JPH0216526Y2 - - Google Patents

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JPH0216526Y2
JPH0216526Y2 JP8762285U JP8762285U JPH0216526Y2 JP H0216526 Y2 JPH0216526 Y2 JP H0216526Y2 JP 8762285 U JP8762285 U JP 8762285U JP 8762285 U JP8762285 U JP 8762285U JP H0216526 Y2 JPH0216526 Y2 JP H0216526Y2
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JP
Japan
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terminal
locking
housing
locking member
rear end
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JP8762285U
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JPS61204375U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はハウジングに収容される電気接触端子
の係止構造、特に複数対のハウジングを長手方向
に配設してなるコネクタの端子係止構造に関す
る。
〔従来の技術〕
従来、複数対のハウジングを長手方向に配設し
てなるコネクタとしてはヒユーズ端子接続用コネ
クタなどがあるが、この種のコネクタのハウジン
グに収容された端子の係止構造は、第6図に断面
図で示されるようなものが一般的である。
すなわち、第6図において、1は対向して配設
されたハウジングであり、夫々の端子収容室2内
に雌端子(以下単に端子という)3が収容固定さ
れた状態を示している。なお、4はヒユーズ端子
でその一対の板状電気接触片4aが夫々端子3の
前部に形成された電気接触部3a内に装着され、
端子3に接続された一対の電線5とヒユーズ端子
4間に電気回路が形成される。
しかして端子3のハウジング1に対する係止は
次のような手段で行なわれている。すなわちハウ
ジング1の底壁1aに係止突起6aを上面に設け
た可撓アーム6が形成され、端子3を端子収容室
2内に挿入するとき、端子3の基板3bが可撓ア
ーム6の係止突起6aに衝接して可撓アーム6を
外方6′の一点鎖線で示す位置まで撓ませ、さら
に端子3を前進して完全挿入させると、端子3の
基板に設けられた係止孔3cに係止突起6aが係
入すると同時に可撓アーム6が弾性的に元の位置
に復帰することにより、端子3のハウジング1に
対する係止固定が行なわれる。
しかし、この種のコネクタにおいては、対向配
設されるハウジング1間の間隔を大きく設定する
ことが構造上問題があるため、可撓アーム6の撓
み代を大きくとることにも限界があり、従つて、
係止突起6aの高さhを十分に設定することがで
きず、端子の係止孔3cに対する係止も不十分と
ならざるを得ないという欠点がある。又、可撓ア
ーム6の撓み代が僅かであると共に可撓アーム6
自体が極めて小さいことから、端子3の完全挿着
の有無を挿着作業時に確認することが困難である
という問題点がある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
本考案は、複数対のハウジングを長手方向に配
設してなるコネクタにおける上記のような端子係
止構造の問題点に着目してなされたもので、端子
のハウジングに対する係止力を大幅に向上させる
と共に、不完全挿入の発生を完全に防止し得る端
子の係止構造を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
以下に本考案を実施例を示す添付の図面に基づ
いて詳細に説明する。
すなわち、第1図に本考案の端子係止構造を具
備するヒユーズ端子用コネクタの縦断面図、第2
図に同上のコネクタから本考案の端子係止構造に
使用される係止部材を外した後端部分の斜視図、
第3図aに同上係止部材の正面図、第3図bに第
3図aにおけるA−A断面図を示した。
図において本考案の端子係止構造Aは、第1図
に一点鎖線で囲まれる部分であり、その他の部分
については第6図に示した従来の構造と同様であ
る。従つて第6図と同一部分については同一符号
を用いて説明する。
本考案の端子係止構造Aにおいては、先ずハウ
ジング後端部構造が第2図に示すように形成され
る。すなわち、ケース7の長手方向に連設された
複数対のハウジング1において、後端縁8の相対
向する部分の一部(図示では後端縁8の1/2)を
切欠して後端縁8より低い段部8aが形成され
る。この段部8aは、ハウジング1内に挿着され
る端子3の後端3dとその位置がほぼ一致するよ
うに形成される。又、対向する複数対のハウジン
グ底壁1a,1a間の間隙9にロツク片10が挾
着される。
第3図a及びbはこのようにして形成されたハ
ウジング後端縁8の段部8a及びハウジング1間
の間隙9に装着される係止部材11を示してお
り、長方板体12の上面中心部長手方向に起立壁
13を立設させると共に、起立壁13の上面に長
方板体12と平行に延びる鈎状突起14を、前記
複数対のハウジング1間に挾着されたロツク片1
0に対応して複数個立設して構成される。しかし
て、長方板体12の幅及び厚さはハウジング後端
縁8の段部8aに整合して嵌合される寸法に形成
され、又、起立壁13の幅及び高さは段部8aか
らロツク片10に至るハウジング間の間隙9に嵌
合される寸法に形成されることが望ましい。又、
係止部材11の後端部に立設される鈎状突起14
の水平先端部には、下方に向けた突出部14aが
形成される。
〔作用〕 次に本考案の端子係止構造の作用を前述した図
の外に第4図及び第5図の説明図を参酌して説明
する。
第4図に示すハウジング1は第2図のB−B断
面で示した図で、電線5を接続した端子3を複数
対の各ハウジング1の端子収容室2内に矢線イ方
向に夫々挿入し、端子3の係止孔にハウジング1
の可撓アーム6に形成された係止突起6aを係止
させることにより、前述した従来の端子係止構造
と同様の手段で一次係止(仮止め)させる。
次いで、係止部材11を鈎状突起14の側から
ハウジング1間の間隙9内に矢線ロ方向に挿入す
る。
この場合、係止部材11は、後端部に立設され
た突出部14aを有する鈎状突起14が、第4図
のように配列された複数対のハウジング1間に挾
着される最後部(図示左端)のロツク片10の図
示左側に臨むように挿入する。
かくして係止部材11の起立壁13を間隙9内
に嵌挿させると共に、係止部材11の長方板体1
2を起立壁13に隣接する長方板体12の両側上
面部12aにおいて複数対の段部8aに衝接させ
る。
次いで、係止部材11を鈎状突起14と同方向
の矢線ハ方向にスライドさせ、第5図に示すよう
に鈎状突起14をロツク片10に係止させる。こ
の場合、係止部材後端部の鈎状突起14に形成さ
れた突出部14aが、対応するロツク片10に係
止されることにより、係止部材11のハウジング
1の後端部に対する装着ロツクが完了する。
以上の操作により、ハウジング1の後端縁8に
形成された段部8aとほぼ同位置の端子3の後端
部3dは、係止部材11の両側上面部12aにお
いて係止される。従つて、端子3は前記の可撓ア
ーム6の突起6aによる一次係止と併せて、係止
部材11により二重係止されることになる。
又、端子3がハウジング1内で不完全挿入され
た場合には、段部8aからはみ出た端子3の後端
部3dが、係止部材11の長方板体上面部12a
で押圧されることにより、容易に完全挿着状態に
矯正させることができる。
以上説明した本考案の端子係止構造は、ヒユー
ズ端子用のコネクタに限定されることなく、複数
対のハウジングを連設して構成されるタイプのコ
ネクタに広く適用されるものである。
(考案の効果) 本考案の端子係止構造は、以上詳細に説明した
ようにハウジングの後端部構造に改良を施こし、
複数対のハウジング内で一次係止された端子を、
その後端部において別部材である簡単な構造の係
止部材により一挙に二重係止するようにしたか
ら、大幅なコスト増及び繁雑な作業を殆ど必要と
することなく、端子のハウジングに対する係止力
を著しく向上させると共に、不完全挿入も同時に
解消されるという顕著な利点がえられる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の端子係上構造を具備するヒユ
ーズ端子用コネクタの縦断面図、第2図は同上の
コネクタから係止部材を分離した後端部分の斜視
図、第3図aは本考案の端子係止構造に使用され
る係止部材の正面図、第3図bは第3図aにおけ
るA−A断面図、第4図及び第5図は作用説明
図、第6図は従来のコネクタの断面図を示す。 1……ハウジング、3……端子、6……可撓ア
ーム、6a……係止突起、8……ハウジング後端
縁、8a……段部、9……間隙、10……ロツク
片、11……係止部材、12……長方板体、14
……鈎状突起。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 対をなすハウジングの対向壁間にロツク片を挾
    設し、長方板体上の長手方向に該長方板体と平行
    な鈎状突起を複数個立設してなる係止部材を前記
    ハウジングの後端縁に装着し、該係止部材の鈎状
    突起を前記ロツク片に係止させることにより該長
    方板体の一部を端子の後端部に係合したことを特
    徴とする端子の係止構造。
JP8762285U 1985-06-12 1985-06-12 Expired JPH0216526Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8762285U JPH0216526Y2 (ja) 1985-06-12 1985-06-12

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8762285U JPH0216526Y2 (ja) 1985-06-12 1985-06-12

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61204375U JPS61204375U (ja) 1986-12-23
JPH0216526Y2 true JPH0216526Y2 (ja) 1990-05-08

Family

ID=30640014

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8762285U Expired JPH0216526Y2 (ja) 1985-06-12 1985-06-12

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JP (1) JPH0216526Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61204375U (ja) 1986-12-23

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