JPH02162085A - カラーインクリボン検出装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概　要〕 プリンタに於いて、走行方向に異なった色帯を所定の１
１１１％序で繰り返して設けた所謂だんだらカラーイン
クリボンの有無、色相、リボンエンドの検出装置に関し
、 単一のセンサでインクリボンの有無、色帯の色相、リボ
ンエンドを検出できるようにすることを目的とし、 走行方向に異なった色相の色帯を所定の順序で繰り返す
と共に、各色帯の繋ぎ目に走行方向の長さが異なる色相
検出帯を所定の順序で備え、且つリボンエンドにはリボ
ンエンド検出帯を備えたインクリボンの先端、色相、リ
ボンエンドを判別するカラーインクリボンの検出方法で
あって、カラーインクリボンに対向した光学センサと、
カラーインクリボンを走行するステッピングモータのス
テップ数をカウントするステップカウンタと、ステップ
カウンタがカラーインクリボンの走行起動後所定のステ
ップ数をカウントしても光学センサがリボン先端を検出
しない時にはリボン無しと判別し、光学センサが検出し
た色相検出帯のステップカウンタに依る走行ステップ数
のカウントに依って色相を判別し、光学センサが検出し
たリボンエンド検出帯のステップカウンタに依る走行ス
テップ数のカウントに依ってリボンエンドを判別する判
別部とを備えて構成する。

〔産業上の利用分野〕 本発明は、プリンタに於いて走行方向に異なった色を所
定の順序で繰り返して色帯を設けた所謂だんだらカラー
インクリボンの有無、色相、リボンエンドの検出装置に
関する。

近来、プリンタに於いてもカラー化の要望が強い。

カラー化の方法にも各種が有るが、だんだらカラーイン
クリボンを使用する方法は、構造が簡単で装置の大型化
を招かない長所を有する。

〔従来の技術〕

第３図の説明図に示す如くだんだらカラーインクリボン
（以下インクリボンと称す）１は、走行方向に例えばイ
エロウ（Ｙ）２ａ、シアン（Ｃ）２ｂ、マゼンダ（Ｍ）
２ｃ等の異なった色帯を一定の順序で繰り返し設けてい
る。

そして各色帯の繋ぎ目には、色相検出帯３ａ、３ｂ、３
ｃを備え、各色相検出帯３ａ〜３ｃは、例えば中間部に
色帯の色相に依って定められた夫々が長さの異なる黒色
等の不透明部分５ａ、５ｂ、５ｃを有し、且つその両端
には透明部分４を備えた構成となっている。

斯かるインクリボンｌをプリンタで使用する際には、第
４図の斜視図に示す如く３種類のセンサを必要としてい
る。

即ち、その１はインクリボン１を収納したインクリボン
カセット６の有無を検出する為のセンサであって、機械
式スイッチ７を例えばキャリア（図示省略）に取付けて
用いられる。

その２は色相検出用センサ１ｏで、その３はリボンエン
ド検出センサ１１であって共に反射型の光学センサが使
用される。

従ってインクリボンカセット６の方には、反射効率を高
める為に、インクリボンｌの裏面側に図示の如く反射板
８を設けている。

又、インクリボンｌの終端には、第５図に示すような銀
色帯９ａと黒色帯９ｂとを交互に設けたゼブラテープを
貼着してリボンエンド検出帯９を構成している。

以下、第６図のプリンタの回路構成ブロック図を参照し
て動作を説明する。

図示の如くプリンタは、主制御部１２と、主制御部１２
の指令でステッピングモータ１４を駆動するステッピン
グモータ駆動回路１３、同様に主制御部１２の指令で印
字ヘッド１５を駆動する印字ヘッド駆動回路１６、ステ
ッピングモータ１４のステップ数をカウントするステッ
プカウンタ、及び色相検出用センサｌＯ、リボンエンド
検出センサ１１の検出データに依って色相、リボンエン
ドを判別する判別部１８等から構成される。

判別部１８は、色相判別値とリボンエンド判別値を記憶
したテーブル１９と、テーブル１９のデータと色相検出
用センサｌＯ及びリボンエンド検出センサ１１の検出デ
ータとを比較する比較演算回路２ｏとから構成されてい
る。

斯かる構成に於いて、先ずインクリボンカセット６の有
無は、搭載されたインクリボンカセット６がスイッチ７
を自重で押下することに依って行われ、押下信号は主制
御部１２に入力されて有りと判断され、押下信号が０の
時は無しと判断される。

次に各色帯２ａ〜２ｃの色相の判別は、主制御部１２の
指令で先ず色相検出用センサ１０が各色相検出帯３ａ〜
３ｃを検出し、インクリボンｌを走行させるステッピン
グモータ１４の１ステツプの送り毎にセンサ１０の出力
レベルを検出し、検出中の各色相検出帯３ａ〜３Ｃの透
明部分４間の各不透明部分５ａ〜５Ｃのステップ数をス
テップカウンタ１７でカウントする。

そして次に、この不透明部分５ａ〜５Ｃの長さに依って
異なるデータを、テーブル１９の各色相毎に定められた
色相判別値と比較演算回路２０で比較して次ぎの印字に
供される色帯の色相が判別され主制御部１２に入力され
る。

又、リボンエンドの判別は、主制御部１２の指令でリボ
ンエンド検出用センサ１１が前記したゼブラテープのリ
ボンエンド検出帯９を検出して行う。

即ち、上記同様にステッピングモータ１４の１ステツプ
の送り毎にセンサ１１の出力レベルを検出して銀色帯９
ａ（反射面）、及び黒色帯９ｂ（無反射帯）のレベル変
化を検知する。

そしてこのレベルが変化した上記眼色帯９ａ、及び黒色
帯９ｂの各々の走行ステップ数をステップカウンタ１７
でカウントし、このデータを、ロウレベルのステップ数
、及びハイレベルのステップ数が交互に所定回数現れる
ことでリボンエンドとするリボンエンド判別値を備えた
テーブル１９のデータと比較演算回路２０で比較する。

比較の結果データが一致したらリボンエンドと判別され
主制御部１２に入力される。

第７図は光学センサに依る出力レベル検出回路の１例で
あって、光学センサ２１の出力はコンパレータ２２で基
準電圧と比較され、大か、小か、或いは同じかの信号が
出力される。

尚、印字は第６図に示す如くホス１−Ｉｌｏからの印字
データが主制御部１２に人力され、印字ヘッド駆動回路
を介して印字ヘッド１５で行われる。

〔発明が解決しようとする課題〕

以上の説明の如くインクリボンの有無、色帯の色相、リ
ボンエンドの検出を行っているが、夫々個別にセンサを
要し、コストアップになると言う問題点があった。

本発明は、単一のセンサで上記各項目の検出が出来るよ
うにすることを目的とするものである。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的を達成する為に本発明に於いては、第１図の回
路構成ブロック図に示す如く、インクリボン１に対向し
た光学センサ２１と、インクリボン１を走行するステッ
ピングモータのステップ数をカウントするステップカウ
ンタ１７と、ステップカウンタ１７がインクリボン１の
走行起動後所定のステップ数をカウントしても光学セン
サ２１がリボン先端を検出しない時にはリボン無しと判
別し、光学センサ２１が検出した色相検出帯３ａ〜３Ｃ
のステップカウンタ１７に依る走行ステップ数のカウン
トに依って色相を判別し、光学センサ２１が検出したリ
ボンエンド検出帯９のステップカウンタ１７に依る走行
ステップ数のカウントに依ってリボンエンドを判別する
判別部２３とを備えて成るものである。

（作用〕 ステッピングモータで走行するインクリボンの先端、色
相検出帯、及びリボンエンド検出帯を単一の光学センサ
に依って検出し、同時にステップカウンタに依ってステ
ッピングモータのステップ数をカウントする。

そしてそのデータをテーブルのデータと比較演算して、
インクリボンの有無、色帯の色相、リボンエンドを判別
する。

〔実施例〕

第１図及び第２図は本発明の一実施例である。

全図を通じて同一部分には同一符号を付して示した。

本発明に於けるカラーインクリボン検出装置は、第１図
の回路構成ブロック図に示す如く、インクリボンカセッ
ト６のインクリボン１に対向するように設けられた従来
技術同様の反射型の光学センサ２１と、インクリボンｌ
を走行するステッピングモータ１４のステップ数をカウ
ントするステップカウンタ１７と、ステップカウンタ１
７がカラーインクリボンの走行起動後所定のステップ数
をカウントしても光学センサ２１がリボン先端を検出し
ない時にはリボン無しと判別し、光学センサ２１が検出
した色相検出帯３ａ〜３ｃのステップカウンタ１７に依
る走行ステップ数のカウントに依って色相を判別し、光
学センサ２１が検出したリボンエンド検出帯９のステッ
プカウンタ１７に依る走行ステップ数のカウントに依っ
てリボンエンドを判別する判別部２３とを備えたもので
あって、判別部２３はインクリボンｌの有無を判別する
有無判別値と、従来技術同様の色相判別値とリボンエン
ド判別値とを備えたテーブル２４を備えると共に、テー
ブル２４の各データとステップカウンタ１７からのデー
タとを比較演算する比較演算回路２０とから構成されて
いる。

先ずインクリボンｌの有無の判別は、印字開始時にヘッ
ドアプローチして空打ち動作を行うが、この時ステップ
カウンタ１７がテーブル２４の有無判別値に記憶された
所定のステップ数をカウントしても光学センサ２１の出
力がＬｏ−の場合には無しと判別する。

尚、インクリボン１の色帯２ａ〜２Ｃの色相、及びリボ
ンエンドの判別は、光学センサ２１に依り従来技術同様
の方法で色相検出帯３ａ〜３Ｃ及びリボンエンド検出帯
９を検出し、ステップカウンタ１７のデータと、テーブ
ル２４の対応したデータとを比較演算回路２０で比較し
て判別する。

尚光学センサ２１は、第２図の平面図に示す如く例えば
インクリボンカセット６のリボン引出し口２５近傍の凹
部２６にインクリボンｌと対向するように設けられる。

又、反射効率を向上させる為の反射板８は、例えばキャ
リアに搭載されて図示の如くインクリボンｌの裏面に位
置するように凹部２６に挿入される。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明のカラーインクリボンの検
出装置をプリンタに適用することに依り、単一のセンサ
でインクリボンの有無、色帯の色相、リボンエンドの判
別が出来るようになる等、経済上に多大の効果を奏する
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のカラーインクリボン検出装置を適用し
たプリンタの吋路構成ブロック図、第２図は本発明に於
けるインクリボンカセットと光学センサとの位置関係を
示す平面図、第３図はだんだらカラーインクリボンの説
明図、第４図は従来技術に於けるインクリボンカセ、ッ
トとセンサとの位置関係を示す斜視図、第５図はリボン
エンド検出帯の説明図、第６図は従来のカラーインクリ
ボン検出装置を適用したプリンタの回路構成ブロック図
、第７図は光学センナに依る出力レベル検出回路である
。 図に於いて、 １はインクリボン、　　　２ａ〜２ｃは色帯、３ａ〜３
ｃは色相検出帯、 ４は透明部分、　　　　　５ａ〜５ｃは不透明部分、６
はインクリボンカセット、 ７はスイッチ、　　　　　８は反射板、９はリボンエン
ド検出帯、 ９ａは銀色帯、　　　　９ｂは黒色帯、ｌＯは色相検出
用センサ、 ｌｌはリボンエンド検出用センサ、 １２は主制御部、 １３はステッピングモータ駆動回路、 １４はステッピングモータ、 １５は印字ヘッド、 １６は印字ヘッド駆動回路、 １７はステップカウンタ、１８．２３は判別部、１９．
２４はテーブル、　　２０は比較演算回路、２１は光学
センサ、２２はコンパレータ、２５はリボン引出し口、
　２６は凹部である。 の回路橋板ブロック図 瓜 １辺 七ンプとの孔ｌＬ間係を一￥隼やＰＬ図第 図 ｂ ソボゾエンド糧出昂の名Ｌｇ月図 第 図 間係と示１１図 寛２図 だんだらカラーイシクリポじの説」引図第 図 ？１ 先学ゼン７（：依う出力し公ルニ吟出口踏第 図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 走行方向に異なった色相の色帯（２ａ〜２ｃ）を所定の
   順序で繰り返すと共に、前記各色帯（２ａ〜２ｃ）の繋
   ぎ目に走行方向の長さが異なる色相検出帯（３ａ〜３ｃ
   ）を所定の順序で備え、且つリボンエンドにはリボンエ
   ンド検出帯（９）を備えたインクリボンの有無、色相、
   リボンエンドを判別するカラーインクリボンの検出装置
   であって、 前記カラーインクリボン（１）に対向した光学センサ（
   ２１）と、 前記カラーインクリボン（１）を走行するステッピング
   モータのステップ数をカウントするステップカウンタ（
   １７）と、 前記ステップカウンタ（１７）が前記カラーインクリボ
   ン（１）の走行起動後所定のステップ数をカウントして
   も前記光学センサ（２１）がリボン先端を検出しない時
   にはリボン無しと判別し、 前記光学センサ（２１）が検出した前記色相検出帯（３
   ａ〜３ｃ）の前記ステップカウンタ（１７）に依る走行
   ステップ数のカウントに依って色相を判別し、前記光学
   センサ（２１）が検出した前記リボンエンド検出帯（９
   ）の前記ステップカウンタ（１７）に依る走行ステップ
   数のカウントに依ってリボンエンドを判別する判別部（
   ２３）とを備えて成ることを特徴とするカラーインクリ
   ボン検出装置。