JPH0216376A - 真空排気装置 - Google Patents

真空排気装置

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Publication number
JPH0216376A
JPH0216376A JP16627888A JP16627888A JPH0216376A JP H0216376 A JPH0216376 A JP H0216376A JP 16627888 A JP16627888 A JP 16627888A JP 16627888 A JP16627888 A JP 16627888A JP H0216376 A JPH0216376 A JP H0216376A
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JP
Japan
Prior art keywords
vacuum
vacuum chamber
heat
shielding plate
heat shielding
Prior art date
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Pending
Application number
JP16627888A
Other languages
English (en)
Inventor
Masato Kobayashi
真人 小林
Katsuhiko Tanaka
克彦 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH0216376A publication Critical patent/JPH0216376A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は高温スパッタリング装置や真空熱処理装置等の
高温かつ高真空を必要とする装置に使用される真空排気
装置に関する。
[従来の技術] 一般に、高温スパッタリング装置や真空熱処理装置では
、スパッタリングや熱処理のために高温かつ高真空を必
要とする。
従来、この種の装置では、たとえば第5図に示すように
、真空槽1の内部にヒータ2が設けられ、真空槽1の内
部空間3がこのヒータ2により高温度に保持される。ま
た、上記真空槽1にはクライオポンプ等の真空排気装置
4が接続され、真空槽1の内部空間3が高真空に排気さ
れる。そして、上記真空槽1と真空排気装置4とを接続
する空間5内には、真空槽lの内部空間3から真空排気
装置4に伝わる熱を遮蔽するために熱遮蔽板6が配置さ
れる。この熱遮蔽板6は、第6図に示すように、一定幅
を有する金属板7の両端を、一方の開口の径が他方の開
口の径よりも小さくなるように互いに結合したものを同
心円状に配置し、各金属板7に水冷パイプ8を銀ろう付
けらしくは溶接したものである。
[発明が解決しようとする課題] ところで、上記のような装置において、真空中につくら
れた極低温(−2508C)に冷却された而(クライオ
パネル)に衝突する気体の大部分がこのクライオパネル
に凝縮されることを利用して高真空を得るクライオポン
プを真空排気装置4として用いる場合、熱遮蔽板6の熱
遮蔽がどうしても不充分になり、その結果、クライオポ
ンプの温度が上昇して、真空槽1の排気が行なわれなく
なるという問題があった。
そこで、熱遮蔽板6による熱遮蔽を完全に行なおうとす
ると、熱遮蔽板6の面積を大きくしたり、水冷パイプ8
の数を増やす必要があるが、このようにすると、排気コ
ンダクタンスが大幅に減少するため、排気速度が遅くな
るという問題があった。
本発明の目的は、高温スパッタリング装置や真空熱処理
装置等の高温かつ高真空を必要とする装置において、排
気速度の低下なしに安定な排気を実現させることのでき
る真空排気装置を提供することである。
[課題を解決するための手段] このため、本発明は、内部空間が高温度に保持される真
空槽に接続されてこの真空槽内の気体を排気する真空排
気装置において、上記真空槽と真空排気装置とを接続す
る空間内に、外側面に−」−記真空槽に向かうテーパ面
を有し、内部に上記テーパ面に沿う冷却水通路を備えた
ほぼ一定の肉厚を有する横断面が偏平形状の複数のペイ
プ部材からなる、熱遮蔽板が配置され、上記真空槽から
真空排気装置に伝わる熱を遮蔽するようにしたことを特
徴としている。
[作用] 上記熱遮蔽板を構成している中空のパイプ部材の中を通
る冷却水は上記パイプ部材の内部を循環し、パイプ部材
のテーパ面に入射した熱を吸収する。これにより、真空
槽から真空排気装置に伝わる熱が遮断される。
[発明の効果] 本発明によれば、冷却水が熱遮蔽板を構成しているパイ
プ部材の横断面の大部分を占めているので熱遮蔽板全体
が完全に水冷され、熱遮蔽板の熱遮蔽効果が高くなり、
真空槽内の温度が高くなっても、真空槽内の気体を確実
に排気することができる。また、本発明によれば、熱遮
蔽板の熱遮蔽効率が高いので、熱遮蔽板の面積が小さく
なり、排気コンダクタンスら大きく、排気速度の低下ら
抑えられる。
[実施例] 以下、添付の図面を参照して本発明の詳細な説明する。
本発明をクライオポンプに適用した実施例を第1図に示
す。
第1図に示すように、クライオポンプの一端開口状のポ
ンプケース11内には、シールド12が配置されている
。このシールド12内には、冷凍機1段ステージ13.
冷凍機2段ステーシト4.クライオパネル+5.いま−
っのクライオパネル16が収容されている。そして、上
記冷凍機1段ステーノ13および冷凍機2段ステージI
4は、上記ポンプケース11に固定された冷凍機ユニッ
ト17に接続されている。
上記クライオパネル15.16は、冷凍機ユニット17
と図示しないコンプレツサよりなるヘリウムガスの冷凍
機システムにより約−250℃の低温に冷却される。こ
れにより、上記ポンプケース11の一端開口側から飛び
込んで上記クライオパネル15に衝突した気体の大部分
は、上記クライオパネル15に凝縮される。一方、水素
やヘリウムなどは、いま一つのクライオパネル15のパ
ネル面の収着剤により収着される。これによって、10
 ”Torr以下の超高真空を得ることができる。
上記のような排気構造を有する第1図のクライオポンプ
には、ポンプケース11の一端開口と冷凍機2段ステー
ジ14との間の空間にバッフル18が配置されており、
このバッフル18の前面に、第2図に示すような構造を
有する熱遮蔽板19が配置される。
上記熱遮蔽板19は、横断面が偏平形状を有し、円環状
に形成されたパイプ部材21が同心状に配置されてなり
、各パイプ部材2Iの中空部分22が冷却水通路として
、この中空部分22を冷却水が循環するようにしたもの
である。そして、上記各バイブ部材21は、クライオポ
ンプのポンプケース11の開口から真空槽lに向けて、
その径が小さくなり、外側面がテーバ而となるように形
成されている(第1図参照)。
」二足のような熱遮蔽板1つは、たとえば第5図に示す
ように真空槽lと真空排気装置4とを接続する空間5内
に配置される。
このような構成であれば、熱遮蔽板I9の各パイプ部材
21の横断面の面積の大部分を中空部分22か占めてお
り、この中空部分22内を冷却水が循環しているので、
熱遮蔽板I9の水冷効果は大きくなっている。これによ
り、従来のものでは、第3図において曲線h1で示すよ
うに、真空槽1内の温度が400℃を超えると、クライ
オポンプ温度か20°■(を越え、排気不能となるが、
本発明を適用したものでは、第3図において曲線h2で
示すように、真空槽l内の温度り月000°C程度とな
ってら、クライオポンプ温度は20°によりも低く、ク
ライオポンプは充分動作可能となっていることか分る。
また、水冷効果が大きいので、熱遮蔽板19の面積は小
さくすることができ、クライオポンプの排気コンダクタ
ンスら大きくなる。第4図に従来のクライオポンプと本
発明を適用したクライオポンプの排気時間/圧力特性を
夫々曲線h3およびh4で示す。第4図から、本発明で
は、排気速度ら速くなることが分かる。
さらに、上記実施例では、第6図の熱遮蔽板6のような
、水冷バイブ8の溶接や銀ろう付部分がないので、この
部分からの放出ガスの心配もなく、良質の真空を得るこ
とができる。
なお、上記した実施例ではパイプ部材21は同心円状に
配置されたが、これに限らず、複数のパイプ部材2Iを
互いに並行に、かつポンプケース11の開口側から真空
槽1に向けて外側面がテーパ而となるように配置したも
ので熱遮蔽板を構成してもよい。
本発明はクライオポンプ以外の真空ポンプを用いた真空
排気装置に全て適用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用したクライオポンプの部分断面斜
視図、 第2図は第1図のクライオポンプに使用される熱遮蔽板
の構造を示す部分斜視図、 第3図は第1図のクライオポンプと従来のクライオポン
プの真空槽ヒータ温度/クライオポンプ温度の関係を示
す特性図、 第・1図は第1図のクライオポンプと従来のクライオポ
ンプの排気時間/圧力特性図、 第5図は従来の真空排気装置の説明図、第6図は第5図
の真空排気装置に使用される熱遮蔽板の構造を示す部分
斜視図である。 15.16・・・15にタライオパネル、17・・・冷
凍機ユニット、19・・・熱遮蔽板、21・・・パイプ
部材、22・・・中空部分。 第1図 特許出願人 株式会社 村田製作所 代 理 人 弁理士 青白 葆 外1名第2図 第37 第4図 −nr−久椅PI

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)内部空間が高温度に保持される真空槽に接続され
    てこの真空槽内の気体を排気する真空排気装置において
    、 上記真空槽と真空排気装置とを接続する空間内に、外側
    面に上記真空槽に向かうテーパ面を有し、内部に上記テ
    ーパ面に沿う冷却水通路を備えたほぼ一定の肉厚を有す
    る横断面が偏平形状の複数のパイプ部材からなる、熱遮
    蔽板が配置され、上記真空槽から真空排気装置に伝わる
    熱を遮蔽するようにしたことを特徴とする真空排気装置
JP16627888A 1988-07-04 1988-07-04 真空排気装置 Pending JPH0216376A (ja)

Priority Applications (1)

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JP16627888A JPH0216376A (ja) 1988-07-04 1988-07-04 真空排気装置

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JP16627888A JPH0216376A (ja) 1988-07-04 1988-07-04 真空排気装置

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JPH0216376A true JPH0216376A (ja) 1990-01-19

Family

ID=15828415

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JP16627888A Pending JPH0216376A (ja) 1988-07-04 1988-07-04 真空排気装置

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Cited By (3)

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