JPH02163913A - マイクロ波集積回路用インダクタ - Google Patents

マイクロ波集積回路用インダクタ

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JPH02163913A
JPH02163913A JP31809188A JP31809188A JPH02163913A JP H02163913 A JPH02163913 A JP H02163913A JP 31809188 A JP31809188 A JP 31809188A JP 31809188 A JP31809188 A JP 31809188A JP H02163913 A JPH02163913 A JP H02163913A
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JP
Japan
Prior art keywords
substrate
inductor
grounding conductor
band type
type conductors
Prior art date
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Pending
Application number
JP31809188A
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English (en)
Inventor
Tetsuo Hirota
哲夫 廣田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野) 本発明は、マイクロ波集積回路に用いられるインダクタ
(誘導性回路素子)に関するものである。
〔従来の技術〕
マイクロ波集積回路においては受動回路エレメントとし
て分布定数線路、集中定数インダクタ。
集中定数キャパシタ等が用いられる。このうち分布定数
線路は使用周波数が低くなると必要な寸法が長くなり、
回路の大型化を招く。このため、特に小型であることが
重視される回路や比較的低い周波数帯においては集中定
数インダクタが用いられる。
第3図は従来のインダクタを用いた回路例の一部を示す
図である。ここで、誘電体基板II上において帯状の導
体131および13□がらせん状に配置されている。一
方の帯状の導体13.には導体のブリッジ15が接続さ
れ、他方の帯状の導体13!は誘電体基板11上の接地
導体17に接続され、一端が短絡されている。誘電体基
板11の裏面には接地導体19が形成されている。帯状
の導体13は巻き数、導体ψ組導体間隔に応じたインダ
クタンスをもち、浮遊容量が加わるもののそれぞれ集中
定数インダクタとして機能する。
このようなインダクタを用いることにより、分布定数線
路によって回路を構成した場合に較べ回路寸法を著しく
小さくしていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、上述したような構成のインダクタは以下に述
べるような欠点を有する。
集中定数インダクタは本来純粋なインダクタンスのみを
有することが望ましいが、実際のインダクタは土に接地
導体17.接地導体19との間に浮遊容量を持っている
。この浮遊容量はマイクロ波帯のような高い周波数にお
いて無視できず等価的にインダクタンスの値を大きくみ
せる。このためこのようなインダクタをマイクロ波回路
に用いるには浮遊容量をも考慮に入れた設計が必要であ
り、その値を正確に知っておくことが望ましい。
しかるに第3図に示した従来例においては、この浮遊容
量は誘電体基板ll上の接地導体17と誘電体基板ll
下の接地導体19との距離および接地導体17の形状に
左右されるため正確な容量の把握が困難である。また、
インダクタを構成する帯状の導体131.13□と誘電
体基板11下面の接地導体19との間の容量は当該誘電
体基板】lの厚みに支配されるため、異なる厚みの基板
を用いる毎に別の浮遊容量モデルを用いてインダクタを
設計しなければならない。さらに、全体の回路寸法を小
さくするために複数のインダクタを近接して配置した場
合にはインダクタ相互の干渉が住してまうという欠点が
あった。
以上の欠点はマイクロ波集積回路を設計する上で不確定
な要素をbたらすため回路の設計性を悪くしており、制
作した回路の特性劣化を招くとともに、高い周波数帯で
の集中定数インダクタの適用を困難にしていた。
本発明は、このような点にかんがみて創作されたもので
あり、設計性に優れたマイクロ波集積回路用インダクタ
を提供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
このように目的を達成させるために、本発明にあっては
、基板と、該基板上でインダクタとなるように形成され
た帯状の導体と、該帯状の導体を取り囲むように基板上
で形成された接地導体膜とを具えるように構成している
〔作 用] 本発明にあっては、帯状の導体を取り囲むように接地導
体膜を具え、この帯状の導体の少なくとも一端を接地導
体膜と絶縁させた接続用端子として取り出しているので
、浮遊容量の値が回路のレイアウトや基板の厚み等に左
右されにくくなり、回路設計性を向上することができる
〔実施例〕
以下、図面に基づいて本発明の実施例について詳細に説
明する。
第1図は、本発明の一実施例におけるマイクロ波集積回
路用インダクタの構成を示す。図において、誘電体基板
21の表面上には帯状の導体23、.2Lがらせん状に
配置されると共に、接地導体25が形成されている。接
地導体25と導体のブリッジ27..27gはその間に
間隙、例えば空気層が形成されるように交差している。
この交差部分には、絶縁材料を挿入して互いに絶縁する
ようにしてもよい。
このように、本発明実施例におけるインダクタでは、誘
電体基板21の表面上に形成された帯状の導体23..
23□の周囲が一定の間隔をおいて、同一基板状の接地
導体25で取り囲まれている。
また、他の回路素子と接続する場合には導体のブリッジ
27..27□により接地導体25と交差して端子を取
り出す構造となっている。導体のブリッジ27と接地導
体25の間は空隙を設けるかあるいは絶縁材料で絶縁さ
れている。
このような構造においてはインダクタと誘電体基Fi2
1上面の接地導体25との距離が近いため浮遊容量の値
はほとんど帯状の導体23..232と接地導体25と
の距離で決まり、誘電体基板21の厚みや基板下部の構
造には左右されにくい。
また、インダクタと接地導体25との距離が一定の条件
に保たれるため、浮遊容量の大きさが回路のレイアウト
等に左右されることが少ない。更に、他のインダクタと
の間にも接地導体25が存在するためインダクタ相互の
干渉も少ない。従って、−旦インダクタの特性を把握し
ておけば同じ条件の下でこれを使用でき、不確定な要素
が少なく正確な回路設計が可能になるという利点がある
第2図は本発明の別実施例であり、ここで、第1図と同
一符号は同じ素子等を示す。
この実施例ではインダクタ素子として、前述した実施例
とは異なる蛇行した帯状の導体33、。
33□を用いているが、その周囲は第1の実施例と同様
に接地導体25で取り囲まれており、上で説明したと同
様な効果を有するため正確な回路設計を可能にするとい
う利点を有する。
このように、本発明実施例では、インダクタを構成する
帯状の導体23.33の周囲を接地導体25で取り囲み
常に一定の浮遊容量を持つような構造としたことを特徴
とする。そのため、インダクタの特性を大きく左右する
浮遊容量の値が回路のレイアウトや基板の厚み等に左右
されにくく、一定の条件の下でこれを使用することがで
き、回路設計における不確定要素を廃し制作した回路の
特性劣化を防ぐことができる。これは、特″に増幅器等
の小型のモノリシックマイクロ波集積回路において受動
回路素子として通用すると有効である。
なお、上述した本発明の実施例にあっては、マイクロ波
集積回路用インダクタを形成する基板を誘電体基板21
としたが、半導体基板であってもよい。
また、上述実施例の他に本発明には各種の変形態様があ
ることは当業者であれば容易に推考できるであろう。
〔発明の効果〕
上述したように、本発明によれば、浮遊容量の値が回路
のレイアウトや基板の厚み等に左右されにくくなるので
、回路設計性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例によるマイクロ波集積回路用
インダクタの構成図、 第2図は本発明の別実施例によるマイクロ波集積回路用
インダクタの構成図、 第3図は従来例の構成図である。 図において、 11は誘電体基板、 13は帯状の導体、 15.27は導体のブリッジ、 17は接地導体、 19は接地導体、 21は誘電体基板、 23.33は帯状の導体、 25は接地導体である。 第1図 第 図 第 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)基板と、該基板上でインダクタとなるように形成
    された帯状の導体と、該帯状の導体を取り囲むように前
    記基板上で形成された接地導体膜とを具え、前記帯状の
    導体の少なくとも一端を、前記接地導体膜とは絶縁され
    る接続用端子として取り出すように構成したことを特徴
    とするマイクロ波集積回路用インダクタ。
JP31809188A 1988-12-16 1988-12-16 マイクロ波集積回路用インダクタ Pending JPH02163913A (ja)

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FR2830126A1 (fr) * 2001-09-26 2003-03-28 St Microelectronics Sa Inductance de circuit monolithique
JP2009253158A (ja) * 2008-04-09 2009-10-29 Nec Corp 可変インダクタ

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