JPH02167715A - 気密のプラスチツク製クロージヤーの製法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ボトル及び同種の容器用の気密のプラスチッ
ク製クロージヤーを製造する方法に関する。

従来の技術 飲料産業は、ボトルクロージヤーの大＠消費者である。

ドイツ連邦共和国だけにおいてすら、例えばミネラルウ
オター　フルーツジュースボトル等のために、前記のよ
うなりロージャーが１年間に数百五個も使用される。

これらは殆ど内ねじ山が設けられたキャップとして形成
され、かつスクリュウ式クロージヤーとして供給するこ
とができる、アルミニウム又は更にプラスチックから成
るクロージヤーである。スクリュウ式クロージヤーとは
別に、完全に異なったタイプのもの、例えばボトルネッ
クに締め付けられるものも使用される。本発明は総ての
種類のボトルクロージヤーに関する。

今日まで十分に解決されなかった、プラスチツク製クロ
ージヤーの有する最大の問題点の１つは、クロージヤー
とボトルとの間のシーリングである。該クロージヤーは
外的負荷、例えば好ましくない力が総ての方向に作用す
る衝撃に抵抗することができるべきであり、かつボトル
内に密封された媒体に対して化学的及び又物理的に不感
性であり、かつ最終的に、クロージヤーを取り付けると
、媒体がボトルから出るのを防止することができるべき
である。ボトルから流出することによる、クロージヤー
とボトルとの間の液体の拡散及び飛散の両者は、クロー
ジヤーの領域内での液体の気抜きと同様な意味を持つ。

更に、プラスチック製クロージヤーはかなりのマウス許
容度（＋ｏｕｔｈ　ｔｏｌｅｒａｎｃｅ）を有しかつマ
ウス領域内での非平坦性を考慮に入れることができるべ
きである。

このようなりロージャーの有するもう１つの大きな問題
点は、クロージヤーの存在に基づく環境汚染である。簡
単に、■年間に数百五個が使用され、しかも実質的に投
げ捨て物品であるとう事実を考慮すれば、クロージヤー
の生産及びクロージヤーの使用後において、又使用され
る材料及び生産工程で要求されるエネルギーの量に関し
て環境を汚染しない情況が達成されるべきでことは容易
に理解される。更に、クロージヤーは又その使用後に、
特別に再使用されず、故意でなく又はその他の何等かの
理由に基づき環境内に残留する場合には、又環境を６染
しないように努力されるべきである。

今日まで、これらの著しく矛盾する条件を満足する公知
のクロージヤーは存在しない。公知のアルミニウム製ね
じ式クロージヤーは前記の第１の問題点を完全に解決す
るが、しかしながら生産においてエネルギーを必要とし
かつ廃棄可能な金属クロージヤーは今日の環境基準に関
して一般に多くの問題点を含む。このことはその再利用
が多くの周知の問題点を含むアルミニウム製クロージヤ
ーに関して特に当て嵌まる。

プラスチック製クロージヤーは、例えば容易にリサイク
ル法で処理することができる、環境に対して無害な材料
から成ることができる。

このようなりロージャーの生産は、所望の気密性が提供
され得ないか又は、同様に保全及び又リサイクル問題を
生じるような、付加的なシールを挿入しなければならな
いという問題点を有する。生産技術的理由に基づき、別
の材料から成るシールは、主としてそれらの２つの物質
が理にかなったリサイクルのために分離するのが困難で
あるように選択される。

発明が解決しようとする課題 従って、本発明の課題は、前記欠点を有しない冒頭に記
載した形式の、気密のプラスチック製クロージヤーの製
法を提供することであった課題を解決するための手段 前記課題は、ボトル及び同種の容器用の気密のプラスチ
ック製クロージヤーを製造する方法において、本発明に
より、常用の２成分射出成形法を使用し、その際クロー
ジヤーを第ｉの物質を射出することにより製造し、かつ
クロージヤーを射出成形コアに対して相対的に予め決め
た距離に保持しかつ形成された中間スペース内に第２の
物質を注入することにより、内側シールを設けるこによ
って解決された。

本方法の第２の請求項によれば、第２の物質をクロージ
ヤーの中心部を通して注入する。

最後に、本発明の第３の請求項によれば、クロージヤー
キャップを実際に形成する第１の物質が硬質ポリエチレ
ンでありかつフラットなシールを形成する第２の物質が
軟質ポリエチレンである。

発明の作用及び効果 本発明方法を用いると、意想外に簡単な方法でプラスチ
ック製クロージヤーを製造する際の前記問題点を処理す
ることが可能であり、しかも驚異的に良好なシールが挿
入されかつ環境に対して無害のリサイクリングが可能で
ある。別個のシールを有するプラスデック製クロージヤ
ーは公知である。しかしながら、本発明方法に基づき製
造されたクロージヤーは、先行技術におけるクロージヤ
ーとは、製造法に基づき、両者のクロージヤー領域が著
しく異なった化学的及び物理的特性を有しているにも拘
わらず、クローツヤ−とフラットシールが一体化された
成形体を形成する点で厳密に区別される。

従って、本発明に基づき製造されたクロージヤーは、そ
のようなりロージャーが有するべき、環境に関する物理
的特性の総てを有する、ここには衝撃に対する不感性及
び相対的安定性だけを挙げるが、又第２の物質の特別に
選択された特性に基づきボトル内容物の著しいシール特
性を有する。

プラスチックを組合せる際の広範な可能性は当業者にと
って開放されている。当業者は特殊な問題点の要求に基
づき、その化学的及び熱的相容性、機械的特性及び処理
要求が相互にマツチしかつ一緒に、即ち困難な分離を必
要とせずにリサイクルすることができるプラスチックを
選択することかできる。

本発明のもう２つの利点は、密閉すべきボトルの輪郭を
、２成分射出成形法によって、例えば軟質ポリエチレン
のような第２の物質を使用することによって正確に考慮
に入れることができる点にある。この利点は換言すれば
、フラットシールが形状に不正確度が存在してもそれを
重要でないようにするために、ボトルネック輪郭の形状
の正確度に関して大きな要求を課する必要がないという
ことを意味する。

実施例 次に、図示の実施例により本発明の詳細な説明する。

図面は、２成分射出成形法により本発明に基づて製造さ
れたクロージヤー１２の！／４の横断面図を示す。但し
該クロージヤーは未だ機械から取り出されていない。

又、２色射出成形法として公知である方法も従来当該技
術分野に導入されており、従ってこの技術は完全に公知
であると見なすことが、できることに留意されるべきで
ある。適当な刊行物及び又特に好適な機械は一連の市場
から人手されることも留意されるべきである。２色射出
成形法に関して一般に入手される既存の知識も参照され
るべきである。

本発明を理解するためには、以下の説明を考察すれば十
分である。使用した２成分射出成形法では、該機械は２
色射出成形法において常用であるような２つの射出成形
ユニットを備えている。この工具は２つのステーション
を有し、そのうちの１つは前射出のため及び他方は最終
射出にためのステーションである。２色射出成形機にお
いては、１つの射出ユニットか水平配置されておりかつ
中央部に固定工具仮を通して射出し、かつ他方の射出成
形ユニットか鉛直に配置されておりかつ第２の物質を工
具分離面に注入する装置か使用される。

本発明による方法では、！実施例においてはクロージヤ
ー１２を鉛直に配置された射出成形ユニットが測面から
分離面に硬質ポリエチレンから成る第１の物質を注入す
ることにより製造する。これは第１図にはトンネル部分
ｌＯによって示されている。

トンネル部分ＩＯを通して側面に注入することによって
クロージヤー１２を製造する工程で、工具の１つを成す
射出成形コア１１を、該工具によって形成された金型ネ
ストに第１の硬質ポリエチレン物質が完全に充填される
ように調整する。この手段によって、実際のクロージヤ
ー１２が形成される。

引き続き次の工程で、射出成形コア１１を形成されたば
かりのクロージヤーから一定の量だけ引き戻すか又はず
らせる、その際射出成形コア１１とクロージヤー１２の
いずれを移動させるかは全く重要ではない。

次いで、クロージヤー１２と射出成形コア１１との間に
形成された中間スペースに、完全に第２の軟質ポリエチ
レン物質を注入する。この実施的では、射出酸形ユニッ
トに水平配置で接続された中心部フィーダ１４を使用す
る。理論的には、第２の物質のためのフィーダは任意の
適当な位置にあってもよいが、しかしながら当該機械に
設けられているように中心部フィーダ１４を使用するこ
とは、第２の注入工程によって形成されたシール１５が
一層緊密にクロージヤーに接着されるという効果を有す
る。このことはボトルを部分的に又は完全に空にするた
めにしばしば外したり又は嵌めたりする使用法ですら、
シールがクロージヤーに接着されたまま残るという利点
を有する。

最後に、使用した２成分射出成形法は、例えば射出成形
コアを相応して成形することにより密閉すべき個々のボ
トルに製造されたシール！５をマツチさせることを可能
にする。第２の物質は特に存在するコーナ及び湾曲部に
完全に充満する。

射出成形コア１１の相対的引き戻しは、任意の形式で行
うことができる。例えば、クロージヤーから、一般に０
．５〜１１Ｉである、予め決められた量だけ捩り出すこ
とによって行うことができる。同じことをクロージヤー
自体で行うこともできる。その際重要なことは、簡単な
線状運動によって、第２の物質を挿入するためのスペー
スを作ることである、即ち工具が旋回することを阻止す
べきである。

最終的にシール１５を備えたクロージヤー１２の雌型及
び突き出しは、自体公知方法で実施することがでる、従
ってここに詳説する必要はないと思われる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明方法を実施するために適当な装置の！
実施例の部分的略画縦断面図であるＩＯ・・・トンネル
部分、１１・・・射出成形コア、１２・・・クロージヤ
ー　１３・・・中間スペース、１４・・・中心部フィー
ダ、１５・・・内側シール手 続 補 正 書（方式） ％式％ １、事件の表示 昭和６３年特許願第２４０８８号 ２、発明の名称 気密のプラスチック製クロージヤーの製法３補正をする
名 事件とのｒＫ４係　特許出願人 ４ｐ＝ｌｐ＝ 氏名 フランク・フェレン／ζツバ ４、代 理 人 昭和６３年 ６、補正の対象 （１）委任状 月３１日 （発送臼）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、ボトル及び同種の容器用の気密のプラスチック製ク
   ロージャーを製造する方法において、常用の２成分射出
   成形法を使用し、その際クロージャー（１２）を第１の
   物質を射出することにより製造し、クロージャー（１２
   ）を予め決めた量だけ射出成形コア（１１）に対して相
   対的に引き戻しかつ形成された中間スペース（１３）に
   第２の物質を注入することにより、内側シール（１５）
   を設けることを特徴とする、気密のプラスチック製クロ
   ージャーの製法。 ２、第２の物質をクロージャーの中心部を通して注入す
   る、請求項１記載の方法。 ３、第１の物質が硬質ポリエチレンでありかつ第２の物
   質が軟質ポリエチレンである、請求項１又は２記載の方
   法。