JPH02168626A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

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JPH02168626A
JPH02168626A JP16757789A JP16757789A JPH02168626A JP H02168626 A JPH02168626 A JP H02168626A JP 16757789 A JP16757789 A JP 16757789A JP 16757789 A JP16757789 A JP 16757789A JP H02168626 A JPH02168626 A JP H02168626A
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wiring
metal layer
barrier metal
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JP16757789A
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Yoshiki Okumura
奥村 喜紀
Masao Nagatomo
長友 正男
Ikuo Ogawa
育夫 小河
Takayuki Matsukawa
隆行 松川
Hideki Genjiyou
源城 英毅
Atsushi Hachisuga
敦司 蜂須賀
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野〕 本発明は、半導体装置に関し、特に多層配線構造を有す
る半導体装置の配!!;IrXIの信頼性を向上させ得
る配線構造に関するものである。
[従来の技術] 半導体装置において、チップ上のトランジスタ、ダイオ
ードなどの能動素子と抵抗や容量等の受動素子とを電気
的に接続する配線層には、次のような特性が要求される
(1)配線抵抗が小さいこと。
(2)配線すべき材料とのコンタクト抵抗が小さく、オ
ーミックコンタクトが形成可能なこと。
(3)膜形成が容易で微細な配線パターン形成が可能な
こと。
(4)エレクトロマイグレーションや腐食に強く、高信
頼性を有すること。
これらのすべての要求を満たす材料は、現状では見当た
らないが、たとえばアルミニウム(A Q)、ポリシリ
コン、高融点金属、シリサイド、ポリサイド等の配線材
料があり、配線の用途に応じて使い分けられている。中
でもアルミニウム配線は配線抵抗が最も小さく、製造が
容易なため、現在最も広く用いられている。しかしなが
ら、近年の半導体装置の高集積化に伴なって、配線構造
が微細化されるに至り、種々の問題が顕在化してきた。
その1つは、配線層の配線幅の微小化に起因する電流密
度の増大などによって、エレクトロマイグレーション現
象が生じ、配線抵抗の増大や断線などが引き起こされる
ことである。
また、その2つめとしては、シリコン基板中に形成され
るpn接合の接合深さが浅くなることによって、この不
純物領域にコンタクトされる配線層と基板のシリコンと
が反応して固相エピタキシャル成長によるシリコンノジ
ュールが析出し、コンタクト抵抗が増大すること、ある
いは配線層のアルミニウム成分が接合中に侵入してpn
接合を短絡して破壊するアロイスパイク現象が生じるこ
となどである。
その3つめとしては、高集積化に伴なって素子構造を3
次元的に積層した構造が採用され、配線層が上層に位置
する凹凸の激しい層上に形成されるようになったことに
起因している。このために、リソグラフィ法を用いた配
線層のパターニング工程において、露光光線の散乱を生
じ解像度が低下することにより配線層の線幅の不均一や
断線などが生じることである。
これらの問題は、いずれも配線層の信頓性を著しく低下
させるため、これに対して以下のような配線層の改善が
考案された。
まず、アルミニウム配線層とシリコン基板とのコンタク
トに関する改善案として、第7図に示すような配線構造
が考案された。この第1例は、バリヤメタル層6とアル
ミニウム合金層7との2層構造からなる配線構造が示さ
れている。なお、第7図は不純物領域1が形成されたシ
リコン基板2の表面上に層間絶縁膜3が形成され、さら
に層間絶縁膜3の表面およびコンタクトホール4内部に
配線層5が形成された構造を模式的に示している。
バリヤメタル層6は、アルミニウム合金kA7の下敷膜
として下層に形成され、コンタクトホール4内のシリコ
ン基板2表面を被覆している。アルミニウム合金層7は
バリヤメタル層6の上面に形成され、バリヤメタル層6
によってシリコン基板2との直接接触が妨げられている
。このような2層構造を構成すると、バリヤメタル層6
が、アルミニウムがシリコン基板中へ侵入するのを妨げ
、さらにシリコンが基板表面と配線層との界面で固相エ
ピタキシャル成長するのを妨げる。これによってアロイ
スパイク現象やシリコンノジュールの析出に関する問題
を解消している。また、アルミニウム層7はアルミニウ
ム中に微量の銅(Cu)を含んでいる。銅はエレクトロ
マイグレーションに対する耐性を増加させる。これによ
って、エレクトロマイグレーションに対する問題を解消
している。
また、多層配線などの凹凸形状の激しい平面上への配線
層の形成に関する改善案として、第8図に示すような配
線構造が考案された。なお、図示された構造は第7図と
同様にコンタクト配線を模式的に例示している。
この第2例の配線構造は、アルミニウム合金層7と反射
防止膜(AntireflectionCoating
膜:以下ARC膜と称す)8との2層構造からなる。ア
ルミニウム合金層7はアルミ、ニウム中に少量の銅を含
んでいる。これによってマイグレーション耐性を高めて
いる。ARCJIiはフォトリソグラフィ工程で使用さ
れる露光光線に対する反射率が極めて低い。このために
、フォトリソグラフィ工程において、露光光線の反射を
防止することにより露光光線の散乱による解像度の低下
を防ぎ、配線層の線幅の細りゃ断線などの発生を防止す
る。
[発明が解決しようとする課題] このように、上記した2例は配線層に生じる種々の問題
の個々に応じて考案されたものであり、これらの問題が
生じ得る配線層の適用条件下では良好な配線の特性向上
効果を奏するものである。
すなわち、第1例は、シリコン表面とのコンタクトがと
られる配線領域に対して考案されたものであり、第2例
は、多層配線などの平坦度の劣る面上に形成される配線
領域に対して考案されたものである。ところが、上記し
たよ、うに、半導体装置の高集積化に伴って配線層は多
層配線化され、基板表面に形成される素子の導電層間な
どを結ぶ配線経路も3次元的に引きまわされるような傾
向にあり、配線層全体にわたって上記のような問題を解
決し得る高信頼性を有する配線構造が要求されている。
したがって、本発明は上記のような問題点を解消するた
めになされたもので、導電性能に優れ、かつ高信顆性を
有する配線構造を備えた半導体装置を提供することを目
的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明は、半導体基板上に絶縁層を介して積層された複
数の配線層からなる多層配線構造を有する半導体装置で
あって、複数の配線層のうち少なくとも1つが半導体基
板側からバリヤメタル層、アルミニウム合金層、反射防
止膜とを順次積層した構造からなることを特徴としてい
る。
また、本発明による半導体装置は、シリコン導電層表面
に形成された絶縁層上に延びて形成され、かつ絶縁層中
に形成されシリコン導電層表面に達する開孔部を介して
シリコン導電層表面に接続された多層積層構造を有する
配線層を備えており、その製造方法は以下の工程を備え
ている。
a、 開孔部内に露出したシリコン導電層の表面上およ
び絶縁層の表面上にバリヤメタル層を形成する工程。
b、 バリヤメタル層の表面上にアルミニウムを含む金
属層を形成する工程。
C1金属層の表面に反射防止膜を形成する工程。
d、 反射防止膜上にフォトリソグラフィ法を用いて所
定の配線パターンを有するマスクを形成する」工程。
e、 マスクを用いて反射防止膜、金属層およびバリヤ
メタル層を所定の形状にパターニングする工程。
f、 パターニングされた反射防止膜を除去する工程。
〔作用] 本発明における半導体装置の配線層は、下層から順にバ
リヤメタル層、アルミニウム合金層、反射防止膜の3層
構造からなる。そして、配線層の各層は、各々異なる働
きをなす。3層構造の中間に位置するアルミニウム合金
層は、アルミニウムの低抵抗特性によって配線層として
の本来的な高導電性を確保する。また、下層のバリヤメ
タル層は、この配線層の下部に形成された配線層あるい
は不純物領域の導電領域とのコンタクト部においてシリ
コン基板表面とアルミニウム合金層との間に介在し、ア
ルミニウムとシリコンとの直接接触を妨げることによっ
て相互に反応することを妨げる。これによって、アロイ
スパイク現象やシリコンノジュールの固相エピタキシャ
ル成長を防止する。また、最上層の反射防止膜は、半導
体装置の製造工程におけるフォトリングラフィ工程にお
いて、配線層上に塗布されるレジストに照射される露光
光線が配線層の表面で反射されて散乱するのを防止する
。これによって、露光精度が向上しパターニングされる
配線層の線幅を均一にかつ縮小化することができる。そ
して、これら3層の相互の作用によって、コンタクト部
分から導電部分にわたる全体的な配線層の信頼性を向上
し得る。
また、本発明による半導体装置の製造方法においては、
多層積層構造の配線層がパターニングされた後、最上層
に位置する反射防止膜は除去される。したがって、後工
程において行なわれる熱処理や駆動時における配線層の
発熱などに対し、反射防止膜中の成分がその下層のアル
ミニウム合金層中に侵入し、障害を生じさせるのを防止
することができる。たとえば、反射防止膜にシリコンが
含まれる場合などは、シリコンがアルミニウム合金層中
に析出するといった問題の発生を防止することができる
[実施例] 以下、本発明の実施例について図を用いて説明する。
本発明の一実施例として、スタックドキャパシタセルを
有するDRAM (Dynami c  Random
  Access  Memory)について説明する
。第1図は、DRAMのメモリセルアレイの断面構造図
であり、第2図は、その平面(1■造図を示している。
これらの図を参照して、まずDRAMのメモリセルアレ
イの構造について説明する。メモリセルアレイは、行方
向に延びた複数のワード線10a、10 b、 10 
c、 10 dと、これに直交する列方向に延びた複数
のビット線11a、llbとを有している。さらに、ワ
ード線10a〜10dの上部には、これらと重なり合う
位置関係で第2のワード線(以下補助ワード線と称す)
12a、12b、12c、12dが形成されている。ワ
ード線103〜10dとビット線]la、llbの交差
部近傍には各々メモリセル13が形成されている。個々
のメモリセル13は、1個のトランスファゲート用トラ
ンジスタ14と1個のキャパシタ15とを含む。トラン
スファゲート用トランジスタ14は、p型半導体基板2
の表面上にゲート酸化膜16を介してゲート電極を備え
ている。このゲート電極はワード線10a〜10dの一
部として構成されている。さらに、このゲート電極の周
囲は絶縁膜17に覆われている。
また、p型半導体基板2の表面領域にはゲート電極に自
己整合する位置関係でn型不純物領域18a s 18
 bが形成されている。このn型不純物領域18a、1
8bは、その不純物領域のチャネル側に低濃度の不純物
領域が形成されたいわゆるLDD  (Light  
Iy   Doped  Drafn)構造を有してお
り、トランジスタ14の1対のソース・ドレイン領域を
構成する。キャパシタ15は、下部電極19と誘電体膜
20および上部電極21の積層構造からなる。下部電極
1つは不純物が導入されたポリシリコンからなり、トラ
ンスファゲート用トランジスタ14のゲート電t’M1
0b(]、Oc)の上部から、フィールド酸化膜22の
上部を通るワード線]Oa (10d)の上部にまで絶
縁膜17を介して延在している。そして、その一部は一
方の不純物領域18bに接続されている。2[体膜20
は、下部電極19の上部に形成されており、シリコン窒
化膜とその表面に形成された酸化膜との2層構造からな
る。さらに、下部電極21は、不純物が導入されたポリ
シリコンからなる。このような、いわゆるスタックドタ
イプのキャパシタ15は、トランスファゲート用トラン
ジスタ14のゲート電極上やフィールド酸化膜22上に
まで乗上げるように形成することによって基板表面の平
面的な占有血清を減少し、高集積化を図っている。キャ
パシタ15などの表面上には第1層間絶縁膜23が形成
されている。さらに、第1層間絶縁膜23の表面上には
ビット線118111bが形成されている。ビット線1
1.a、11bは第1層間絶縁膜23中に形成されたコ
ンタクトホール24を介してトランスファゲート用トラ
ンジスタ]4の他方側のn型不純物領域18aに接続さ
れる。ビット線11a、l】bの上にさらに第2層間絶
縁膜25が形成される。さらに、その表面上には補助ワ
ード線12a、12b、12C112dが形成されてい
る。この補助ワード線12a 〜12dは下層のワード
線10a〜10dと同方向に重なり合う位置関係で形成
されており、その長平方向の数箇所の領域でワード線1
0a〜10dとコンタクトがとられている。この補助ワ
ード線12a〜12dは、このコンタクト部を介してワ
ード線10a〜10dに即座に電圧を印加することによ
ってワード線の立上がりを速める動きをなすものである
。したがって、補助ワード線1 ’2 a〜12dは低
抵抗の導電性の優れた材料で構成することが要求される
。このために、この補助ワード線に対して本発明の3層
構造からなる配線構造が適用される。
第3図は、第1図において切断線■−■に沿った方向か
らの断面構造図を模式的に示している。
本図を用いて補助ワード線12Hの構造について説明す
る。補助ワード線12aは下層のワード線1、0 aと
所定のフィールド酸化膜22上でコンタクトされる。補
助ワード線12aは下層から順にバリヤメタル層6、ア
ルミニウム合金層7、反射防止膜8の3層積層構造から
なる。また、補助ワード線12aとワード線10aとの
コンタクト部分では、補助ワード線12aは、下層から
順にシリサイド層20、バリヤメタル層6、アルミニウ
ム合金層7、反射防止膜8の4層積層構造からなる。
シリサイド層20はチタンシリサイド(TiS12)な
どの高融点金属シリサイドからなる。バリヤメタル層6
としてはチタンナイトライド(TiN)やタングステン
シリサイドなどが用いられる。アルミニウム合金層7は
アルミニウム中にシリコン(S i)を0.5%程度添
加したAl−3i合金や、あるいはさらに微量の銅(C
u)を添加したA1−3i−Cu合金などが用いられる
また、反射防止膜8は、アモルファスシリコン、または
アルミニウム中にシリコンを40〜45%程度印加した
AQ−Si合金や高融点金属あるいは高融点金属シリサ
イドなどが用いられる。アルミニウム合金層7は膜厚が
5000人〜10000人に形成され、アルミニウムの
有する低抵抗特性を利用して高導電性を有する配線本来
の機能を受持っている。さらに、アルミニウム中に添加
された銅の効果によってエレクトロマイグレーションに
対する耐性を向上させている。配線層のコンタクト部に
おいて、シリサイド層20はシリコン基板中の導電層と
の良好なオーミックコンタクトを実現する。バリヤメタ
ル層6は膜厚700人程蒸着形成され、コンタクト部に
おいて、アルミニウム合金層7とシリコン層との直接接
触を妨げ、アロイスパイク現象の発生やシリコンノジュ
ールの析出を防ILL、コンタクト抵抗の低減を図って
いる。また、反射防止膜8は膜厚300人程蒸着形成さ
れ、フォトリソグラフィ工程において、パターニング用
の露光光線の散乱を防止し、レジストパターン精度を向
上させる。第6図は、アモルファスシリコンの光反射率
を示している。データは、A誌−81(1%;膜厚10
000A)の反射率を100とした場合のアモルファス
シリコンの反射率の割合を示している。このデータによ
り、アモルファスシリコンの光反射率が低いことがわか
る。この低反射率特性を利用して、パターニング用の露
光光線の散乱が防止される。したがって、凹凸の激しい
表面上での配線層12aのパターニング粘度を向上させ
、配線層の線細りゃ断線を防−し、配線パターンの安定
化および微細化を達成している。これらの3層(を造の
各々の層の働きによって、配線層全体として高導電性を
6しコンタクト抵抗の少ない、配線パターンの安定した
高信頼性を有する配線層を実現している。そして、特に
このような配線は上記した補助ワード線12a112b
なとの多層配線層の上部に位置しかつ高速応答性を要求
される配線層に適用された場合、特にその効果が顕とと
なる。そして、このような配線層を適用したDRAMで
はメモリセルの応答性が向上し、さらに配線層の製造プ
ロセスの安定化によりD RA Mの製造上の不良品の
発生率が低減できる。
なお、上記実施例においてはDRAMのメモリセルアレ
イに用いられる補助ワード線に対して本発明を適用した
例について述べたが、これに限定されることなく、たと
えば下層に位置するビット線に適用してもよ(、また広
く一般の半導体装置の配線層に適用できることは言うま
でもない。
次に、この発明による半導体装置の配線層の製造方法に
ついて、第4A図ないし第4E図を用いて説明する。
まず、第4A図を参照して、シリコン基板2の表面上に
形成された絶縁膜3中に、シリコン基板2表面に形成さ
れた不純物領域1に達するコンタクトホール40が形成
される。そして、コンタクトホール40の内部および絶
縁膜3の表面上にスパッタ法jこよりチタニウム層30
aが堆積される。
次に、418図を参照して、窒素雰囲気中でRTP (
Rapid  Thermal  ProceSS)法
を用いてチタニウムN 30 aを窒化し、窒化チタニ
ウム層30を形成する。RTP法は強力な加熱ランプを
用いて急速加熱し、窒化反応を生じさせる方法である。
この窒化処理の際、チタニウム層30aとシリコン基板
2(不純物領域1)との接触部分ではチタニウムとシリ
コンとの反応によってチタンシリサイド層20が形成さ
れる。
さらに、第4C図を参照して、窒化チタニウム層30の
表面上に再度チタニウム層30aを堆積する。
その後、第4D図を参照して、RTP法を用いて窒化雰
囲気中でチタニウム層30aを窒化する。
この窒化処理により、チタニウム層30aが窒化チタニ
ウム層に変化し、下層の窒化チタニウム層と合わせて所
定の膜厚の窒化チタニウム層30が形成される。この窒
化チタニウム層30がバリヤメタル層を構成する。
次に、第4E図を参照して、窒化チタニウム層30の表
面上に膜厚5000〜100OOAのA麩−5i−Cu
層31を形成する。さらにAQ−5i−Cu層31の表
面上にアモルファスシリコン層32をスパッタ法を用い
て堆積する。そして、フォトリングラフィ法およびエツ
チング法を用いてアモルファスシリコン層32、Am−
3i −C1層31および窒化チタニウム層30を所定
の配線形状にパターニングする。アモルファスシリコン
層32はフッ素系のエツチングガス(たとえば、CF4
+02)を用いてエツチングされる。また、Alt−3
i−Cu層31は塩素系のエツチングガス(たとえば、
BcQ−s+cQ、2)を用いてエツチングされる。
以上の工程により、配線部において窒化チタニウム層/
AQ−5i−Cu層/アモルファスシリコン層の3層構
造を有し、コンタクト部において、チタンシリサイド層
/窒化チタニウム層/A15i−Cu層/アモルファス
シリコン層の4層構造を有する配線層を形成する。
また、第5図に示すように、配線層のパターニング後、
最上層の反射防止膜(アモルファスシリコン層)32を
除去しても構わない。この場合、アモルファスシリコン
層32はエツチング除去されるが、下層のA(j−Si
−Cu層31は選択比が異なるためオーバエンチングか
防止される。
さらに、反射防止膜としてアモルファスシリコンを用い
た場合には、たとえばAn−5i(45%)を用いた場
合に比べ、半導体装置の動作中における配線層の発熱に
より、下層のAQ−3i−Cu層31内にシリコンの析
出が生じることを防止する効果を奏する。
このように、本発明による半導体装置の配線構造は、配
線部において3層積層構造とし、最上層に反射防止膜を
備えている。反射防止膜はフォトリソグラフィ法を用い
た配線層のパターニング時において露光光線の散乱を防
止し、配線パターンの微細化を実現する。また、コンタ
クト部において4層積層構造とし、下層側からシリサイ
ド層、バリヤメタル層を備えている。シリサイド層はシ
リコン導電層と配線層との間の良好なオーミックコンタ
クトを実現し、さらにバリヤメタル層は両層間に生じる
シリコンノジュールの析出を防止し、コンタクト特性を
向上させる。したがって、本発明による配線構造を備え
た半導体装置は配線層の信頼性が向上する。
〔発明の効果] 以上のように、本発明による半導体装置は、その配線層
として高導電性を何しエレクトロマイグレーション耐性
に優れたアルミニウム合金層と、このアルミニウム合金
層と下層の導電層表面とのコンタクト部においてこの両
者の間に介在することによってコンタクト抵抗の増大を
防止するバリヤメタル層と、配線層のパターニング工程
において露光光線の乱反射を防止し、パターニング精度
を向上し得る反射防止膜とを積層した3層構造で11が
成しているので、製造上および動作特性上高い信頼性を
有する配線層を有する半導体装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例のDRAMのメモリセルの
断面構造図である。第2図は、第1図に示したメモリセ
ルの平面構造図である。第3図は、第1図に示したメモ
リセルに含まれる補助ワード線の断面構造を模式的に示
した断面模式図である。 第4A図、第4B図、T44C図、第4D図および第4
E図は、本発明の二実施例の配線構造の製造工程を順に
示した製造工程断面図である。第5図は、第4E図に示
した製造工程に引き続いて行なわれる製造工程断面図で
ある。第6図は、反射防止膜として用いられるアモルフ
ァスシリコンの光反射率と膜厚との関係を示す相関図で
ある。 第7図は、従来の半導体装置に用いられる配線層の一例
を示す断面(1ζ造図である。第8図は、従来の配線層
の第2の例を示す断面構造図である。 図において、5は配線層、6はバリヤメタル層、7はア
ルミニウム合金層、8は反射防止膜、12a、12b、
12c、12dは補助ワード線、20はシリサイド層を
示している。 なお、 示す。 図中、 同一符号は同一または相当部分を め3区 易4A圀 お4Bの 衿5回 祐60 諜、iに) Relativ Peflsc+1vity I工At
−5:  (1’/61 L tootCl; iゲ自
*及tit第4Dの 衿7n 第8の

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)半導体基板上に絶縁層を介して積層された複数の
    配線層からなる多層配線構造を有する半導体装置におい
    て、 前記複数の配線層のうち少なくとも1つが前記半導体基
    板側からバリヤメタル層、アルミニウム合金層、反射防
    止膜とを順次積層した構造からなることを特徴とする、
    半導体装置。
  2. (2)シリコン導電層表面に形成された絶縁層上に延び
    て形成され、かつ前記絶縁層中に形成され前記シリコン
    導電層表面に達する開孔部を介して前記シリコン導電層
    表面に接続された多層積層構造を有する配線層を備えた
    半導体装置の製造方法であって、 前記開孔部内に露出した前記シリコン導電層の表面上お
    よび前記絶縁層の表面上にバリヤメタル層を形成する工
    程と、 前記バリヤメタル層の表面上にアルミニウムを含む金属
    層を形成する工程と、 前記金属層の表面に反射防止膜を形成する工程と、 前記反射防止膜上にフォトリソグラフィ法を用いて所定
    の配線パターンを有するマスクを形成する工程と、 前記マスクを用いて前記反射防止膜、前記金属層および
    前記バリヤメタル層を所定の形状にパターニングする工
    程と、 パターニングされた前記反射防止膜を除去する工程とを
    備えた、半導体装置の製造方法。
JP16757789A 1988-09-13 1989-06-29 半導体装置およびその製造方法 Pending JPH02168626A (ja)

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JP16757789A Pending JPH02168626A (ja) 1988-09-13 1989-06-29 半導体装置およびその製造方法

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