JPH0216496B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0216496B2 JPH0216496B2 JP56095719A JP9571981A JPH0216496B2 JP H0216496 B2 JPH0216496 B2 JP H0216496B2 JP 56095719 A JP56095719 A JP 56095719A JP 9571981 A JP9571981 A JP 9571981A JP H0216496 B2 JPH0216496 B2 JP H0216496B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lenticular lens
- lens
- transparent resin
- lenticular
- fresnel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 13
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 13
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 13
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 claims description 8
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B21/00—Projectors or projection-type viewers; Accessories therefor
- G03B21/54—Accessories
- G03B21/56—Projection screens
- G03B21/60—Projection screens characterised by the nature of the surface
- G03B21/62—Translucent screens
- G03B21/625—Lenticular translucent screens
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Overhead Projectors And Projection Screens (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、光拡散層を中間層とし、該光拡散層
の一面に透明樹脂よりなるフレネルレンズ、他面
に透明樹脂よりなるレンチキユラーレンズを形成
してなる透過型スクリーンに関するものである。
の一面に透明樹脂よりなるフレネルレンズ、他面
に透明樹脂よりなるレンチキユラーレンズを形成
してなる透過型スクリーンに関するものである。
[従来の技術]
従来、投写式プロジエクシヨンTV用の透過型
スクリーンには、光拡散剤を練り込んだ平板形
式、一面にレンチキユラーレンズを成形したレン
チキユラー形式、一面にフレネルレンズ成形した
フレネルレンズ形式、一面にフレネルレンズ他面
にレンチキユラーレンズを成形した両面成形形
式、および、これらの組合せによるスクリーンが
用いられてきたが、明るさ、色むら、指向特性等
の光学特性の要求や取扱い、コストの面などから
レンチキユラーレンズとサーキユラーフレネルレ
ンズを組み合せた両面成形形式のものが使用され
るようになつてきた。即ち、フレネルレンズがな
い場合、TVブラウン管より拡大投影される光は
拡がる方向のままになるので、これをフレネルレ
ンズにより平行光にしてやらないとどうしても周
辺が暗くなるため、これを改善するのにフレネル
レンズが用いられ、また、レンチキユラーレンズ
がない場合、スクリーンを見るに適する位置が限
定されるので、これを拡げるためにレンチキユラ
ーレンズが用いられているのである。
スクリーンには、光拡散剤を練り込んだ平板形
式、一面にレンチキユラーレンズを成形したレン
チキユラー形式、一面にフレネルレンズ成形した
フレネルレンズ形式、一面にフレネルレンズ他面
にレンチキユラーレンズを成形した両面成形形
式、および、これらの組合せによるスクリーンが
用いられてきたが、明るさ、色むら、指向特性等
の光学特性の要求や取扱い、コストの面などから
レンチキユラーレンズとサーキユラーフレネルレ
ンズを組み合せた両面成形形式のものが使用され
るようになつてきた。即ち、フレネルレンズがな
い場合、TVブラウン管より拡大投影される光は
拡がる方向のままになるので、これをフレネルレ
ンズにより平行光にしてやらないとどうしても周
辺が暗くなるため、これを改善するのにフレネル
レンズが用いられ、また、レンチキユラーレンズ
がない場合、スクリーンを見るに適する位置が限
定されるので、これを拡げるためにレンチキユラ
ーレンズが用いられているのである。
[発明が解決しようとする課題]
ところで、通常両面成形形式の透過型スクリー
ンではサーキユラーフレネルレンズは投写レンズ
側に使用し、レンチキユラーレンズは観察側に向
いた形態で使用されている。この場合、従来の両
面成形形式の透過型スクリーンでは、サーキユラ
ーフレネルレンズの同心円の線の影とレンチキユ
ラーレンズの線とが殆と平行に重なる部分ができ
て、この部分にモアレ模様と呼ばれる斑紋が生じ
外観を損なつていた。
ンではサーキユラーフレネルレンズは投写レンズ
側に使用し、レンチキユラーレンズは観察側に向
いた形態で使用されている。この場合、従来の両
面成形形式の透過型スクリーンでは、サーキユラ
ーフレネルレンズの同心円の線の影とレンチキユ
ラーレンズの線とが殆と平行に重なる部分ができ
て、この部分にモアレ模様と呼ばれる斑紋が生じ
外観を損なつていた。
従来、モアレに関しては、フレネルレンズとレ
ンチキユラーレンズのピツチ比が2:3となるよ
うにすることが最もモアレ模様が判り難くなると
いわれていて、その製作に当つてもそのような比
にしないため、加工技術上、フレネルレンズのピ
ツチは0.5mm前後で、レンチキユラーレンズは
0.75mm位になつていた。したがつて、このピツチ
であると板厚、金型製造用バイトの製造可能な半
径とのかねあいからレンチキユラーレンズの焦点
距離を板厚(通常3mm程度)の1/2以下にするこ
とは不可能で、フレネルレンズ面に近い所に焦点
が位置していた。
ンチキユラーレンズのピツチ比が2:3となるよ
うにすることが最もモアレ模様が判り難くなると
いわれていて、その製作に当つてもそのような比
にしないため、加工技術上、フレネルレンズのピ
ツチは0.5mm前後で、レンチキユラーレンズは
0.75mm位になつていた。したがつて、このピツチ
であると板厚、金型製造用バイトの製造可能な半
径とのかねあいからレンチキユラーレンズの焦点
距離を板厚(通常3mm程度)の1/2以下にするこ
とは不可能で、フレネルレンズ面に近い所に焦点
が位置していた。
[課題を解決するための手段]
前記課題を解決するための本発明の構成を、実
施例に対応する第3図を用いて説明すると、本発
明の透過型スクリーンは、光拡散4を中間層と
し、該光拡散層4の一面に透明樹脂よりなるフレ
ネルレンズ2、他面に透明樹脂よりなるレンチキ
ユラーレンズ3を形成してなる透過型スクリーン
1において、該レンチキユラーレンズ3を形成し
てなる透明樹脂の厚さが、該レンチキユラーレン
ズ3の焦点距離Fよりも大きいものである。
施例に対応する第3図を用いて説明すると、本発
明の透過型スクリーンは、光拡散4を中間層と
し、該光拡散層4の一面に透明樹脂よりなるフレ
ネルレンズ2、他面に透明樹脂よりなるレンチキ
ユラーレンズ3を形成してなる透過型スクリーン
1において、該レンチキユラーレンズ3を形成し
てなる透明樹脂の厚さが、該レンチキユラーレン
ズ3の焦点距離Fよりも大きいものである。
[作用]
本発明の両面成形形式の透過型スクリーンは、
以上のようにレンチキユラーレンズ3を形成する
透明樹脂の厚さよりもレンチキユラーレンズ3の
焦点距離Fを短かくしたので、フレネルレンズ2
の同心円の影がレンチキユラーレンズ3の焦点5
に達する前に拡散してしまうようにすることにな
り、フレネルレンズ2とレンチキユラーレンズ3
のピツチ比に無関係にモアレ模様が発生しないよ
うにすることができる。
以上のようにレンチキユラーレンズ3を形成する
透明樹脂の厚さよりもレンチキユラーレンズ3の
焦点距離Fを短かくしたので、フレネルレンズ2
の同心円の影がレンチキユラーレンズ3の焦点5
に達する前に拡散してしまうようにすることにな
り、フレネルレンズ2とレンチキユラーレンズ3
のピツチ比に無関係にモアレ模様が発生しないよ
うにすることができる。
[実施例]
以下、図面に従つて従来例と本発明による実施
例について説明する。
例について説明する。
第1図は両面成形形式透過型スクリーン1を示
す投影側より見た正面図で、手前側の面にサーキ
ユラーフレネルレンズ2、裏面側にレンチキユラ
ーレンズ3が成形されている。第2図は第1図の
横断面を示す一部拡大図で、従来例のスクリーン
を示しており、透明樹脂よりなるフレネルレンズ
2と同じく透明樹脂よりなるレンチキユラーレン
ズ3との間には光拡散剤を練り込んだ光拡散層4
が設けられている。このような従来例においては
レンチキユラーレンズ3を形成する透明樹脂の厚
さがレンチキユラーレンズ3の焦点距離Fよりも
小さくなつているため、フレネルレンズ2の同心
円の線の影が、光拡散層4で拡散解消される以前
にレンチキユラーレンズ3の焦点5の位置に達す
るため、レンチキユラーレンズの線との重なりに
よつてモアレ模様を生じさせていた。
す投影側より見た正面図で、手前側の面にサーキ
ユラーフレネルレンズ2、裏面側にレンチキユラ
ーレンズ3が成形されている。第2図は第1図の
横断面を示す一部拡大図で、従来例のスクリーン
を示しており、透明樹脂よりなるフレネルレンズ
2と同じく透明樹脂よりなるレンチキユラーレン
ズ3との間には光拡散剤を練り込んだ光拡散層4
が設けられている。このような従来例においては
レンチキユラーレンズ3を形成する透明樹脂の厚
さがレンチキユラーレンズ3の焦点距離Fよりも
小さくなつているため、フレネルレンズ2の同心
円の線の影が、光拡散層4で拡散解消される以前
にレンチキユラーレンズ3の焦点5の位置に達す
るため、レンチキユラーレンズの線との重なりに
よつてモアレ模様を生じさせていた。
これに対し、本発明による実施例を示す同様の
図である第3図においては、レンチキユラーレン
ズ3の焦点5がレンチキユラーレンズ3の透明樹
脂層内即ちレンチキユラーレンズ3の厚さがレン
チキユラーレンズ3の焦点距離Fよりも大きいよ
うに定めてあるので、フレネルレンズ2の同心円
の線の影はレンチキユラーレンズ3の焦点5に達
する前に光拡散層4により拡散解消されてしまう
ので、レンチキユラーレンズ3の線との間でのモ
アレ模様の発生が起らなくなる。
図である第3図においては、レンチキユラーレン
ズ3の焦点5がレンチキユラーレンズ3の透明樹
脂層内即ちレンチキユラーレンズ3の厚さがレン
チキユラーレンズ3の焦点距離Fよりも大きいよ
うに定めてあるので、フレネルレンズ2の同心円
の線の影はレンチキユラーレンズ3の焦点5に達
する前に光拡散層4により拡散解消されてしまう
ので、レンチキユラーレンズ3の線との間でのモ
アレ模様の発生が起らなくなる。
[発明の効果]
本発明の透過型スクリーンは、以上のような構
成と作用を有しているので、フレネルレンズ2の
側から光が投射されると、フレネルレンズ2の同
心円の線の影はレンチキユラーレンズ3の焦点5
に達する前に拡散され解消してしまうので、レン
チキユラーレンズ3の線との間でモアレ模様を発
生することなく、プロジエクシヨンTV用の透過
スクリーンとしてきわめて美しい画像を得ること
ができる。
成と作用を有しているので、フレネルレンズ2の
側から光が投射されると、フレネルレンズ2の同
心円の線の影はレンチキユラーレンズ3の焦点5
に達する前に拡散され解消してしまうので、レン
チキユラーレンズ3の線との間でモアレ模様を発
生することなく、プロジエクシヨンTV用の透過
スクリーンとしてきわめて美しい画像を得ること
ができる。
第1図は両面成形形式の透過型スクリーンの投
影側より見た正面図、第2図は第2図の横断面を
示す一部拡大図で従来例のスクリーンを示す図、
第3図は本発明による透過型スクリーンの第2図
と同様の一部拡大断面図である。 1…両面成形透過型スクリーン、2…フレネル
レンズ、3…レンチキユラーレンズ、4…光拡散
層、5…レンチキユラーレンズの焦点。
影側より見た正面図、第2図は第2図の横断面を
示す一部拡大図で従来例のスクリーンを示す図、
第3図は本発明による透過型スクリーンの第2図
と同様の一部拡大断面図である。 1…両面成形透過型スクリーン、2…フレネル
レンズ、3…レンチキユラーレンズ、4…光拡散
層、5…レンチキユラーレンズの焦点。
Claims (1)
- 1 光拡散層を中間層とし、該光拡散層の画像投
射側の面に透明樹脂よりなるフレネルレンズ、他
面に観察面側を凸部とした透明樹脂よりなるレン
チキユラーレンズを形成してなる透過型スクリー
ンにおいて、該レンチキユラーレンズを形成して
なる透明樹脂の厚さが、該レンチキユラーレンズ
の焦点よりも大きいことを特徴とする透過型スク
リーン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56095719A JPS57210332A (en) | 1981-06-20 | 1981-06-20 | Transmission type screen |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56095719A JPS57210332A (en) | 1981-06-20 | 1981-06-20 | Transmission type screen |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57210332A JPS57210332A (en) | 1982-12-23 |
JPH0216496B2 true JPH0216496B2 (ja) | 1990-04-17 |
Family
ID=14145282
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56095719A Granted JPS57210332A (en) | 1981-06-20 | 1981-06-20 | Transmission type screen |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS57210332A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2822032B2 (ja) * | 1987-01-28 | 1998-11-05 | 大日本印刷株式会社 | 透過型スクリーン用レンズ板 |
JPH02141737A (ja) * | 1988-11-24 | 1990-05-31 | Canon Inc | 背面投射型スクリーン及びそれを用いた背面投射型画像表示装置 |
US6002464A (en) * | 1996-05-13 | 1999-12-14 | Kuraray Co., Ltd. | Light diffusing sheet having a layer incorporated with light diffusing material and a layer with a corrugated surface |
KR20030001184A (ko) * | 2001-06-27 | 2003-01-06 | 최해용 | 고해상도 집광 투과 스크린 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5067655A (ja) * | 1973-10-17 | 1975-06-06 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55116341U (ja) * | 1979-02-07 | 1980-08-16 |
-
1981
- 1981-06-20 JP JP56095719A patent/JPS57210332A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5067655A (ja) * | 1973-10-17 | 1975-06-06 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57210332A (en) | 1982-12-23 |
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