JPH0216363Y2 - - Google Patents

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JPH0216363Y2
JPH0216363Y2 JP1983034417U JP3441783U JPH0216363Y2 JP H0216363 Y2 JPH0216363 Y2 JP H0216363Y2 JP 1983034417 U JP1983034417 U JP 1983034417U JP 3441783 U JP3441783 U JP 3441783U JP H0216363 Y2 JPH0216363 Y2 JP H0216363Y2
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JP1983034417U
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JPS59141345U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 この考案は、本体が上下に分割されて開閉され
るようになつている複写機の開閉装置に関し、特
に上部ユニツトに他のユニツトが加設された場合
でも、容易にバランス調整を行うことのできる開
閉装置に関するものである。
従来技術 従来、本体が上下に分割され、上部ユニツトを
開蓋することにより、内部が開放されるようにな
つている複写機において、開蓋された上部ユニツ
トを支えてバランスさせるような装置としては、
第1図に示すような上部ユニツト1と下部ユニツ
ト2との間にトーシヨンスプリング3を介装した
もの、第2図に示すようなコイルスプリング4の
一端を上部ユニツト1に、他端を下部ユニツト2
に取り付けて、上部ユニツト1を開蓋方向に付勢
するようになつているもの、第3図に示すように
ガススプリング5によつて上部ユニツト1をバラ
ンスさせているもの、またはこれらを併用したも
の等があつた。
これら従来の開閉装置は、最初上部ユニツト1
の重量に合わせてそれぞれその付勢力が調節され
ているものであるが、後から上部ユニツト1に他
のユニツト、例えばADF(自動原稿送り装置)等
がオプシヨンとして加設されるような場合は、加
設されたユニツトの重量が上部ユニツト1の重量
に加算されて最初のバランス状態が崩れるため、
新たにバランスをとるためには、ガススプリング
等の付勢部材を付勢力がより強いものと交換しな
ければならなかつた。
目 的 この考案の目的は、ジヤムの除去、メンテナン
スのために本体が上下に分割されて上部ユニツト
が開閉可能となつている複写機において、既にユ
ーザーに納入されて使用されていた複写機本体
に、ユーザの要望によりADF等のオプシヨン装
置を取り付ける場合に、オプシヨン装置の重量が
上部ユニツトに加算されても、付勢部材を交換す
ることなく、新たなバランス状態を得ることので
きる開閉装置を提供することを目的とする。
構 成 以下この考案を図面に示す実施例に基づいて説
明を行う。
第4図はオプシヨン装置が加設されていない場
合の複写機の外観図であり、この複写機の本体は
上部ユニツト1と下部ユニツト2とに分割されて
いる。この上部ユニツト1および下部ユニツト2
は、それぞれ第5図に示すような一端部が枢軸1
3によつて互いに枢支された上枠体11または下
枠体12に固定されており、従つて上部ユニツト
1が下部ユニツト2に対し枢軸13を中心として
回動して、開閉自在になつているものである。
下枠体12の両側部の枢軸13と反対側の端部
には、チツソガスが封入されたガススプリング1
4の一端部を取り付けるための孔が穿設され、上
枠体11の両側部の枢軸13と反対側の端部に、
枢軸13に近い方の位置から遠い方の位置にかけ
て順番にガススプリング14の他端部を取り付け
るための複数個の孔15が穿設されている。
そして下枠体12の孔にはガススプリング14
の一端が軸16によつて回動自在に取り付けら
れ、このガススプリング14の他端部が上枠体1
1の枢軸13に一番近い孔15に軸17によつて
回動自在に取り付けられている。ここで上枠体1
1に穿設された孔15の位置は、それぞれ上部ユ
ニツト11の重量およびオプシヨン装置の重量に
よつて枢軸13の回りに生ずるモーメントとガス
スプリング14の強さとに対応して選定されてい
る。そしてガススプリング14が上枠体11の枢
軸13に一番近い孔15に取り付けられた際、オ
プシヨン装置が取り付けられていない上部ユニツ
ト11の重量によるモーメントとガススプリング
14の付勢力とが釣り合つて、上部ユニツト11
を所定位置でバランスさせるようになつているも
のである。
次に第4図の複写機にオプシヨン装置として
ADF(原稿自動送り装置)21を取り付けた状態
を示したものが第6図であつて、このときガスス
プリング14の上枠体11への取付位置が、第7
図に示すように、枢軸13から遠い方の孔15に
移動されていて、バランスが保たれているもので
ある。
ここで第4,5図および第6,7図の状態にお
けるバランス状態を第8図に基づいて説明する
と、図においてW1はオプシヨン装置が取り付け
られていない上部ユニツト1の重量、W2はADF
等のオプシヨン装置の重量、Fはガススプリング
14の付勢力、l1は枢軸から上部ユニツト1の重
心までの距離、l2は枢軸からオプシヨン装置の重
心までの距離、l3,l3′は枢軸13からガススプリ
ング14の上枠体11に対する取付位置までの距
離を示しl3<l3′である。またガススプリング14
にはチツソガスが封入されており、ストローク量
に関係なくその付勢力がどの位置でもほぼ一定な
ので、Fはほぼ一定である。
上部ユニツトにオプシヨン装置が取り付けられ
ていない場合の枢軸13の回りのモーメントM1
の釣り合いは M1=M1l1−Fl3=0 で表わされ、従つてl3=W1/Fl1となるように設定 すると上部ユニツト1のバランスを保つことがで
きる。
次に上部ユニツト1にオプシヨン装置が取り付
けられた場合の枢軸13の回りのモーメントM2
の釣り合いは M2=W1l1+W2l2−Fl3′=0 で表わされ、従つてl3′=1/F(W1l1+W2l2)とな るように設定すると、上部ユニツト1のバランス
を保つことができる。
第9図はガススプリング14の取付位置を変更
する装置の他の実施例を示すものであつて、上枠
体11の側部にその長手方向に沿つてねじ軸31
を回転自在に取り付け、ガススプリング14の上
枠体11への取付側端部にねじ孔を設け、このね
じ孔にねじ軸31を螺合させることにより取り付
けられている。
この第9図の装置においては、上枠体11にオ
プシヨン装置が加設されて重量が増した場合に
は、ねじ軸31を回転させてガススプリング14
の端部を第9図の矢印A方向に移動させるように
なつているものである。
なお上記実施例においては、ガススプリングの
上枠体への取付位置を移動させるようになつてい
るものについて説明を行つたが、下枠体への取付
位置が変更できるようにしてもよく、また双方と
も変更できるようにしてもよい。
さらにまた、上記実施例においては、ガススプ
リングを用いたもののみについて説明を行つた
が、これに限られるものではなく、取付位置の変
更によつて、枢軸の回りに生ずるモーメントを変
化させることができるものであればどのような付
勢部材であつてもよい。
効 果 この考案は以上のように構成したことにより、
本体が上下に二分割されて上部ユニツトが開閉さ
れるようになつている複写機において、上部ユニ
ツトに後からオプシヨン装置が加設される等し
て、上部ユニツトの枢軸の回りに生ずるモーメン
トが最初の状態から変つてしまう場合であつて
も、上部ユニツトを開蓋方向に付勢して所定位置
でバランスさせるようになつている付勢部材の取
付位置を変えるだけで所たなバランスを保つこと
ができ、従来のように付勢部材そのものを取り換
える必要がなく経済的であり、オプシヨン装置等
を加設するような場合に非常に便利であるという
優れた効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1ないし3図は従来の複写機の開閉装置を示
す説明図、第4図はオプシヨン装置が取り付けら
れていない複写機の外観図、第5図はこの考案の
一実施例をオプシヨン装置が取り付けられていな
い状態で示す斜視図、第6図はオプシヨン装置が
取り付けられた複写機の外観図、第7図は第5図
の実施例をオプシヨン装置が取り付けられた状態
で示す斜視図、第8図はモーメントの釣り合いを
説明するための説明図、第9図はこの考案の他の
実施例を示す部分図である。 1…上部ユニツト、2…下部ユニツト、11…
上枠体、12…下枠体、13…枢軸、14…ガス
スプリング、15…孔、31…ねじ軸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 本体が上下に分割され、この分割された本体の
    上側部分が下側部分に対し枢軸の回りに回動され
    て開閉自在となつており、本体の上側部分と下側
    部分との間に付勢部材を介装して、上側部分が開
    蓋された際該付勢部材によつて前記枢軸の回りに
    生じるモーメントを、上側部分の重量によつて枢
    軸の回りに生じるモーメントと等しくなるように
    して、該上側部分を開蓋位置でバランスさせるよ
    うになつている複写機の開閉装置において、前記
    付勢部材の複写機本体の上側部分または下側部分
    への取付部を前記枢軸との距離の異なる複数の位
    置で設け、上側部分にオプシヨン装置を装着して
    増量した際、前記付勢部材の一端を対応した取付
    部に変更して固定的に取付けることができること
    を特徴とする複写機の開閉装置。
JP3441783U 1983-03-10 1983-03-10 複写機の開閉装置 Granted JPS59141345U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3441783U JPS59141345U (ja) 1983-03-10 1983-03-10 複写機の開閉装置

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JP3441783U JPS59141345U (ja) 1983-03-10 1983-03-10 複写機の開閉装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59141345U JPS59141345U (ja) 1984-09-21
JPH0216363Y2 true JPH0216363Y2 (ja) 1990-05-07

Family

ID=30165182

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JP3441783U Granted JPS59141345U (ja) 1983-03-10 1983-03-10 複写機の開閉装置

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0695245B2 (ja) * 1985-01-24 1994-11-24 三田工業株式会社 トナ−カ−トリツジの着脱機構
JP4758323B2 (ja) * 2006-10-31 2011-08-24 京セラミタ株式会社 画像形成装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5740569B2 (ja) * 1975-10-30 1982-08-28

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS611238Y2 (ja) * 1980-08-20 1986-01-16

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JPS5740569B2 (ja) * 1975-10-30 1982-08-28

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JPS59141345U (ja) 1984-09-21

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