JPH0216200A - 良好な流動性を有する洗浄剤 - Google Patents

良好な流動性を有する洗浄剤

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JPH0216200A
JPH0216200A JP16507788A JP16507788A JPH0216200A JP H0216200 A JPH0216200 A JP H0216200A JP 16507788 A JP16507788 A JP 16507788A JP 16507788 A JP16507788 A JP 16507788A JP H0216200 A JPH0216200 A JP H0216200A
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JP
Japan
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water
weight
detergent
pref
component
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JP16507788A
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English (en)
Inventor
Kazuo Nagashima
永島 一男
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、機器、人体等に付着したグリース、機械油、
インキ、ペイント等の落ちに(い汚れを除去するのに用
いる洗浄剤に関する。更に詳しくは、油溶性汚れと水溶
性汚れの両方に対して洗浄効果を有し、ハンドポンプ付
容器(C適用し得る流動性を有する洗浄剤に関する。
〈従来の技術〉 従来、機械や人体等に付着したグリース、機械油、イン
キ、ペイント等はセッケン水を始めとする通常の液体洗
浄剤では充分な洗浄性が得られない。これらの油汚れに
対する洗浄性を向上したものとしては、特開昭52−1
47603号公報に開示されているようにケロシン等の
溶剤を配合して洗浄剤が得られ−〔いる。このような洗
浄剤は一般に乳濁状であり、粘度が低い場合には組成が
不安定で2層に分離を起こしやすい。通常、乳濁液の安
定性を向上させるためには粘度を上げて、ペースト状土
たはゲル状とすることによって分離を防ぐ方法が取られ
ている。
〈発明が解決しようとする問題点〉 しかし、ペースト状またはゲル状の洗浄剤は粘度が極め
て高いため、ハンドポンプ付容器には適用し得ない。こ
のような粘度の洗浄剤は缶またはチューブに入れて用い
る場合が多く、任意の量を取ることが可能である。とこ
ろが実用上は汚れを除去するのに必要とする以上の量を
取ることが多く、経済的でない。
また、特に缶の場合は汚れた手で洗浄剤を取るために、
缶の中の洗浄剤を汚してしまう。
一方で、乳濁状洗浄剤は安定性が悪く、長期間保存する
と分離を起こす傾向を有する。これは洗浄剤中に水と油
性物質等の溶は合わない成分を有し、界面活性剤等の作
用により微細に分散しているのに過ぎない為であって、
本来側々に存在することによって安定化しようとする傾
向がある。更には、温度、振動等の物理的作用が加わる
ことによってこの現象が促進される。
〈問題点を解決するだめの手段〉 本発明者は、かかる問題点を解決し、安定性が高く、し
かも流動性の良い乳濁状洗浄剤を得るべく種々検討を加
えた結果、ある特定範囲内の配合のみで良好な流動性と
安定性を有する洗浄剤が得られることを見出し、本発明
に至ったものである。
即ち、本発明はfAlノニオン性界面活性剤2〜10重
量%、(B)高級脂肪酸塩5〜15m1ik%、(C1
多価アルコール2〜10重量%、(DI非水溶性有機溶
剤30〜60重量%、(力水30〜60重量%、からな
り、25℃における粘度が100〜20,0OOcp塵
であることを特徴とする洗浄剤である。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明は、必須成分とし【非水溶性有機溶剤及び水を含
み、それぞれ油溶性汚れ及び水溶性汚れを除去するのに
有効に作用する。更に、ノニオン性界面活性剤を加える
ことにより汚れ中Kifi透して、汚れを分散し除去を
容易にする。高級脂肪酸塩は非水溶性有機溶剤を水中に
安定に分散1−るのに有効であり、安定な組成物を得る
のく寄与する。
多価アルコールは組成物に流動性を与えるのに有効であ
る。
本発明に使用される(4)ノニオン性界面活性剤として
は、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシ
エチレンセチルエーテル、ポリオキシエチレンステアリ
ルエーテル、ポリオキシエチレンオレイルエーテルなど
のポリオキシエチレンアルキルエーテル;ポリオキシエ
チレンノニルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンオ
クチルフェニルx −f x ナト17) ポリオキシ
エチレンアルキルフェニルエーテル:ポリオキシエチレ
ンホリオキシプロピレンブロックボリマー、ポリオキシ
ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン脂肪酸
エステル、ポリオキシエチレンアルキルアミン、ポリオ
キシエチレン脂肪酸アミドなどのポリオキシエチレン誘
導体;ソルビタン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エ
ステルなどのノニオン性界面活性剤が挙げられ、ポリオ
キシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンア
ルキルフェニルエーテルが特に好ましい。これらは、そ
れぞれ単独または2種以上を組み合せて用いられる。ま
た、使用量は、2〜lO重量%であることが必要であり
、好ましくは4〜8重量るである。使用量が2重量%未
満では洗浄性が低下し、洗浄剤の安定性も悪くなり、ま
た10重量%以上では洗浄剤が流動性を失ない、ペース
ト状またはゲル状となる。
本発明に用いられる(B)高級脂肪酸塩としては、ミリ
スチン醗、パルミチン酸、ステアリン酸、ラウリン酸、
オレイン酸などの高級脂肪酸のナトリウム塩、カリウム
塩、アンモニウム塩、モノエタノールアミン塩、トリエ
タノールアミン塩などが挙げられ、ラウリン酸、オレイ
ン酸のモノエタノールアミン塩又はトリエタノールアミ
ン塩が好ましい。これらは、それぞれ単独または2種以
上を組み合わせて用いられる。また、使用量は、5〜1
5重景%であることが必要であり、好ましくは8〜12
重量%である。使用量が5M景%未満では洗浄剤の安定
性が悪くなり、また15重量%以上では流動性を失う。
本発明に用いられる(C)多価アルコールとしては、エ
チレングリコール、ジエチレンクリコール、フロピレン
クリコール、ブタンジオール、ヘキシレングリコール、
グリセリンなどの他、エチレングリコールモノメチルエ
ーテル等のエチレングリコール誘導体、プロピレングリ
コール七ツメチルエーテル等のプロピレングリコール誘
導体などの多価アルコール誘導体が挙げられ、エチレン
グリコ−ル、プロピレングリコール、グリセリンカ好マ
しい。これらはそれぞれ単独または2種以上を組み合わ
せて用いられる。また、使用量は2〜10重量%が必要
であり、好ましくは3〜7重量%である。使用量が2重
量%未満では流動性が失われ、10重量%以上では乳化
安定性が悪くなる。
本発明に用いられるの)非水溶性有機溶剤としては、石
油エーテル、ベンジン、工業用ガソリン、ミネラルスピ
リット、石油ナフサ、灯油(ケロシン)、スピンドル油
などの炭化水素系溶剤、又はトリクロロエチレン、テト
ラクロロエチレン、1.1.1−)リクロロエタンなど
の塩素化炭化水素が挙げられ、ミネラルスピリット、ケ
ロシン、スピンドル油が好ましい。これらはそれぞれ単
独または2種以上を組み合わせて用いられる。また、使
用量は30〜60!量%が必要であり、好ましくは35
〜50重量%である。使用量が30重量%以下では油性
汚れに対する洗浄性が悪く、50重量%以上では流動性
が失われる。
本発明の洗浄剤を得る方法は、上記成分を混合、撹拌溶
解することにより得ることができる。
本発明の洗浄剤は、25℃における粘度がZo。
〜20,000 cpsであることが必要であり、1,
000〜10,000 cpsであることが好ましい。
20.000epi以上ではポンプからの吐出性が悪く
、特に冬期気温の低下した場合には極めて流動性が悪く
なる。
一方、100 cps以下では流動性が良すぎるため、
ポンプから吐出した洗浄剤を受けた布や手から流れ落ち
てしまい、極めて使いに(くなる。
特に、多価アルコールは洗浄剤の流動性の範囲を広げる
のに有効である。多価アルコールの効果の一例を第1図
に示す。即ち、(Bl高級脂肪酸塩としてオレイン酸ト
リエタノール74710重量部を用い、囚ノニオン性界
面活性剤としてポリオキシエチレンアルキルエーテル〔
日本触媒化手製、商品名;ソフタノール50およびソフ
タノール70〕、(Dl非水溶性有機溶剤としてケロシ
ン、および(ト)水の配合により良好な流動性の得られ
る範囲を示したものが範囲(Ilである。更に、(C)
多価アルコールとしてプロピレングリコール5重量部を
配合した場合、範囲(mまで流動性の範囲を広げること
ができる。範囲(りでは油性汚れに対する流動性が不足
し、油性汚れも水性汚れも良好に洗浄するには範囲([
11であることが必要である。
〈発明の効果〉 本発明の洗浄剤は、油性汚れと水性汚れの両方に対して
良好な洗浄効果を有し、しかも良好な安定性と流動性を
有するものである。また、ポンプ付容器に入れることに
より有効に用いられ、布等に付着させ【機械、機器等の
汚れ落とし用として使用できるほか、そのまま手に擦り
込んで手洗い用の洗浄剤としても利用できる。
〈実施例〉 以下に本発明の実施例および比較例を示す。なお、実施
例中洗浄性、安定性及び粘度は次の方法で評価した。
O洗浄性 カーボンブランク1重量部をエンジンオイル101L量
部に練り込んだ混合物0.02 !iを、10XIOα
に裁断した人工皮革様コーティング布に塗り付ける。洗
浄剤0.5gを該布に塗り付けて擦り込んだ後、流水で
洗浄する。混合物の残り具合を肉眼判定し、洗浄性を評
価した。
評価基準を第1表に示す。
・安定性 洗浄剤を透明ガラスピンに入れ、冷凍庫中で一20℃に
166時間置た後、取り出す。2時間室温に置いた後、
恒温器中で50℃に5時間置く。これを取り出した後室
温にて1時間置いたのち冷凍庫中に入れる。この操作を
3回繰り返した後、室温に戻した洗浄剤を観察し、安定
性を評価した。評価基準を第2表に示す。
第2表 O粘度 洗浄剤をガラスビンに取り、25℃恒温槽中で温度25
℃にした後、B型粘度計で粘度を測定した。
実施例1 ポリオキシエチレンアルキルエーテルcam触媒化学工
業@)製、商品名;ソフタノール5oおよびソフタノー
ル7G) 4.5重量%、オレイン酸トリエタノールア
ミン塩9.5重量%、プロピレングリコール511ft
%、ケロシン47重量%、水341[量%を混合撹拌溶
解して洗浄剤を得た。この洗浄剤の洗浄性、安定性及び
粘度の測定を行った。その結果を第3表に示す。
実施例2 ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル〔日光ケ
ミカルズ(株)袈、商品名;ニラコールNP−7,5)
811t%、オレイン酸モノエタノールアミン塩10重
量%、グリセリン5M量%、ミネラルスピリット38重
量%、水39Mfl(%を混合、撹拌溶解して洗浄剤を
得た。この洗浄剤の洗浄性、安定性及び粘度の測定を行
った。その結果を第3表に示す。
実施例3 ポリオキシエチレンアルキルエーテル〔日光ケミカルズ
(株)製、商品名;ニツコールBl、−9EXE6重量
%、ラフリン酸トリエタノールアミン塩9it%、エチ
レングリコール5重量%、スピンドル油30重量%、安
定化11111  >”)クロロエタン〔旭化成工業(
株)製、商品名;エターナVG110重量%、水40重
量%を混合、撹拌溶解して洗浄剤を得た。この洗浄剤の
洗浄性、安定性及び粘度を測定した。その結果を第3表
に示す。
比較例1 ポリオキシエチレンアルキルエーテル〔日本触媒化学工
業(株)製、商品名;ソフタノール50およびソフタノ
ール7014.5重量%、オレイン酸トリ  を得た。
この洗浄剤の洗浄性、安定性及び粘度のエタノールアミ
ン墳lO重t%、ケロシン49.5  測定を行った。
その結果を第3表に示す。
重量%、水36重量%を混合、撹拌溶解して洗浄   
      第 3 衣剤を得た。この洗浄剤の洗浄性
、安定性及び粘度の測定を行った。その結果を第3表に
示す。
比較例2 ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル〔日光ケ
ミカルズ((社)製、KfJ 品名pニラコールNP−
7,5) 4.5重量%、オレイン酸カリウム塩10重
量%、工業用ガソリン18重量%、水67.5重量%を
混合、撹拌溶解して洗浄剤を得た。この洗浄剤の洗浄性
、安定性及び粘度の測定を行った。4、図面の簡単な説
明その結果を第3表に示す。            
 図面は、本発明の洗浄剤中の多価アルコールの比較例
3                    効果を示
すグラフである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(A)ノニオン性界面活性剤2〜10重量%、 (B)高級脂肪酸塩5〜15重量%、 (C)多価アルコール2〜10重量%、 (D)非水溶性有機溶剤30〜60重量%、 (E)水30〜60重量%、 からなり、25℃における粘度が100〜20,000
    cpaである洗浄剤
  2. (2)ノニオン性界面活性剤が、ポリオキシエチレン誘
    導体である特許請求の範囲第1項記載の洗浄剤
JP16507788A 1988-07-04 1988-07-04 良好な流動性を有する洗浄剤 Pending JPH0216200A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100422296C (zh) * 2006-08-28 2008-10-01 李家孟 一种固体去污膏及其制备方法

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