JPH02167647A - 工貝使用順序決定システム - Google Patents

工貝使用順序決定システム

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JPH02167647A
JPH02167647A JP32006088A JP32006088A JPH02167647A JP H02167647 A JPH02167647 A JP H02167647A JP 32006088 A JP32006088 A JP 32006088A JP 32006088 A JP32006088 A JP 32006088A JP H02167647 A JPH02167647 A JP H02167647A
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tools
machining
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俊一 小坂
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多田 信行
Masanobu Doi
土居 將伸
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は複合工作機械(マシニングセンタに代表され、
複数の工具を交換しながら加工することQ)できる工作
機械〉の工員の使用順序を自動で決定するシステムに関
する。
[従来の技術] 最近ではN G (Numerical Contro
l、数狛制仰〉工作機械や1」ボット等の作動制御を行
な・)ためのコンピュータシステム(以後、CAD/C
AMシスデムという)が著しい発展を遂げている。
しかしながら、現在のCAD/CAMシステムは、ワー
クの形状や材質等の情報、加工機械及び工具等の加工環
境の情報等数多くの蓄積された知識に塁づいて構築され
ている。
従って、初心者がCAD/CAMシステムを使用り゛る
場合、特に効率良く作業を行なう場合には熟練した作業
者から指示を1−分に受ける必要がある。すなわち、初
心者が何の予備知識も無い状態でCAD/CAMシステ
ムを使用することは難しいのが現状である。それでも最
近は徐々に改善されてきており、初心者を対象としたC
AD/CAMシステムの作成に力が注がれている。
複合工作機械に所定の加工作業を行なわせる場合に、加
工形状に適合した工具を機械側に指示する必要がある。
従来、機械を稼働させるために(よ作業者の他に専門知
識の豊富なプログラマが必要であった。すなわち、プ1
」グラマが図面に示された最終加工形状から使用すべき
工具及びその使用順序等を決定することによって加ニブ
ログラムを作成し、その加ニブログラムに従って機械を
稼働させていた。こうしたプログラミングの作業は多く
の手間と時間を要し問題となっていた。
そこで、上記プログラミングの作業を省略するために、
予め工具を基準に工具列を作成しておき、その工具列に
従って一連の加工作業毎に自動的に工具の再配列を行な
う方法が知られている(特開昭58−82648号公報
)。
この方法の目的は上記問題点を解決し、初心者でも多数
に及ぶ工具の配列を効率良く行なうことができ、無駄な
工具交換を避は加工部間を短縮することである。
[発明が解決しようとりる課題] しかしながら、上記方法ではたとえ工具の交換回数を最
小限に抑えたとしても、ワークの移動及び回転も考慮に
入れなければ効率良い加工作業を行なうことはできず、
製品の製込工程の]二数偶減としては不十分である。
そこで本発明は、■貝の使用順序の決定を容易に行なう
ことができ、製品の生産準備及び製造工程の工数を極力
低減4〜るような工具使用順序の決定システムを提供1
−ることを解決すべき課題とする。
[課題を解決するための手段] 上記課題は以下の手段から構成されるシステムによって
解決される。
(a)  ワークの加工部位の加工に使用される工具の
使用順序の彫先度を決定する田先度決定手段(b)  
ワークの加工部位間の近さを評価する近さ評価手段 (C)  加工部位毎に工具の使用順序を決定する手段 (d)  (a)の手段に従って各加工部位における工
具の使用順序を変えない範囲でワークに対する一連の加
工において用いられる工具を優先度の高い工具から順番
に配列する第1の順序決定手段(e)  (d)の手段
によって決定された工具の使用順序を加工部位毎の工具
の使・用順序を変えない範囲で加工作業に伴うワークの
移動及び/又は回転が最小となるにうに(b)の手段に
従って再配列する第2の順序決定手段 を右づるシステムによって解決される。
すなわち、(d)の手段は工具の交換回数が最小となる
ように工具の使用順序を配列できる。ざらに、(e)の
手段はワークの移動及び/又は回転が最小となるように
工具の使用順序を配列できることにより上記課題が解決
されるのである。
[作 用] 次に本発明の作用について説明する。本発明のシステム
は、■貝の使用順序の優先度を決定づる優先度決定′f
段だけでなく、ワークの加工部位間の近さを評価する近
さ評価手段をも右している。
従って、各加工部位における工具の使用順序を決定した
後に優先度決定手段により前記各加工部位の工具の使用
順序を変えない範囲でワークに対して一連の加工におい
て用いられる工具を層先度の高い工具から順番に配列す
ることで工具の交換回数を最小にすることができる。ざ
らに、前記各加工部位の工具の使用順序を変えない範囲
で近さ評価手段に従ってワークの移動及び/又(よ同転
が最小となるように工具の使用順序が決定できる。
[実施例] 本発明に係る一実施例について第1図〜第13図に従っ
て説明する。
第2図は本実施例の処理(図中、末尼の番号が0〉及び
情報(図中、末尾の番号が5)の流れを示す概略ブロッ
ク図である。以下に本実施例の仝体の流れを説明する。
なお、情報の流れは主な流れを示し、詳細は省略しであ
る。
処理10;製品情報15へ入力を行なう。寸なわら、製
品図面からあるい【よ基本となる形状要素が格納されて
いる記憶媒体から、CAD端末等においてキーボードや
スタイラスペン等を用いC製品及びワークの形状の定義
を行なった後にワークの加工部位の定義を行なう。
処理20;製品情報15を参照して、ワークが使用機械
に取付けられたときにどのJ:うな姿勢となるかを設定
する。
処理30:製品情報15を参照して、ワークの加工部位
単位の加工手順、使用機械、及び使用工具等を設定し、
基本工程情報25に格納する。
処理40;製品情報15及び基本工程情報25を参照し
て、加工部位単位の工具の加工サイクル〈以後CLデー
タともいう〉を設定する。そしく、このCLデータを使
用機械単位で工程情報が格納されている詳細工程情報5
5に格納する。
処理50;製品情報15、基本工程情報25、近さ評価
データ45(現加工面の加工から次加工面の加工への移
行したときにワークの同転が大ぎいか小さいかを評価し
たデータであり、詳しくは後記する〉及び工具使用順序
優先f−夕35(工具の使用順序の優先度を評価したデ
ータであり、これも詳しくは後記り−る)を参照して工
具使用順序を決定する。そして、決定された工具使用順
!¥(よ機械単位の詳細工程情報55に格納される。さ
らに機械単位の使用工具−覧表65を出力する。
処理60;製品情報15、基本工程情報25を参照して
最終的な機械単位の工具の動ぎ、すなわら工具経路を決
定りる。そして、決定された]二重経路を詳細工程情報
55に格納し、機械単位の工程表75を出力する。
次に、本実施例の中心的な処理である工具使用順序決定
の処理50について詳しくび2明する。
第1図は処理50のハードウェア構成を示す。
図中7は中央処理装置であり、周辺装置である入出力装
置4、記憶装置6及び出力装置8との情報のヤリとり及
び演算等の処理を行なう。人出力装防4はグラフィック
デイスプレィ(以下、単にデイスプレィともいう)、キ
ーボード、ライトベン、スタイラスペン等からなる。記
憶装ば6はいわゆる外部記憶装置であり、ディスク装置
等がこれに相当り″る。この記憶装置6には前記した製
品情報15、基本工程情報25、詳細工程情報55、工
具使用順序母先I−夕35及び近さ評価r−夕45が格
納されている。出力装置8はプリンタ及びプ1コツタ等
を示す。なJ3、図中の矢印は情報の流れを示す。
第3図は図面情報5、製品情報15及び基本工程情報2
5の内容を図示しだらのである。図面情報5はCAD端
末等を用いて入力された形状情報であり、図はデイスプ
レィに表示されたある加工部位を図示している。
図面情?115を塁に加工部位単位に製品情報15がf
fJ成される。製品情報15は図示されているように属
性、配貯情報、粗材形態及び断面図形パラメータ等から
構成されている。図中、属性とはその加工部位の用途及
び図形等であり、例えば加工部位がネジ穴であればその
段についでの情報等も6っている。配置情報とはその加
工部位の属する所属面の情?U、中心座標位僧及び加工
方向ベクトル等である。断面図形パラメータとは図形の
寸法や角度等の情報である。
基本工程情報25は製品情報15を基に加工部位rli
位に作られる。図示されているように、加T手順や各加
工手順で使用される機械及び工具についての情報が格納
されている。
次に、詳細工程情報55について第4図を参照しながら
説明する。詳細工程情報55は第2図において説明した
ように加工サイクル設定の処理401工具使用順序の決
定の処理50及び工具経路の決定の処理60にJ3いて
それぞれ作られる。
第4図(a)はデープル90に取f寸けられ固定さ。
れたワーク80を示す。なお、座標軸は図示されている
ように右手直交座標系を考える。ワーク80はテーブル
90をターン(座標@Yを中心に回転)及びチルト(座
標@Xを中心に回転)リーることによりテーブル90に
取付けられた側の面以外の全ての而を加工することがで
きる。
第4図(b)は詳細T程情報55の内容を階層構造とし
てその概略を図示したものである。すなわち、〈レベル
1〉は1台の機械(例えばMC−1というNCII械)
で使用する複数本の工具(工具1、工具2.・・・)の
使用順序や機械に装着する時の各工具の取付番号(TO
l、TO2,・・・)等の情報をもっている。〈レベル
2〉でtよ1木の工具で加工する加工部位の渡り歩きの
順序や工具交換及びデープル回転のタイミング等のいわ
ゆる工具経路と呼ばれている情報をもっている。くレベ
ル3〉ではくレベル2〉に対し、さらに具体化された工
具の挙8等のいわゆる加工サイクルの情報をちっている
第2図の処理50ではくレベル1〉の工具の使用順序を
自動的にf[1適化し決定する処理を行なう。
第4図(b)から明らかなように工具の使用順序の自動
決定後に13いても、詳細工程情報55 let図示さ
れているような階層構造をとっているので作業者による
確認・変更作業が容易にできる。
次に工具使用順序優先データ35についC第5図を参照
しながら説明をする。第5図は工具使用順序優先データ
35の内容の一例について示したものである。この例で
は平面削りの荒加工を行なう場合、正面フライスカッタ
ーを用いることを第1浸先とし、穴聞けの仕−Eげ加工
である中グリ加工をボーリングバイトを用いることを最
終仕用王具とすることを示している。このように加工方
法と工具の種類等により工具の優先順位を決めた情報が
工具使用優先データ35に格納されている。
なJ3、工具使用優先データ351よ予め0録及び変更
が可能であり、使用者の加工技術、経験等により登録及
び変更がなされる。
次に、近さ評価データ45について第6図〜第8図を参
照しながらが1明をする。第6図にワークの加工面を示
す立体形状と右手直交座標系を示づ。
これは、例えばワークの加工面を6面とその角陵部を表
わす部分(平面)として考慮した立体図であり、ワーク
そのものの形状r−titない。
ワークがテーブルに取付けられる面を除く全ての面を図
示するために第7図に展開図とじて承り。
図中、例、tばP18.(+X、−Y、+Z)とは而の
名6ijがP18であり、P18面が右手直交座標系に
おいC面のワークの存在する側の法線ベタ1〜ル方向が
X軸の+X方向、Y軸の−Y方向でかつZ軸の+Z方向
であることを示している。
第8図は上記各面のいずれかの面を現在加工中の面(以
後現加工面とする)としたときに、次に加工する而〈以
後次加工面とする〉の近さがどの程度かを評価した値を
2次元テーブルにして示した表(近さ評価デー1ル)で
あ′る。例えば、現加工面を101面としたどきに、ワ
ークの回転Mが最も少ない面は評価値II I I+で
示されている101面、すなわち周一加工面である。ま
た、その次にワークの四転担が少ない而は評b![i値
°“2″″で示されているPO7而及びPO9而である
ことがわかる。このように、近さ評価f−夕45は現加
工面から次加工面へ工具の加工が移るときのワークの回
転の度合を数値化したデータである。なお、PO2面が
現加工面もしくは次加工面のときは仝て′〜″となって
いるが、これは106面がデープルに取付けられた側の
面であり、加工できないことを示しでいる。また、近さ
評価データ45b登録及び変更が可能であり、第6図及
び第7図で示しIこ仮想のワーク形状もこれに限らない
次に工具使用順序の決定の概要フローブヤ−1〜につい
て第9図を参照しながら説明をする。
ステップ100:使用機械で使われる全工具の取出しを
行なう。
ステップ110;予め登録されている工具使用順序優先
データ35を参照し−(、加工方法と1L1種類とによ
る工具の優先順位を決定するルールに従って工具の使用
順序の仮:”I付を行なう。
ステップ120ニステツプ110で仮割付した順序で全
ての加工部位にJ−3いて加二[手順が逆転していない
かをヂエックする。
ステップ130:加工手順の逆転が有れば、ステップ1
40へ進み、そうでなければステップ150に進む。
ステップ140;加工手順の逆転がhっだときに、工具
使用順序を加工手順が逆転しないように再度仮割付を行
なう。
ステップ150;工具の使用順序の変更が可能な範囲を
付与する。リーなわら、加工手順が逆転しない範囲にお
いて、各工具毎に順序の変更が可能な範囲(以後、使用
順変更範囲という)をf=J与づる。
ステップ160;近さ評価データ45を参照しながら、
ステップ150で付与した使用順変更範囲に従ってワー
クの回転量が最も少なくなるように工具の使用順序を決
定する。
ステップ170;該当する灘械の訂細工程情報55に工
具の使用順序の情報を出力する。さらに、プリンタもし
くはプロッタによって該当する機械の使用工具−覧表6
5を出力する。
次に、ワークの回転を少なくするフローチャー1−を第
10図に従って説明をする。このフ1」−ft7−トは
第9図においてステップ160の中で実行される部分を
さらに詳しく示したちのCある。
ステップ200 ;第9図のステップ110及びステッ
プ140において仮割付けされた順番と、第9図のステ
ップ150において付与された使用順変更範囲とからチ
エツクの対象となる仮工具使用順の番号N1を1りる。
寸なわら、使用順変更範囲が仮割付けされた順番以外の
範囲を有する工具の1つ前の順番にある工具をチエツク
の対象とする。
ステップ210:Nlは仮工具使用順が1番目の1.貝
(以後、第1工具とする)か否かを判定し、第1工具で
なければステップ220へ進み、そうでな1ノればステ
ップ230へ進む。
ステップ220:N2にN1から1を減じた値をセット
する。
ステップ230:Nlが第1工具であれば、前回におい
て使用した工員の終了へり1ヘル〈以後、114使用工
具終了ベクトルとする、これは工具がある加工部位を加
工したときにその加工部位のベクトルがセットされる〉
をセットする。なお、N1が第1工具でな【ノればステ
ップ230の処理を行なわなくとも、前使用工具終了ベ
クトルを参照できるものとする。ずなわら、このステッ
プはN1が第1王貝であるとさ′のみ特別な処理が必四
であることを示寸。
ステップ235 :N2にN2+1をヒツトする。
ステップ240;仮工具使用順がN2で・ある工具をチ
エツクの対象工具とする。
ステップ250:加1部位がイIるかどうか判定づ−る
。加工部位が右ればステップ260へ進み、なければス
う一ツブ235へ戻る。
ステップ260;前使用工具ベクトルと同じベクトルを
右づる加工部位を加工する工具をチエツク対象ゴニ具を
含めて摘出りる。
スデッ”プ270ニスデツプ260にJ3いで該当する
工具があるかどうかを判定する。該当する■貝があれば
ステップ290へ進み、なければステップ280へ進む
ステップ280;近さ評価データ45からセットされた
近さ評価テーブル(第8図参照)からワークの回転が最
も少なくなるよう4Lベクトルを有する加工部位の面を
取出し、そのベクトルを前便用工具終了ベクトルとする
ステップ290;ステップ270で該当工具がイJりと
判定されれば、該当工具本数が1本であるか?f2数で
あるかをさらに判定する。そして、1木であればステッ
プ300に進み、複数であればステップ310に進む。
ステップ310;ステツプ290で該当工具本数が複数
であれば使用順変更範囲に従って加工手順が逆転しない
工具のみを摘出する。
ステップ320;ステップ310で1山出した工員本数
が1木であるか複数であるかを判定する。
1本であればステップ300へ進み、複数であればステ
ップ330へ進む。
ステップ330;ステップ320で該当工具が複数であ
れば、その中で加工部位の最も多い工具を選択する。
ステップ300 :次に使用する工具を決定し、その工
具の加工方向ベクトルである次使用工具ベクトル等のセ
ットを行なう。
ステップ340;加工部位が(するかどうかを判定する
。加工部位が有ればステップ260へ進み、無ければス
テップ350へ進む。
ステップ350;ステップ340で加工部位が無ければ
全工具をチエツクしたかどうか判定する。
全工具が終了であれば次の処理へ進む。そうでなければ
ステップ235へ戻る。
次に本実施例を具体化した例を第11図〜第13図に従
って説明する。
第11図は加工方向が+X及び+Zである加工面を図示
したものである。すなわち、図中A面は加工方向が→−
Xであり、B面は+2の而Cあることを示している。ま
た、A面は加工部位PLI。
口1及び口2を有し、B面は加工部位PL2.口3及び
H4を有している。
第12図は各面の各加工部位毎の加工手順、使用工具及
び工具種類を表で示した図である。すなわち、基本工程
情報25の内容を表にしで示した図である。
第13図はある機械を用いて第11図に示したワークの
加工面A、Bを加工する場合に43いて、工具使用順序
がどのようにしで決定されるかを図表による流れで示し
たものである。以下に各過程朽の説明をする。
■工程情報データ 第12図の基本工程情報25を使用工具毎に整理すると
このようになる。ここでは単に使用工具と加工部位との
関係が明らかであり、表中仮工具使用順といっても工具
の使用順に関して何も情報が与えられていないものであ
る。
■使用工具と加工部位別の加圧手順f−タこのデータは
■のデータに対し、加工部位別に加工手順を整理した結
果を示したちのぐある。
■工具使用順序優先データによる並び換え結果これは■
のデータを使用順序優先I−夕に阜づいて優先度の高い
工具から順番に並び換えた結果を示す。この場合、例え
ば優先度が青しいF具どうしではある加工部位において
加工手順が逆転することが生じる場合がある。表でいえ
ば仮工具使用順が3番目、4番目の使用工具DROIど
DRO2との間で逆転が生じている。すなわち、加工部
位置2において、使用工具がCD01→DRO2→DR
O1→TPOI、→BR01の順番に使われるべきとこ
ろをCD0I→DRO1−シD RO2→TPO1→B
RO1となっているのである。このように加工手順が逆
転してはならない。そこで、第9図において既に説明し
たようにステップ140による工具使用順序の入れ鋳え
修正を行なう。
■加工手順の逆転チエツク結果 この結果は■のデータから各加工部位において加工手順
が逆転しているかいないかをチエツクして並べ直した結
果を示したものである。従って。
加工部位置2における使用■具順序はCD0I→DR0
2→DR01→TPO1→13RO1と並びかえられて
いる。
また、加工手順の逆転をチエツクして修正した後に、各
使用工具毎に使用順序の変更範囲をイ1与する。例えば
、工具FMOIやCD01では仮工具使用順と使用順変
更範囲が同じであり、これ以上順序を変更できないこと
を示している。また、例えば仮工具使用順が5番目の工
具DRO3は3番目と7番目の間ならばどこに四いても
よいことになる。
なお、表中°゛加■方向ベクトル″とあるのは工具に向
いているワークの加工面のベクトル方向を示す。例えば
、FMOlの場合、最初に加工部位PL2を有するB面
(加工方向ベクトル+Z)が工具に向いており、FMO
lを使用する場合にPF3からPLlを有するA面を加
工するために加工方向ベクトルは+Z→十Xとなる。′
?iなわら、ワークの回転は+Z→+Xとなる。
■ワークの回転最小化結果 この結果は第10図に示したプログラムによって、ワー
クの回転を最小にした結果を示したものである。
第10図を参照しながら、■から■の結果になる過程を
説明する。ステップ200において、仮工具使用順N1
が2である工具が、取出される。なぜなら、使用順変更
範囲が仮工具使柑順を越えて付与される工具を第1工具
のFMOlから順番に調べてゆくと3番目のDRO2が
児つかるからである。従って、N1−2となり、ステッ
プ220でN2=1、ステップ235でN2−2とな−
)で、ステップ240でN2−2であるCD0Iがチエ
ツク対象工具となる。ステップ250で加工部位が有る
かどうか判定される。CD01の場合141゜ロ21ロ
31口4の4つの加工部位を有する。よって、ステップ
260に進む。ここで前使用工具ベクトルは+Xである
ので、まず、加工部位置1を加工する工具を摘出する。
この場合、cooi。
DROl、TP○1が該当工具と4Tる。よって、ステ
ップ290に進む。該当工具本数は3本であるのでステ
ップ310に進む。ここで加工手順が逆転しない工具の
みを使用順変更範囲に従って損出するとチエツク対象工
具であるCD01のみとなる。従って、ステップ300
に進み、仮工具使用類の3番目であるDRO2が次使用
工具として決定される。次に、ステップ340においで
加工部位の右勲が判定されるので、またステップ260
へ戻り、今度は加工部位置2に着目してステップが実行
される。実行されるステップの内容は加工部位H1とほ
ぼ同様であるので説明を省略する。
加]二部位ト12についてステップ300において次使
用工具の決定が終了し、再びステップ260が実行され
ると、加工方向ベクトルトXと同一の加工部位を加工す
る工具はチエツク対象工具CD01を含めて該当工具は
ないのでステップ270においてNoと判定され、ステ
ップ280に進む。
ここで第8図に示したような近さ評価テーブルによって
ワークの回転が最も少なくなるベクトルを有する而を取
出ず。この例においては、加工方向ベクトルが+X方向
のA面(第6図〜第8図においてPO4面〉の他に+Z
右方向8面(第6図〜第8図においてPO2面)しかな
いので8面が取出され、前便用工具終了ベクトル番よ+
Zとなる。
そしてステップ250において加工部位が口3゜口4と
あるのでYESと判定される。このようにして、ステッ
プ260において加工部位H3に着目したときに、ステ
ップ30°0において次使用工具は使用順変更範囲3番
〜7番まで有効であるDRO3が候補となるとともに、
それまで次使用工具であったDRO2の仮工具使用類が
4 ?filffilとなる。以上のようにして、加工
部位H4についても着目して次使用り具を決定づ−ると
DRO3となる。
加工部位置4について一連のステップの実行が終了し、
ステップ340に進んだとする。ステラ/340におい
て工具CD01については加二[部拉(よ無いのでステ
ップ350に進む。全工具終了ではないのでステップ2
35に進み、N2−3である工具、ずなわら、DRO3
がチエツク対象工具となる。以上のようにして、次々と
使用工具の順序が決定されていく。このようにして、■
の結果においてはワークの回転の数(表中十X〜+X。
→−Z〜+2以外の使用工員数)は合計8目必要であっ
たのが、■の結果によって0316回になったことが理
解される。
以上説明したように、本実施例では■貝交換回数を最小
にするとともにワークの回転を1)最小にすることがで
き効率良い加工作業が実現される。
また、工具使用順序データ及び近さ評11M1f−夕は
自由に登録及び変更することができるので使用者の加工
技術、経験等により工作機械の増設等環境の変化にも柔
軟に対応がとれる。また、それらf−夕の形式を一定に
定めておけば、処理ブUグラムを大幅に修正する必要が
なく、様々な状況変化にも対応できる。従って、従来の
ように熟練した技術者を必要とぜずに、自動的に工具の
使用順序が決定されるので製品の製造工程だけでなく生
産準備工程においても工数の大幅な削減が期待できる。
[発明の効果] 本発明のシステムは以下に述べる効果を有する。
優先度決定手段及び近さ評価手段とにより工具の使用順
序を容易に決定することができ、工具の交換回数及びワ
ークの移動1回転を最小にすることができるので製品の
生産準備工程や製造工程の工数を大幅に削減できる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第13図は本発明に係る一実施例を示す図であ
り、第1図はハードウェア構成図であり、第2図は概略
ブロック図、第3図は図面情報、製量情報及び基本工程
情報の内容を示す図、第4図(a)は作業台に取付けら
れ、固定されたワークを示す図、第4図(b)は詳細工
程情報の内容を示す図、第5図は工具使用順序優先デー
タの一例を示す図、第6図は仮想のワークの加工面を示
す斜視図、第7図は第6図のワークの加工面を示す展開
図、第8図は近さ評価f−タテープルの一例を示す。第
9図は工具使用順序の決定のm要フローチャート、第1
0図はワークの回転を少なくするフローチャート、第1
1図は具体例の加工部位の配置を示す図、第12図は具
体例の暴本工fl情報の内容を示す図、第13図は具体
例の工具使用順序決定までの経過を示す図である。 15・・・製品情報 25・・・基本工程情報 35・・・工具使用順序優先データ 45・・・近さ評価データ 55・・・詳細工程情報 65・・・使用工具−覧表 75・・・工  程  表 第 図 第5 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ワークに対して2以上の加工部位を加工する際に用いる
    工具の使用順序を決定するシステムにおいて、 前記工具の使用順序の優先度を決定する優先度決定手段
    と、 前記加工部位間の近さを評価する近さ評価手段と、 前記加工部位毎に工具の使用順序を決定する手段と、 前記優先度決定手段に従い前記加工部位毎の工員の使用
    順序を変えない範囲で、ワークに対する一連の加工にお
    いて用いられる工具を優先度の高い工具から順番に配列
    する第1の順序決定手段と、前記加工部位毎の工具の使
    用順序を変えない範囲で、かつ加工作業に伴う前記ワー
    クの移動及び/又は回転が最小となるように前記近さ評
    価手段に従って前記第1の順序決定手段によって決定さ
    れた順序を再配列する第2の順序決定手段とを有する工
    具使用順序決定システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2015097887A1 (ja) * 2013-12-27 2017-03-23 株式会社牧野フライス製作所 工作機械の制御装置
JP2019187867A (ja) * 2018-04-26 2019-10-31 株式会社ジーシー 加工演算装置、及び歯科補綴物作製システム

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