JPH02164588A - 記録材料 - Google Patents

記録材料

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JPH02164588A
JPH02164588A JP63320168A JP32016888A JPH02164588A JP H02164588 A JPH02164588 A JP H02164588A JP 63320168 A JP63320168 A JP 63320168A JP 32016888 A JP32016888 A JP 32016888A JP H02164588 A JPH02164588 A JP H02164588A
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JP
Japan
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group
electron
paper
methyl
compounds
Prior art date
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Pending
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JP63320168A
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English (en)
Inventor
Masanobu Takashima
正伸 高島
Kazunori Nigorikawa
和則 濁川
Masato Satomura
里村 正人
Shunsaku Azuma
東 俊作
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の分野) 本発明は記録材料に関し、特に発色性、発色画像の安定
性を向上させた記録材料に関する。
(従来技術) 電子供与性無色染料と電子受容性化合物を使用した記録
材料は、感圧紙、感熱紙、感光感圧紙、通電感熱記録紙
、感熱転写紙等として既によく知られている。たとえば
英国特許2140449、米国特許4480052、同
4436920、特公昭60−23992、特開昭57
−179836、同60−123556、同60−12
3557などに詳しい。
記録材料として、近年(1)発色濃度及び発色感度(2
)発色体の堅牢性などの特性改良に対する研究が鋭意性
われている 本発明者らは特定の化合物がこれらの特性向上に有効で
あることを見出したものである。
(発明の目的) 従って本発明の目的は、発色性及び発色画像の安定性が
良好で、しかもその他の具備すべき条件を満足した記録
材料を提供することである。
(発明の構成) 本発明の目的は、電子供与性無色染料と電子受容性化合
物の接触による発色を利用した記録材料に於て、該電子
供与性無色染料として、置換されていてもよいエチニル
基を有するアリールアミノ基で置換されたフルオラン誘
導体を用いた事を特徴とする記録材料により達成された
アリールアミ7基の置換位置は、2位又は6位が好まし
い。
本発明の好ましい化合物を一般式(I)に示す。
上式中R,−R,は水素原子、アルキル基、アリール基
を、R2は水素原子、アルキル基、アリール基、アルコ
キシ基、ハロゲンIIIIヲ、R6〜R1は水素原子、
アルキル基、アリール基、アルコキシ基、ハロゲン原子
、ニトロ基又は置換アミノ基を、環へは芳呑環を表す。
なお、アルキル基は飽和、不飽和またはシクロアルキル
基を表し、これらはアリール基、アルコキシ基、アリー
ルオキシ基、アルコキシ基、ハロゲン原子、アシルアミ
7基、アミノカルボニル基またはシアン基等の置換基を
有していてもよい。
なお、アリール基は、フェニル基、ナフチル基または複
素環基を表し、これらは、アルキル基、アルコキン基、
アリールオキシ基、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基
、置換カルバモイル基、置換スルファモイル基、置換ア
ミノ基、置換オキシカルボニル基、置換オキシカルボニ
ル基、アルキルチオ基、アリールスルホニル基、または
フェニル基等の置換基を有していてもよい。
R,、R,は同時には水素原子でないことが好ましい。
R,〜R4の置換基は炭素原子数18以下、特に8以下
が好ましい。
RI 、R2について更に詳細には水素原子、メチル基
、エチル基、n−プロピル基、iso −プロピル基、
n−ブチル基、1so−ブチル基、n−アミル基、1s
o−アミル基、n−ヘキシル基、n−へブチル基、n−
オクチル基、2−エチルヘキシル基、n−ドデシル基、
n−オクタデシル基、メトキシプロピル基、エトキシプ
ロピル基、フェノキンエチル基、シクロペンチル基、シ
クロヘキシル基、テトラヒドロフルフリル基、フェニル
基、トリル基、ベンジル基、フェネチル基等があげられ
る。
R,、R,は互いに結合して5員ないし8員のへテロ原
子を含んでいてもよい環、たとえばピペリジン、モルホ
リン、ピペラジン、ヘキサメチレンイミン、ペンタメチ
レンイミン、カプロラクタム、インキ/リンなどの環を
形成してもよい。
RI  R2N−としては、ジメチルアミ7基、ジエチ
ルアミノ基、ジブチルアミノ基、N−エチル−N−is
o−アミルアミノ基、N−エチル−N−1SO−ブチル
アミノ基、N−エチル−N−へキシルアミ7基、N−メ
チル−N−プロピルアミノ基、N−エチル−N−テトラ
ヒドロフルフリルアミノ1&、N−エチル−N−シクロ
ペンチルアミノ基、ペンタメチレンイミノ基、N−エチ
ル−N−メトキンプロピルアミノ基、N−エチル−N−
エトキシプロピルアミノ基、N−エチル−N−)!jル
アミノ基等が好ましい。
R3、R4で示される置換基のうち、水素原子、炭素原
子数1から18のアルキル基、炭素原子数6から12の
アリール基が好ましい。
エチニル基の置換位置は〇−位又はp−位が好ま1−<
、これらの混合物も用いられる。
R1は水素原子、メチル基が、R4はフェニル基、トリ
ル基、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ヘ
キシル基、水素原子等が特に好ましい。
R3で示される置換基のうち、水素原子、炭素原子数1
から18のアルキル基、炭素原子数6から12のアリー
ル基、炭素原子数1から18のアルコキン基、塩素原子
、臭素原子、弗素原子、沃素原子が好ましい。
R1は水素原子、メチル基、メトキシ基、塩素原子等が
特に好ましい。
R6〜R@で示される置換基のうち、水素原子、炭素原
子数1から12のアルキル基、炭素原子数6から12の
アリール基、炭素原子数1から12のアルコキシ基、塩
素原子、臭素原子、ニトロ基、炭素原子数1から12の
モノ又はジアルキルアミノ基、炭素原子数1から12の
アシルアミノ基が好ましい。
!Aは5員又は6員の縮環していてもよい芳香環たとえ
ばベンゼン環、ナフタレン環、ピリジン環、ピラジン環
、キノリン環、インドール環、ベンゾチオフェン環、ベ
ンゾフラン環等が好ましい。
原料入手上好ましいのはベンゼン環、ナフタレン環、ピ
リジン環、ピラジン環、キノリン環等である。
次に本発明の発色剤の具体例を示すが、本発明はこれら
に限定されるものではない。
(1)2−4°−エチニルアニリノ−3−メチル−6−
ジニチルアミノフルオラン (2)2−4″−メチルエチニルアニリノ−3−メチル
−6−ジニチルアミノフルオラン (3)2−4″−フェニルエチニルアニリノ−3−メチ
ル−6−ジニチルアミノフルオラン(4)  2 4’
 −フェニルエチニルアニリノ−3−メチル−5−n−
ジブチルアミノフルオラン(5)2−4°−エチニルア
ニリノ−3−メチル−6−N−エチル−N−+so−ア
ミルアミノフルオラン 2−4″−ブチルエチニルアニリノ−3−メチル−6−
N−エチル−N−テトラヒドロフルフリルアミノフルオ
ラン 2−2”−フェニルエチニルアニリ/−3−メチル−6
−N−エチル−N−)リルアミノフルオラン (8)2−4’ −エチニル−2゛−トルイジノ−3−
クロロ−6−ジニチルアミノフルオラン(9)2−4°
−フェニルエチニルアニリノ−3クロロ−6−ジニチル
アミノフルオランαG  2−4°−エチニルアニリノ
−3−メチル−6−N−エチル−N−4’ −エチニル
フェニルアミノフルオラン Ql)2−4°−エチニル−2゛−クロロアニリノ−6
−ジニチルアミノフルオラン QZ2−(4−エチニル−N−メチルアニリノ)−3−
メチル−6−ジニチルアミノフルオラン また、これらの無色染料は既によく知られているトリフ
ェニルメタンフタリド系化合物、フルオラン系化合物、
フェノチアジン系化合物、インドリルフタリド系化合物
、ロイコオーラミン系化合物、ローダミンラクタム系化
合物、トリフェニルメタン系化合物、トリアゼン系化合
物、スピロピラン系化合物、フルオレン系化合物など各
種の化合物と併用して記録材料を組み立てることも出来
る。
その際好ましくは前述の無色染料が40%以上になるよ
うに使用されることが特性改良の点から望まれる。
これらについて、たとえばフタリド類の具体例は米国再
発行特許明細寄算23,024号、米国特許明細寄算3
,491,111号、同第3,491.112号、同第
3,491,116号および同第3,509,174号
、フルオラン類の具体例は米国特許明細寄算3,624
,107号、同第3,627,787号、同第3,64
1,011号、同第3,462,828号、同第3,6
81.390号、同第3,920.510号、同第3,
959,571号、スピロピラン類の具体例は米国特許
明細寄算3.971,808号、ピリジン系およびピラ
ジン系化合物類は米国特許明細寄算3.775,424
号、同第3.853869号、同第4,246.3i8
号、フルオレン系化合物の具体例は特願昭61.−24
0989号等に記載されている。
無色染料と接触して着色を与える電子受容性化合物とし
ては、通常の化合物たとえばフェノール誘導体、サリチ
ル酸誘導体、芳香族カルボン酸の金属塩、酸性白土、ベ
ントナイト、ノボラック附脂、金属処理ノボラック樹脂
、金属錯体などが用いられ、これらは併用して用いても
よい。これらの例は特公昭40−9309号、特公昭4
5−14039号、特開昭52−140483号、特開
昭48−51510号、特開昭57−210886号、
特開昭58−87089号、特開昭5911286号、
特開昭60−176795号、特開昭61−95988
号、米国特許明細寄算3767.449号、同第4,2
19,219号、同第4,269.893号、同第4,
374.671号、同第4,687.869号等に記載
されている。特にサリチル酸誘導体、フェノール誘導体
との組合せが好ましい。
これらを記録材料に適用する場合には微分散物ないし微
小滴にするか又はフィルム状にして用いられる。
更に、その際には、記録材料の分野、高分子樹脂の分野
で良く知られている種々の添加剤、たとば顔料、ワック
ス、帯電防止剤、紫外線吸収剤、消泡剤、導電剤、蛍光
染料、界面活性剤などの添加剤が用いられる。
感圧紙に用いる場合には、米国特許第2.505.47
0号、同2,505,471号、同2゜505.489
号、同2,548,366号、同2.712.507号
、同2,730.456号、同2,730,457号、
同3,103,404号、同3,418,250号、同
4,010,038号などの先行特許に記載されている
ように種々の形態をとりうる。最も一般的には電子供与
性無色染料および電子受容性化合物を別々に含有する少
なくとも一対のンートから成る。
カプセルの製造方法については、米国特許2゜800.
457号、同2,800,458号に記載された親水性
コロイドゾルのコアセルベーンヨンを利用した方法、英
国特許86t、797号、同950,443号、同98
9,264号、同1゜091.076号などに記載され
た界面重合法あるいは米国特許3,103,404号に
記載された手法等がある。
カプセル壁材としては合成樹脂系の壁材が好ましく例え
ばポリウレタンおよび/またはポリウレア系、メラミン
樹脂系が好ましい。
一般には、電子供与性無色染料を単独又は混合して、溶
媒(rルキル化ナフタレン、アルキル化ジフェニル、ア
ルキル化ジフェニルメタン、アルキル化ターフェニル、
塩素化パラフィンなどの合成油二木綿油、ヒマシ油など
の植物油・動物油:鉱物油あるいはこれらの混合物など
)に溶解し、これをマイクロカプセル中に含有させ、紙
、上ff紙、プラスチックシート、樹脂コートテッド紙
などに塗布することにより発色剤ンートを得る。
本発明の発色剤はアルキル化ナフタレン、アルキル化ジ
フェニル、アルキル化ジフェニルアルカン等の合成オイ
ルに対して良い溶解性を有するので、溶解性の低いパラ
フィン系オイル等が併用できる利点がある。
マイクロカプセル中には電子供与性無色染料の他に、紫
外線吸収剤、酸化防止剤等を添加剤として加えても何ら
差し支えない。特に使用前のカプセル内の電子供与性無
色染料の安定性およびカプセルの着色等を改良する点か
ら、ベンゾ) IJアゾール系系外外線吸収剤ヒンダー
ドアミン系酸化防止剤、ヒンダードフェノール系酸化防
止剤、アニリン系酸化防止剤、キノリン系酸化防止剤等
を添加することが好ましい。
また電子受容性化合物および必要に応じて添加剤を単独
又は混合しで、スチレンブタジェンラテックス、ポリビ
ニールアルコールの如きバインダー中に分散させ、後述
する顔料とともに紙、プラスチックシート、樹脂コート
テッド紙などの支持体に塗布することにより顕色剤シー
トを得る。
電子供与性無色染料および電子受容性化合物の使用量は
所望の塗布厚、感圧記録紙の形態、カプセルの製法、そ
の他の条件によるのでその条件に応じて適宜選べばよい
。当業者がこの使用量を決定することは容易である。
感熱紙に用いる場合には、特開昭62−144゜989
号、特願昭62−244,883号明細書等に記載され
ているような形態をとる。具体的には、電子供与性無色
染料および電子受容性化合物は分散媒中で10μ以下、
好ましくは3μ以下の粒径まで粉砕分散して用いる。分
散媒としては、一般に0.5ないし10%程度の濃度の
水溶高分子水溶液が用いられ分散はボールミル、サンド
ミル、横型サンドミル、アトライタ、コロイダルミル等
を用いて行われる。
使用される電子供与性無色染料と電子受容性化合物の比
は、重量比で1:10から1;1の間が好ましく、さら
には1:5から2二3の間が特に好ましい。その際、熱
可融性物質を、併用することが好ましい。これらは電子
供与性無色染料と同時又は電子受容性化合物と同時に微
分数して用いられる。これらの使用量、電子受容性化合
物に対して、20%以上300%以下の重量比で添加さ
れ、特に40%以上150%以下が好ましい。
このようにして得られた塗液には、さらに種々の要求を
満たす為に必要に応じて添加剤が加えられる。添加剤の
例としては記録時の記録ヘッドの汚れを防止するために
、バインダー中に無機顔料、ポリウレアフィラー等の吸
油性物質を分散させておくことが行われ、さらにヘッド
に対する離型性を高めるために脂肪酸、金属石鹸などが
添加される。したがって一般には、発色に直接寄与する
電子供与性無色染料、電子受容性化合物の他に、熱可融
性物質、顔料、ワックス、帯電防止剤、紫外線吸収剤、
消泡剤、導電剤、蛍光染料、界面活性剤などの添加剤が
支持体上に塗布され、記録材料が構成されることになる
さらに必要に応じて感熱記録層の表面に保護層を設けて
もよい。保護層は必要に応じて、2層以上積層してもよ
い。また支持体のカールバランスを補正するため、ある
いは、裏面からの対薬品性向上させる目的で裏面に保護
層と類似した塗液を塗布してもよい。裏面に接着剤を塗
布し、さらに剥離紙を組み合わせてラベルの形態にして
もよい。
通常、電子供与性無色染料と電子受容性化合物は、バイ
ンダー中に分散して塗布される。バインダーとしては水
溶性のものが一般的であり、ポリビニルアルコール、ヒ
ドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロ
ース、エピクロルヒドリン変性ポリアミド、エチレン−
無水マレイン酸共重合体、スチレン−無水マレイン酸共
重合体、イソブチレン−無水マレインサリチル酸共重合
体、ポリアクリル酸、ポリアクリル酸アミド、メチロー
ル変性ポリアクリルアミド、デンプン誘導体、カゼイン
、ゼラチン等があげられる。またこれらのバインダーに
耐水性を付与する目的で耐水化剤を加えたり、疎水性ポ
リマーのエマルジョン、具体的には、スチレン−ブタジ
ェンゴムラテックス、アクリル樹脂エマルジョン等を加
えることもてきる。塗液は、原紙、上質紙、合成紙、プ
ラスチックシート、樹脂コーテツド紙あるいは中件紙上
に塗布される。
熱可融性物質の例としては特開昭58−57989、特
開昭58 87094等に開示されている。その様な化
合物の例としては2−ベンジルオキシナフタレン、4−
ベンジルビフェニル、ジ−m−トリルオキソエタン、1
.2−ジフェノキシエタン、1.4−’;フェノキシブ
タン、ビス−〔β−(p−メトキシフェノキシ)エチル
〕エーテル、1−フェノキシ−2−p−エチルフェノキ
シエタン、1−p−メトキシフェノキシ−2−フェノキ
シプロパン、l−フェノキシ−2−p−メトキンフェノ
キシプロパン、1.2−ビス(p−メトキシフェノキシ
)プロパン、1,3−ビス(p−メトキシフェノキシ)
プロパン、1−p−メトキシフェノキシ−2−〇−クロ
ロフェノキシエタン、4−(p−メトキシベンジルチオ
)アニソール、1−7エノキシー2−p−メトキシフェ
ニルチオエタン、1.2−ビス(p−メトキシフェニル
チオ)エタン、1−p−メチルフェノキシ−2−p−メ
トキシフェニルチオエタンなどのエーテル化合物、ステ
アリン酸アミド、メチレンビスステアロアミド、ステア
リン酸アニリド、べ・\ン酸アミド、ステアリン酸アニ
シド、ステアリルウレアなどがあげられる。
顔料としてはカオリン、焼成カオリン、タルク、ケイソ
ウ土、炭酸カルシウム、水酸化アルミニウム、水酸化マ
グネシウム、酸化亜鉛、リトポン、非晶質シリカ、コロ
イダルシリカ、焼成石ロウ、シリカ、炭酸マグネシウム
、酸化チタン、アルミナ、炭酸バリウム、硫酸バリウム
、マイカ、マイクロバルーン、尿素−ホルマリンフィラ
ー、ポリエステルパーティクル、セルロースフィラー等
が用いられる。
金属石鹸としては高級脂肪酸多価金属塩、例えばステア
リン酸亜鉛、ステアリン酸アルミニウム、ステアリン酸
カルシウム、オレイン酸亜鉛等があげられる。
ワックス類としては、パラフィンワックス、カルボキシ
変性パラフィンワックス、カルナバワックス、マイクロ
クリスタンワックス、ポリエチレンワックス、ポリスチ
レンワックスの他、高級脂肪酸エステル、アミド等があ
げられる。
ヒンダードフェノール化合物としては、少なくとも2ま
たは6位のうち1個以上が分岐アルキル基で置換された
フェノール誘導体が好ましい。例えば1.1.3−トリ
ス(2−メチル−4−ヒドロキシ−5−t−ブチルフェ
ニル)ブタン、11.3−)リス(2−エチル−4−ヒ
ドロキシ−5−t−ブチルフェニルノブタン、!、、1
.3−トリス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキ
シフェニル)ブタン、1,1.3−)リス(2−メチル
−4−ヒドロキシ−5−t−ブチルフェニル)フロパン
、4.4−ブチリチンヒフ、(5−t−ブチル−3−メ
チルフェノール、4,4−チオビス(3−メチル−6−
t−ブチルフェノール)、2.2−メチレンビス(6−
t−ブチル−4−メチルフェノール)、2.2−メチレ
ンビス(6−t−ブチル−4−エチルフェノール)、オ
クタデシル−3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒド
ロキンフェニル)プロピオネート、1,3.5−トリメ
チル−2,4,6−)リス(3,5−ジ−t−フチルー
4−ヒドロキシベンジル)ベンゼン、テトラキス〔メチ
レン−3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシ
フェニル)プロピネートコメタン、2,2,6.6−テ
トラメチル−4−ピペリジニルセバケート等があげられ
る。
前記ヒンダードフェノール化合物の使用量は、電子受容
性化合物に対して1〜200重量%使用することが好ま
しく、さらに好ましい使用量は5〜100重量%である
紫外線吸収剤としては、桂皮酸誘導体、ベンゾフェノン
誘導体、ベンゾトリアゾリルフェノール誘導体などで、
たとえば、α−シアノ−β−フェニル桂皮酸ブチル、O
−ベンゾトリアゾリルフェノール、0−ベンゾトリアゾ
リル−p−クロロフェノール、O−ベンゾトリアゾリル
−2,4−ジ−t−ブチルフェノール、0−ベンゾトリ
アゾリル−2,4−ジ−t−オクチルフェノールなどが
ある。
耐水化剤としては、N−メチロール尿素、N−メチロー
ルメラミン、尿素−ホルマリン等の水溶性初期縮合物、
グリオキザール、グルタルアルデヒド等のジアルデヒド
化合物類、硼酸、硼砂等の無機系架橋剤、ポリアクリル
酸、メチルビニルエーテル−マレイン酸共重合体、イソ
ブチレン−無水マレイン酸共重合体等のブレンド熱処理
等があげられる。
保護層に用いる材料としては、ポリビニルアルコール、
カルボキシ変性ポリビニルアルコール、酢酸ビニル−ア
クリルアミド共重合体、珪素変性ポリビニルアルコール
、澱粉、変性殿粉、メチルセルロース、カルボキシメチ
ルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース、ゼラチン
頚、アラビアゴム、カゼイン、スチレン−マレイン酸共
重合体加水分解物、スチレン−マレイン酸共重合物ノ)
−フエステル加水分解物、インブチレン−無水マレイン
酸共重合体加水分解物、ポリアク1ノルアミド誘導体、
ポリビニルピロリドン、ボリスチしノンスルホン酸ソー
ダ、アルギン酸ソーダなどの水溶性高分子、およびスチ
レン−ブタジェンゴムラテックス、アクリル=トリルー
ブタジエンゴムラテノクス、アクリル酸メチルーブタジ
エンコ′ムラテックス、酢酸ビニルエマルジョン等の水
不溶性ポリマーが用いられる。
また保護層中に、感熱ヘッドとのマツチング1生を向上
させる目的で、顔料、金属石鹸、ワックス、耐水化剤等
を添加してもよい。
また、保護層を感熱発色層上に塗布する際に、均一な保
護層を得るために界面活性剤を添加してもよい。界面活
性剤としては、スルホコハク酸系のアルカリ金属塩、弗
素含有界面活性剤等が用いられる。具体的には、ジー(
n−ヘキシル)スルホコハク酸、ジー(2−エチルヘキ
ンル)スルホコハク酸等のナトリウム塩、またはアンモ
ニウム塩等が好ましいが、アニオン系の界面活性剤なら
効果が認められる。
通電感熱紙は例えば特開昭49−11344号、特開昭
50−48930号・′;どに記載の方法によって製造
される。一般に、導電物質、電子供与性無色染料および
電子受容性化合物をバインダーと共に分散した塗液を紙
などの支持体に塗布するか、支持体に導電物質を塗布し
て導電層を形成し、その上に、電子供与性無色染料、電
子受容性化合物およびバインダーを分散した塗液を塗布
することによって通電感熱紙は製造される。なお、先に
述べた熱可融性物質を併用して感度を向上させることも
できる。
感光感圧紙は例えば特開昭57−179836号などに
記載の方法によって製造される。一般によう臭化銀、臭
化銀、ベヘン酸銀、ミヒラーズケトン、ベンゾイン誘導
体、ベンゾフェノンm l 体などの光重合開始剤と多
官能モノマーたとえばポリアリル化合物、ポリ (メタ
)アクリレート、ポリ (メタ)アクリルアミドなどの
架橋剤が電子供与件無色染料および必要により溶剤と共
にポリエーテルウレタン、ポリウレアなどの合成樹脂の
カプセル中に封入される。像露光された後、未露光部の
電子供与件無色染料を利用し電子受容性化合物と接触さ
せて着色させるものである。
本発明に係わる電子供与性無色染料は、たとえば−9式
(n)の化合物に、置換エチニルフェニルハライドを反
応させることにより容易に得られる。
反応は60℃〜270℃の温度で30分〜24時間程度
、塩基、触媒の共存下に行われる。
塩基としては、NaSKSMgの酸化物、水酸化物、炭
酸塩が好ましい。
触媒としては、銅、ハロゲン化銅、酸化銅、酢酸パラジ
ウム等が好ましい。
前述のハライドとしては臭素又は沃素が特に好ましい。
あるいは本発明の無色染料は、−9式(In)の化合物
(Xはハロゲン原子を表す)に、置換アセチレンを反応
させることによっても容易に得られる。
反応は、Terahedron Lett、、 504
467 (1975)、JAC5,86435g (1
964)等に記載の方法で行われる。
Xは臭素又は沃素が特に好ましい。
合成例 2−4″−フェニルエチニルアニリノ−3−メチル−6
−ジニチルアミノフルオラン かきまぜ機のついた三つロフラスコに、2−4′−ヨー
ドアニリノ−3−メチル−6−ジニチルアミノフルオラ
ンlQmmol、ジエチルアミン30mj!、ジメチル
ホルムアミド30mj!、ビス(トリフェニルホスフィ
ン)パラジウムジクロライド0.1mmol、沃化銅0
.05mmolをはかりとり、かきまぜながらフェニル
アセチレン11mmo lを滴下する。25℃で6時間
かきまぜる。反応混合物をろ過し、ろ液に水を注ぎ、更
に酢酸エチルで抽出した後、ンリカゲルカラムで精製し
、目的物が融点202〜4℃として得られる。
(発明の実施例) 以下に実施例を示すが、本発明はこれに限定されるもの
ではない。%は特に指定のない限りit%を表す。
(実施例1〜4) (1)電子供与性無色染料含有力ブセルンートの調製 ポリビニルベンゼンスルホン酸の一部ナトリウム塩(ナ
ショナルスターチ社製、VER3A、TL500)5部
を熱水95部に溶解した後冷却する。これに水酸化す)
 IJウム水溶液を加えてpH4.0とした。一方決に
示した電子供与性無色染料を3.5%溶解したジイソプ
ロピルナフタレン100部を前記ポリビニルベンゼンス
ルホン酸の一部す) IJウム塩の5%水溶液100部
に乳化分散して直径4.0μの粒子サイズをもつ乳化液
を得た。別にメラミン6部、37重量%ホルムアルデヒ
ド水溶液11部、水30部を60℃に加熱攪拌して30
分後に透明なメラミンホルムアルデヒド初期重合物の水
溶液を得た。
この水溶液を上記乳化液と混合した。攪拌しながらリン
酸2M溶液でpHを6.0に調節し、液温を65℃に上
げ6時間攪拌を続けた。このカプセル液を室温まで冷却
し水酸化す)IJウム水溶液でp)(!l]、0に調節
した。
この分散液に対して10重量%ポリビニルアルコール水
溶液200部およびデンプン粒子50部を添加し、加水
してマイクロカプセル分散液の固形分濃度20%溶液を
調整した。
この塗液を50g/m2の原紙に5g/m2の固形分我
塗布されるようにエアナイフコーターにて塗布、乾燥し
電子供与性無色染料含有カプセルシートを得た。
(2)電子受容性化合物シートの調整 3.5−ビス−α−メチルベンジルサリチル酸亜鉛塩1
0部を1−イソプロピルフェニル−2−フェニルエタン
20部に加え溶解した。これを2%ポリビニルアルコー
ル水溶液50部、及び10%ドデシルベンゼンスルホン
酸トリエノールアミン塩水溶液0.1部と混合し平均粒
径が3μになるように乳化した。
次に、炭酸カルシウム80部、酸化亜鉛20部、ヘキサ
メタリン酸ナトリウム1部と水200部とからなる分散
液を、上記乳化液と混合した後見に、バインダーとして
、10%PVA水溶液100部とカルボキシ変性SBR
ラテックス10部(固形分として)を添加し固形分濃度
が20%になるように加水し、塗液(A)を得た。
次に前記顕色剤10部、ジルトンタレ−20部、炭酸カ
ルシウム60部、酸化亜鉛20部、ヘキサメタリン酸ナ
トリウム1部と水200部とからなる分散液を、サンド
グラインダーにて平均粒径が3μになるように分散した
この分散液に10%PVA水溶液16部と10%PVA
水溶液100部およびカルボキシ変性SBRラテックス
10部(固形分として)を添加し固形分濃度が20%に
なるように加水し、e液(B)を得た。
塗液(A)と塗液(B)を顕色剤換算で1対1に混合し
て、50g/m2の原紙に、5.0g/m2 の固形分
が塗布されるようにエアーナイフコーターにて塗布、乾
燥し顕色剤シートを得た。
電子供与性無色染料含有マイクロカプセルシート面を、
電子受容性化合物シートに重ね600kg / m 2
 の荷重をかけたところ、いずれも速やかに暗黒色に発
色した。得られた発色画像は、薬品、日光などに対し良
好な耐性を示した。
用いた発色剤は次の通りである。
実施例1 具体例(1)の化合物 実施例2 具体例(3)の化合物 実施例3 具体例(9)の化合物 実施例4 具体例(2)の化合物と2−アニリノ−3−メチル−6
−ジニチルアミノフルオランの1/1(重量比)混合物 (実施例5) 具体例(5ンの化合物、電子受容性化合物であるビスフ
ェノールA、熱可融性物質である1、2−ビス(4−メ
トキンフェノキシ)プロパン、各々20gを10011
05%ポリビニルアルコール(クラレPVA 105)
水溶液とともに一昼夜ボールミルで分散し、体積平均粒
径を1.5μm以下にし、各々の分肢液を得た。また炭
酸カルシウム80gを、ヘキサメタリン酸ソーダの0.
5%溶液160gとともにホモジナイザーで分散し、顔
料分散液を得た。
以上のように作成した各分散液を、電子供与性無色染料
分散液5gS電子受容性化合物分孜液l0g1熱可融性
物質分散液10g1顔料分散液15gの割合で混合し、
更に21%ステアリン酸亜鉛のエマルジョン3gを添加
して感熱塗液を得た。
この塗液を、上質紙にコーティングバーを用いて塗布層
の乾燥重量が、5g/m2 となるように塗布し、50
℃で1分間乾燥した後、スーパーキサレンダーをかけ、
感熱記録紙を得た。
得られた感熱記録紙は生保存中のカブリがなく、経時安
定性が著しく優れていた。
感熱記録紙を京セラ(株)!!サーマルヘッド(KLT
−216−8MPDI)及びヘッドの直前に100 k
g/cutの圧力ロールを有する感熱印字実験装置にて
、ヘッド電圧24V1パルスザイクルl Qmsの条件
で圧力ロールを使用しながら、パルス幅を1.0で印字
し、その印字濃度をマクベス反射濃度計RD−918で
測定した。濃度は1.3であった。また得られた発色画
像は、薬品、日光などに対し良好な耐性を示した。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 電子供与性無色染料と電子受容性化合物の接触による発
    色を利用した記録材料に於て、該電子供与性無色染料と
    して、置換されていてもよいエチニル基を有するアリー
    ルアミノ基で置換されたフルオラン誘導体を用いた事を
    特徴とする記録材料
JP63320168A 1988-12-19 1988-12-19 記録材料 Pending JPH02164588A (ja)

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