JPH0216991Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0216991Y2 JPH0216991Y2 JP12135785U JP12135785U JPH0216991Y2 JP H0216991 Y2 JPH0216991 Y2 JP H0216991Y2 JP 12135785 U JP12135785 U JP 12135785U JP 12135785 U JP12135785 U JP 12135785U JP H0216991 Y2 JPH0216991 Y2 JP H0216991Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bearing
- bearing box
- hearth roll
- bellows
- roll
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000000137 annealing Methods 0.000 description 7
- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 2
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 2
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- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Rollers For Roller Conveyors For Transfer (AREA)
- Heat Treatments In General, Especially Conveying And Cooling (AREA)
- Heat Treatment Of Strip Materials And Filament Materials (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は連続焼鈍炉等におけるハースロールの
軸受機構に関するものであり、詳しくは軸受取替
え時のロール軸支持装置に関するものである。
軸受機構に関するものであり、詳しくは軸受取替
え時のロール軸支持装置に関するものである。
(従来の技術)
ハースロールが連続焼鈍炉等に多用されている
ことは、例えば特開昭49−46510号公報の如くす
でに知られていることである。
ことは、例えば特開昭49−46510号公報の如くす
でに知られていることである。
即ち、第3図及び第4図に示すように、通板材
Sの入側から加熱室F1、焼鈍室F2、一次冷却
室F3、過時効室F4、二次冷却室F5を順に設
けてなる鋼帯(通板材)の連続焼鈍炉Fは公知で
ある。この連続焼鈍炉F内には多数のハースロー
ル14が配置され、これらのハースロール14を
介して通板材Sを炉内に導入搬送しつつ通板材へ
の連続的な熱処理が行われる。しかしながら、炉
内の温度は900℃にも達するところがあり、鉄皮
15とその内面に設けた耐火レンガ16とで構成
した炉壁17が熱膨張により上方、左右、前後に
20〜30mm移動するので、ハースロールの軸箱3と
炉壁17との間にベローズ4を設けてその膨張代
をベローズ4により吸収するようにしている。
Sの入側から加熱室F1、焼鈍室F2、一次冷却
室F3、過時効室F4、二次冷却室F5を順に設
けてなる鋼帯(通板材)の連続焼鈍炉Fは公知で
ある。この連続焼鈍炉F内には多数のハースロー
ル14が配置され、これらのハースロール14を
介して通板材Sを炉内に導入搬送しつつ通板材へ
の連続的な熱処理が行われる。しかしながら、炉
内の温度は900℃にも達するところがあり、鉄皮
15とその内面に設けた耐火レンガ16とで構成
した炉壁17が熱膨張により上方、左右、前後に
20〜30mm移動するので、ハースロールの軸箱3と
炉壁17との間にベローズ4を設けてその膨張代
をベローズ4により吸収するようにしている。
第2図は従来のハースロールの軸受部の構造を
表わす断面側面図であり、1はハースロールの
軸、2は軸受、3は軸受2を収納する軸受箱、4
はベローズ、5は軸受箱3を支持する架台、7は
軸受箱3に取付けられ軸受2を炉内の熱影響より
保護するシール、12は軸受箱3とベローズ4を
架台5に取付けるボルト、13は軸受箱3を架台
に取付けるボルトである。
表わす断面側面図であり、1はハースロールの
軸、2は軸受、3は軸受2を収納する軸受箱、4
はベローズ、5は軸受箱3を支持する架台、7は
軸受箱3に取付けられ軸受2を炉内の熱影響より
保護するシール、12は軸受箱3とベローズ4を
架台5に取付けるボルト、13は軸受箱3を架台
に取付けるボルトである。
次に軸受が炉内の熱影響等で破損した場合の取
替え方法について説明する。
替え方法について説明する。
(a) ボルト12を取外し、ベローズ4を架台5よ
り外す。
り外す。
(b) 架台の取付ボルト12,12Aを取外し後、
ハースロールの軸1をワイヤー(図示せず)に
て吊り上げ保持する。
ハースロールの軸1をワイヤー(図示せず)に
て吊り上げ保持する。
(c) 軸受2、軸受箱3、架台5を一体でハースロ
ールの軸1より抜き取る。
ールの軸1より抜き取る。
(d) 予備の軸受と交換後、軸受2、軸受箱3、架
台5を一体でハースロールの軸1に組込む。
台5を一体でハースロールの軸1に組込む。
(e) ロール軸を保持しているワイヤーを下げ、シ
ム18等でパスライン高さの調節を行ない架台
取付ボルトを取付ける。
ム18等でパスライン高さの調節を行ない架台
取付ボルトを取付ける。
(f) ワイヤーを外し、ベローズ4を架台5に取付
ける。
ける。
(従来技術の問題点)
従来のハースロール軸受機構では、軸受の取替
え時、下記のような問題点があつた。
え時、下記のような問題点があつた。
(A) ロール軸をワイヤー吊りにて保持するため、
ベローズを外す必要がある。
ベローズを外す必要がある。
(B) ベローズを外すため、炉内雰囲気が外部に洩
れる、故に作業可能な状態まで炉内雰囲を下げ
た後、ベローズ取り外しとなり、多大の炉休止
時間を必要とする。
れる、故に作業可能な状態まで炉内雰囲を下げ
た後、ベローズ取り外しとなり、多大の炉休止
時間を必要とする。
(C) 軸受取替え後のパスライン高さの調節に時間
がかかる。
がかかる。
(目的)
本考案は、上記のような問題点を解消するため
になされたもので、ベローズを外さずに軸受の取
替えができるとともに、取替え後のパスライン高
さの調節が簡単にできるような軸受機構を得るこ
とを目的とする。
になされたもので、ベローズを外さずに軸受の取
替えができるとともに、取替え後のパスライン高
さの調節が簡単にできるような軸受機構を得るこ
とを目的とする。
(問題点を解決するための手段)
本考案に係るハースロール軸受機構は、ハース
ロールの軸受箱と近接して、ハースロールの軸を
支持する部材を形成して、該部材と軸受箱とを同
一ベース上に配置すると共に、軸受箱の下部に
は、ハースロールのパスライン高さを調節するラ
イナーを装入したものである。
ロールの軸受箱と近接して、ハースロールの軸を
支持する部材を形成して、該部材と軸受箱とを同
一ベース上に配置すると共に、軸受箱の下部に
は、ハースロールのパスライン高さを調節するラ
イナーを装入したものである。
(作用)
本考案におけるハースロール軸受機構は上記の
ような構成にあるため、軸受の取替え時には、軸
受箱を若干吊上げた状態にしてから、パスライン
高さ調節ライナーを取外し、ハースロール本体を
ロール軸を支持する部材で保持できるので、ベロ
ーズを外す必要がない。又、予備軸受と取替え
後、パスライン高さ調節ライナーを軸受箱の下部
に装入するだけで容易にパスライン高さの調節が
できる。
ような構成にあるため、軸受の取替え時には、軸
受箱を若干吊上げた状態にしてから、パスライン
高さ調節ライナーを取外し、ハースロール本体を
ロール軸を支持する部材で保持できるので、ベロ
ーズを外す必要がない。又、予備軸受と取替え
後、パスライン高さ調節ライナーを軸受箱の下部
に装入するだけで容易にパスライン高さの調節が
できる。
(考案の実施例)
第1図は本考案の一実施例を表わす断面側面図
であり、1はハースロールの軸、2は軸受、3は
軸受2を収納する軸受箱、4はベローズ、5aは
軸受箱3を支持すると共に、軸受取替え時にロー
ル軸を支持できるようにロール軸とのギヤツプを
小さくした上部架台、5bは上部架台5aを支持
する下部架台、6はパスライン高さ調節ライナー
であり、上部架台5aとロール軸1とのギヤツプ
より厚いもの、7は軸受箱3に取付けられたシー
ル、8は軸受箱3を上部架台5aに取付けるボル
ト、9はベローズ4を上部架台5aに取付けるボ
ルト、10は軸受箱3とパスライン高さ調節ライ
ナー6と、上部架台5aと下部架台5bとを締結
するボルト、11は上部架台5aに取付けられた
シールであり、本実施例での軸受の取替え方法
は、以下の通りである。
であり、1はハースロールの軸、2は軸受、3は
軸受2を収納する軸受箱、4はベローズ、5aは
軸受箱3を支持すると共に、軸受取替え時にロー
ル軸を支持できるようにロール軸とのギヤツプを
小さくした上部架台、5bは上部架台5aを支持
する下部架台、6はパスライン高さ調節ライナー
であり、上部架台5aとロール軸1とのギヤツプ
より厚いもの、7は軸受箱3に取付けられたシー
ル、8は軸受箱3を上部架台5aに取付けるボル
ト、9はベローズ4を上部架台5aに取付けるボ
ルト、10は軸受箱3とパスライン高さ調節ライ
ナー6と、上部架台5aと下部架台5bとを締結
するボルト、11は上部架台5aに取付けられた
シールであり、本実施例での軸受の取替え方法
は、以下の通りである。
(a) ボルト8及びボルト10を取り外し、軸受箱
3を若干吊り上げる。
3を若干吊り上げる。
(b) パスライン高さ調節ライナー6を取り外し、
軸受箱3を下げて上部架台5aでロール軸1を
保持する。
軸受箱3を下げて上部架台5aでロール軸1を
保持する。
(c) 軸受2及び軸受箱3を一体でロールの軸1よ
り抜き取る。
り抜き取る。
(d) 予備の軸受と交換後、軸受2、軸受箱3を一
体でロール軸1に組込む。
体でロール軸1に組込む。
(e) 軸受箱3を若干吊り上げ、パスライン高さ調
節ライナー6を装入する。
節ライナー6を装入する。
(f) 軸受箱3を下げ、ボルト8及びボルト10を
取付ける。
取付ける。
(考案の効果)
以上のように本考案では、ロール軸を支持する
上部架台を設けたことにより、ベローズを取外す
ことなく軸受の取替えができる。従つて炉休止時
間の短縮が行なえる。又、パスライン高さ調節ラ
イナーを設置したことにより、その調節が容易に
行なえる等の効果がある。
上部架台を設けたことにより、ベローズを取外す
ことなく軸受の取替えができる。従つて炉休止時
間の短縮が行なえる。又、パスライン高さ調節ラ
イナーを設置したことにより、その調節が容易に
行なえる等の効果がある。
又、第1図の実施例においては、上部架台とロ
ール軸間にシールを設置したが、これにより、炉
内の熱影響に対する防護が、軸受箱シールと二重
シールとなり軸受の寿命延長が得られる効果もあ
る。
ール軸間にシールを設置したが、これにより、炉
内の熱影響に対する防護が、軸受箱シールと二重
シールとなり軸受の寿命延長が得られる効果もあ
る。
第1図は本考案の一実施例を示す断面側面図、
第2図は従来のハースロールの軸受部の構造を表
わす断面側面図、第3図は連続焼鈍炉を示す断面
図、第4図はハースロール取付部の構造を示す断
面図である。 1……ハースロールの軸、2……軸受、3……
軸受2を収納する軸受箱、4……ベローズ、5…
…従来型式において、軸受箱3を支持する架台、
5a……本考案の実施例において、軸受箱3を支
持すると共に、軸受取替え時に、ロール軸を支持
できるようにした上部架台、5b……本考案の実
施例において、上部架台5aを支持する下部架
台、6……本考案の実施例におけるパスライン高
さ調節ライナー、7……軸受箱3に取付けられた
シール、8……本考案の実施例において、軸受箱
3を上部架台5aに取付けるボルト、9……本考
案の実施例において、ベローズ4を上部架台5b
に取付けるボルト、10……本考案の実施例にお
いて、軸受箱3とパスライン高さ調節ライナー6
と上部架台5aと下部架台5bとを締結するボル
ト、11……本考案の実施例において、上部架台
5aに取付けられたシール、12……従来型式に
おいて、軸受箱3とベローズ4を架台5に取付け
るボルト、12A……架台取付ボルト、13……
従来型式において、軸受箱3を架台に取付けるボ
ルト、14……ハースロール、17……炉壁、F
……連続焼鈍炉。
第2図は従来のハースロールの軸受部の構造を表
わす断面側面図、第3図は連続焼鈍炉を示す断面
図、第4図はハースロール取付部の構造を示す断
面図である。 1……ハースロールの軸、2……軸受、3……
軸受2を収納する軸受箱、4……ベローズ、5…
…従来型式において、軸受箱3を支持する架台、
5a……本考案の実施例において、軸受箱3を支
持すると共に、軸受取替え時に、ロール軸を支持
できるようにした上部架台、5b……本考案の実
施例において、上部架台5aを支持する下部架
台、6……本考案の実施例におけるパスライン高
さ調節ライナー、7……軸受箱3に取付けられた
シール、8……本考案の実施例において、軸受箱
3を上部架台5aに取付けるボルト、9……本考
案の実施例において、ベローズ4を上部架台5b
に取付けるボルト、10……本考案の実施例にお
いて、軸受箱3とパスライン高さ調節ライナー6
と上部架台5aと下部架台5bとを締結するボル
ト、11……本考案の実施例において、上部架台
5aに取付けられたシール、12……従来型式に
おいて、軸受箱3とベローズ4を架台5に取付け
るボルト、12A……架台取付ボルト、13……
従来型式において、軸受箱3を架台に取付けるボ
ルト、14……ハースロール、17……炉壁、F
……連続焼鈍炉。
Claims (1)
- ハースロールの軸受箱と近接して、ハースロー
ルの軸を支持する部材を形成して、該部材と軸受
箱とを同一ベース上に並べて配置すると共に、軸
受箱の下部にはハースロールのパスライン高さを
調節するライナーを挿入して構成したことを特徴
とするハースロールの軸受機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12135785U JPH0216991Y2 (ja) | 1985-08-07 | 1985-08-07 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12135785U JPH0216991Y2 (ja) | 1985-08-07 | 1985-08-07 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6236060U JPS6236060U (ja) | 1987-03-03 |
JPH0216991Y2 true JPH0216991Y2 (ja) | 1990-05-11 |
Family
ID=31010551
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12135785U Expired JPH0216991Y2 (ja) | 1985-08-07 | 1985-08-07 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0216991Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-08-07 JP JP12135785U patent/JPH0216991Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6236060U (ja) | 1987-03-03 |
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