JPH02171639A - 流体の屈折率を測定するための集積光学装置 - Google Patents

流体の屈折率を測定するための集積光学装置

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JPH02171639A
JPH02171639A JP1287283A JP28728389A JPH02171639A JP H02171639 A JPH02171639 A JP H02171639A JP 1287283 A JP1287283 A JP 1287283A JP 28728389 A JP28728389 A JP 28728389A JP H02171639 A JPH02171639 A JP H02171639A
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measurement
optical device
refractive index
optical
splitting
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JP1287283A
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Serge Valette
セルジュ・バレット
Stephane Renard
ステフアン・ルナール
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    • G02B6/12Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings of the optical waveguide type of the integrated circuit kind
    • G02B6/12004Combinations of two or more optical elements
    • GPHYSICS
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    • G01J9/00Measuring optical phase difference; Determining degree of coherence; Measuring optical wavelength
    • G01J9/02Measuring optical phase difference; Determining degree of coherence; Measuring optical wavelength by interferometric methods
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、集積光学構造において機能するよう意図され
た、流体又は気体の屈折率の測定のための干渉計タイプ
の装置に係わる。
本発明は、流体の屈折率を知ることが望まれるすべての
分野で使用されることが可能である。特に、気体の屈折
率の測定は、前記気体の性質及びその濃度を測定するこ
とを可能にする。他の気体と混合された危険な又は有毒
な気体の場合に、このことは特に重要である。
同様に、液体の屈折率の測定は前記液体の性質及び濃度
を測定することを可能にし、このことは、その液体のp
H,その希釈度又は濃度、及び特にバッテリーの充電状
態を測定するのを可能にするpH及び希釈度のようなパ
ラメータの使用を可能にする。
流体の屈折率をD1定する最良の方法の1つは明らかに
光学的方法の使用である。現在では、流体の屈折率の測
定は未知の屈折率をも持つ流体と既知の屈折率を持つ媒
質との間の境界面における反射条件の変化に基づく。
しかし、この方法には幾つかの欠点がある。特に、異な
った屈折率を持つ2つの媒質の間の反射係数は、その2
つの媒質の一方が一定であると前提される場合に、特に
測定対象である他方の媒質の屈折率に対応して変化する
ことが相対的に小さい。従って、以下で言及される2つ
の特定の使用事例を除けば、この方法はあまり正確では
ない。
添付の第1図では、2つの媒質は口1及びn2で表され
、n2は測定されるべき屈折率でありnlは一定である
べき屈折率である。第1図では、Aは、2つの媒質n 
及びn2の境界面における■ 法線Nに関する光の入射角を表す。
入射角Aが大きい場合、特に、入射面に平行な光の偏光
に応じた反射係数に一致する反射係数Rpがゼロとなる
ブルースター角の存在の故に、光が入射面内で偏光され
る場合に、前記の方法が使用可能である。
又、例えばnlが02を越える場合及びAが全反射角度
を越える場合が生じる時にも、この方法が全反射の近く
で使用されることが可能である。
この限界角度A はA rsin(n2/n、 )に等
し■ い。
従って、第2の場合には、反射係数の変化はその限界角
度の近くでのみ大きいが故に、nt >n である時及
びn2が相対的に血かしか異なつていない時にだけ、そ
の方法が有効である。従って限界角度の近くでは、僅か
な屈折率の変化でさえも反射係数の著しい変化を引き起
こす。
従って、この方法は非常に限定されており、あらゆる屈
折率の変化の範囲で及びあらゆる照度条件下で、あらゆ
る任意のタイプの屈折率を+111J定するということ
は不可能である。
従って、本発明は、どんな照度条件の下でも及びどんな
屈折率の変化の範囲でもはるかに広範囲な形で使用が可
能な、流体の屈折率の測定装置に係わる。
本発明の範囲では、流体の屈折率のflP1定はその相
対屈折率及び絶対屈折率の7711I定をも含む。
流体の相対屈折率は、基準屈折率に関する前記流体の屈
折率の変化と一致する。この基準屈折率は、既知の状態
にある前記流体の屈折率又は既知の状態にある任意の流
体の屈折率であってよい。
その流体の絶対屈折率のn1定は、相対屈折率及び基準
屈折率から得られるか、又は(干渉半縞の場合にのみ)
直接的に得られる。
本発明による装置の原理は、既知の媒質に対して未知の
媒質の屈折率の変化によって引き起こされる位相のずれ
に基づいており、前記位相のずれは干渉計システムによ
って測定される。この測定方法は、標準的な光学回路を
用いても又は集積化された光学回路を用いても行われる
ことが可能である。
その小型性、回路の寸法、光ファイバとの適合性、及び
最後にその低コスト性の故に、集積光学は、流体の屈折
率を測定するための装置の断熱に最有望な製作技術であ
る。本発明は又、測定装置をその中に浸は込むことが可
能な媒質の屈折率を測定することを可能にする干渉計集
積光学装置にも係わる。後者は気体又は液体に対しての
み使用可能である。
より詳細には、本発明は、流体の屈折率を測定するため
の集積光学装置に係わり、前記装置は、(a)基板4上
に形成され、光ビーム16.24.2B、38、40を
伝播するための誘導層8を有し、尖瓢前記誘導層が下部
層6と前記誘導層の屈折率より低い屈折率を持つ上部層
10との間に挿入された、誘導モードの有効率n1に一
致した光ガイドと、(b)流体31との接触状態にある
べき光ガイドの相互作用測定区域32であって、その測
定区域と同じ高さにある上部層10が誘導された光ビー
ムの消失波の透過距離よりも小さな厚さを有し、及び前
記相互作用区域の外側では同じ前記の消失波の透過距離
よりも大きな厚さを有する区域と、並びに(c)流体に
よる誘導モードの有効率n2の変化によって引き起こさ
れる位相のずれを測定するために、基準光学回路22.
28.28b 、 30及び前記測定区域32を含む測
定用光学回路22.32.34を有する、前記光ガイド
内に少なくとも部分的に形成された干渉計光学システム
とから成る。
本装置は、集積光学装置では誘導モードの有効率はその
ガイドの構造の全パラメータに依存し並びに特に前記ガ
イドを成す種々の層の厚さ及び屈折率に依存するという
事実を利用する。更に、これらのパラメータの1つの変
更及び特にその1つの層の屈折率の変更は、その当該誘
導モードの有効率を変化させ、従って干渉計によって検
出されることが可能な光の位相のずれを局部的に引き起
こす。
その屈折率を知ることが望まれる流体とガイドとの相互
作用又は測定区域は、誘導された光が更に誘導され続け
るような構造を有することが好ましい。これに加えて、
その区域は、前記を0互作用区域上の未知の媒質以外の
どんな媒質からの影響も受けないように防護されなけれ
ばならない。
本発明による装置では、測定相互作用区域と同じ高さの
及び誘導モードに関連する消失波の透過距離よりも小さ
い厚さを有する上部層の使用によって、屈折率が測定さ
れなければならない媒質をその誘導モードが「調べる」
ことになる。測定されるべき前記率が前記測定相互作用
区域内の誘導光の有効率より小さいままである限り、前
記光はその構造全体を通して誘導され続ける。この条件
はその装置に関し有利な作動モードを成す。逆に、上部
層の厚さが同一の前記誘導モードの透過距離よりも大き
な区域では、その誘導モードは、屈折率が測定されなけ
ればならない外部媒質を「調べる」ことはない。
未知の屈折率を持つ外部媒質が腐食性である時には、即
ち、バッテリの電解質中で、本発明の装置がそのバッテ
リの充電状態の測定を可能にする場合には、前記相互作
用11定区域は前記上部層と同様に、屈折率の測定対象
である外部媒質によって腐食されることのない材料から
成ることが必要である。更に、上部層の材料が腐食され
るかもしれない場合には、そのガイドの上部層JOの上
に置かれる追加の保護層52が使用され、そのガイドの
厚さはiDJ定区定向域内前記上部層の厚さと前記追加
保護層の厚さとの合計であり、又、相互作用区域内では
、前記保護層が誘導モードの有効率より低い屈折率を有
する時には、誘導波の消失波の透過距離よりも小さい。
前記保護層の屈折率が誘導モードの有効率を越えるか又
はそれに等しい時には、その誘導モードは相互作用区域
内の外部媒質を調べる。しかし、後者の場合には、光ガ
イドがモノモード性のままであるように、厚さh′の保
護層を有することが有利である。
回路の他の部分から並びに特にハ[定及び基準回路から
測定区域を絶縁するために、密封シール50を装備した
保護システム48が備えられる時には、相互作用区域だ
けが、n1定されるべき外部媒質から保護されねばなら
ない。
本発明による装置は、集積電子工学にとってきわめて適
切なシリコン技術又は■−■技術(GaAs又はInk
)をもって作成されることが可能である。
シリコン技術が使用されることが好ましい。この場合に
は、誘導層は窒化ケイ素又はリンもしくはチタンを添加
されたシリカから作られ、並びに光学ガイドの上部層及
び下部層は例えば純粋シソ力又はガラスから作られる。
シリカ及びガラスは波長1100t+mにおいて1.4
5〜1.9の間の様々な屈折率を有し、一方、リン添加
シリカは、波長800nmにおいて、加えられるリンの
割合に応じて、l、45〜1.5の間の屈折率を有する
。窒化ケイ素は波長800財において2に近い高屈折率
を白′する。
硫酸のような酸の場合には、前記酸に対して耐久性のあ
る保護材料は、特に(波長800nmにおいて)、約1
,61の屈折率を持つアルミナ、又は窒化ケイ素である
。後者の場合は、光ガイドの上部層は相互作用測定区域
内ではゼロの厚さを有することが可能である。
第1の実施例によれば、測定されるべき屈折率を有する
媒質によって引き起こされる位相のずれを測定すること
を可能にする干渉11装置は、主入射光ビーム16を放
射する光源12と、前記主ビームの規準のための手段1
3.84と、前記の規準された主ビームを測定ビーム2
4及び主基準ビーム26に分割し並びにその測定ビーム
24をn1定区域32上へ導くための第1分割手段22
と、前記測定区域からの測定ビーム24を前記第1分割
手段22上に反射するための第1鏡34と、少なくとも
2つの位相のずれた2次基準ビームを作り出すために、
主基準ビーム26の一部の上に少なくとも1つの一定し
た位相のずれを生じさせるための移相手段28.28a
 、 28bと、第1干渉信号3g 、 40 、8g
、 70.72が前記測定区域と接触している流体31
屈折率を示すように、前記2次基準ビームの各々を前記
測定ビームに干渉させ及びこのようにして少なくとも2
つの分割した第1干渉光信号を形成するために、2つの
前記2次基準ビームを前記第1分割手段22上に反射す
るための第2鏡30と、 前記2つの第1干渉信号を分割するための第2分割手段
38.68と、半ジボキ その各々が前記第1干渉信号を検出するための少なくと
も2つの検出器42.44とから成り、前記規準手段1
3.84、前記第1及び第2分割手段22.3B、 6
8、並びに前記移相手段の各々は、光ビームの有効率の
適切な局部的変更によって形成され、前記鏡30.34
は光ガイドの局部的な及び少なくとも部分的なエツチン
グによって形成される。
第2の実施例によれば、測定されるべき屈折率を有する
媒質によって引き起こされる位相のずれを測定すること
を可能にする干渉計装置は、主入射光ビーム16を放射
する光源I2と、前記主ビームの規準のための手段13
.84と、前記の規準された主ビームをn1定ビーム2
4及び主基準ビーム2Bに分割し並びにその測定ビーム
24を測定区域32上へ導くための第1分割手段22と
、前記測定区域からの測定ビーム24を前記第2分割手
段74上に反射するための第1vt34と、少なくとも
2つの位相のずれた2次基準ビームを作り出すために、
主基準ビーム26の一部の上に少なくとも1つの一定し
た位相のずれを生じさせるための移相手段28.28a
 、 28bと、第1干渉信号が測定区域と接触してい
る流体31の屈折率を示すように、前記2次基準ビーム
の各々を前記測定ビームと干渉させ及びこのようにして
少なくとも2つの分割した第1干渉光信号38;40;
88.70.72を形成するために、2つの前記2次基
準ビームを前記第2分割手段74上に反射するための第
2鏡30と、 2つの第1干渉信号を分割するための第3分割手段38
.86と、並びに、 その各々が第1干渉信号を検出するための少なくとも2
つの検出器42.44とから成り、前記規準手段13.
84、前記第1.第2及び第3分割手段22.3B、 
6[i、 74、並びに前記移相手段の各々は、光ビー
ムの有効率の適切な局部的変更によって形成され、前記
鏡30.34は光ガイドの局部的な及び少なくとも部分
的なエツチングによって形成される。
m2の実施例の移相手段が第1分割手段と第2鏡との間
に置かれる時には、後者は前記2つの2次基準ビームを
効果的に受は取り、及び前記2つの2次基準ビームを前
記第2分割手段上に直接的に伝送する。これらの移相手
段が前記第2鏡と前記第2分割手段との間に置かれる時
には、前記第2鏡は実際には主基準ビームを受は取り、
それを移相手段に直接に伝送する。その後、この主ビー
ムは移相手段によって2つの2次話準ビームに分割され
、その後、その移相手段はこれらの2つの2次基準ビー
ムを第2分割手段に直接的に伝送する。
第1分割手段から出ていくすべての光エネルギーを回収
し、並びに、従って干渉計装置の第1の実施例ではこれ
らの第1手段上に作られ及び干渉計装置の第2の実施例
では第2分割手段上に作られるすべての干渉信号を回収
するために、第2検出器75.77と組み合わされた補
助的な分割手段76が、第1干渉信号と共に同時に作ら
れる第2干渉信号71.73を分割し及び検出するため
に備えられる。
少なくとも2つの干渉システムの使用は、未知の流体の
屈折率変化によってもたらされる位相のずれを最大感度
で得ることを可能にし、≠≠測測定れるべき屈折率が増
大しその後に再び減少して、その位相のずれかにπに近
い場合には検出不可能な位相のずれ上の符号変化を引き
起こす時には、その測定されるべき屈折率の値に関する
どんな曖昧性をも避けることを可能にする。2つの干渉
システムがπとは異なった値によって移相されるが故に
、kπの近くの位相のずれの存在が2つの干渉システム
上に同時に生じることは不可能である。
特に、引き起こされる位相のずれがπ/2に等しいこと
が好ましい。
一般的に、光源から与えられる光は、光源とその集積光
学回路の他の部分との間の結合を改善するために、入力
光ファイバー3.13aによって伝送される。この入力
ファイバは一般的にモノモード性であり、偏光を維持す
る場合もある。SiO3/ S i  N  / S 
102構造を持つシリコン基体上に形成された光学ガイ
ドの場合には、このことは必要である。
様々な構造の光ガイド、特にS i O2添加Si/ 
S iO/ S I OZタイプの光ガイドと共に、人
力ファイバは多モード性であることが可能である。こう
した条件の下では、その光ガイドの中への光の注入を確
実にするために多モードファイバの出力に規準光学が備
えられなければならない。
干渉信号の検出器は、光源と同様に、光ガイドの外側に
置かれる。更に、出力ファイバが光学ガイドと検出器と
の間に置かれることが可能であり、それによって前記フ
ァイバは多モード性又はモノモード性であることが可能
である。
以下では、本発明が、非限定的な実施例及び添付の図面
第2図〜第8図(第1図は既に説明されている)に関連
して、より詳細に説明される。
第2図に示されるように、本発明による集積化された装
置は、シリコンモノクリスタル基体上に作られることが
有利な光ガイド2から成る。その光ガイド2は、基体4
から始め、て各々6,8及び10の3つの重ね合わされ
た層によって構成され、層8は光ガイドのためのガイド
層を構成する。層8は層6及びIOよりも高い屈折率を
有する。特に、層6及び10は純粋シリカから作られ、
層8は窒化ケイ素から作られる。
ガイド層8の厚さは、ガイド2がモノモード性であるよ
うに、約10〜250nmの間である。層6及びIOの
シリカの厚さは、その窒化物の層の厚さによって決まる
。層6及び10の厚さは、層6に関しては吸収性基体4
の良好な光絶縁を確保し及び層10に関しては外部媒質
の良好な光絶縁を確保するために1〜5μmの間である
シリカ層6は、前記基体の熱酸化及びそれに続く化学蒸
着によって得られることが可能であり、そしてこのこと
は前記基体上への直接的なCVDによって層6が得られ
る場合に比べてより良好な光学品質を得ることを可能に
する。窒化物層8はLPCVD又はPECVDによって
得られる。ガイド2の上部層10はPECVDによって
得られる。
本発明の装置による光学構成要素の大部分は前記光ガイ
ド内に限定される。
第2図の光学装置はガイド2の外側にレーザーのような
光源12を有する。モノモード入力ファイバ13が光源
からの光を集め及びマイクロガイドエ4を経由してガイ
ド層8の中へ光を注入することを確実にすることが好ま
しい。
ファイバ13によって及びその後はマイクロガイド14
によって伝送される光ビーム16は、集積規準レンズ1
3によって受は取られ、この規準レンズ13は、光点に
類似したマイクロガイド14からの光を平行な光ビーム
20に変換する。この目的のために、レンズ13に面す
るマイクロガイド14の端部はレンズ13の焦点距離F
内になければならない。
その後、規準化された光ビーム20は、光学ガイドの上
部層10上にエツチングされた1つの溝からここでは成
るビーム分割プレート22上に達する。
プレート22は、そのプレート22上の入射光の伝送及
び反射の各々によって得られる測定ビーム24及び基準
ビーム26の形成を可能にする。
基準ビーム16上に置かれた移相器28は、π/2又は
(2に+1)π/2だけ位相をずらされた2つの基準ビ
ームにその基準ビームを分割することを可能にする。
屈折率を測定すべき流体31と接触していなければなら
ない相互作用区域32は、ガイド2内に形成され、及び
測定ビーム24上によって横切られる。
平面鏡30は、ビーム分割プレート22上に前記2つの
位相をずらされた基準ビームを反射することを可能にす
る。同様に、平面vL34は、7Tll+定ビーム24
及び前記2つの基準ビームが干渉し及び相互作用区域3
2と接触している流体31の屈折率を表す2つの干渉光
信号を形成するように、相互作用区域32を経由して測
定ビーム24を前記ビーム分割プレート22上に反射す
ることを可能にする。
示された実施例では、m30及び34は基準ビーム26
及び測定ビーム24に垂直に置かれる。従って、これら
の2つの鏡によって反射された光ビームは対応する入射
光と混合される。
分割プレート22上に形成される2つの干渉システムは
、π/2又は(2に+1)π/2だけ移相がずらされる
。それらは、光ガイド2に連結されることが可能な又は
第2図に示されるように前記ガイドの外側に置かれ及び
多モードであるのが好ましい2つの出力光ファイバ45
及び47各々の補助によって前記ガイドに接続された2
つの光検出器42゜44によって別々に検出される2つ
の別々の干渉信号38.40を生じさせる、接合点Rに
おける接線間の角度が120@〜130 ’の間である
2つの放物型部分38a及び38bによって形成された
入力位相を有する分割鏡36によって受は取られる。
aが2つの基準信号の振幅を表し、bが測定信号の振幅
を表す場合に、前記2つの検出′ri42及び44は、
次のような各々の強度■ 及びI2の光信■ 号を受は取る。
1 −a2+b2+2abcos(P+P  )1 −
a2+b2+ 2a bcos(P+P  −P  )
’l                 od式中でp
   2πnt  (L2−Ll ) /入一%−2π
n lL /λ、 及び、P=2πn 2 L /λ。
これらの等式では、P は測定ビームと各基準ビームと
の間に生じさせられた一定の位相のずれであり、それは
流体31の未知の絶対屈折率Nとは無関係である。nl
は相互作用区域32の外側の光ガイドの有効率を表す。
L 及びり、は、測定ビ−ム及び基準ビームに沿って光
によって横断される経路の長さである。Lは相互作用区
域32の長さである。λは誘導光の波長である。Pは相
互作用区域32内の誘導光モードの有効率n2を経て(
測定されるべき絶対屈折率)Nに従属する未知の位相の
ずれである。P、は移相器28によって生じさせられる
一定の位相のずれである。
2つの干渉システムの使用の際、前記システムの一方に
関し位相のずれP+P  かにπの倍数である時は、そ
の前記システムの他方は不要である。
屈折率Nが値dN(相対屈折率)だけ変化する時には、
相互作用区域32内の光ガイドの有効率はd n 2だ
け変化し、従って位相のずれPは、Xが測定区域内のl
FJ定ビームの通過数である時(第2図及び第6図では
x−2) 、d P−2x yr d n2L/λだけ
変化する。
長さしは、次の2つの形で、可能最大値d n 2(d
n2111ax)に応じて選択される。
a)dPがπ/2に近く、このことがπ/4Xdn2m
axに近いLを与えるように。この場合、強度I 及び
! は(a+b)2と(a−b)”との間で変化するが
、同一の干渉縞の中に残る。
b) Lがλ/ 2x d n 2maxに比べて大き
い時には、dPが2πを大きく上回ることが可能なため
に、その干渉縞のずれが観察される。その時、これらの
干渉縞を数えることが必要である。なんらかの理由から
測定を行うことがもはや不可能である(−時的な装置の
停止)ならば、その停止1−時間中にどれだけの縞全体
の数だけ干渉システムが動いたかを知ることは不可能で
あるが故に、停止以前の情報を損失することがあり得る
のである。これは、光学的な位相のずれは(dN及びN
に関する倍数解を導く)2にπの範囲内でのみ規定され
、及び、その値は絶対項としては知ることができず、先
行の状況との比較によってしか知ることができないとい
う事実に基づいている。Lを決めるために、π/2に近
い位相のずれdPを選択することが好ましい。
上記b)の場合には、強度I 及びI2のUj定に基づ
き、前記2つのシステムの干渉縞の数を数えることも行
いながら、d n 2が得られる。そのd n 2に基
づいて、その装置の先行の校正によっでも又は伝播等式
によっても、dNをi’1lll定することが可能であ
る。その装置の先行の校正は、その単純さ及びその低い
誤差率の故に、好ましい方法である。絶対率の値は、直
接的に(媒質31の屈折率の極値が知られている時で、
半画の場合)、又は相対率dN及び基準率に基づいて得
られることが可能である。
2つの光検出器42及び44に接続された適当な電子処
理装置の補助によって、干渉縞分数を評価することが可
能である。この装置はd n 2を測定することを可能
にし、従ってdN及びNを測定することを可能にする。
更に、b)の場合には、前記装置は干渉縞の数を数える
ことを確実にする。この電子システム46は特に、S、
 S、 JACOBS及びJ、G、 SMALLによる
論文“Liquid Level Inter−f’e
rorAeter   (Applied 0ptic
s、 vol、20. No、20゜1)I) 350
8−3513. t9si年10月)の電子システムで
ある。
第3図は、本発明に基づく、未知の屈折率を持つ液体3
1との相互作用区域32の実施例である。区域32では
、上部シリカ層10の厚さh′は、誘導モードに関連す
る消失波の透過距離よりも小さくなければならず、それ
によってh′はゼロであることも可能である。更に、未
知の屈折率Nは、光の波が誘導され続けるために、誘導
モードの有効率より小さくなければならない。
相互作用区域32の外側では、シリカ層の厚さhは誘導
モードに関連する消失波の透過距離よりも大きくなけれ
ばならず、特に、800nIlの誘導波長においては、
hは約130nmの厚さの513N4の誘導層8より約
1μm大きくなければならない。
本発明によれば、相互作用区域32だけが未知の流体3
1との接触状態に置かれなければならない。
更に、センサの劣化を避けるために、保護フィルム48
によって、例えば屈折率の測定対象が電解質の場合には
、測定されるべき流体に対し抵抗力のあるテフロン又は
他の幾つかの材料によって、区域32の外側でセンサを
保護することが可能である。
腐食性媒質31がその光学回路の他の区域に接触するこ
とを防ぐために、密封シール50がすべての周囲区域3
2に備えられる。
第4図に示されるように、例えば厚さh’ +h′が誘
導モードに関連する消失波の透過距離よりも小さくなる
ように、厚さh′の保護層52で装置全体を覆うことも
可能である。酸性液体の場合には、アルミナが良好な保
護材料である。
第5図に示されるように、S iO2−添加St/ S
 l 02 / S t O3構造を使用する光ガイド
2と共に、入力ファイバ13aは多モード性であること
が可能である。この場合には、随意にマイクロガイドを
経由して、光を光ガイド2の層8の中に注入することを
確実にするために、光ファイバ13aの端部に規準レン
ズ54が備えられなければならない。
第2図に示される本発明による光学装置は、第6図に示
される形に変更されることが可能である。
第2図の装置の構成要素と同一のこの装置の構成要素は
、同一の基準ビームを伝送する・。
この態様では、基準ビーム上に置かれた移相器28aは
3チヤンネル移相器であり、これは特に光源12の強度
変動から自由であることを可能にする。
その3つのチャンネルの間で使用される移相のずれPd
は、O,(2に+1)π/2及び(2に+l)πである
ことが有利である。
k−0の場合は、3チヤンネル移相器使用は、次の等式
を満足させる強度1.、I2及びI3の干渉縞の3つの
系を得ることを可能にする。
Il−a  +b  +2abcos(P’−P’。)
12−a  +b  +2a bsln(P’ −P’
 o)■3−a  +b  + 2abcos(P’ 
−p’ 。)上記式中では、P′は未知の流体31によ
る様々な位相のずれであり、P′ はセンサの形に依存
し及びそのセンサの校正によって決定される一定の位相
のずれである。
これらの条件の下では、未知の屈折率を持つ流体31に
よって引き起こされる位相のずれdP’の変化は、等式
dP’ −d (ArcLg(B))を満足させ、旧式
でBは(2I2−11−I3)/ (I。
−I3)■±tg (P’ −P’ 。)でありP′P
′  −±AretgBである。
従って、3チヤンネル移相器の使用は、その光学装置の
出力において、プレート22上に形成された3つの干渉
信号88.70及び72を分割する、放物面形の3つの
部分68a 、 88b及び66cから成る3チャンネ
ル分割鏡を使用することを必要とする。
その後、分割された又は分離された干渉ビームは、出力
マイクロガイド78.80.82を経て、干渉ビーム(
第2図)のそれと同じ仕方で3つの光検出器に接続され
た3つの多モード出力ファイバの中へ伝送される。
規準手段である放物面鏡84で人力規準レンズ13(第
2図)を置き換えることが可能である。更に、互いに平
行な基準支流26及び測定支流24を形成するために、
平面鏡86.88を本発明の測定装置の中に導入するこ
とが可能である。入力光ファイバ13並びに出力光ファ
イバ45.47及び49は同一面Eによって光ガイド2
に結合されるが、2つの垂直面E及びSの上には結合さ
れない。鏡84は入射ビーム1Gを分割プレート22へ
反射し、鏡86はプレート22上に形成された基準ビー
ムを移相器28へ反射し、鏡88は分割プレート22上
に形成された測定ビームを測定区域32へ反射する。必
要に応じて、平面鏡8B及び88が、1つのレンズを入
力規準光学とじて使用する、2つの干渉信号によるシス
テムにおいて使用可能である。
第2図及び第6図で示される干渉計システムでは、鏡3
0及び34は基準ビーム2B及び測定ビーム24に各々
垂直であり、従って、必然的にこれらのビームをビーム
分割プレート22上に反射する。本発明によれば、第7
図に示されるように、各々にプレート22の外に出るn
1定ビーム24及び基準ビーム26は、斜角の入射角で
鏡34及び30上に到達する。
第2図の干渉計の構成要素と同一である第7図の干渉計
の光学構成要素は、それと同一の基準ビームを伝送する
この実施例では、その後で、yt、30及び34によっ
て反射された光ビームは、光ガイド2内にエツチングさ
れた溝から形成された別の分割プレート74によって受
は取られ、このプレート上に干渉システムが形成される
2チヤンネル移相器28bの場合には、そうした干渉シ
ステムが4つある。3つの信号の内の2つの検出、例え
ば分割鏡36からの信号38及び40の検出で、測定区
域32と接触している流体の屈折率Nを測定するのには
十分である。しかし、場合によっては、2つの他の干渉
システムを検出することが有利であり得る。
この目的のために、2つの別々の干渉信号71及び73
を与えるように、分割プレート74の下流に置かれる追
加の分割鏡76が備えられることが可能である。この2
つの干渉信号は、検出器42及び44のようにガイド2
に取り付けられることが可能な又はガイド2の外側に取
り付けられ出力光ファイバを経由してガイド2に接続さ
れることが可能な(第2図)2つの光検出器75.77
によって別々に検出される。分割m7Bは分割鏡36と
同一である。
検出器75.77、42及び44上への干渉信号の収束
を改善するために、出力マイクロガイド79.81゜8
3、及び85が備えられることが可能である。
前記2つの2次基準ビームを受は取り及び4つの干渉信
号3g、 40.71及び73を生じさせる移相器28
bが、第7図に示されるように、鏡30とビーム分割プ
レートとの間に設置されることが可能であり、又は、鏡
30の上流に、例えば鏡30とプレート22との間に設
置されることが可能である。
第7図の鏡30及び34の配置、並びに第2分割プレー
ト74、第2分割鏡7B及び2つの追加の検出器75.
7の連係的な使用が、鏡の配列84−86−Hを使用す
る第6図の実施例と組み合わされることは明らかに可能
である。
2チヤンネル移相器28bによって生じさせられる2/
πの一定の位相のずれについては、次の等式を満足させ
る強度11.I  及びI4の1 °  2′3 4つの干渉システムが得られる。
1 −a2+b”+2abcos(P+P  )1 −
a2+b2+2abcos(P+P  +π/2)1 
 =a2+b2−2abcos(P+P  )1 −a
2+b2−2a bcos(P+P  +π/2)上記
式中で、P及びP は前述のもの(第2図)と同一の意
味を有する。
本発明によれば、鏡84.86.111g、 30.3
4.38゜66及び76、レンズ13、分割プレート2
2及び74、並びに移相器28.28aもしくは28b
は、誘導モードの有効率の値を局部的に変更するために
、ガイド2内に限定される。
第2図に示されるように、層10全体の異方性エツチン
グによってレンズが作られることが可能であり、その寸
法及び形状の各々が前記レンズの寸法及び光学特性を決
定する。
光ガイドの部分的な異方性エツチングによって又はブラ
ッグ条件の下で作動するネットワークの形でビーム分割
プレート22及び74を得ること、並びに光ガイドの部
分的な異方性エツチングによって移相器28.28a 
、 28bを得ることが可能である。
特にSiO/St  N  /5in2光ガイドの場合
には、分割プレート22及び74は、移相器28゜28
a、 28bと共に、層10の完全な異方性エツチング
によって作られる。
第2図に示されるように、鏡30.34.38.66゜
713、84及び86は、光学ガイド2を基体4に達す
るまで完全にエツチングすることによって作られること
が可能であり、前記ガイドの異方性エツチングは完全に
エツチングされた急峻な側面を得ることを可能にする。
その反射特性を改善するためには、そのエツチングされ
た側面をアルミニウム又は金の層で被覆することが可能
である。
本発明によるセンサの様々な集積構成要素の作成に関す
る詳細については、本出願人の名で提出されたフランス
特許出願第8704877″;jを参照することが可能
である。
以下では、率Nの変化の関数として区域32内のガイド
の有効率の変化を示す第8図を参照して、未知の液体(
例えば、電解質)の屈折率Nを測定するための2つの実
施例が説明される。
曲線lはSi/SiO/Si3N4/ Ag2O3の構造に形成されたセンサに対応し、その5
iO9iN   及びAg2O3層のν    3 4
 ′ 各々は、1.453. 1.9913、及び1.61の
屈折率、並びに、2 μm 、  135nm、及び1
50nmの厚さを有する。
曲線2は、アルミナ層の厚さが150nmの代わりに4
00nn+であることだけが前記構造と異なるにすぎな
い構造に形成されたセンサに対応する。
相互作用区域32の有効率n2は、 (ここでは1.3
5〜1.38の間で変化する)電解質の率Nと共に変化
する。曲線l及び2に関する値n2の各々は、その図の
右左の縦座標軸上に読み取れる。
従って、光移相のずれPも又、次の値dPの率Nに応じ
て変化する。
λπ dP−x、  −(n  (N) −n、、  (N、
)))Lλ 上記式中でλは使用される光学波長であり、Lは電解質
を伴う構造の相互作用区域の長さであり、n2 (N)
は前記電解質の屈折率の値Nに関する誘導モードの有効
率であり、n2 (No)は前記電解質の屈折率の値N
 (例えば、No−IJ5)に関する誘導モードの有効
率である。
この等式における係数Xは、相互作用区域32内の光通
過数に相当する(第7図では、x−1、及び第2図及び
第6図では、x−2)。
−射的に、Pの測定の良好な直線性を確実にするために
、dP   で示される最大の位相のずれax が、 2π dP   −x、−dn2max”がπ/2に近く、l
1ax     λ Lの値として、L′:、λ/ 4 、 x d n 2
□、を与えるように、選択される。
本実施例では、 dn   −n   (1,38)−n2(1,35)
である。
2max   2 従って、相互作用区域32に関して使用される構造の関
数として(曲線1又は2)、d n 2゜8は広範囲に
異なる。即ち、曲線1に対応する構造に関しては、dn
2IIlaxα5.10であり、曲線2に対応する構造
に関しては、dn2ffiax;2.5.IOである。
従って、曲線1の構造に関してはL”200μmが選ば
れ、曲線2の構造に関してはλ−0,8μm及びx=2
と共にL”4μmが選ばれる。
これによって、様々な相互作用区域の長さに亘って測定
されるべき率Nの値を大なり小なり平均化することが可
能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、既知の屈折率を持つ媒質と屈折率が測定され
るべき媒質との間の境界面における反射条件の変化に基
づく、流体の屈折率の測定方法の概念図、 第2図は、本発明による光学装置のめ1の実施例の概略
的な透視図、 第1の実施例の斯由図、 第4図は、第2図の装置の測定相互作用区域の第2の実
施例の断面図、 第5図は、第2図の装置の、光ガイドへの入力光ファイ
バの結合を示す断面図、 第6図は、第2図に示された本発明による装置の一態様
の概略的な平面図、 第7図は、本発明による光学袋・置の第2の実施例の概
略的な平面図、 第8図は、測定されるべき絶対屈折率Nの関数として、
相互作用区域内の光ガイドの有効率の変動d n 2を
示す曲線グラフである。 2・・・・・・光ガイド、4・・・・・・基体、6・・
・・・・光ガイド下部層、8・・・・・・光ガイド誘導
層、10・・・・・・光ガイド上部層、22.32.3
4−−−−・’jFJ定光学回路、22.28.28a
。 30・・・・・・基準光学回路、31・・・・・・流体
、32・・・・・・相互作用測定区域、1B、24.2
B、38.40・・・・・・光ビーム。 ご1 0フ 一

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)流体の屈折率を測定するための集積光学装置であ
    って、(a)基体上に形成され、光ビームを伝播するた
    めの誘導層を有し、及び前記誘導層が下部層と前記誘導
    層の屈折率より低い屈折率を持つ上部層との間に挿入さ
    れた、誘導モードの有効率に一致した光ガイドと、(b
    )流体との接触状態にあるべき光ガイドの相互作用測定
    区域であって、その測定区域と同じ高さにある上部層が
    誘導された光ビームの消失波の透過距離よりも小さな厚
    さを有し、及び前記相互作用区域の外側では同じ前記の
    消失波の透過距離よりも大きな厚さを有する区域と、並
    びに、(c)流体による誘導モードの有効率の変化によ
    って引き起こされる位相のずれを測定するために、基準
    光学回路及び前記測定区域を含む測定用光学回路を有す
    る、前記光ガイド内に少なくとも部分的に形成された干
    渉計光学システムとから成る光学装置。
  2. (2)前記ガイドの上部層が保護層によって被覆され、
    前記保護層が前記誘導モードの有効率より小さい屈折率
    を有する時に、前記測定区域における前記保護層の厚さ
    が、前記相互作用区域における前記上部層と前記保護層
    の厚さの合計が消失波の透過距離よりも小さくなるよう
    な厚さであることを特徴とする請求項1に記載の光学装
    置。
  3. (3)密封シールが備えられた保護システムが前記測定
    及び基準回路から前記測定区域を絶縁することを特徴と
    する請求項1に記載の光学装置。
  4. (4)前記誘導層が窒化ケイ素又は添加シリカから成り
    、前記下部層及び前記上部層が純粋シリカから成ること
    を特徴とする請求項1に記載の光学装置。
  5. (5)前記保護層がアルミナから成ることを特徴とする
    請求項2に記載の光学装置。
  6. (6)前記干渉計システムの光学構成要素のすべてが前
    記光ガイドの局部的な変更によって形成されることを特
    徴とする請求項1に記載の光学装置。
  7. (7)主入射光ビームを放射する光源と、 前記主ビームの規準のための手段と、 前記視準された主ビームを測定ビーム及び主基準ビーム
    に分割し並びにその測定ビームを測定区域上へ導くため
    の第1分割手段と、 前記測定区域からの測定ビームを前記第1分割手段上に
    反射するための第1鏡と、 少なくとも2つの位相のずれた2次基準ビームを作り出
    すために、主基準ビームの一部の上に少なくとも1つの
    一定した位相のずれを生じさせるための移相手段と、 第1干渉信号が前記測定区域と接触している流体の屈折
    率を示すように、前記2次基準ビームの各々を前記測定
    ビームに干渉させ及びこのようにして少なくとも2つの
    分割した第1干渉光信号を形成するために、2つの前記
    2次基準ビームを前記第1分割手段上に反射するための
    第2鏡と、前記2つの第1干渉信号を分割するための第
    2分割手段と、 各々が前記第1干渉信号を検出するための 少なくとも2つの検出器とから成り、 前記視準手段、前記第1及び第2分割手段、及び前記移
    相手段の各々が、光ビームの有効率の適切な局部的変更
    によって形成され、前記鏡が光ガイドの局部的かつ少な
    くとも部分的なエッチングによって形成されることを特
    徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の光学装
    置。
  8. (8)主入射光ビームを放射する光源と、 前記主ビームの視準のための手段と、 前記視準された主ビームを測定ビーム及び主基準ビーム
    に分割し並びに前記測定ビームを測定区域上に導くため
    の第1分割手段と、 前記測定区域からの測定ビームを第2分割手段上に反射
    するための第1鏡と、 少なくとも2つの位相のずれた2次基準ビームを作り出
    すために、前記主基準ビームの一部の上に少なくとも1
    つの一定した位相のずれを生じさせるための移相手段と
    、 第1干渉信号が前記測定区域と接触している流体の屈折
    率を表すように、前記2次基準ビームの各々を前記測定
    ビームに干渉させ及びこのようにして少なくとも2つの
    分割した第1干渉光信号を形成するために、前記2つの
    2次基準ビームを前記第2分割手段上に反射するための
    第2鏡と、2つの前記第1干渉信号を分割するための第
    3分割手段と、 各々が前記第1干渉信号を検出するための 少なくとも2つの検出器とから成り、 前記視準手段、前記第1、第2及び第3分割手段、及び
    前記移相手段の各々が、前記光ビームの有効率の適切な
    局部的変更によって形成され、前記鏡が前記光ガイドの
    局部的かつ少なくとも部分的なエッチングによって形成
    されることを特徴とする請求項1に記載の光学装置。
  9. (9)基体上に形成された入力マイクロガイドと随意に
    組み合わされた入力光ファイバが、前記主ビームを前記
    規準手段に導くために、前記光源と前記視準手段との間
    に置かれることを特徴とする請求項7又は8に記載の光
    学装置。
  10. (10)流体の屈折率を表す前記第2干渉信号を分割し
    及び検出するために、前記第2検出器と組み合わされた
    追加の分割手段が備えられることを特徴とする請求項7
    又は8に記載の光学装置。
  11. (11)基体上に形成された出力マイクロガイドと随意
    に組み合わされた出力光ファイバが、前記干渉信号を前
    記検出器上に導くために、前記第1及び/又は第2検出
    器の上流に備えられた請求項7又は8に記載の光学装置
  12. (12)第3反射鏡が前記第1分割手段と前記移相器と
    の間に置かれ、及び前記鏡が前記光ガイドの局部的な及
    び少なくとも部分的なエッチングによって形成されるこ
    とを特徴とする請求項7又は8に記載の光学装置。
  13. (13)第4の反射鏡が前記第1分割手段と前記測定区
    域との間に置かれ、前記鏡が前記光ガイドの局部的な及
    び少なくとも部分的なエッチングによって形成されるこ
    とを特徴とする請求項7又は8に記載の光学装置。
  14. (14)前記移相手段が、3つの第1干渉信号を形成す
    るために、前記測定ビームに干渉する3つの第2基準ビ
    ームを形成する3つの移相器から構成されることを特徴
    とする請求項7又は8に記載の光学装置。
  15. (15)前記第1、第2、第3及び第4鏡が、基体に達
    するまで延びる前記光ガイドのエッチングされた側面に
    よって形成されることを特徴とする請求項13に記載の
    光学装置。
  16. (16)前記第1、第2、及び第3分割手段並びに/又
    は前記追加分割手段が、基体に達するまで延びる前記光
    ガイドのエッチングされた側面によって形成されること
    を特徴とする請求項10に記載の光学装置。
  17. (17)λが前記誘導モードの波長であり、dn_2_
    m_a_xが前記測定区域内の前記誘導モードの有効率
    の可能最大変動であり、及びxが前記測定区域内の測定
    ビームの通過数である時に、前記測定区域の長さLが約
    λ/4x、dn_2_m_a_xに等しいことを特徴と
    する請求項1に記載の光学装置。
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