JP2001070497A - スノースポーツ用ジャンプの遊技施設 - Google Patents

スノースポーツ用ジャンプの遊技施設

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JP2001070497A
JP2001070497A JP25325899A JP25325899A JP2001070497A JP 2001070497 A JP2001070497 A JP 2001070497A JP 25325899 A JP25325899 A JP 25325899A JP 25325899 A JP25325899 A JP 25325899A JP 2001070497 A JP2001070497 A JP 2001070497A
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sponge
sliding
landing
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slope
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Hiroyuki Toki
裕之 土岐
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OBE KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特殊のスーツとか装備がなくても初心者の安
全性が確保されて気軽にジャンプを楽しむことができ
て、かつ、ジャンプの巧拙を簡単に判断することができ
るスノースポーツ用ジャンプの遊技施設を提供すること
を目的とする。 【解決手段】 所定角度の傾斜面を有する斜面上に、予
め表面に衝撃吸収剤が塗着された滑走マット5を敷き詰
めて構成した滑走部1と、一面に敷き詰めた平板状のス
ポンジ37上にサイコロ状にカットされたスポンジ38
を投入して構成した着地部3と、地表と滑走部1のスタ
ート用ステージ10を連結する昇降階段2とを具備して
なるスノースポーツ用ジャンプの遊技施設を基本構成と
する。上記構成に着地部3の上面を被覆する走行式テン
トハウス4を具備してなる。又、滑走マット5の幅員を
下方部で部分的に絞り込んだ狭小部12を形成して該狭
小部12を抜けた地点にジャンプの踏切板13を配置し
てある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は遊園地とかスポーツ
施設、テーマパーク等における遊具設備として、スキ
ー,スノーボード等のスノースポーツにおけるジャンプ
を一般の遊技者が気軽に体験したり、安全なアトラクシ
ョンとして、又はジャンプ練習用として使用することが
できるスノースポーツ用ジャンプの遊技施設に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来のスノースポーツ用ジャンプの遊技
施設として、自然の地形を利用したり、工事用組立式足
場により形成した斜面に滑走用マットを敷設して人工の
ゲレンデを製作し、着地面は海とかプール等の水面を利
用した例が知られている。このような施設は別名ウォー
タージャンプとも呼称され、初級の遊技者は滑走用マッ
ト上を滑走して水中に飛び込むことでジャンプを体験
し、中級・上級遊技者は高度のジャンプとかエアリアル
競技の練習用として利用している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のスノースポーツ用ジャンプの遊技施設は、着
地面として海とかプール等の水面が利用されているた
め、衝突時の水圧による衝撃とか温度の急変による肉体
的ショックなどがあって遊技者の安全性が必ずしも高く
確保されているものとはいえないという課題がある。更
に着地に水面を利用していることによって使用期間は夏
期に限定され、遊技者がジャンプを練習したい秋から初
冬にかけての期間は遊技施設を使用することができな
い。
【0004】また、遊技者はライフジャケットとかウェ
ットスーツ等の耐衝撃性の装備及び特殊のスーツを身に
つけてからプレーしなければならないため、初心者が遊
園地とかテーマパーク等で簡単に体験することができな
いという難点がある。これらのウォータージャンプのセ
ッティングはスキーのエアリアル競技とかモーグル競技
練習用に合わせたものが多いために一般向きではなく、
初心者が気軽にジャンプを楽しむことができない。更に
従来の遊技施設では、ジャンプの成功もしくは不成功、
換言すればジャンプ技術の巧拙程度を容易に判断するこ
とができないという難点がある。
【0005】そこで本発明はこのような従来のジャンプ
の遊技施設が有している課題を解消して、特殊のスーツ
とか装備がなくても初心者が気軽にジャンプを楽しむこ
とができるとともに遊技者の安全性が確保され、かつ、
ジャンプの巧拙を簡単に判断することができるスノース
ポーツ用ジャンプの遊技施設を提供することを目的とす
るものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、所定角度の傾斜面を有する斜面上に、予め
表面に衝撃吸収剤が塗着された滑走マットを敷き詰めて
構成した滑走部と、スポンジプールからなる着地部と、
地表と滑走部のスタート用ステージを連結する昇降手段
とを具備してなるスノースポーツ用ジャンプの遊技施
設、及び所定角度の傾斜面を有する斜面上に、予め表面
に衝撃吸収剤が塗着された滑走マットを敷き詰めて構成
した滑走部と、一面に敷き詰めた平板状のスポンジ上に
サイコロ状にカットされたスポンジを投入して構成した
着地部と、地表と滑走部のスタート用ステージを連結す
る昇降手段とを具備してなるスノースポーツ用ジャンプ
の遊技施設を基本構成とする。
【0007】更に上記構成に着地部の上面を被覆する走
行式テントハウスを具備した遊技施設を提供する。前記
滑走マットの幅員を下方部で部分的に絞り込んだ狭小部
を形成して該狭小部を抜けた地点にジャンプの踏切板を
配置してあり、着地部の左右両側にフェンスを配設し、
該フェンスの一部を切り欠いて出入り用階段を取り付け
てある。更に着地部の最前端に雨よけ用テントシールを
配設する。前記平板状のスポンジとサイコロ状にカット
されたスポンジの材質として発泡ウレタンスポンジを用
いる。また、滑走部の滑走方向の左右両側に、内側に衝
撃吸収用のクッションマットが取り付けられたサイドフ
ェンスを配設してある。
【0008】上記構成の本発明によれば、遊技施設を屋
外に設置した場合には、使用時に走行式テントハウス着
地部上面からスライドさせてスポンジプールの上面をオ
ープンにし、遊技者がスキーもしくはスノーボード等を
所持して昇降階段を通ってスタート用ステージのスター
ト地点に立ち、滑走部の狭小部を目標として滑走マット
を敷き詰めた滑走部上を滑降し、狭小部を通り抜けて踏
切板から着地部方向にジャンプする。滑走部の表面には
予め衝撃吸収剤が塗着されているため、遊技者が滑降時
に転倒しても打撲とか骨折等の大きな怪我をする虞れが
なく、コースアウトの心配がない。
【0009】着地部にジャンプした遊技者の体はサイコ
ロ状のスポンジによって体の一部分だけに荷重がかから
ないようにして受け止められ、更に一面に敷き詰められ
た平板状のスポンジによって最終的に受ける遊技者の衝
撃が全体的に緩和される。これによって遊技者がバラン
スを崩して着地してもスポンジ内に体を沈めて衝突の速
度が軽減され、局部的な怪我とか打撲が防止され、しか
も平板状のスポンジにより遊技者の衝撃は全体的に吸収
緩和される。
【0010】このときに遊技者のジャンプが成功した場
合には該遊技者の体が着地部を構成するスポンジプール
内にほとんど沈むことがなく、逆に遊技者のジャンプが
失敗した場合には、体が見えなくなるほどスポンジプー
ル内に大きく沈むため、ジャンプの成功もしくは不成功
を目視により判断することができる。
【0011】本遊技施設をドーム等の屋内に設置した場
合には、雨天時でも着地部内にあるスポンジが水分を吸
収したり、雨水が貯留される惧れがないため、走行式テ
ントハウスを配設する必要がなく、使用時のスライド操
作は省略することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下図面を用いて本発明にかかる
スノースポーツ用ジャンプの遊技施設の具体的な実施形
態を説明する。図1は本発明の遊技施設を全体的に示す
斜視図、図2は同側面図、図3は同平面図であり、先ず
本遊技施設の主要な構成要素を説明すると、1は所定角
度の傾斜面を有する滑走部、2は昇降手段としての昇降
階段、3はスポンジプールでなる着地部、4は該着地部
3を被覆する走行式テントハウスである。
【0013】滑走部1は鉄骨を主体として形成された斜
面上に、予め表面に衝撃吸収剤を塗着したゴム系の滑走
マット5,5を多数枚敷き詰めて滑走部が構成され、滑
走方向の左右両側にサイドフェンス6,6が配設されて
いる。該サイドフェンス6,6の内側には衝撃吸収用の
クッションマット7が取り付けられている。8は滑走部
1の下部に配備された鉄骨でなる本体支柱であり、滑走
部1を全体的に支えるため鉄骨と梁材によって強固な本
体支柱8が構築されている。
【0014】滑走部の上方部には、スタート用手摺り9
とスタート用ステージ10が設けられている。10aは
防護フェンスである。スタート用手摺り9の滑走部左右
中心部分を切り欠いてスタート地点11が設定されてい
る。スタート用ステージ10は平坦状に構成され、図3
に示したように該スタート用ステージ10の一端にワッ
クス塗着用台18が設置されている。
【0015】上記滑走マット5,5,を敷き詰めた滑走
部には、該滑走部の幅員を下方部で部分的に絞り込んだ
狭小部12が形成され、この狭小部12を抜けた地点に
ジャンプの踏切板13が配置されている。狭小部12と
は、上方の滑走部の幅員に比較して狭い幅員にした部分
であって、遊技者20が滑降するための充分な幅員を保
持している。換言すれば狭小部12以外の滑走部の幅員
を広く形成したことにより、遊技者20に安心感を与え
る作用が得られる。遊技者20はスタート用手摺り9の
中心部分に位置するスタート地点11から狭小部12を
目標として滑降を行い、この狭小部12を通り抜けてか
ら踏切板13に達して着地部3の中心方向にジャンプす
るように構成されている。
【0016】滑走部の距離及び傾斜角度は適宜に設定す
ればよいが、ジャンプ初心者でも滑降可能であるととも
に中上級者でも満足できるレベルにセッティングされて
いることが好ましい。
【0017】昇降階段2は地表とスタート用ステージ1
0を連絡する通路を構成しており、鉄骨でなる4本の支
柱14,15,16,17及び各支柱の位置を確定する
多数本の梁材と、該支柱14,15,16,17の外周
面にあって螺旋状に構成された階段21,22,23,
24,25,26,27,28,29及び各階段の中途
部に配置された踊り場30,31,32,33,34,
35,36から構成され、最上部の階段29がスタート
用ステージ10に連結されている。図4は図2のC矢視
図である。なお、これら階段21等からなる昇降階段2
に代えて、エスカレータ,エレベータ等の他の昇降手段
を採用することもできる。
【0018】着地部3の構造を以下に説明すると、この
着地部3はスポンジプールとも呼称され、37は一面に
敷き詰められた平板状のスポンジであり、38はスポン
ジ37上に投入され、サイコロ状にカットされたスポン
ジである。39,40は着地部3の左右両側に配設され
たフェンス、41,42,43,44はフェンス39,
40の一部を切り欠いて取り付けた出入り用階段、45
は着地部3の最前端に配設された雨よけ用テントシール
である。スポンジ37,38の材質として発泡ウレタン
スポンジを用いるのが最適である。図5は図2のA矢視
とB矢視の合成図である。このようにスポンジプールか
らなる着地部を全体の衝撃を緩和するための平板状のス
ポンジ37と、着地した際に体の一部に荷重が集中しな
いようにするための独立したサイコロ状のスポンジ38
の二重構造としたことが本願発明の特徴の一つである。
なお、本発明でいうサイコロ状とは着地した際に体の一
部に荷重が集中しないようにするために独立した小塊状
のスポンジを意味しているものであり、小塊状であれ
ば、例えば円柱状,三角柱状等の他の形状の物も含む概
念である。
【0019】前記平板状のスポンジ37の材質として、
例えば密度16(kg/m2)、硬度8.5(kgf),
厚さ300(mm)の発泡ウレタンスポンジを採用し、
サイコロ状のスポンジ38は、密度20(kg/
2)、硬度11.5(kgf)の発泡ウレタンスポンジ
を150(mm)角にカットしたものを採用しており、
平板状のスポンジ37の上面に約2万個のサイコロ状ス
ポンジ38が投入されている。平板状のスポンジ37
は、着地時に受ける遊技者の衝撃を全体的に緩和する作
用があり、サイコロ状のスポンジ38は、遊技者がバラ
ンスを崩して着地した際でも体の一部だけに荷重がかか
らないようにする作用がある。
【0020】前記滑走部の踏切板13の下方に突出する
支杆46,46の下端部が門型の梁材47の上面に支持
されている。前記走行式テントハウス4は着地部3の上
面を全体的に被覆する形状を有しており、平常時には滑
走部1の下方にあって、上記の門型の梁材47内をレー
ル4aに沿って着地部3方向にスライド自在に配設され
ている。尚、本遊技施設をドーム等の屋内に設置した場
合には、走行式テントハウス4の配設を省略してもよ
い。
【0021】かかるスノースポーツ用ジャンプの遊技施
設の動作態様を説明する。先ず遊技施設を屋外に設置し
た場合、この施設の不使用時には、滑走部1の下方にあ
る走行式テントハウス4を門型の梁材47内を通してレ
ール4aに沿って着地部3方向にスライドさせ、着地部
3を構成するスポンジプールの上面を被覆する。従って
走行式テントハウス4と雨よけ用テントシール45によ
って雨天時でも着地部3内にある平板状のスポンジ37
とサイコロ状にカットされたスポンジ38が多量の水分
を吸収したり、スポンジプール内に雨水が貯留されるこ
とが防止され、該着地部3を最良の状態に維持すること
ができる。
【0022】遊技施設の使用時には、走行式テントハウ
ス4を門型の梁材47内を通して着地部3から滑走部1
の下方にスライドさせ、スポンジプールの上面をオープ
ンにする。次に遊技者20がスキーもしくはスノーボー
ド等を所持して昇降階段2の螺旋状に構成された各階段
21,22,23,24,25,26,27,28,2
9及び各階段の中途部に配置された踊り場30,31,
32,33,34,35,36を通って最上部のスター
ト用ステージ10に立ち、必要に応じてワックス塗着用
台18で最適なワックスを選択してスキーもしくはスノ
ーボードの滑走面に塗着する。
【0023】そして遊技者20は、スタート用手摺り9
の中心部分に位置するスタート地点11に立ち、狭小部
12を目標としてゴム系の滑走マット5,5を敷き詰め
た滑走部上を滑降し、狭小部12を通り抜けて踏切板1
3から着地部3方向にジャンプする。
【0024】滑走部の表面には予め衝撃吸収剤が塗着さ
れているため、遊技者20が滑降時に転倒しても打撲と
か骨折等の大きな怪我をする虞れがなく、狭小部12に
比して滑走部の幅員が広いためコースアウトする心配が
ない。仮に遊技者20が左右のサイドフェンス6,6方
向に滑降して衝突した場合でも該サイドフェンス6,6
の内側に衝撃吸収用のクッションマット7が取り付けら
れているため、遊技者20に及ぼされる衝撃は最小限と
なって怪我をする惧れはほとんど生じない。
【0025】着地部3方向にジャンプした遊技者20の
体は、先ずサイコロ状のスポンジ38によって体の一部
分だけに荷重がかからないようにして受け止められ、更
に一面に敷き詰められた平板状のスポンジ37によって
最終的に受ける遊技者20の衝撃が全体的に緩和され
る。これによって遊技者20がバランスを崩して着地し
ても、サイコロ状のスポンジ38が遊技者20の体にな
じみながらある程度スポンジ内に体を沈めて衝突の速度
を軽減し、これに伴って遊技者20の体の一部分だけに
荷重がかからずに局部的な怪我とか打撲が防止され、平
板状のスポンジ37が遊技者20の衝撃を全体的に緩和
することができる。
【0026】また、遊技者20の飛形が良好でジャンプ
が成功した場合には、該遊技者20の体が着地部3を構
成するスポンジプール内にほとんど沈むことがなく、逆
に遊技者20が空中でバランスを崩してジャンプが失敗
した場合には、体が見えなくなるほどスポンジプール内
に大きく沈むため、ジャンプの成功もしくは不成功、即
ちジャンプ技術の巧拙程度を目視により判断することが
できる。尚、ジャンプの失敗時に大きく沈んだ遊技者2
0の脱出動作を容易にするため、スポンジプール内の遊
技者20が良く沈む部位と、スポンジプール内の端部に
おける前記2種類のスポンジ37,38の比率を変える
ことも可能である。
【0027】遊技者20はジャンプの終了後にフェンス
39,40に取り付けた出入り用階段41,42,4
3,44の何れかを通って外部に出てから昇降階段2の
螺旋状に構成された各階段を通って最上部のスタート用
ステージ10に立ち、再度ジャンプを行うことができ
る。
【0028】また、本遊技施設をドーム等の屋内に設置
した場合には、雨天時でも着地部3内にあるスポンジ3
7,38が水分を吸収したり、スポンジプール内に雨水
が貯留される惧れがないため、走行式テントハウス4を
配設せず、該走行式テントハウス4の着地部3方向への
スライド操作を省略することができる。
【0029】
【発明の効果】以上記載した本発明によれば、遊技者が
スキーもしくはスノーボード等を用いて滑走部のスター
ト地点から狭小部を目標として滑降した際に、滑走部の
表面に塗着された衝撃吸収剤によって遊技者が転倒して
も打撲とか骨折等の大きな怪我をする虞れがなく、コー
スアウトの心配がない上、滑走部から着地部方向にジャ
ンプした際には遊技者の体はサイコロ状のスポンジによ
って体の一部分だけに荷重がかからないようにして受け
止められ、更に平板状のスポンジによって遊技者の受け
る衝撃が全体的に緩和されて局部的な怪我とか打撲が生
じることがない安全な遊技施設を提供することができ
る。特に着地面が従来のプール等の水面ではないため、
衝突時の水圧による衝撃とか温度の急変による肉体的シ
ョックはなくなり、遊技者の安全性を高く確保すること
ができる。このようにスポンジプールからなる着地部を
全体の衝撃を緩和するための平板状のスポンジと、着地
した際に体の一部に荷重が集中しないようにするための
独立したサイコロ状のスポンジの二重構造としたことが
本願発明の特徴の一つである。
【0030】また、着地部の上面を被覆する走行式テン
トハウスを具備したことによって雨天時でも着地部内に
あるスポンジが水分を吸収したり、スポンジプール内に
雨水が貯留されることが防止されて該着地部を常時最良
の状態に維持することができる。尚、本遊技施設をドー
ム等の屋内に設置した場合には、雨天時でも着地部内の
スポンジが水分を吸収したり雨水が貯留されることがな
いため、走行式テントハウスを配設する必要がない。
【0031】本遊技施設は着地に水面を利用していない
ので、使用期間が夏期に限定されず、四季に関係なく遊
技者はスキージャンプの練習をすることができる。ま
た、利用時に遊技者がライフジャケットとかウェットス
ーツ等の耐衝撃性の装備とか特殊のスーツを身につける
必要がなく、従って初心者でも遊園地とかテーマパーク
等で簡単にジャンプを体験することができる。更に滑走
部の距離とか傾斜角度をジャンプ初心者でも滑降可能で
あるとともに中上級者でも満足できるレベルにセッティ
ングすることができるため、初心者,中上級者を問わず
に利用可能であり、ジャンプの成功もしくは不成功、換
言すればジャンプ技術の巧拙程度を目視により判断する
ことができる。
【0032】遊技者の安全性が確保されているため、中
上級者は自己の技術レベルを超えた各種ジャンプの練習
を行うことができて、急速な技術レベルの進歩がはかれ
るとともにスリルと充足感を満喫することができる。
【0033】特に本発明によれば、従来のジャンプ用施
設のように自然の地形を利用する必要がないため、設置
場所とか設置条件が限定されず、各種の遊園地とかスポ
ーツ施設、テーマパーク等の遊具設備として容易に構築
することができて、従来から全く存在しない新しくて集
客力の高い核となる遊技施設が提供可能となる。利用時
には特殊のスーツとか装備がなくても気軽にジャンプを
楽しむことができるとともに遊技者の安全性は高く確保
され、しかもジャンプの巧拙を簡単に判断することがで
きるスノースポーツ用ジャンプの遊技施設を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるスノースポーツ用ジャンプの遊
技施設を全体的に示す斜視図。
【図2】図1の側面図。
【図3】図1の平面図。
【図4】図2のC矢視図。
【図5】図2のA矢視とB矢視の合成図。
【符号の説明】
1…滑走部 2…昇降階段 3…着地部 4…走行式テントハウス 4a…レール 5…滑走マット 6…サイドフェンス 7…クッションマット 8…本体支柱 9…スタート用手摺り 10…スタート用ステージ 10a…防護フェンス 11…スタート地点 12…狭小部 13…踏切板 37…(平板状の)スポンジ 38…(サイコロ状の)スポンジ 39,40…フェンス 41,42,43,44…出入り用階段 45…雨よけ用テントシール 47…梁材 整理番号 P3005

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定角度の傾斜面を有する斜面上に、予
    め表面に衝撃吸収剤が塗着された滑走マットを敷き詰め
    て構成した滑走部と、スポンジプールからなる着地部
    と、地表と滑走部のスタート用ステージを連結する昇降
    手段とを具備してなることを特徴とするスノースポーツ
    用ジャンプの遊技施設。
  2. 【請求項2】 所定角度の傾斜面を有する斜面上に、予
    め表面に衝撃吸収剤が塗着された滑走マットを敷き詰め
    て構成した滑走部と、一面に敷き詰めた平板状のスポン
    ジ上にサイコロ状にカットされたスポンジを投入して構
    成した着地部と、地表と滑走部のスタート用ステージを
    連結する昇降手段とを具備してなることを特徴とするス
    ノースポーツ用ジャンプの遊技施設。
  3. 【請求項3】 所定角度の傾斜面を有する斜面上に、予
    め表面に衝撃吸収剤が塗着された滑走マットを敷き詰め
    て構成した滑走部と、一面に敷き詰めた平板状のスポン
    ジ上にサイコロ状にカットされたスポンジを投入して構
    成した着地部と、地表と滑走部のスタート用ステージを
    連結する昇降手段と、前記着地部の上面を被覆する走行
    式テントハウスを具備してなることを特徴とするスノー
    スポーツ用ジャンプの遊技施設。
  4. 【請求項4】 所定角度の傾斜面を有する斜面上に、予
    め表面に衝撃吸収剤が塗着されたゴム系の滑走マットを
    多数枚敷き詰めて構成され、幅員を下方部で部分的に絞
    り込んだ狭小部が形成されて該狭小部を抜けた地点にジ
    ャンプの踏切板が配置された滑走部と、一面に敷き詰め
    た平板状のスポンジ上にサイコロ状にカットされたスポ
    ンジを投入して構成した着地部と、着地部の左右両側に
    配設されたフェンス及び該フェンスの一部を切り欠いて
    取り付けた出入り用階段と、着地部の最前端に配設され
    た雨よけ用テントシールと、地表と滑走部のスタート用
    ステージを連結する昇降階段と、前記着地部の上面を被
    覆する走行式テントハウスを具備してなることを特徴と
    するスノースポーツ用ジャンプの遊技施設。
  5. 【請求項5】 前記平板状のスポンジとサイコロ状にカ
    ットされたスポンジの材質として発泡ウレタンスポンジ
    を用いたことを特徴とする請求項2,3又は4に記載の
    スノースポーツ用ジャンプの遊技施設。
  6. 【請求項6】 前記平板状のスポンジの材質として、密
    度16(kg/m2)、硬度8.5(kgf),厚さ30
    0(mm)の発泡ウレタンスポンジを採用し、サイコロ
    状のスポンジの材質として、密度20(kg/m2)、
    硬度11.5(kgf)の発泡ウレタンスポンジを15
    0(mm)角にカットしたものを用いたことを特徴とす
    る請求項2,3,4又は5に記載のスノースポーツ用ジ
    ャンプの遊技施設。
  7. 【請求項7】 前記滑走部の滑走方向の左右両側に、内
    側に衝撃吸収用のクッションマットが取り付けられたサ
    イドフェンスを配設したことを特徴とする請求項1,
    2,3,4,5又は6に記載のスノースポーツ用ジャン
    プの遊技施設。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014196493A1 (ja) 2013-06-03 2014-12-11 株式会社レスポンスエンジニアリング スキージャンプ用遊戯設備
CN107558762A (zh) * 2017-08-22 2018-01-09 吉林市城通科技有限公司 一种模块搭建式滑雪场及其搭建方法
JP7454889B1 (ja) 2023-05-23 2024-03-25 株式会社Re ジャンプ用遊戯設備

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