JPH02162158A - 自動車のステアリング装置 - Google Patents

自動車のステアリング装置

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JPH02162158A
JPH02162158A JP31550188A JP31550188A JPH02162158A JP H02162158 A JPH02162158 A JP H02162158A JP 31550188 A JP31550188 A JP 31550188A JP 31550188 A JP31550188 A JP 31550188A JP H02162158 A JPH02162158 A JP H02162158A
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JP
Japan
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steering
signal
angle
tilt
steering angle
Prior art date
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Pending
Application number
JP31550188A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Yamaguchi
勉 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、自動車のステアリング装置に関する。
従来の技術 自動車のステアリング装置の一例として第8図に示すよ
うなものがある。
このステアリング装置は、ステアリングシャフト1の途
中が軸受(図示せず)を介してチルト機構部2のブラケ
ット3に支持され、このブラケ、。
ト3が車室内でダッシュパネル・アッパ(図示せず)に
固定されている。チルト機構部2から突出したステアリ
ングシャフトlの先端部はステアリングホイール4に連
結されている。チルト機構部2は、ステアリングシャフ
ト1のブラケット3で支持された部分よりも先端側に自
在継手5が介装連結され、自在継手5からステアリング
シャフト1の先端側(こかけてがケーシング6で覆われ
た構成となっている。ケーシング6は、ブラケ1.ト3
にビン7を介して上下方向にスライド可能に取付けられ
、ブラケット3の側面にはチルトレバー(図示せず)が
設けられている。実際にステアリングホイール4の高さ
を調整する場合には、チルトレバー(図示せず)を適宜
操作することによって自在t15を中心にステアリング
シャフト1の先端側を上下に傾動させ、これによってス
テアリングホイール4の高さをケーシング6と共に変化
させる。
尚、ステアリング装置の関連技術は、例えば実開昭61
−5263号公報等に示されている。
発明が解決しようとする課題 上述したチルト機構を備えたものに限らず従来のステア
リング装置は、ステアリングホイールが運転者にほぼ直
面するように取り付けられ、しかも、車両の走行時には
この固定姿勢のままに保たれるため、運転に際して次の
ような不都合を来す。
低速状態で旋回する場合には、路面抵抗が大きいために
ステアリングホイールに強い力を加えなければならない
にもかかわらず、運転者は引き手側の腕を曲げた状態で
手を下方に押し下げる無理な筋肉の動きを強いられる。
また、高速状態で旋回する場合には、運転者は遠心力を
受け、旋回円の外側に投げ出されるように上体が傾斜す
るようになる。この状態にあっては、上体がステアリン
グホイールから大きく離れるため、旋回時に操舵角を調
整維持する押し手側の腕に体重を載せにくくなり、押し
手側の腕に無理な筋肉の動きを強いられる。
そこで本発明は、低速旋回や高速旋回等の運転状態に応
じてステアリングホイールを最適姿勢に維持出来るよう
にして運転操作性の向上を可能にする自動車のステアリ
ング装置を提供せんとするものである。
課題を解決するための手段 本発明は上述した課題を解決するための手段として、ス
テアリングシャフトの途中に自在継手を連結し、該ステ
アリングシャフトの上端側に、該ステアリングシャフト
を左右方向に傾動させるアクチュエータを連係させ、該
アクチュエータに、車速検知装置と操舵角検知装置から
車速信号と操舵角信号を受けて運転状態に応じた作動指
令を発するコントローラを接続したものである。
作用 このような手段を講じたため、運転中において、ステア
リングホイールの操舵角とその際の車速が車速検知装置
と操舵角検知装置で検出され、この各検出信号に基づい
てコントローラで低速旋回や高速旋回等の運転状態が判
断され、その際の運転状常にあった作動指令がアクチュ
エータに送られる。これによりステアリングホイールは
、運転状態にあわせて操作の行い易い角度に左右方向に
逐次傾動するようになる。
実施例 以下、本発明の一実施例を第1〜7図に基づいて詳細に
説明する。尚、第8図に示した従来の技術と同一部分に
は同一符号を用いるものとする。
第1図において、この実施例で示すステアリング装置は
、第8図で示したものと同様にステアリングシャフトl
の途中にチルト機構部2が設けられており、ステアリン
グシャフトlがこのチルト機構部2のブラケット3によ
ってダッシュパネル・アッパ(図示せず)に支持され、
ステアリングホイール4がチルト機構部2から突出した
ステアリングシャフトlの先端部に取り付けられている
チルト機構部2の基本的な構成は第8図で示したものと
同様であって、5は自在継手、6はケーシング、7はケ
ーシング6をブラケット3に上下方向にスライド可能に
取り付けるためのビンを示すものとする。本発明にかか
るステアリング装置は、第8図で示す従来のものと異な
り、チルト機構部2の両側部にステアリングンヤフトl
を左右方向に傾動させるアクチュエータとしての油圧シ
リンダ8が設けられている。この各油圧シリンダ8はブ
ラケット3と同様にダッシュパネル・アッパ(図示せず
)に支持固定され、その可動部8aの先端にボールジヨ
イント9を介してロッド10の一端が連結されている。
各ロッドlOの他端側は、ステアリングシャフトlのチ
ルト機構部2から突出した部分を外装する軸受11にポ
ールジョイン)12を介して連結されている。また、ケ
ーシング6のステアリングシャフトlの先端側が貫通す
る端面にはステアリングンヤフトlが左右方向に自由に
移動出来るように長孔13が形成されている。左右の各
ロッドlOの油圧シリンダ8と軸受llに対する連結は
、第2図に示すようにステアリングシャフトlが中立状
態(左右方向に傾動しない状態)にある場合において、
ステアリングシャフトlの輪番こ垂直な水平方向の軸線
mに対して各ロッド10が所定の傾斜角0 (0<E3
<90’ ”)を成すように初期設定されている。こう
したことにより、左右の油圧シリンダ8を、一方の可動
部8aが延び、他方が縮むように作動させることで、ス
テアリングシャフト1が第3図に示すように左右のロッ
ド10を介して所定の方向に傾動するようになる。 ま
た、油圧シリンダ8は第1図に示すようにコントローラ
14に接続されており、コントローラ14は車速検知装
置15と操舵角検知装置16に接続されている。コント
a−ラ14は、操舵角検知装置16で検出された操舵角
信号を基準角度と比較し、基準角度よりも小さい場合に
は油圧シリンダ8に対して初期状態を維持する作動指令
を発し、基準角度よりも大きい場合にはさらに車速検知
装置15で検出された車速信号を基準速度と比較する。
そして車通信号が基準速度よりも小さい場合には、各油
圧シリンダ8に対しステアリングシャフトlを車両の旋
回方向と逆の方向に傾動させる作動指令を発し、基準速
度よりも大きい場合には、各油圧シリンダ8に対しステ
アリングシャフト1を車両の旋回方向と同方向に傾動さ
せる作動指令を発する。したがって、基準速度よりも遅
い速度(以下、単に低速という)において、基準角度よ
りも大きい操舵角で左旋回を行゛った場合にはステアリ
ングシャフト1とステアリングホイール4は第4図中鎖
線で示すように傾動し、基準角度よりも大きい操舵角で
右旋回を行った場合には第5図中鎖線で示すように傾動
する。そして、基準速度よりも速い速度(以下、単に高
速という)において、基準角度よりも大きい操舵角で左
旋回を行った場合にはステアリングシャフトlとステア
リングホイール4は第6図中鎖線で示すように傾動し、
基準角度よりも大きい操舵角で右旋回を行った場合には
第7図中鎖線で示すように傾動する。尚、ステアリング
シャフトlが左右いづれかに傾動した状態で操舵角が基
準角度範囲内に戻されると、ステアリングシャフトlは
コントローラ14の指令によって初期設定状態に戻され
る。
以上のように構成したため、車両が基準角度よりも小さ
な操舵角の範囲で走行した場合には、走行速度に関係な
くステアリングホイール4は運転者にほぼ直面する姿勢
に維持される。
車両が低速状態にある場合において、ステアリングホイ
ール4の操舵角、例えば左に切る操舵角が基準角度より
も大きくなると、ステアリングシャツ)lは自在継手5
を中心に右回転(時計回転)方向に傾動するようになる
。これに伴いステアリングホイール4は、第4図に示す
ように右回転方向、即ち車両の旋回方向と逆の方向に傾
動する。
この結果、運転者の引き手側の腕は操作に際してステア
リングホイール4を手前に引き寄せる奇跡を描くように
なり、ステアリングホイール4の回転操作は非常に行い
易くなる。これは右方向に旋回する場合にも同様である
また、車両が高速状態にある場合において、ステアリン
グホイール4を左に切る操舵角が基準角度よりも太き(
なると、ステアリングシャフトlは自在継手5を中心に
左回転(反時計回転)方向に傾動するようになる。これ
に伴ってステアリングホイール4は、第6図に示すよう
に左回転方向、即ち車両の旋回方向と同じ方向に傾動す
る。この場合、運転者の上体は遠心力によって旋回円の
外側に投げ出されるように傾斜するが、この際ステアリ
ングホイール4が上体の傾斜に追従するように傾動する
ためステアリングホイール4と上体が遠ざからないよう
になり、操舵角を調整維持する押し手側の腕に体重を載
せ易くなる。これにより、ステアリングホイール4の操
作は非常に行い易くなる。右方向に旋回する場合も全(
同様である。
尚、以上の実施例はチルト機構部を利用してステアリン
グシャフトを左右方向に傾動出来るようにしているが、
チルト機構部を設けな(でもステアリングシャフトの途
中に自在継手を介装連結してステアリングシャフトを左
右に傾動出来るようにすれば本発明にかかるステアリン
グ装置は製作出来る。
発明の効果 以上のように本発明によれば、ステアリングホイールが
運転状態にあ?た最適姿勢となるように左右方向に角度
調整されるため、低速旋回時や高速旋回時等で運転者が
無理な方向に筋肉を動かさなくて良くなり、その結果、
ステアリングホイールの操作性が大幅に向上する。また
、ステアリングホイールの操作に際して力を入れ易くな
るため、ステアリングホイール自体の小型化も可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す斜視図、第2゜3図は
同平面図、第4.5.6.7図は同模式平面図、第8図
は従来の技術を示す斜視図である。 1・・・ステアリングシャフト、5・・・自在m手、s
・・・油圧シリンダ、14・・・コントローラ、15・
・・車速検知装置、16・・・操舵角検知装置。 第2図 第3図 第1図 1−m−ステ7りングシャフト 5−一一自と琳呼 a −−−>出迂ンリンタ゛ 14−−コントローラ 15−−−jifi襖乞艮置 1装−−−覆舵帛挾知艮置 第4図 第5図 第6図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ステアリングシャフトの途中に自在継手を連結し
    、該ステアリングシャフトの上端側に、該ステアリング
    シャフトを左右方向に傾動させるアクチュエータを連係
    させ、該アクチュエータに、車速検知装置と操舵角検知
    装置から車速信号と操舵角信号を受けて運転状態に応じ
    た作動指令を発するコントローラを接続したことを特徴
    とする自動車のステアリング装置。
JP31550188A 1988-12-14 1988-12-14 自動車のステアリング装置 Pending JPH02162158A (ja)

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JP31550188A JPH02162158A (ja) 1988-12-14 1988-12-14 自動車のステアリング装置

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JP31550188A JPH02162158A (ja) 1988-12-14 1988-12-14 自動車のステアリング装置

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ID=18066119

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008285060A (ja) * 2007-05-18 2008-11-27 Honda Motor Co Ltd 操舵装置
WO2011021509A1 (ja) * 2009-08-20 2011-02-24 株式会社ジェイテクト 位置調整式操舵装置

Cited By (3)

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JP2008285060A (ja) * 2007-05-18 2008-11-27 Honda Motor Co Ltd 操舵装置
WO2011021509A1 (ja) * 2009-08-20 2011-02-24 株式会社ジェイテクト 位置調整式操舵装置
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