JPH02169175A - スライドゲート用プレート - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明は溶融金属の流量を制御するスライドゲート（
ＳＮ）プレートの改良に関し、さらに詳しくは熱の有効
遮斯、金枠の密着性向上、クランク、キレンの拡大防止
、含浸物の吐出防止及びセットの簡易化などが得られる
ようにしたスライドゲート用プレートに関する。

（従来の技術） 従来、スライドゲート（ＳＮ）用プレートれんかには、
裏面に加熱されたプレートれんがの熱を有効に遮断させ
ること、またプレートれんがの裏面及びプレートれんが
を固着する金枠のわずかな凸凹を吸収してより密着性を
良くすることなどのためにクッション材及び鉄板（クッ
ション材十金属性薄板または多層式金属性薄板も含む）
が取り付けられている。

また外周には、プレートれんがのクラック、キレンの拡
大防止のために帯鉄及び鉄板が取り付けられている。

（発明が解決しようとする問題点） この具体的な従来技術としては第１〜４図に示すような
方式が一般的に実施されているが、これらには次のよう
な各種問題が残されているのが現状である。

先ず第１図実施例については、外周帯鉄２と裏面クッシ
ョン材３とで構成されており、最も低コストで製造され
るため最も広く使用されている。しかし外周帯鉄２がプ
レートれんが１の中央部にセントさ九、かつ裏面クッシ
ョン材３の外径がプレートれんが１の外径よりも小さい
ためにプレートれんが１中の含浸物がこの外周帯鉄２と
裏面クッション材３との間のプレートれんが１裸部より
吐出し、プレートれんが１を固着する金枠を汚すために
、この金枠の保守点検（清掃）が複雑になると同時にプ
レートれんが１と金枠とがこの吐出したプレートれんが
１中の含浸物により固着してしまうため１作業性が低下
するという問題がある。

また第２図実施例については、外周帯鉄２とプレートれ
んが１との間にモルタル４を介在させており、第１図の
方式に比べてプレートれんが１のクラック。

キレンの防止効果が弱くなると同時に基本的には第１図
の方式と同様であり、同じようなプレートれんが１中の
含浸物の吐出が問題になっている。

さらに第３，４図実施例については、鉄板ケース５をモ
ルタル４を介してプレートれんがｌにセットしており、
プレートれんが１中の含浸物の吐出の防止、及びプレー
トれんが１のクラック、キレンの拡大防止には効果的で
あるが、鉄板ケース５のコストが非常に高く、かつモル
タル４セツトに手間がかかるという問題がある。

このように第３、２図の方式はプレート九んが１中の含
浸物の吐出に問題があり、第３，４図の方式はコスト的
に問題があり、何れも総体的に見ると満足できる方法で
はない。

（問題点を解決するための手段） この発明は上記問題を解決するためになされたものであ
って、本来裏面クッション材、外周帯鉄を取り付ける目
的である下記の項目。

（う　加熱されたプレートれんがの熱を有効に遮断させ
ること。

（ロ）プレートれんがの裏面及びプレートれんがを固着
する金枠のわずかな凸凹を吸収し、より密着性を良くす
ること。

Ｑ９　　プレートれんがのクラック、キレンの拡大防止
。

（→　プレートセット（ＳＮ装置）の簡略化。

を満足すると同時にプレートれんが中の含浸物の吐出防
止、及びコスト面を考慮してなされたものである。

すなわちこの発明は第５図に示すように、スライドゲー
ト用れんがにおいて、その外側面に取付けられる外周帯
鉄２とプレートれんが１真面に取り付けられる裏面クッ
ション材３とが、プレートれんが外径をＲ工、外周帯鉄
外径をＲ３、裏面クッション材外径をＲ２とした場合に
Ｒ１≧ＲＺ　＞　Ｒ１となる関係で。

かつ外周帯鉄下端レベルがプレートれんが裏面レベルと
同一となることを特徴とするものである。

（発明の効果） この発明は上述のようであって、裏面クッション材と外
周帯鉄とにより構成されており、前記の項目を総べて満
足すると同時にコスト的にも安価にセットできる。

また第５図のように外周帯鉄と裏面クッション材とがプ
レートれんが裏面レベルで接しており、プレートれんが
を囲むような形でセットされているため、プレートれん
が中の含浸物の吐出を防止し、プレートを固着する金枠
への付着が防止できるためにこの金型の保守点検（清掃
）が容易になると同時に摺動面へ有効的に含浸物を吐出
させることも可能となる。

この発明によりプレートれんがケースの保守点検（清掃
時間）が表１のように、従来の第１．２図方式の１７２
〜１／３になり、第３，４図方式のプレートれんがケー
ス方式と同程度になった。

表　　　　１ またこの外周帯鉄及び裏面クッション材などの取付はコ
ストも表２のように従来の第３、２図方式と同じレベル
であり、第３，４図方式のプレートれんがケース方式の
１／２〜１／３程度になった。

表　　　　　２

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第４図は夫々従来のスライドゲート用プレー
トの各実施例の一部を欠截した縦断面図、第５図はこの
発明スライドゲート用プレートの一部を欠截した縦断面
図である。 １・・・プレートれんが。 ２・・・外周帯鉄。 ３・・・裏面ク ツション材。 ４・・・モルタル、 ５・・・鉄板ケース Ｉ−貝゛工

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. スライドゲート用プレートれんがにおいて、その外側面
   に取り付けられる外周帯鉄とプレートれんが裏面に取り
   付けられる裏面クッション材とが、プレートれんが外径
   をＲ＿１、外周帯鉄外径をＲ＿３、裏面クッション材外
   径をＲ＿２とした場合にＲ＿３≧Ｒ＿２＞Ｒ＿１となる
   関係で、かつ外周帯鉄下端レベルがプレートれんが裏面
   レベルと同一となることを特徴とするスライドゲート用
   プレート。