し自動車の車体
を上げて車高を調整する。又、自動車の積載重量
が減少し車体が高くなつた場合にはシヤフト12
が反対方向に回動し出力信号は例えば電圧の減少
として連続的に出力され、この出力信号により電
気回路を介し排出バルブ(図示せず)を開放しシ
ヨツクアブソーバ(図示せず)から流体を排出さ
せて車体を下げることにより車高が調整されるの
である。
本考案においては上述の如くターミナル4,
4,4と端子3,3,3との接続部の密封に液状
樹脂等の流し込みをすることなく、キヤツプ1を
ボデイ2端部に圧入するのみでよく、更にこの圧
入により密封と同時にキヤツプ1の突条17とボ
デイ2の肩部18との間で抵抗基盤6の挟持固定
も達成され、従つて密封作業の容易化と共に抵抗
基板6の固定方法の簡単化ができ組立作業性の点
から極めて効果のあるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す断面図、第2
図は第1図の−断面図、第3図は第1図に示
すキヤツプの−方向平面図である。 1……キヤツプ、2……ボデイ、3……端子、
4……ターミナル、5……大径段部、6……抵抗
基板、7……シール部材、8……ブラシ台、9…
…フランジ部、10……ブラシ、11……軸受、
12……シヤフト、13……スペーサ、14……
ダストシール、15……シールキヤツプ、16…
…ボルト、17……突条、18……肩部、19…
…ブラケツト、20……ばね、21……端面、2
2……抵抗体パターン、23……良導体パター
ン、24……リンク。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 自動車のバネ上およびバネ下間の相対的上下移
    動の変位を感知して電気信号を出力する車高調整
    装置用センサにおいてバネ上又はバネ下の一方に
    固定されるボデイ2の内周に設けた大径段部5に
    抵抗基盤6を装着し、前記ボデイ2の外周に嵌着
    されるフランジ部9を有するキヤツプ1の内周に
    設けた軸方向に伸びる突条17と前記大径段部5
    の肩部18の間で前記抵抗基盤6の外周を挟持す
    ると共に、前記ボデイ2の端面21と前記キヤツ
    プ1の間にはシール部材7を介在させてなるセン
    サ。
JP14809482U 1982-09-30 1982-09-30 車高調整装置用センサ Granted JPS5953205U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14809482U JPS5953205U (ja) 1982-09-30 1982-09-30 車高調整装置用センサ

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JP14809482U JPS5953205U (ja) 1982-09-30 1982-09-30 車高調整装置用センサ

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Publication Number Publication Date
JPS5953205U JPS5953205U (ja) 1984-04-07
JPH0217282Y2 true JPH0217282Y2 (ja) 1990-05-15

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ID=30329133

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JP14809482U Granted JPS5953205U (ja) 1982-09-30 1982-09-30 車高調整装置用センサ

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JPS5953205U (ja) 1984-04-07

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