JPH02166267A - 合金化炉 - Google Patents

合金化炉

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JPH02166267A
JPH02166267A JP31996988A JP31996988A JPH02166267A JP H02166267 A JPH02166267 A JP H02166267A JP 31996988 A JP31996988 A JP 31996988A JP 31996988 A JP31996988 A JP 31996988A JP H02166267 A JPH02166267 A JP H02166267A
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JP
Japan
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zone
holding
zones
heating
strip
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Pending
Application number
JP31996988A
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English (en)
Inventor
Ryoichi Ide
井出 良一
Yoshihiro Iida
祐弘 飯田
Harumi Shigemoto
重本 晴美
Kanaaki Hyodo
兵頭 金章
Toshinosuke Hoshi
要之介 星
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Kawasaki Steel Corp
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Publication date
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  • Coating With Molten Metal (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、めっきを施したストリップを加熱、保持する
ことにより合金化めっき層を形成させる合金化炉に関す
る。
〈従来の技術〉 従来、合金化炉ては、第3図に示すようにめつぎボット
1でめっきされワイピング装置2でその付着量を制御さ
れたストリップ3は、合金化炉4に人りその加熱帯5で
加熱され保持帯6で合金化温度に保持後、冷却されてい
る。
通常、加熱帯5の排ガスは、保持帯6人口で稀釈用空気
によって温度調節され、保持帯6出口で、排気される。
 7はプロワである。
また、保持帯にストリップ冷却手段を有するガルバニー
ル炉としては、例えは特開昭60159159に開示さ
れたものがあるが、この構造で、は保持帯は1ゾーンで
あり、保持帯の温度は調節可能であっても保持時間の調
節が不可能である。
これらの合金化炉では、何らかの理由、例えばめっき前
処理炉の能力またはめつぎ付着量制御の能力の関係から
通板速度が変化した場合およびめっき層中の成分変更に
ともなう目標保持時間が変化した場合にきめこまかな対
応がてきない。
従来炉では、保持帯の長さが一定なので、通板速度か変
化すれば保持時間も変化し保持時間を制御できず、特開
昭60−15915.9では「保持有」または「保持無
Jの選択しかできす、保持時間の制御はで籾ない。
〈発明が解決しようとする課題〉 合金化めっき鋼板は、非合金化めっき鋼板と比較し、表
面被覆の密着性、塗装性などに優れており、自動車用、
家電用を主体に広く利用されている。
高品質の合金化めっき鋼板を製造するためには、素地鉄
とめっき金属との合金化反応を生しさせる加熱帯での加
熱温度および合金化の均化を行なう保持帯での保持時間
を厳格に制御する必要がある。
しかし、保持帯長が固定では必要保持時間とライン速度
とは一義的に決まってしまい、それぞれ異なる処理速度
能力を持つ複数の設備からなる連続ラインでは、所定の
保持時間が必ずしも得られない。
そのため、何らかの理由で通板速度が変化した場合、も
しくはめっき層の成分が変化し目標保持時間が変化した
場合、保持時間が目標から大きくはずれ、目標より長く
なれば合金化反応が進行しすぎ焼けすぎとなり、合金化
層がはがれるパウダリングが問題となりやすい。
また逆に、保持時間が短すぎると合金化反応が進行せず
、焼は不足、または焼けむらが発生し製品として不適当
であるという問題点があった。
本発明は、保持帯における保持時間、保持温度を容易に
所定の水準に設定または変更することができる合金化炉
を提供することを目的としている。
く課題を解決するための手段〉 上記目的を達成するために、本発明によれば、めっき直
後のストリップを加熱、保持する合金化炉において、め
っきを施したストリップを加熱する加熱帯と、一定温度
に保持する保持帯とを備え、該保持帯をストリップの通
板方向に2以上のゾーンに分割可能なゾーン分割部材を
各ゾーン出側に設け、該名分割部材の上流にそれぞれ遮
断弁を有する排気ダクトの一端を開口し、その他端は排
出管を有する接続ダクトにそれぞれ連通し、前記加熱帯
に隣接する保持帯の第1ゾーンの入側に加熱帯から導入
される排ガスの温度を調節するための空気導入管を設け
るとともに第2ゾーン以下の各ゾーンにそれぞれ冷却装
置を設けたことを特徴とする合金化炉が提供される。
また、前記第1ゾーンも冷却装置を有するのが好ましい
以下に本発明をさらに詳細に説明する。
第1図は、−例として3ゾーンに分割された保持帯を有
する合金化炉の説明図である。
本発明の合金化炉4は、ストリップ3の入側に公知の加
熱帯5を設け、この加熱帯5の出側に3分割された保持
帯6が連設されている。
前記加熱帯5は常法により所定の温度に設定できるよう
になっている。
前記保持f6の入側には、加熱%F5から導入される排
ガスの温度を調節するための空気導入管8が設けられ、
ブロワ7により空気導入量を加減するようになっている
3分割された各ゾーン6a、6b、6cの出側にはそれ
ぞれ排気ダクト9a、9b、、9cと遮断弁10a、1
0b、10cが設けられ、接続ダクト11に接続され、
排出管12から保持帯6外へ排ガスが放散されるように
なフている。
前記各排気ダクト9a、9b、9cの開口部の下流には
それぞれゾーン分割部材13a、13b、13cが設け
られ、また、第2ゾーン6bおよび第3ゾーン6Cには
それぞれ冷却装置14bおよび14cが設けられている
前記ゾーン分割部材13a、13b、13cとしては、
例えばガスシールまたは仕切板など、ストリップ3が通
板でき、かつ加熱f5から導入された排ガスが遮断でき
るものであれはよい。 また、前記冷却装置14bおよ
び14cとしては、冷却用流体、例えば空気を供給で診
るようにしたチャンバー等でよい。
以上3ゾーンからなる保持帯を有する合金化炉について
説明したが、ゾーン数は多い程きめこまかな制御が可能
となる反面、設備費も増大するので3〜4ゾ一ン程度が
好ましい。
また、第1ゾーン6aには通常冷却装置は不要であるが
、必要に応して冷却装置を設けても差支えはない。
つぎに、本発明合金化炉の動作例について説明する。
第1図に示す合金化炉において、ストリップ3がめつき
ボット1に浸漬されたのち、ワイピング装置2にて余分
なめっきを払拭され、所定のめつぎ厚に調整される。
続いて、合金化処理をうけるために加熱f5で所定温度
に加熱され、保持帯6にて必要時間たり保熱をされる。
ここで、第1〜第3ゾーン6a、6b16cをすべて保
持帯として使用する場合は、遮断弁10a、10bを閉
とし、10eを開とし、ゾーン分割部材13a、13b
は使用せずに開放状態とし、13cのみを使用して遮断
状態とすれば、温度調節された排ガスは第1〜第3ゾー
ン6a、6b、6Cを経由して排気ダクト9cから排出
管12を経て排出させることができる。
また、通板速度が低下または目標保持時間が短くなった
場合には、通板速度と保持時間から保持帯として使用す
るゾーン数を決定すればよく、例えば第1、第2ゾーン
5a、6bを保持帯として使用する場合は、遮断弁10
bを開とし、10a、10cは閉とし、ゾーン分割部材
13a、13cは使用せずに開放状態とし、13bのみ
を使用して遮断状態とすれば、温度調節された排ガスは
第1、第2ゾーン6a、6bを経由して排気ダクト9b
から排出管12を経て排出させることができる。 この
とき第3ゾーン6cは、冷却装置14cから冷却用流体
を供給し冷却帯として使用する。
さらに保持長が短くてよい場合は、第2、第3ゾーン6
b、6cを冷却帯として使用するため、冷却装置14a
、14bから冷却用流体を供給し、ゾーン分割部材13
aを使用して遮断状態とし、排気ダクト9aから排出管
12を経て排ガスを排出させればよい。
保持帯を4ゾ一ン以上に分割する場合も上記と同様の切
替えを実施すればよい。  また、第1保持帯6aに冷
却装置を設置して保持ゾーン無しに対応する場合も、同
根の切替えで行なうことができる。
〈実施例〉 以下に本発明を実施例に基づき具体的に説明する。
(実施例1) めっき付着量片面60g/m2にめっきされた亜鉛めっ
き鋼f(幅1200mm、厚09mm)を850tに設
定された加熱帯を経由し、4ゾーンに分割された保持帯
へ導入した。
この鋼板のめっき層中の合金化を均一にするために必要
な保持時間は10[秒]、保持命名ゾーンの有効長は5
[m]、ゾーン分割部材はガスシールとした。
まず、最初にライン速度が90 [mpmコであったの
で、第3ゾーン出側のガスシールを使用して遮断状態と
し、保持帯の入側から第1〜第3ゾーンを保持帯、第4
ゾーンを冷却帯として使用した。
つぎに、ライン速度が60 [mpmlとなったので、
第2ゾーン出側のガスシールを使用して遮断状態とし、
第1、第2ゾーンを保持帯、第3、第4ゾーンを冷却帯
として使用した。
このように保持命名ゾーンを保持・冷却帯に使い分ける
ことにより、必要保持時間を長短なく適正に守ることか
できた。
すなわち、第2図に示すストリップ通過時間と炉内温度
およびストリップ温度との関係説明図から明らかなよう
に、従来炉を用いた場合は保持帯での炉内温度は目標保
持温度(T1)よりも高目にしている場合が多く、スト
リップ温度はT、よりも少し上昇している。 さらに、
保持帯長の切替えが不可能なため保持帯での保持時間(
t2)がライン速度に応じて変動することになっていた
(A点が第2図で見て左右に移動してしまう)。 そこ
で、加熱帯の温度を変化させて焼けすぎ、焼り不足を防
止するという複雑な操業を行っていた。
これに対し実施例では、保持帯の各ゾーンをライン速度
に応して保持・冷却帯に使い分けることがてキ名から保
持ゾーンの炉温をT、に設定でき、ライン速度が変化し
ても保持帯の各ゾーンを使い分けることにより常に保持
ゾーンにおけるスI・リップ保持時間を目標保持時間(
tl)とすることができ、従来炉を用いた場合には焼け
すき、焼は不足などの不良品が0.5wt%発生したが
、上記実施例では焼けすき、焼は不足の発生は0.21
11−t%程度となり高品質の合金化めっき鋼板が得ら
れた。
〈発明の効果〉 本発明は、以上説明したように構成されているので、加
熱帯において最適合金化温度まで、加熱したのち、保持
帯で目標時間だけ保持することが可能となり、ストリッ
プ板厚の変化等によるライン速度の変更に際しても、ラ
イン速度の変化に応して瞬時に保持帯長を変更して目標
時間だけ保持できるようになり、加熱帯での加熱温度を
変更する必要がない。 また、めっき中の成分、例えば
合金化速度に大ぎな影響を与えるAfLの濃度等の変化
に応じて目標保持時間が変化した場合でも、加熱帯の能
力を変えずに瞬時に保持帯長を変化させ保持時間を変更
できる。
従って、操業変化時に保持帯の熱応答に要していた時間
に発生していた不良が発生しなくなった。
さらに、本発明により、保持帯における保持時間、保持
温度が厳密に制御可能となり合金化めっき鋼板の不良率
の発生が0.5wt%から0、.2wt%に低減できた
【図面の簡単な説明】
第1図は、3ゾーンに分割された保持帯を有する本発明
合金化炉の説明図である。 第2図は、ストリップ通過時間と炉内温度およびストリ
ップ温度との関係を示すグラフである。 第3図は、従来の合金化炉の概要を示す線図である。 符号の説明 1・・・めっきポット、 2・・・ワイピング装置、 3・・・ストリップ、 4・・・合金化炉、 5・・・加熱帯、 6・・・保持帯、 6a・・・第1ゾーン、 6b・・・第2ゾーン、 6c・・・第3ゾーン、 7・・・ブロワ、 8・・・空気導入管、 9a、9b、9 c−排気ダクト、 10a、10 b、  10 c、−遮断弁、11・・
・接続ダクト、 12・・・排出管、 13a、   13b、   13c ・・・ゾーン分割部材、 14b、14c・・・冷却装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)めっき直後のストリップを加熱、保持する合金化
    炉において、めっきを施したストリップを加熱する加熱
    帯と、一定温度に保持する保持帯とを備え、該保持帯を
    ストリップの通板方向に2以上のゾーンに分割可能なゾ
    ーン分割部材を各ゾーン出側に設け、該各分割部材の上
    流にそれぞれ遮断弁を有する排気ダクトの一端を開口し
    、その他端は排出管を有する接続ダクトにそれぞれ連通
    し、前記加熱帯に隣接する保持帯の第1ゾーンの入側に
    加熱帯から導入される排ガスの温度を調節するための空
    気導入管を設けるとともに第2ゾーン以下の各ゾーンに
    それぞれ冷却装置を設けたことを特徴とする合金化炉。
  2. (2)前記第1ゾーンも冷却装置を有する請求項1に記
    載の合金化炉。
JP31996988A 1988-12-19 1988-12-19 合金化炉 Pending JPH02166267A (ja)

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JP31996988A JPH02166267A (ja) 1988-12-19 1988-12-19 合金化炉

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JP31996988A JPH02166267A (ja) 1988-12-19 1988-12-19 合金化炉

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JP31996988A Pending JPH02166267A (ja) 1988-12-19 1988-12-19 合金化炉

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009013481A (ja) * 2007-07-06 2009-01-22 Nippon Steel Corp 合金化炉設備
JP2009221502A (ja) * 2008-03-13 2009-10-01 Nippon Steel Corp 合金化溶融亜鉛めっき鋼板製造用合金化炉の温度制御方法及び合金化炉
KR101006077B1 (ko) * 2008-10-13 2011-01-06 주식회사 포스코 합금화 용융아연 도금강판의 냉각장치 및 냉각방법
KR101285070B1 (ko) * 2010-11-02 2013-07-10 현대하이스코 주식회사 프레스 작업성이 우수한 외판용 합금화 용융아연 도금 강판 및 이를 제조하는 방법

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