JPH02162744A - 半導体素子 - Google Patents

半導体素子

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JPH02162744A
JPH02162744A JP31636588A JP31636588A JPH02162744A JP H02162744 A JPH02162744 A JP H02162744A JP 31636588 A JP31636588 A JP 31636588A JP 31636588 A JP31636588 A JP 31636588A JP H02162744 A JPH02162744 A JP H02162744A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、半m縁性GaAs (ガリウム・砒素)基板
上に形成される空間電荷制限電流を応用したn◆−1−
n◆型保護ダイオードの製造技術に係わり、特にGaA
sM已5FET (MetalSemiconduct
or−Field−EffecL4ransistor
 )の静電サージ電流の吸収に好適な保護ダイオードの
製造技術に関する。
〔従来の技術〕
n”−1−n+ダイオードは、第12図に示されるよう
に、半絶縁性GaAs基板1の主面に一対のn◆形拡散
領域2.3を設けかつ絶縁膜4に被われないn◆形拡散
領域2.3上にダイオード用電極5.6を設けることに
よって製造される。
すなわち、前記半絶縁性GaAs基板1は比抵抗が10
’〜101Ω・cmと高抵抗半絶縁体〔真性(intr
insic)半導体:l〕が使用される。この結果、前
記n◆形拡散領域2,3とn◆形拡散領域2.3の間の
真性半導体領域(i fil域)7のエネルギーバンド
図は、第13図に示されるようになる。同エネルギーバ
ンド図において、点線で示される部分がフェルミレベル
(FL)であり、8が伝導帯であり、9が価電子帯であ
る。そして、n+形領領域n◆)とi 61域との界面
には電位障壁aが形成される。この電位障壁aは、約0
. 6eVとなる。なお、遷移領域は空間電荷制限領域
すと称される。また、このダイオードの電流(■)−電
圧(V)特性は、第14図に示されるようになり、耐圧
は−V*、Vmとなる。
このようなn◆−1−n◆ダイオードにあっては、n◆
形拡散領域2,3に所定の電圧を印加すると、半絶縁部
分から空間電荷制限領域すを越えて電流が流れる。この
現象は、冶金的に作ったnl−p1ダイオードを背中合
わせの形で接続したバックトウバック型保護ダイオード
と等価であり、したがって、n”−1−n◆型の上記構
造は、GaAs基板上に容易に形成できる保護ダイオー
ドとなり得ることが知られている(特開昭61−292
965号公報にて開示)。
〔発明が解決しようとする課題〕
n◆−1−n◆ダイオードは、FET@GaAS基板上
に製作する際に形成するn◆形拡散領域を作り込む時に
同時に作ることができ、pn接合形成による保護ダイオ
ードの如くp形拡散領域を設ける必要がなく、簡単であ
ることが特長である。
しかし、このダイオードは以下の理由により、サージ吸
収力(サージ吸収能力)が大きくないことが本発明者に
よってあきらかにされた。すなわち、n◆−1−n◆ダ
イオードは対向するn◆形拡rP1.領域とl領域の接
触面積が前記n◆形拡散領域の拡散層深さが浅いために
大きくとることができない、したがって、貫通サージ電
流の通過断面積が広くとれず、サージ吸収能力がpn冶
金接合型ダイオードに及ばない。
また、このn◆−1−n÷ダイオードは電位障壁の高さ
がばらつき易いことをも見出した。すなわち、電位障壁
は半絶縁性GaAs基板の成長条件等によって微妙に変
わる。このため、n÷−l−n◆ダイオードの特性が変
動し易くなる。
本発明の目的は、サージ吸収力の高いn”−1−n◆ダ
イオードを提供することにある。
本発明の他の目的は、サージ吸収力の高いn◆−1−n
◆ダイオードを有する半導体素子を提供することにある
本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は、
本明細書の記述および添付図面からあきらかになるであ
ろう。
〔課題を解決するための手段〕
本願において開示される発明のうち代表的なものの概要
を簡単に説明すれば、下記のとおりである。
すなわち、本発明のn”−1−n+ダイオードは、半絶
縁性の真性GaAs基板の主面に一対のn◆形拡散領域
を設けてn◆−1−n◆で構成されるバックトウバック
形のダイオードを構成しているとともに、前記n◆形拡
散領域とn◆形拡散領域間の1領域には電子線が照射さ
れてトラップ準位を有するトラップ領域が設けられてい
る。前記トラップ準位は、エネルギーバンド中で伝導帯
の下方0.2〜0.3eVに位置している。このため、
このトラップ準位が電子で満たされればn◆形拡散領域
との電位障壁高さは0.1〜0. 2eVとなり、この
準位がない場合の約0.6eVに比べ充分低くなってい
る。
〔作用〕
上記した手段によれば、本発明のn”−1−n◆ダイオ
ードは、l領域に電子線の照射によってトラップ準位が
形成されている。このトラップ準位は、エネルギーバン
ド中で伝導帯の下方0. 2〜0.3eVに位置してい
る。このため、このトラップ準位が電子で満たされれば
n÷形拡rP1.Off域との電位障壁高さは0.1〜
0.2eVとなり、この準位がない場合の0,6eVに
比べ充分低くなる。したがって、l 81域をサージ電
流(電子)が流れた場合、先ず、その初期の電子がI 
SI域のトラップ準位にトラップされる。そして、トラ
ップ単位が電子で満たされる結果、193域のエネルギ
ー準位がn+形拡散領域のエネルギー準位に近づく、こ
のように、−旦l領域のエネルギーレベルがn十形拡散
領域に近くなれば、次に流れ来るサージ電流は電位障壁
が約0.6eVから0.1〜0.2eVと低くなるため
、容易にn十形拡散領域からn十形拡散領域に流れ込み
、サージ吸収力が高くなる。
〔実施例〕
以下図面を参照して本発明の一実施例について説明する
第1図は本発明の一実施例による保護ダイオード付Ga
AsMESFETにおけるn”−1−n◆ダイオードの
概要を示す断面図、第2図は同じくエネルギーバンド図
、第3図は同じくサージ電流が流れた状態におけるエネ
ルギーバンド図、第4図は同じ(サージ電流が流れる前
の電流−電圧特性を示すグラフ、第5図は同じくサージ
電流が流れた状態の電流−電圧特性を示すグラフ、第6
図は同じ<FETの411I!!!を示す模式的平面図
、第7図は同じく等価回路図、第8図〜第11図はn“
−1−n+ダイオードの各製造工程における断面図であ
って、第8図は半絶縁性GaAs基板の主面にイオン打
ち込みがなされた状態を示す断面図、第9図は拡散処理
された半絶縁性CaAs基板を示す断面図、第10図は
電子線が部分的に照射された半絶縁性GaAs基板を示
す断面図、第11図はダイオード用電極が形成された半
絶縁性CaAs基板を示す断面図である。
この実施例では保護ダイオード付GaAsMESFET
に本発明を適用した例について説明する。
この保護ダイオードGaAsMESFETは、第7図の
等価回路に示すようにゲート(G)、 ソース(S)、
ドレインCD)で構成されるMESFETのゲートとソ
ース間にバックトウバーツクのダイオード(保護ダイオ
ード)10を入れた構造となっている。GaAsMES
FE1’は、GaAsにおける電子移動度が31に比較
して速いという物理的性質を生かし、高速動作可能とす
るべくデバイスのゲート長を通常11!m以下に短縮し
ている。このため、静電破壊強度が弱くなる。そこで、
この静電破壊強度を高めるために、性能の良い保護ダイ
オードをゲートとソース間に設けている。
GaAsMESFETチップ(半導体素子)20におい
て、ソース、ドレイン、ゲート等の電極パターンは、第
6図に示されるようになっている。
すなわち、矩形のチップ20の主面には矩形パターンか
らなる一対のソース電極21.ドレイン電極22が設け
られている。また、このソース電極21とドレイン電極
22間には細長くゲート電極23が延在している。この
ゲート電極23のソース電極21とドレイン電i22か
ら外れた部分は幅広となりワイヤボンディング部24を
構成している。前記ソース電極21およびドレイン電極
22にもワイヤボンディング部25.26が設けられて
いる。
一方、チップ20の左側には保護ダイオード10、すな
わちn◆−1−n◆で構成されるn◆−1−n◆ダイオ
ード10が設けられている。このn◆−1−n◆ダイオ
ード10は、点線で示されるように一対のn十形拡散領
域2.3とこのれ◆形拡散領域2,3間の真性半導体領
域(i 9M域)7とによって構成されている。また、
この真性半導体領域7は二点鎖線で示されるように電子
線照射によって形成されたトラップ領域27ともなって
いる。また、前記n十形拡散領域2.3上にはダイオー
ド用電極5.6がそれぞれ設けられている。一方のダイ
オード用電極5はチップ20の表面上に延在し、この延
在した配線部28は前記ソース電極21に電気的に接続
されている。また、他方のダイオード用電極6の配線部
29はゲート電極23に電気的に接続されている。
つぎに、n◆−1−n+ダイオード10の構造について
詳細に説明する。すなわち、第1図はn◆−1−n◆ダ
イオード10の構造を示す断面図である。n◆−1−n
◆ダイオード10は真性な半絶縁性CaAs基板lの表
面に一対のn十形拡散領域2.3を設けることによって
形成されている。半絶縁性GaAs基板1は比抵抗ρが
10″〜10@Ω・cmとなる真性(inLrinsi
c)半導体となっている。また、前記n十形拡散領域2
.3はこれに反してドナーを入れた外因性(extri
nsic)半導体となっている。
前記n◆形拡散領域2,3は第8図に示されるように、
半絶縁性GaAs基板1の主面に選択的に厚さ5000
人程度のSing膜31膜設1た後、このS i 01
1B131をマスクとしてS+イオン32を打ち込み、
かつアニールすることによって第9図に示されるように
形成される。前記S+イオン32の打ち込みは150K
eV、  ドーズ量3X10”cm−”として行われる
。打ち込まれたS+イオン32は、800°CのAsを
含む雰囲気中で20分間アニールされることによって活
性化される。活性化されたSiイオン32は0.1〜0
82μmの深さにまで拡散してn4−形拡散領域2.3
を形成する。前記n◆形拡散領域2,3のシート抵抗は
100〜150Ω/口となる。また、前記n◆形拡散領
域2とn◆形拡散領域3との間隔文は数μmとなってい
る。
このように真性な半絶縁性GaAs基板1に所定距gI
離してSiイオン32を打ち込むことによって半絶縁性
GaAs基板1をI  (intrinsic)部とし
たn”−1−n◆ダイオード10の基本形が形成される
一方、この実施例では、第1図に示されるように、一対
のn◆形拡散領域2.3間の165域7にトラップ領域
27(点々で示される領域)が設けられていて、第2図
のエネルギーバンド図で示されるようにトラップ準位(
電子トラップ準位)33が形成されている。このトラッ
プ準位33は第10図に示されるように、対応するn◆
形拡散領域2.3間の真性半導体領域7部分に電子線3
4を照射することによって形成される。電子線照射は、
たとえば、打ち込みエネルギー0.7〜2MeV、  
ドーズ量I X 10”〜I X 10”cm−”で行
われる。この結果、深さが0.2〜0.4μmと前記n
◆形拡散領域2.3の略倍となるトラップ領域27が形
成される。このトラップ領域27のトラップ準位33は
、第2図のエネルギーバンド図に示されるように、伝導
帯8の下方のheVの位置、たとえば、0.2〜0,3
eVに位置する。なお、エネルギーバンド図において、
点線で示される部分がフェルミレベル(F L)であり
、8が伝導帯であり、9が価電子帯である。そして、n
◆形領領域n+)とi領域との界面には電位障壁aが形
成される。この電位障壁aは、GaAsの禁制帯幅が3
00にで1.42eVであり、n◆形GaAsでは伝導
帯8がフェルミレベルの上方約1eVに位置することか
ら、約0,6eVとなる。′a移領領域空間電荷制限領
域すと称される。
なお、前記電子線照射はダイオード形成のためにi f
Ilt域7に特定されて照射されることから、他の領域
には悪影響を及ぼさない。
また、前記n◆形拡散領域2.3上には、第11図に示
されるように、ダイオード用電極5,6がAuGe (
金・ゲルマニウム)合金によって形成される。これによ
って保護ダイオード11が形成される。
つぎに、このようなn”−1−n◆ダイオード10の動
作について説明する。このn◆−4−n◆ダイオード1
0においては、前記n◆形拡散領域2.3間の真性半導
体領域(i 2M域)7にトラップ準位33を有するト
ラップ領域27が設けられている。このため、以下の効
果が得られる。従来の構造のn◆−1−n+ダイオード
のエネルギーバンド図は、前述のように第13図に示さ
れるようになる。この場合、サージ電流が流れる前も、
又、流れ始めてもエネルギー障壁の高さは変わらず、約
0.6eV程度である。したがって、従来のダイオード
のI−V特性は第14図の如く不変である。
これに対して、本発明のn”−1−n◆ダイオードlO
のエネルギーバンド図は、i 8N域7にトラップ準位
33が存在している。このトラップ準位33はサージ電
流が流れる直前まで第2図に示す如く、i 61域7に
トラップ準位33は存在するが、エネルギー障壁は従来
構造の場合と同様にa、すなわち、約0.6eVである
。したがって、サージ電流が流れ始める瞬間のI−V特
性は第4図のようになり、第14図で示される従来の場
合と同じである。すなわち、本発明のn◆−1−n◆ダ
イオード10はサージ電流が流れる場合以外は従来のも
のと同一耐圧であり、この保護ダイオード10が接続さ
れるMESFETには従来のものと変わらず何等悪い影
響はない。
一方、−旦サージ電流が流れ始めると、i SI域7の
トラップ準位33に電子35が捕獲され、エネルギーバ
ンド図は第3図の如くとなり、電位障壁dは0.1〜0
.2eV程度に下がる。この状態に対応したI−V特性
は、第5図に示す如く、サージ電流の流れ始める前の状
態のI−V特性に比・へ、ダイオード耐圧Vm ’  
(V* ’ <V* ) 。
V1′ (Vm’>  V、)が低くなっており、続く
サージ電流に対し、電流がn÷−1−n+部分を貫通し
て通り易くなっている。かくして、本発明の構造によれ
ば、n十形拡散領域2.3とl$■域7の対向面積の小
さいn◆−1−n÷ダイオード10であってもサージ吸
収力の良いダイオードとすることができる。
このような実施例によれば、つぎのような効果が得られ
る。
(1)本発明のn◆−1−n◆ダイオードは、真性半導
体9N域がトラップ単位を有するトラップ領域となって
いて、サージ電流が流れ出すと、前記真性半導体領域の
n十形拡散領域に対する電位障壁は約0.6eVから0
.1〜0.2eVに下がるため、その後のサージ電流が
流れ易くなり、サージ吸収力がpn接合ダイオードと同
様に高くなるという効果が得られる。
(2)上記(1)により、本発明のn◆−4−n◆ダイ
オードは、サージ吸収力が大きくなるため、MESFE
Tの静電破壊耐量が向上するという効果が得られる。
(3)本発明によれば、制御性の良い電子線照射によっ
てトラップ準位を形成することから、半絶縁性GaAs
基板の電位障壁が変動していても所望のトラップ準位を
再現性良く形成できるという効果が得られる。
(4)上記(3)により、本発明によれば、再現性良く
トラップ準位を形成できるため、n十−1−n◆ダイオ
ードの特性が安定するという効果が得られる。
(5)上記(4)により、本発明によれば、再現性良く
トラップ準位を形成できるため、歩留りが向上するとい
う効果が得られる。
(6)上記(1)〜(5)により、本発明によれば、サ
ージ吸収の優れたn÷−1−n◆ダイオードを提供する
ことができるとともに、静電破壊耐量が大きい安価な保
護ダイオード付GaAsMESFETを提供することが
できるという相乗効果が得られる。
以上本発明者によってなされた発明を実施例に基づき具
体的に説明したが、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能
であることはいうまでもない、たとえば、真性半導体基
板として、Ga八へ以外の他の半導体を用いても前記実
施例同様な効果が得られる。この場合、Slは真性半導
体状態でも電子が流れ易いので回路上工夫を必要とする
また、前記実施例では電子線照射によってトラップ準位
33を形成したが、プラズマ照射あるいは中性子線照射
等によってトラップ準位33を形成しても良い。
以上の説明では主として本発明者によってなされた発明
をその背景となった利用分野である保護ダイオード付G
aAsMESFETの製造技術に適用した場合について
説明したが、それに限定されるものではなく、GaAs
 IC等の製造技術に適用できる。
本発明は少なくともn◆−1−n+ダイオードを組み込
んだ半導体素子の製造には適用できる。
〔発明の効果〕
本願において開示される発明のうち代表的なものによっ
て得られる効果を節単に説明すれば、下記のとおりであ
る。
本発明のn◆−1−n◆ダイオードは半絶縁高抵抗領域
となる真性半導体領域に、電子線照射による電子トラッ
プ準位が設けられていることから、サージ電流がこのダ
イオードのn+−1−n十部分を貫通して流れる際、こ
のトラップ準位は電子で充満されるため、真性半導体領
域のn十形拡散領域に対する電位障壁高さが低くなる。
したがって、本発明によればサージ電流の貫通裕度が高
められ、静電破壊に対する保護ダイオードの性能を高め
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による保護ダイオ−トイ寸G
aAsMESFETにおけるn÷−i −n÷ダイオー
ドの概要を示す断面図、 第2図は同じくエネルギーバンド図、 第3図は同じくサージ電流が流れた状態におけるエネル
ギーバンド図、 第4図は同じくサージ電流が流れる前の電流−電圧特性
を示すグラフ、 第5図は同じくサージ電流が流れた状態の電流−電圧特
性を示すグラフ、 第6図は同じ<FETの概要を示す模式的平面図、 第7図は同じ(等価回路図、 第8図はn◆−1−n”ダイオードの製造における半絶
縁性GaAs基板主面にイオンが打ち込まれた状態を示
す断面図、 第9図は同じく拡散処理された半絶縁性GaAS基板を
示す断面図、 第10図は電子線が部分的に照射された半絶縁性GaA
s基板を示す断面図、 第11図はダイオード用電極が形成された半絶縁性Ga
As1&板を示す断面図、 第12図は従来のn◆−1−n◆ダイオードの概要を示
す断面図、 第13図は同じくエネルギーバンド図、第14図は同じ
く電流−電圧特性を示すグラフである。 l・・・半絶縁性lCaAs基板、2,3・・・n十形
拡散領域、4・・・絶縁膜、5.6・・・ダイオード用
電極、7・・・真性半導体領域(i wi域)、8・・
・伝導帯、9・・・充満帯、10・・・n◆−1−n+
ダイオード(保護ダイオード)、20・・・チップ、2
1・・・ソース電極、22・・・ドレイン電極、23・
・・ゲート電極、24・・・ワイヤボンディング部、2
5.26・・・ワイヤボンディング部、27・・・トラ
ップ傾城、28・・・配線部、29・・・配線部、31
・・・Stow膜、32・・・31イオン、33・・・
トラップ準位、34・・・電子線、35・・・電子。 第  1 図 第  2 図 第  3 図 10− d4−τ!り゛4万一ト 35−電シ 第 図 第 図 第 図 第 図 第 図 第 図 34−1.+!L 第 図 第 図 第 図 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、真性半導体基板と、この真性半導体基板の主面に設
    けられた一対の不純物拡散領域とを有し、前記一対の不
    純物拡散領域とこれら不純物拡散領域間の真性半導体領
    域はバックトウバック型のダイオードを構成してなる半
    導体素子であって、前記真性半導体領域はトラップ準位
    が設けられていることを特徴とする半導体素子。 2、半絶縁性GaAs基板と、この基板の主面に設けら
    れた一対のn^+形拡散領域と、前記一対のn^+形拡
    散領域間の真性半導体領域の表層部に形成されたトラッ
    プ準位とからなることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載の半導体素子。 3、前記真性半導体領域のトラップ準位は電子線照射に
    よって形成され0.1〜0.2eV程度となっているこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第2項記載の半導体素子
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