JPH0216652B2 - - Google Patents

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JPH0216652B2
JPH0216652B2 JP19278382A JP19278382A JPH0216652B2 JP H0216652 B2 JPH0216652 B2 JP H0216652B2 JP 19278382 A JP19278382 A JP 19278382A JP 19278382 A JP19278382 A JP 19278382A JP H0216652 B2 JPH0216652 B2 JP H0216652B2
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JP
Japan
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current
voltage
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distance relay
transformer
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JP19278382A
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JPS5983530A (ja
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Makoto Suzuki
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は変圧器のインラツシユ電流によつて
は動作しないが、系統事故時には動作可能にした
距離継電器に関するものである。
第1図は電力系統における保護継電器の概路図
を示したもので、図において、距離継電器1は計
器用変圧器2及び変流器3を介して母線4に接続
されている。母線4は電源5から電力供給され、
遮断器6を介して被保護区間の変圧器8に接続さ
れている。ここで、遮断器6が開路状態から投入
指令に基き閉路状態に転ずると、変圧器8には瞬
間的にインラツシユ電流が流入する。このインラ
ツシユ電流は、変圧器8の容量及び、残留磁気等
に関係し、その波形は第2図bに図示の如く、通
常は電力波形を略半波整流した形状となる。ま
た、その減衰時間は変圧器8の容量及び系統定数
等に関係し、最大数秒程度である。距離継電器1
の要部は第3図に示すような構成である。すなわ
ち、第2図aに示す電力系統の電圧は計器用変圧
器2の取込線2aを介して電圧入力回路9に導入
され、ここで次段の処理に最適なレベル変換を行
つた後、更に第4図に示すような系統周波数f1
共振点を有するフイルタ10に入力される。ま
た、電力系統の第2図bに示す電流も変流器3の
取込み線3aを介して電流入力回路11に入力さ
れ電圧と同様に最適値にレベル変換された後、フ
イルタ10と同様の特性のフイルタ12を介して
第2図cに示す電流信号として抽出される。
次に、フイルタ10及び12の電圧及び電流信
号は演算回路13に転送され、ここで故障点まで
のインピーダンスの演算が実行される。第5図
は、第2図aの電圧波形と、cの電流波形とで、
インピーダンス求めると、電流が流れていない無
限遠点から、P点に移動してくることを示してお
り、距離継電器の動作域に入ると、距離継電器
は、動作出力を出す。
よつて、第2図aに図示の如き電圧で、第2図
bに示す如きインラツシユ電流が流れると、演算
回路13は、対象の被保護区間に事故があるもの
と誤認し、直ちに事故検出の出力信号を発生す
る。この出力により、保護継電器1は最終的に遮
断器6をトリツプし、系統開路を行うことにな
る。
従つて、従来の保護継電器は歪を有する入力電
圧及び電流から電力系統の周波数成分のみを抽出
するフイルタを備えていたが、電力系統に接続さ
れている変圧器が無電圧から電圧印加されたとき
に流れるインラツシユ電流に対しては保護継電器
は誤動作を免れ得ず、系統の故障を誤認してしま
う問題があつた。
この発明は上記のような従来のものの欠点を除
去するためになされたもので、系統電流の第2高
調波分が基本波分に対して、一定比率以上のとき
距離継電器の出力をロツクするとともに、系統電
圧の第2高調波分が基本波分に対して一定比率以
上のとき、または、系統電圧の大きさが一定値以
下になつたとき、系統事故と判断して、前記距離
継電器の出力ロツク信号を無効にするよう制御す
る距離継電器を提供することを目的とする。
以下、この発明の一実施例を図について説明す
る。第6図において、15は第2高調波分を通過
させるf2パスフイルタ、16は基本波分を通過さ
せるf1パスフイルタで、電流入力回路11の出力
から、それぞれ、第2高調波分と、基本波分とを
分離する。比較回路17は、基本波分(周波数
f1)に対する第2高調波分(周波数f2)の比率
が、一定比率以上のとき動作して、f2電流検出回
路18から出力信号を出す。
19はf2パスフイルタ、20はf1パスフイルタ
で、電圧入力回路9の出力から、それぞれ、第2
高調波分と、基本波分とを分離する。
比較回路21は、基本波分に対する第2高調波
分の比率が一定比率以上のとき動作して、f2電圧
検出回路22から出力信号を出す。
f2電流検出回路18の出力は、インヒビツト回
路23を経て、インヒビツト回路24へ入力さ
れ、演算回路13の出力信号をロツクして、距離
継電器25の出力を阻止する。
26はレベル検出回路で、電圧入力回路9の出
力が、一定値以下になつたとき出力を出す。
f2電圧検出回路22の出力と、レベル検出回路
26の出力とは、オア回路27へ入力され、いず
れかの信号があれば、オア回路27はインヒビツ
ト回路23へ入力され、f2電流検出回路18の出
力信号をロツクする。
従つて、距離継電器25の出力は、自由にな
り、演算回路13の出力信号がそのまま伝達され
る。
変圧器8を系統に並入するときに発生する第2
図bの様な半波電流波形には、第2高調波分が、
基本波分に対して、43%含まれることが公知であ
り、f2電流検出回路18の設定を約15%程度にす
れば、必ずインラツシユを検出することができ、
この技術は、変圧器保護継電器にて実用化されて
おり、距離継電器25の誤動作を防止することが
できる。しかし、最近の電力系統においては、被
保護区間の内外に電力ケーブルや大容量のコンデ
ンサ等が接続されているため、系統事故発生時に
は、これらの静電容量分と、系統のリアクタンス
分とで共振現象が発生し、これは、系統の基本波
とは全く無関係に振動電流を流すことが多くなつ
た。この振動成分は、高い周波数であれば、第4
図のような特性のフイルタで阻止できるので問題
ないが、最近では、第2高調波分が発生するよう
になつた。
このため、インラツシユ対策のために、電流に
含まれる第2高調波分の大きさを検出して、距離
継電器をロツクしていたのでは、事故時に保護す
ることができなくなつてしまう。
この発明は、距離継電器に導入される電圧につ
いても、第2高調波分を導出するようにして、基
本波と比較することにより、その比が大きくなれ
ば、系統事故であると判断し、前述の電流による
インラツシユ対策を無効にして距離継電器のロツ
クを解除して、保護機能を回復させるようにして
いる。
この第2高調波を検出するf2電圧検出回路22
は、電圧の第2高調波を取り出すためのf2フイル
タ19と基本波を取り出すためのf1フイルタ20
及びこれらの大きさを比較する比較回路21で構
成され、基本的には、f2電流検出回路18と同じ
である。
また、f2電圧検出回路22は、事故時の電圧が
非常に低下して、極端な場合には、電圧が零にな
ると、検出できなくなることがあるため、別に設
けたレベル検出回路26が働くようにして、イン
ラツシユ対策を中止して、距離継電器のロツクを
解除して、保護機能を回復させるようにしてい
る。
第7図は、変圧器が無電圧状態から励磁された
時の電圧及び電流の実測波形例であり、これは、
変圧器8の磁束が飽和した期間、変圧器8の励磁
インピーダンスが小さく見えるため、電流が大き
く(定格電流の数倍程度)なる。
この飽和期間は、普通正弦波の半波の期間であ
り、他の残りの半波では、磁束の飽和が無くな
り、励磁インピーダンスが元の大きな値にもどる
ため、電流はほとんど流れない状態になる。
一方、電圧は、変圧器8後方のインピーダンス
が小さいため、上記インラツシユ電流による電圧
降下が小さく、ほとんど第2調波が含まれず、略
基本波のみとなる。系統電流は半波波形であり、
十分に第2高調波分が含まれているが、系統電圧
には第2高調波分は、ほとんど含まれていないこ
とを示している。従つて、この場合は、系統電圧
側のf2電圧検出回路22の出力が出ないで、f2
流検出回路18の働きによつて、距離継電器25
の出力は阻止されることになる。
第8図は、変圧器8のF点で内部事故が発生し
た場合の説明図で、容量性インピーダンス28
と、変圧器の巻線のリアクタンス性インピーダン
スLとで共振電流Iが流れる。この電流を、基本
波分と第2高調波分とで合成されたものとする
と、Kを第2高調波分の含有比率とすると、 1=√2Isinωt+√2kIsin(2ωt+α) で表わされる。
距離継電器25に導入される電圧は、計器用変
圧器2によつて得られるが、変圧器8の巻線のリ
アクタンス性インピーダンスLの両端の電圧であ
る。
従つて、計器用変圧器2の電圧は、 V=Ldi/dt =√2ωLIcosωt+√2k2ωLIcos(2ωt+α) となる。
従つて、系統電圧の基本波分と第2高調波分と
の比率は m=2k となり、系統電流の比率kより大きくなる。
この2kをf2電圧検出回路22で検出して、f2
流検出回路18の信号を阻止することになるの
で、たとえ、内部事故でf2電流検出回路18が動
作して、距離継電器25の出力をロツクしようと
しても、阻止されるため、距離継電器25からの
出力が得られ、変圧器の内部事故を検出して、保
護することができる。
上記説明では、変圧器8の内部事故を検出でき
ることを説明したが、変圧器でなくても、送電線
の事故であつても、同様に保護することができ
る。
以上のように、この発明によれば、系統電圧の
第2高調波分と基本波分との比が一定比率以上で
あるが、または、系統電圧の大きさが一定値以下
であれば、インラツシユ対策回路の判定をロツク
して、事故と判定して、保護可能にしたので、信
頼性のある保護ができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、電力系統の保護を示す図、第2図は
インラツシユ波形の図、第3図は、従来の距離継
電器のブロツク図、第4図は、フイルタ特性、第
5図は距離継電器の動作域を示す図、第6図はこ
の発明の一実施例を示す距離継電器のブロツク
図、第7図は、インラツシユの実測波形図、第8
図は系統事故を説明する図である。 1,14,25……距離継電器、2……計器用
変圧器、3……変流器、4……母線、5……電
源、9……遮断器、8……変圧器、9……電圧入
力回路、10,12……フイルタ、11……電流
入力回路、13……演算回路、15,19……f2
パスフイルタ、16,20……f1パスフイルタ、
17,21……比較回路、18……f2電流検出回
路、22……f2電圧検出回路、23,24……イ
ンヒビツト回路、26……レベル検出回路、27
……オア回路、28……容量性インピーダンス。
なお、図中、同一符号は同一又は相当部分を示
す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 電力系統の系統電圧と系統電流とを入力とす
    る距離継電器において、 系統電流に含まれる第2高調波分と基本波分と
    の比が一定比率以上のとき、前記距離継電器の動
    作出力をロツクするロツク回路を備え、 系統電圧に含まれる第2高調波分と基本波分と
    が一定比率以上の条件、または系統電圧の大きさ
    が、一定電圧値以下の条件のいずれかか成立した
    とき、 前記ロツク回路の出力を阻止して、前記距離継
    電器の出力を自由にするように制御することを特
    徴とする距離継電器。
JP19278382A 1982-11-01 1982-11-01 距離継電器 Granted JPS5983530A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19278382A JPS5983530A (ja) 1982-11-01 1982-11-01 距離継電器

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JP19278382A JPS5983530A (ja) 1982-11-01 1982-11-01 距離継電器

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JPS5983530A JPS5983530A (ja) 1984-05-15
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