JPH0216223A - 貯水タンクの配管構造 - Google Patents

貯水タンクの配管構造

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JPH0216223A
JPH0216223A JP16513988A JP16513988A JPH0216223A JP H0216223 A JPH0216223 A JP H0216223A JP 16513988 A JP16513988 A JP 16513988A JP 16513988 A JP16513988 A JP 16513988A JP H0216223 A JPH0216223 A JP H0216223A
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JP
Japan
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water
tank
pipe
piping
storage tank
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Application number
JP16513988A
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English (en)
Inventor
Yoshimichi Tamura
田村 義通
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KITA NIPPON TSUSHIN KENSETSU KK
Original Assignee
KITA NIPPON TSUSHIN KENSETSU KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は貯水タンクの配管構造、特に建造物における
受水タンクや高架タンクなどの配管構造に関する。
〈従来の技術〉 ビル、マンション、ホテルなどの建造物における給配水
管は、古くなると「赤水」と呼ばれる水が出始める。こ
れは、給配水管を構成している鋼管の内壁が、給水中の
溶存酸素により酸化され、その鉄錆が水と一緒に蛇口か
ら出てくるからであります。
例えば、水道水中の溶存酸素濃度と鉄の腐食率を調べた
ところ、以下のような結果が得られている。尚、水道水
Nα1は死水のままで、Nα2及びNα3は各々脱酸素
処理済のものである。
上記の表にように、溶存酸素濃度が低くなればなるほど
、鉄の腐食率は低下する。
赤水防止対策として、従来より種りの工法・防錆剤・防
錆機器などが提案されておりますが、上記の表から明ら
かなように、赤水発生を防止するにはその根本原因であ
る溶存酸素を水から除去するのが一番である。そしてそ
のような観点から、最近では貯水タンク内の水の溶存酸
素を効率よく除去する脱気袋Mの開発が進められている
〈発明が解決しようとする課題〉 しかしながら、水中の溶存酸素を高性能で除去′できる
脱気装置が開発されたとしても、それを設置する貯水タ
ンクの配管構造に問題があったのでは、せっかく溶存酸
素を除去した脱酸素処理水に未脱酸素処理水が混入して
しまったり、或いは脱酸素処理水が優先的に給配水され
ないというような事態が起こるおそれがある。
この発明はこのような従来の課題に着目して為されたも
のであり、脱気装置が本来的に備えている能力を十二分
に発揮させることができる貯水タンクの配管構造を提供
せんとするものである。
〈課題を解決するための手段〉 この発明に係る貯水タンクの配管構造は、水を導入する
ための1次側配管と排出するための2次側配管とを備え
た貯水タンクに、該貯水タンク内の水を導入配管より取
り出しては脱酸素処理して導出配管より戻す脱気装置を
組み合わせる貯水タンクの配管構造において、上記貯水
タンクを貫通孔付きの仕切板にて複数の連続した区画槽
に区切り、1次側配管と導入配管とを一端の区画槽に接
続し、2次側配管と導出配管とを他端の区画槽に接続し
たものである。
〈作  用〉 1次側配管と導入配管とを一端の区画槽に接続したので
、溶存酸素濃度の高い未脱酸素処理水はこの一端の区画
槽内へ先ず供給される。また、一端の区画槽には導入配
管も接続されているので、未脱酸素処理水が優先的に脱
気装置へ導入されて脱酸素処理されるので効率的である
また、導出配管が他端の区画槽に接続されているので、
脱気装置にて脱酸素処理された脱酸素処理水は導出配管
を介してこの他端の区画槽内に送られて溜まる。そして
、この他端の区画槽には2次側配管が接続されているの
で、この区画槽内に溜まっている脱酸素処理水は優先的
に2次側配管を介して給配水される。
一端の区画槽内の未脱酸素処理水と他端の脱酸素処理水
とは、同−水面高さを保持すべく、仕切板の貫通孔を介
して多少の行き来はあるが、殆ど区切られた状態となっ
ているので大きく接触することがなく、それぞれ区別し
て取り扱うことができるので、脱気装置が本来的に備え
ている能力を十二分に発揮させることができる 尚、以上及び以下において、「区画槽に接続する」とは
、区画槽に1・2次側配管や導入・出配管を直接的に取
付けることばかりでなく、1・2次側配管や導入・出配
管を区画槽に臨ませたり或いは対応させたりする広い概
念を指すものである。
〈実 施 例〉 以下、この発明の好適な実施例を第1図に基づいて説明
する。
マンションやビル等の場合、溶存酸素を多く含んだ水道
水である未脱酸素処理水Aは、地下に埋設されている「
1次側配管」としての上水道管1から、いったん建造物
の地下室などに設置されている「貯水タンク」としての
受水タンク2に供給される。この受水タンク2は、2つ
の仕切板4にて3つの区画槽5.6.7に区分けされて
いる。また、この2つの仕切板4には小サイズの貫通孔
8がそれぞれ設けられていて、少量の水が各区画槽5.
6−7間を流通できるようになっている。
そして、上水道管1は前記区画槽5.6.7のうち、一
端の区画槽5に臨ませてあり、未脱酸素処理水Aである
上水道水を供給するようになっている。
上水道管1にはフロートセンサ9が設けられており、こ
のフロートセンサ9により受水タンク2の水量を一定に
保てるようになっている。尚、IOは側受水タンクであ
る。
そして、11は脱気装置で、真空雰囲気中に複数本紀し
た気液分離膜製のチヱーブヘ水を通し、その水の中の溶
存酸素だけが気液分離膜を透過して除去される構造にな
っている。この実施例では未脱酸素処理水Aの溶存酸素
濃度が9 m g / lであったが、この脱気装置1
1を経た脱酸素処理水Cの溶存酸素濃度は1 m g 
/ lと殆ど脱酸素処理されていた。そして、この脱気
装置11は、一端の区画槽5に接続された導入配管12
と、他端の区画槽7に臨ませた導出配管13とを備えて
いる。従って、この脱気装置llは、区画室5から未脱
酸素処理水Aを導入して脱酸素処理しては、脱酸素処理
水Cを他端の区画槽7へ供給できるようになっている。
よって、他端の区画槽7は常に脱酸素処理水Cにて満た
されている。また、中間の区画槽6は、未脱酸素処理水
Aと脱酸素処理水Cとが混合した低溶存酸素濃度水Bと
なっている。
図示せぬ高架タンクへ導くための揚水管3は、他端の区
画槽7に接続されている。従って、常に脱酸素処理水C
が優先して高架タンク側へ送られていくことになるので
、揚水管3或いは揚水管3以降の図示せぬ高架タンクや
各階への給水パイプは、溶存酸素を含まない脱酸素処理
水Cだけと接触することになり、それら配管系の内壁の
酸化による「赤水」が発生するようなことはない。
尚、以上の説明において、貯水タンクを2つの仕切板に
て3つの区画槽に区切る例を示したが、1つの仕切板に
て2つの区画槽に区切っても良いし、又は4つ以上の区
画槽に区切っても良い。また、「貯水タンク」として受
水タンクを例にしたが、この発明は建造物の高架タンク
や、プラントの貯水タンクなど、その他のものにも適用
可能である。
〈発明の効果〉 この発明に係る貯水タンクの配管構造は、以上説明して
きた如き内容のものであって、貯水タンクを貫通孔付き
の仕切板にて複数の連続した区画槽に区切り、1次側配
管と導入配管とを一端の区画槽に接続し、2次側配管と
導出配管とを他端の区画槽に接続したので、溶存酸素の
無い脱酸素処理水を優先的に2次側配管へ送ることがで
きると共に、未脱酸素処理水を優先的に効率よく脱酸素
処理できるという効果がある。従って、貯水タンク以降
の配管系には脱酸素処理水しか流れないので、配管の酸
化に因る「赤水」が発生するようなことはない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例に係る貯水タンクの配管構
造を示す説明図である。 1−・−上水道管(1次側配管) 受水タンク(貯水タンク) ・−揚水管(2次側配管) 仕切板 区画槽 貫通孔 脱気装置 導入配管 導出配管 未脱酸素処理水 ・・・ 低溶存酸素濃度水 脱酸素処理水

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 水を導入するための1次側配管と排出するための2次側
    配管とを備えた貯水タンクに、該貯水タンク内の水を導
    入配管より取り出しては脱酸素処理して導出配管より戻
    す脱気装置を組み合わせる貯水タンクの配管構造におい
    て、 上記貯水タンクを貫通孔付きの仕切板にて複数の連続し
    た区画槽に区切り、1次側配管と導入配管とを一端の区
    画槽に接続し、2次側配管と導出配管とを他端の区画槽
    に接続したことを特徴とする貯水タンクの配管構造。
JP16513988A 1988-07-04 1988-07-04 貯水タンクの配管構造 Pending JPH0216223A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05118061A (ja) * 1991-10-25 1993-05-14 Miura Co Ltd ビル給水系における腐食防止装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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