JPH0216783Y2 - - Google Patents

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JPH0216783Y2
JPH0216783Y2 JP3424985U JP3424985U JPH0216783Y2 JP H0216783 Y2 JPH0216783 Y2 JP H0216783Y2 JP 3424985 U JP3424985 U JP 3424985U JP 3424985 U JP3424985 U JP 3424985U JP H0216783 Y2 JPH0216783 Y2 JP H0216783Y2
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JP3424985U
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JPS61151793U (ja
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  • Domestic Plumbing Installations (AREA)
  • Road Paving Structures (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は一般娯楽用の水上すべり台の一種であ
る流水式スライダーの改良に関するものである。
(従来の技術) 断面形状がU字型のオープンタイプの滑降路要
素、または円筒型のクローズドタイプの滑降路要
素を勾配をもたせながら多数連設して一連の滑降
路を形成し、その滑降路内に注水し、その水流を
利用して滑降を楽しむ流水式スライダーは公知で
ある。
(考案が解決しようとする問題点) 従来のスライダーは、高所に設定されたスター
ト始点から終点のプール上面に至る一経路の滑降
路のみであり、途中に勾配の緩急、曲率の大小の
変化はあつても、その途中で分岐する滑降路を設
けた事例はなかつた。従つて、滑降路の途中がい
かに複雑に形成されてあつても、一通りの滑降経
路しか経験することができなかつた。そのため同
一利用者が何回も繰り返して滑降するうちに単調
さを覚え、すぐに飽きられてしまうという欠点が
あつた。
その単調さをカバーするために、変化に富んだ
経路を有する滑降路を系列別に何通りも作つて併
設する設備も建設された。しかし設備本体の製作
費が系列数に比例して増加し、また必要とされる
広大な建設用地の利用効率の面から経済的ではな
い欠点があつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記の欠点を解決するために発案され
たもので、その要旨は、滑降路の途中に1方向以
上に分岐する分岐滑降路を組み込み、かつ、各々
の分岐した滑降路に所定量の流水を補給する注水
設備を組み付けたところにある。
(実施例及び作用) 以下本考案の実施例を図面に従つて説明する。
第1図は本考案の実施例で流水スライダーの分
岐部のみをとりだして示す部分斜視図であり、断
面形状がU字型の主滑降路1から他の1方向に分
岐する分岐滑降路2を組み込んだ例で示してい
る。
滑降路1,2の本体は、硬質樹脂、FRP等の
材料によつて所定長さに成形された素材を多数連
接して形成される。滑降路内面3は、滑降時にお
ける摩擦を低減し、さらに滑降者が擦過傷を負う
危険を防止するために、円滑な仕上処理が施され
ている。
主滑降路1の上流から滑り降りてきた利用者A
は、分岐点4において、滑降方向を任意に選択す
る。すなわち、第1図において、左側に示す主滑
降路1の下流側に入るか、または右側の分岐滑降
路2に入るかを自らが滑降してきたスピード、姿
勢を勘案しながら選択する。
ここで主滑降路1の上流から流下してきた水流
5は、分岐点4において導水勾配が大きい滑降路
のみに流入し、他の滑降路には流入しないか、も
しくは分流が理想的に行なわれたとしても各滑降
路に流入する水量は半減してしまう欠点がある。
そのため、各々の分岐した滑降路1,2に所定量
の水量を補給するための注水設備6,7を設け
る。
注水設備6,7としては、滑降路内面3に開口
した水の吐出孔を多数設けた構造が採用される。
注水量の調節は分岐点付近、もしくは地上付近に
設けた水量調節弁9によつて任意に調整できる。
第2図は、他の実施例を示す斜視図であり、主
滑降路1から2方向に分岐する分岐滑降路2,
2′を設けた例を示している。
以下同様に必要に応じて、3方向以上に適宜分
岐滑降路を設けることもできる。
また滑降路は、第1図、第2図で示したように
断面の形状がU字型のダクトの他に、第3図に示
すように断面が円筒状に成形されたFRP管を採
用してもよい。
なお、第1図のオープンタイプのU字型のダク
トを採用する滑降路においては、利用者が分岐部
4へ乗り上げて、さらに滑降路から転落する事故
を防止するために分岐後の双方の滑降路1,2の
間に安全ネツト8を張設したり、防護柵を設置す
ることは、安全対策上、設計段階で配慮される事
項である。
(考案の効果) 以上の説明で明らかなように、本考案は滑降路
の途中に1方向以上に分岐する滑降路を設けたた
め、従来の単一の経路のものと比較して、利用者
が種々の経路を選択して、多様なルートで滑降で
きる利点がある。
すなわち、変化に富んだルートを自主的に選択
して滑降でき、楽しさと興味及び遊戯性が増大
し、長時間に渡つて利用しても飽きがこない。
また本考案の流水式スライダーにおいては、別
個の系列のスライダーを複数基設置しなくても、
多様な変化をもつた経路が設定できる利点があ
る。
すなわち、複数の系列を併設する場合に比較し
て、スライダー設備本体の製作費及び建設用地の
面積が大幅に低減でき、設備の利用効率が著しく
向上する等の効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例であり、断面がU字型
のダクトを使用し、主滑降路の他に一方向に分岐
する分岐滑降路を有するスライダーの分岐部のみ
をとり出して示す斜視図である。第2図は他の実
施例であり、主滑降路の他に2方向に分岐する分
岐滑降路2,2′に設けたスライダーの分岐部を
示す斜視図である。第3図は滑降路として断面が
円筒状に成形されたダクトで形成されたスライダ
ーの分岐部の一部を破断して示す斜視図である。 1……主滑降路、2,2′………分岐滑降路、
3……滑降路内面、4……分岐点、5……水流、
6……注水設備、7……注水設備、8……安全ネ
ツト、9……水量調節弁、A……利用者。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 高所に設定した始点からなだらかに下回する
    すべり台状に形成した一連の滑降路の終点をプ
    ール水面上に延設し、始点付近から滑降路内に
    注入した水の流れを利用して人が滑降する流水
    式スライダーにおいて、前記滑降路1の途中に
    1方向以上に分岐する分岐滑降路2,2′を設
    け、かつ、各々の分岐した滑降路2,2′に所
    定の水量を補給する注水設備6,7を組みつけ
    たことを特徴とするレジヤープールにおける流
    水スライダー。 (2) 滑降路として断面がU字型のダクトを使用し
    た実用新案登録請求の範囲第1項記載のレジヤ
    ープールにおける流水式スライダー。 (3) 滑降路として断面が円筒型のダクトを使用し
    た実用新案登録請求の範囲第1項記載のレジヤ
    ープールにおける流水式スライダー。
JP3424985U 1985-03-12 1985-03-12 Expired JPH0216783Y2 (ja)

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JP3424985U JPH0216783Y2 (ja) 1985-03-12 1985-03-12

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JP3424985U JPH0216783Y2 (ja) 1985-03-12 1985-03-12

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JPS61151793U JPS61151793U (ja) 1986-09-19
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